2025/12/06(sat) Hardonize #51 at waseda sabaco

みなさま、こんにちは!
「ハードテクノ」を様々な周辺ジャンルとともにお届けする
ハードテクノパーティ「Hardonize」です!

Introduction

記念すべき50回という節目を越え、Hardonizeは次なるステージ第51回へと進みます。その今回はインターネットにおけるダンスミュージックシーンの歴史とクラブミュージックの未来を繋ぐ強力なゲストお二方をお招きしました。

一人目のゲストは、ユニット「monolith slip」としても活動するcartax氏がHardonizeへ初登場。2025年6月にはBUDDHAHOUSE氏が率いる良質なダンスミュージックを発信するレーベル「FRUIT PARLOR」よりミニアルバム「Myojo」をリリースするなど精力的に活動。トラックメイクとDJのキャリアで培われたセンスでハードテクノをどう表現していくのか、要注目です。

そしてもう一人のゲストは、インターネットミュージックシーンの歴史における最重要人物の一人、Gassyoh氏をお招きします。2005年にニュー速VIP板でDJライブ配信スレッド「CLUB VIP」を創設し、Ustream以前のネットDJ文化の黎明期を築いたパイオニア。2011年の沈黙を経て2023年に奇跡の復活を果たし、Maltine Recordsからの最新作「semi ep.2」や謎のPV「スピーカーが2台あり MEGAMIX」で再びシーンに旋風を巻き起こしている氏の表現力とハードテクノの融合にご期待ください。

お二方の独自の解釈によるハードテクノセットと、レジデントメンバーによるハードテクノのクロスオーバーを、早稲田茶箱のフロアで心ゆくまでご堪能ください。

Event Info

Date/Time

2025/12/06(Sat)
OPEN: 15:00
CLOSE: 21:00

Venue/Place

sabaco music&cafe(Waseda,Tokyo)
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2丁目1−19 YKビル B1F

Entrance

2,000JPY/1d

■お知らせ・注意事項

・優先入場のご予約は今回はございません。当日お越しください。
・会場内・会場外路上は全面禁煙となります。ご了承下さいませ
・開催と入場制限につきましては茶箱ハウスルールに準じます
・体調の優れない方、不安に感じられている方はご来店をお見送り頂ますようお願い申し上げます
・開催、入場ルールの変更がある場合にはHardonize公式Twitterアカウントからアナウンスを行います

■Hardonize#51 Guest DJ(Alphabetical order)

Cartax

1993年2月生まれ。2013年頃からDJ活動・トラック制作を開始。
さいばとろんとのユニット「monolith slip」としても活動。
2025年6月、FRUIT PARLORからミニアルバム「Myojo」をリリース。

Gassyoh

2000年からBMS作家として活動開始。2005年にニュー速VIP板でDJライブ配信を行うスレッド「CLUB VIP」を創設、part400を超える長寿スレッドに成長させ、ustream登場以前のインターネットに100人を超えるオンライン配信DJを生み出した。2007年に「semi ep」でMaltine Recordsからデビュー。早稲田茶箱、秋葉原MOGRAを中心にキャリアを重ねる。2011年、就職の後沈黙。2023年に復活し、Maltine Recordsから最新作「semi ep.2」をリリース。2025年には謎のプロモーションビデオ「スピーカーが2台あり MEGAMIX」をYoutubeで公開、早稲田茶箱と大阪フェーダーでリリースパーティを行った。

■Hardonize Resident DJ

774Müzik (Club VIP)

774
2005年、DJ活動を開始。活動初期より一貫してHard Techno、Funky Technoをプレイ。DJ活動の傍ら精力的に楽曲制作を行い、2011年には自身主宰レーベルKinetic Drumsを立ち上げ。2012年にはAndy Richmond主宰のHard DanceレーベルDirty Stop Outsより2曲のリミックスワークがリリースされるなど、活動の幅を広げている。尊敬するアーティストは槇原敬之とJeff Mills、好物はプリンモンブラン。

Sango

ArtistPhoto_Sango
2004年7月よりDJ活動を開始。茶箱@早稲田を活動の拠点として都内各所に出没。選曲・精度・流れという三要素に重きを置いたMIXスタイルをモットーに、数多くのイベントで安定感のあるプレイを披露している。ハードテクノ・ハッピーハードコアと極端なジャンルでの活動が多い。「インターネット寄りのDJ」としての面もあり、2ch発祥「ClubVIP」での活動も行っていた。ニコニコ動画においても早々にMIX動画を多数投稿し、特にミキサー操作を解説した動画は現在も若手DJの教材として重宝されているらしい。好きな言葉は「フルレングス」と「セパレート」

TAK666


TRAKTOR DJと邂逅したことで2005年よりラップトップを用いたDJ活動を開始。
それなりに色々なパーティーに参加したり
異種雑食系パーティー『Cradle to Grave』をオーガナイズしたりして今に至る。
核にある音はロックだが単一のジャンルに絞ることはせず、
こと電子音楽に於いては『Disco, Rave & Bassline』を3大テーマに掲げて
テクノ、ハウス、トランスからブレイクビーツ、ドラムンベース、
ダブステップ、ハードコアに至るまで幅広くカバー、
それらジャンルの境界を容赦無く超えていくプレイを好む。2011年よりその年にリリースされたトラック5曲のみで
MIXを録ってアーカイブする企画『5TRAX』の企画運営を実行、
また時期を同じくして6時間B2Bと云う実験的な試みにも参加し、
2015年にはDJ歴10年と云うことで10時間のロングアワーズを達成するなど
此方とも彼方ともつかない方向へ向かって歩を進めている。hideは神様。掘骨砕三作品は永遠のバイブル。
ミルクティーが主食。クロスバイクが愛車。好きな言葉は『1クレ50円』。

http://www.tak666.com/

yuduki


レコード店の店員&バイヤーを池袋と柏にて9年間務め、その間で培った知識とセンスを元にDJをスタート。叩きつけるようなハードテクノを主軸としながらも、華やかになるような心地の良いハードグルーヴ、更には強烈なベースが炸裂するテックダンスといった様々なジャンルを織り交ぜるプレイスタイルで関東圏内を中心に活動を行っている。2008年から早稲田茶箱にてハードテクノを中心とし、周辺ジャンルをも巻き込んでDJ各々のハードテクノを表現するパーティ「Hardonize」をオーガナイズ。2020年以降のコロナ禍では主戦場とするハードテクノ以外にもDeep Techや声優楽曲のDJ配信などにも参加し、常に「グルーヴ感」を大事にしたDJでプレイの幅を更に広げている。

好きな言葉は「太いボトム・重いキック」。

■VJ Crew

KNOCKHEADZ


11月後半の新譜ピックアップ:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/11/25

はいどうも、今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)がお送りいたします!今週も何卒よろしくお願いいたします!!

次回Hardonizeのお知らせ


気がつけば来週末!早い!ということで12/6はHardonize年内の最終開催回です。CartaxさんとGassyohさんというハードテクノの印象があまりないお二方ですが、どういったハードテクノを表現してくれるのか今からとても楽しみにしております。レジデントもそれぞれ気合入れて臨みますので何卒よろしくお願いします。

今回は事前予約ありませんので、ふらっとお立ち寄りいただけると幸いです。
みんなで忘年会しましょう!

近況


先日は秋葉原重工@MOGRAへHIROSHI WATANABEさんとTAKAMIさんの活動30周年記念回へ遊びに行ってきました。重工40回目&お二方の活動30周年ということで全体的にピースフルな雰囲気かつ色々な方ともお話して来月のHardonizeに向けて頑張ろうという気持ちになりました。楽しかったね~~!!!

今週のピックアップ

Shin Nishimura, Dustdays244 / Shadow of Yotei

個人的に思い入れのあるレーベルの一つ[PLUS RECORDS]よりレーベルオーナーSHIN NISHIMURAと北海道を拠点に活躍するDustdays244のタッグを組んだハードテクノ。耳に残ること間違いなしなドラッギーかつトビ感もある強烈なインパクトのあるシンセが盛り上げてくれそうで激マストな𝑮𝒐𝒐𝒅 𝑯𝒂𝒓𝒅 𝑻𝒆𝒄𝒉𝒏𝒐!!!マストバイ!!!!!!!

Oscar Sanchez / Akogo

おなじみHertz主宰[Sway]の新譜はこちらも直近のハードテクノシーンではリリース好調なスペイン出身Oscar Sanchezによるバウンシーなグルーヴ感が炸裂するハードテクノトラック!

Rosati / Base Chord

アムステルダム出身、現在はサンフランシスコを活躍の拠点においているプロデューサーRosatiによる、自身のレーベルGlobal Pulseからのリリース。シンプルな展開ながらもTECHNASIA的な鳴りの良いメロディアスなシンセはフロア映えしてくれそう。

DJ Dextro / Super Man Go To The Super Market

WOMBでの来日公演も記録に新しいポルトガルのプロデューサーDJ DEXTROによるハードテクノ。穏やかで淡々としたトラックは広く活躍ができそうな、しっかりとフロアをキープしてくれるトラックで◎

Bateko / Guitar Hero

Ramon Tapiaのレーベル[Say What?]からベルギーのBatekoによるリリース。どっしりとしたグルーヴに載せたカッティングのギターが映えるナイストラック。これは盛り上がりそうですね~。

Umah / Daydream

スペインのテクノプロデューサー/DJ、Umahによる太めなビートに併せたトライバル感のあるトラックにアトモスフェリックなシンセで展開していくハードテクノ。ロングミックスでじっくりと併せていくのに良さそうな一曲。またSoundcloudにはMIXもいくつかアップロードされているのでこちらも通勤通学のお供にチェックしておきましょう。

Ivan Devero / Mistadobalina

ハードグルーヴDJ御用達のAdult Recordからのリリースもあるマドリード出身のDJ/プロデューサーによるハードテクノ。ズシッとくるキックに載せた男性ヴォイスサンプリングとスパニッシュ感のある歌モノサンプリングでテンションが上がる、ピークタイム向けナイストラック。

Mark Williams, Aitor Ronda / Sounds of Brazil

TECH HOUSEに紛れ込んでたハードテクノ名手Mark WilliamsとAitor Rondaによるテクノ。タイトル通りバッチリとブラジルの風を感じるナイステクノチューン。ピッチを少し上げてハードグルーヴ的な使い方やピッチを落として使うなどシーンに合わせていい具合に使えそうな一発でGoodです。

今週の更新はここまで!
次回は木曜更新、担当はTAKくんです。


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/11/20

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

たまたま偶然ですが 20,Novemberじゃないですか。ユーキャーン

 

近況

先日は中国地方、広島と山口に行ってまいりました。

 世界遺産を眺めたり近くまで行ったり
 ひたすらに美しい瀬戸内海を眺めたり

広島と言えば、ご当地テクノ女王のRINNさんが居ますからね。5年前の2月にもHardonizeに出演して頂いていますが。合流してメシを食ったりひたすらに駄弁ったりと、テクノ要素どこ行ったって感じですがワイワイしておりました。

 

次回予告

あと2週間少々となってまいりました!内部的にはタイムテーブルも固まっておりまして、本番に向けての準備も着々というところです。いつもと趣の違うセットにしようかなあと思いつつ、あれもこれもと考えてしまうのですが、何とか纏めて行きたい。

 

 

2025年10月分のSpotifyリスト大公開中

79曲6時間半!もうずっと聞き終わらないやーつ。

 

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。

 

今週の新譜紹介

Louis Love – See it Feel It! (Original Mix) [DistroKid]

有象無象がひしめいているDistroKid(個人で加入できるアメリカの代理楽曲配信サービス)これだから気が抜けない。このレイヴ溢れるピアノバッキングがたまらない。こういうのにはめっぽう弱い。

Yosshie 4onthefloor – Emotional Girl (Original Mix) [4onthetrax Reprise]

国内ハードダンストラックメーカーってそんなに多くないと思うのですが、この道をひたすらに貫いておりますYosshie 4onthefloorさんの、2年前にリリースした楽曲のリマスター版。やはりこのちょっと独特なつんのめったリズム隊の作り方、類を見ない気がします。

Homma Honganji – Waves Of Spring (Original Mix) [Rawsery]

10月に出た本間さんの4曲入りEPから1曲チョイス。ここまでメロが前面に出てきて哀愁テクノになってるのRawseryのレーベルカラーなのかと思って他のリリースをチェックしたんだけどそうでもなかった。ピークチューン!

Ior.Nom – Reptile (Original Mix) [JazzGroovers Records]

序盤戦で熱が入って来て、そろそろ上げてこかーって時にポッと放り込むといい感じに機能してくれそうな気がするツール的な楽曲。ブレイクの引っ張り方もいい。

Fran Castro – I Don’t Understand (Groove Remix) [Fantastic Sound]

テクノ界で永遠に擦られるキング牧師サンプリングネタ。そこにちょっとセクシーな「アアッ」ってボイスと、更に脈絡のない「イエー!」を差し込むというよくわかんない冒涜ぶりです。でもハードテクノとして成立しちゃうんだよなこれで。自由過ぎる。

 

 

おまけ:今週のようつべ

スウェーデンのDJ、Pierre JerkstenによるテクノMIX。誰だよピエールって、という人も居るかもしれませんが、そういう人には「Hertzという名義でも知られています」と言うと横転するのではないでしょうか。

ハードテクノ方面では圧倒的にHertzの方だよねえ…ということでHertzのようつべチャンネルがありまして、定期的にMIXをアップしておりますがこれが丁度いい温度感でして。作業用にもグッドですし楽曲名もしっかり出てきますので「何これ!」ってなった瞬間にわかる親切設計でいいですよね。

 

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は11月25日です。