今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/02/02

こんばんは。ハードテクノ界の水辺ポケモンおじさんです。

この間ですが週末を使って鳴門市と尼崎市に行ってまいりました。鳴門と言えば渦潮ですが移動の車中から見えたのはモヤ~~~ンとした白い波だけで「あれ…渦…なのかなあ…」という程度でガックリ。いいんです。渦を見に行ったのではないのです。なんかこう、海を見てインスピレーション的な物があればいいんですが。テクノにはまだ活かせてません。なんてこった。

2017/02/25(Sat) Hardonize#26 | Hardonize web

さあてね、もう次回のHardonizeについては1ヶ月を切っておりますので、告知なども少々やかましくしていきたい。駄コラも投下していきたい。期待に胸膨らましていきたい。膨らませるといえばあのフードの準備もしなくてはいけない。何キロだ。何キロ要るんだ。よろしくお願いしますね。

Hardfloor Will Survive (Chris Liebing & Andrew Wooden Remix) by Hardfloor

これBeatportで買えたんや!?シリーズのやつ。ハードフロアの楽曲をハードテクノフリークにはお馴染みのクリスリービングがリミックスというね、まあ強力ですよねというやつ。確かクリスリービングといえばですね、2008年に出た「Selected Remixes Of The Last 10 Years」って2枚組のCDが数々のリミックスワークをフルセパレートで収録していてユースフルですので、DJ諸氏にも非常にお薦めですハイ。

Slim Sez (Original Mix) by Cari Lekebusch

ハードでヘンテコな曲を作らせたら、まあこの人ですよのカリレケブッシュ。DRUMCODEにも数々の名曲を提供した人ですが、ちょいアシッド目のこれが何となく好きなのでこの辺でプッシュしておこうかと。

Gato Volador (Original Mix) by Robben Hill

爽やか目のハードグルーヴ。Robben Hillって今何やってんだろー。Unaffected Recordsに2014年に提供した楽曲以降、新譜が無いんですが。はて。

Delirium (Original Mix) by Brent Sadowick

ちょっとハードダンス寄りに行ってみましょうかとなれば、ハードグルーヴとハートダンスのド真ん中、どっちにも行ける楽曲を作るのはサドウィック。これはネタ物のワンフレーズ押しで使いやすい。なおサドウィックはTwitterもやっており、歯医者の待合室から「Fxxk」と呟くなど、おっかない風貌に反して可愛い面もあり好感度が高かったりする。

Revolver (Night Liberator Remix) by Ryoji Takahashi

ハードダンス繋がりで、いわゆる和風ハードダンス。意外にここは紹介されていない気がするしお馴染みではあるんだけども、聞いたこと無い人も居るはずなので敢えて行っときましょう。実はコミケにサークル参加してCDを売ったりもしているR135 Tracksからリリースされた大名曲。やはりこの辺が一番好きかなあ。

来週の更新は火曜日!Yudukiくんです。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/01/31

こんばんは。Hardonizeレジデントがおススメなトラックを出し惜しみせずにご紹介しちゃうこの企画、本日は私774muzikが担当させていただきます。
前回のTAK666君の記事でテクノのヴァイナル文化について言及されておりまして、ヴァイナルおじさんとしては、これはヴァイナル特集せねば!という変な使命感に燃えての今回でございます。

ということで、今回はヴァイナルでしか手に入らない超名曲特集をお送りしたいと思います!
いやもう、これデジタルリリースしてくれよ(懇願)という感じですが、残念ながら大人の事情からかリリースされていません。
なので、中古レコードで発見したら迷わず買いましょう。

Len Faki – Just A Dance (Part1)

このテーマで言ったら、まずはこれでしょう。
Len Fakiの2004年のリリースです。
どことなくディスコテックな雰囲気も漂わせた名曲で、一時期かかりまくってましたが、何故かデジタルでは未リリースとなっています。

Killa Productions – Good Life (re-edit)

HardGrooveの雄、Ben Simsが仕掛けるブートレグシリーズKilla Productions!
ネタはいわずと知れたInner City – Good Life。
どれだけブートレグが作られたか分からない位のネタですが、特にこの曲は、テクノ界隈ではもう、とにかくどこでもかかりまくりの超名曲でした。
グググググググ…のところでテンション最高潮。
この曲のリズムだけ使って、ネタをOrbital – Chimeに差し替えた激ヤバトラックもリリースされたりしてました。

Killa Productions – Give It Up (Re-Edit)

上記のGood Lifeの裏面に収録された、Goodman – Give It Upネタ。
原曲はややスロウなトライバルハウスですが、この曲はもうゴリゴリ。
個人的にはGood Lifeよりこっちの方が使用率高かった気がします。

Clones – 1A

Hertzが仕掛け人(だったような気がする)ブートレグシリーズ「Clones」の一番。
Kraftwerk – The Robotsネタ。やば過ぎ。
これも出た当時かかりまくってましたね。

Clones – 6A

Clonesシリーズ6番。
これはNitzer Ebb – Let Your Body Learnネタ。
ジャーマンニューウェーブな声ネタが大好きでしょっちゅう使ってました。

Smash Robots – Smash 001 B1

みんな大好きベイダー卿。これネタは、DJ Nasty – Ghetto Strikes Backなどもありますが、ハードテクノとマッチするものがあまりなく、貴重な存在です。
これもよくプレイしていた記憶があります。

Richard Turner – Utility Plastics Vol.3 A

2000年前後にリリースされていたUtility Plasticsシリーズは、どれもひたすらストイックなテクノで、まさにThe DJ Tool!という感じ。
最近はあまり耳にしなくなってしまったニュアンスの音で、90年代後半のハードミニマル大好き勢には刺さるんじゃないかと。
たまに、中古コーナーにまとめてドーンと置かれてたりするので、見つけたらゲットしましょう。

Michael Forshaw – Cheerleaders

どうだい!赤いヴァイナルとか最高だろう?
ゲットーテックとブレイクスの相の子みたいな曲。
とても下品でとても最高。
Michael Forshawの他の楽曲はBeatportで買えるのでチェック!

Ortin Cam – Tribe Twist Part 1

Ortin Camの2004年リリース作品。
締まったトライバルリズムにピアノリフが絡んで最高の作品。
Cisco的にいえば「卓球氏プレイ!」というやつで、卓球氏も当時割とヘビープレイしてた。
同じぐらいの時期に出たDark Groovez EPはbeatportでも購入できるので、要チェック!

Kobaya – Funky Ass

最後はこれ。
もうホント最高すぎて最高。
今までに聴いたトライバルトラックで、これを超えるものが存在しない。
リリース元のレーベルRecon Warriorsに「デジタルリリースしてくれよぅ」とメールを送ったけど、軽くスルーされたいい思い出!哀しさあるNE!

というわけで、敢えての入手困難トラックのご紹介でした!
ヴァイナルは一期一会だから見つけたら即購入するんだぜ!ヴァイナルおじさんとの約束だよ!
今回の企画で色々引っ張り出してきたものの、Youtubeにすら音源が上がっていなかったりで断念したものも沢山あったのは秘密だ!

次回はDJ Sangoがお送りします!では!