「 2019年03月 」一覧

今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2019/03/14

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

先日のTAKくんの更新でもありましたが、Prodigyのキース・フリントが49歳で亡くなりました。好きなアーティスト(あるいはグループの一員)が亡くなるというのはまだあまり数多く遭遇していないのですが、これから幾らでも出てくる事でして、その作品が音楽ならばそれは残るわけで、今回の件を経ても変わらずProdigyの曲やブートは使っていくことでしょう。いや別に解散したわけでもなし。ただちょっと、寂しいですね。今でも信じられないという感じではあります。

そして信じられないニュースについてもう1つ。

ピエール瀧が薬物使用疑いで逮捕 尿から陽性反応

何と言いますか…いや本当に信じられないのですが、ピエール瀧が逮捕されてしまいました。笑えるわけもなく、皆がそれぞれ感情を持て余すそんな事件なのですが…いずれにせよ多方面で活躍していただけに多方面での損害が出ることが容易に想像できるわけですが、しばらくは茨の道を行くことになるでしょう。いやどうしたらいいんだ本当に。何か出来るわけではないのですが。

こういう話題になりますと「クラブと薬物」の話題が必ず出てくるわけですが、わたくし個人としてはテクノ的なもの、クラブ的なものについては日本国内に限定すれば薬物などは全く不要、存在せずともカルチャーとしてもきちんと成立し得ると思っているので、例えばメジャーどころで言えば酒井法子の事件ですとか、被疑者が「自称DJ」で報道される各種事件ですとか、そして今回の件ですとかは「クソみたいな事で周りまで巻き込んで全部台無しにしやがって」というのがド正直な所です。特に酒井法子の時は「アンタああいう感じの所でやってんでしょ?大丈夫なの?」とワイドショーを見て心配した実家の親から電話が掛かってきました。びっくり。実害が出た。大人になってから親にでかい声を出したのはあの時が最後ですし、この先も最後でありたい。

酒量を競うパーティや怪しげなニオイがするパーティからはなるべく遠く距離を置いて活動している身として(だって怖いじゃん)今後も近寄らず/近寄らせずやっていきたいし、頼むから巻き込んでくれるなという気持ちが多分にあります。甥っ子が小学生なのですが、それが中学生になった辺りでクラブ的なものに興味を持ったとして、万が一にHardonizeに遊びに来ることになったとしても、胸を張って迎えられるような環境にしておきたいものです。

我々には十分に有用なカードが何枚もあり、カードの使い方にはルールが設定されており、ルールの枠内で最大限に楽しくなるよう毎回頭を捻っているのです。ルールを逸脱した「不要なカード」の持ち込みはリスクがとても大きく、更に知性が無く、ゲームそのものを台無しにします。持てるカードの組み合わせを楽しみましょう。

 

コホン。真面目な話はここまで。

 

 

新譜の時間だ!結構溜まってるのよこれがー。
早速紹介していきましょう!

 

3000 Years of Lies (Original Version) by UVB

道なき道をゴリゴリと走破する強引極まりないインダストリアルテクノ。いいですねー。こういうのだけで一回DJしてみたいんですが中々そういう機会が無い。そのうちどこかで出来ればと思いますが。展開としては大きく変わることはないので3DECKくらいで重ねても全然OKなやつです。

Dolphin Telephone (Original Mix) by Viers

Dolphin Telephoneって海外の何かのスラングなのかな?と思ってググったらトップにこの曲が出てきたので特にそういうわけではなさそうです。イルカ電話。さて曲はと言えばひたすらにピアノが跳ねるオールドスクールレイヴサウンド!すいませんハードグルーヴとは言い難いのですが、こういうの好きだもんで。

Streetline (Original Mix) by Noks

ど真ん中ハードグルーヴ。キックの弾力が凄いというか、下、出てます、という感じがする。このリズム隊だけ抜き出せたらツール的に面白そうだなあと思うのですが、それはさておいて中盤からピークに繋がる時に投入するといいかなーというトラック。

Propeler (Album Version) by Mechanic Slave

ドイツはベルリン在住のアーチスト、igor Kunaの別名義がMechanic Slaveなのですが、ハードグルーヴっ子にはお馴染みRed Sectionのレーベルオーナーでもあります。そのMechanic Slaveのアルバムが2月に出たのでそこから1曲。リズム隊が非常にバウンシーで良さがある。

Nebula (Original Mix) by Virax Aka Viperab

今回のイチオシ!過去記事ではおそらくまだ紹介されていなかったと思うのですが、初出は…2014年5月でいいのかな?結構前ですね。ズンドコ系リズム隊に女性の歌が乗ったりボイスであれこれ言ったりで全体的に何か楽しくなるやつです。格好いいし刻み方もいい。これは迷わずカートイン!するやつです。

 

本日はここまで。次回更新は3月19日です!


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2019/03/12

こんばんは774Muzikです。
先日のHardonizeでは一番手ということもあり、低速のミニマルでスタートしたわけなんですが、これが中々どうして気持ちが良くてですね。
もちろんガンガン上げていくトラックも大好きなんですが、今はミニマルが来てますね。
一周回ってようやく時代が追いついてきた感。
ということで、今更ながら最近ミニマルづいていますので、今回はその辺りをご紹介して参りたいと思います。

Antony Pl – Gang Voices (Daniele Travali Remix)

声ネタがファンキー。
ハードテクノに移行する場合に、ちょっとアップリフトしていくのに使えそう。

Manel Diaz – Rolling (Original Mix)

ベースとトビ音の絡みが気持ちいい。

Manel Diaz – Here To Stay (Remastered Mix)

パーカッシブでファンキー。
声ネタも絡んで最the高。

DJ Lugo – Khadabra (Joy Marquez Remix)

やっぱりファンキーな声ネタはファンキーで良いね。

ということで、今回はここまで!
次回更新は木曜日。DJ Sangoがお送りします!ではー。