「 TAK666 」一覧

【特集】フリーダウンロード2021 (前編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2022/01/20

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、久方ぶりに担当致します。
大分遅ればせながら明けましておめでとうございます。

【告知】

来週01月29日はHardonize#40です。

ゲストにはMorphonicsさんとREV-TUNEさんの2名をお招きしております。

とはいえ、ここにきて世間的な状況が芳しくなく、色々と変更になる可能性が出てきております。
随時こちらでもアナウンスしていきますので何卒ご容赦頂けますと幸いです。

【近況】

長年DJを共にしたラップトップが昨年末に逝去致しました。


貼ってあるステッカーも年期を感じるものばかり。
色々な現場を共にした相方なのでご苦労様でしたといった感じです。

今年からは新しいマシンで心機一転頑張ります。
ちなみに楽曲の解析データも全部吹っ飛んだのでゼロからのスタートです。
めんどいー。

【今回のお題】

さて、ここ数年の新年1発目の僕の記事では正月のお年玉に因んだフリーダウンロード楽曲を取り上げる特集を行っております。
参考までに過去の記事はこちら。

【特集】フリーダウンロード2020 (前編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/01/21

【特集】フリーダウンロード2020 (前編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/01/21
【特集】フリーダウンロード2020 (後編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/02/04

【特集】フリーダウンロード2020 (後編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/02/04

それ以前の掲載はコチラになります。
2019 (後編) / 2019 (前編) / 2018

去年分についても既にちょいちょいリンク切れがあるので、まだダウンロードできるものについてもお早めにどうぞ。

そんなワケで2021年分をピックアップしていたところ、テクノだけで200曲以上あり、選別するのも一苦労だったので結局今回も前後編に分けてご紹介します。
一応カテゴリ分類として

・今回:メインストリームテクノハードミニマルシュランツ

・次回:ハードグルーヴハードアシッドテックトランス

とした上で、それぞれ10曲程度取り上げていきます。
これからハードテクノに触れる人や、自身のプレイ幅を広げたいと考えている方の取っ掛かりとして参考になれば幸いです。

それでは、

令和3度目のフリーダウンロードハードテクノ特集 (前編)

いってみましょう。

【曲紹介】

Shakedown / At Night (Fatima Hajji Bootleg)

Stream At Night Fatima Hajji Bootleg (free download) by Fatima Hajji | Listen online for free on SoundCloud

スペインのプロデューサーFatima Hajjiによるテクノ
現行のメインストリームのシーンの第一線で活躍しているアーティストである彼女が新年早々に破壊力のあるブートレグを公開していました。
原曲のスムースなボーカルはそのままに、リズムは現在の主流である叩きつけるような硬いアレンジが施されたもの。
全編通して鳴り続けている攻め攻めなシンセもインパクト大で使い勝手満点。

BK / Revolution (BK’s Rework – Alan Fitzpatrick Remix)

BK – Revolution – BK’s Rework (Alan Fitzpatrick Remix) | BK, Alan Fitzpatrick | We Are The Brave

イギリスのプロデューサーAlan Fitzpatrickによるテクノ
昨年末、突如としてテクノシーンにリバイバルが巻き起こったハードダンスの大クラシックBK / Revolutionですが、
そのリミキシーズをリリースしたWe Are The Braveのボスによるリミックスがこちら。
無機質で圧のあるビートに原曲のあのシンセのサウンドが加わったピークタイムチューン。

Atroxx / Pump Up The Jam (Technotronic Tribute)

Stream Atroxx – Pump Up The Jam (Technotronic Tribute) by Atroxx | Listen online for free on SoundCloud

カナダのプロデューサーAtroxxによるテクノ
タイトル通り、ダンスミュージックの金字塔Technotronic / Pump Up The Jamという大ネタをサンプリングしたもの。
こちらも現行のリズム硬度を踏襲しつつ、時折オールドスクールフレーバー漂うベースシンセが入ってくるのが愛おしいポイント。

— / ERIKA (CANONEER Remix) (This Is Real German Techno)

Stream ERIKA [CANONEER Remix](This Is Real German Techno) by CANONEER | Listen online for free on SoundCloud

ドイツのプロデューサーCANONEERによるテクノ
今回紹介する中に於いてブッチギリの面白テクノ。
かつてジャーマンテクノというオールドスクールレイヴの影響をモロに受けた快楽主義なサブジャンルがあるのは知っていますが、
この曲のサブタイトルに振られた『This Is Real German Techno』が意味するところが第2次世界大戦中にドイツ軍の間で歌われていた軍歌、ERIKAをサンプリングしているという点であること。
何この突飛な発想。というか軍歌ネタテクノは流石に初めて聴きました。
こんな内容にも拘らず、ダークテクノ直系の重たいリズムがやたらとカッコよかったりするのも相まってとにかく変な曲。

L.D.U. / Coke In My Nous (Edit)

Stream L.D.U. – Coke In My Nous (Edit) [FREE DL] by 𝗕𝗥𝗨𝗧𝗔𝗟𝗜𝗦𝗠 ✘ 𝗕𝗔𝗦𝗦𝗘𝗛𝗧 | Listen online for free on SoundCloud

スペインのプロデューサーL.D.U.によるハードミニマル
4分打ちの細かいベースを軸にラップと金物リズムが脇を固める前のめりなスタイル。
シリアス過ぎず、アグレッシヴ過ぎずの丁度良い雰囲気をキープするのでハードテクノの範疇で色々使いどころのありそうなトラック。
とりあえず持っておくと安心する系。

MILARDO / TAKEDOWN

Stream MILARDO – TAKEDOWN (FREE DOWNLOAD) by MILARDO | Listen online for free on SoundCloud

オランダのプロデューサーMILARDOによるハードテクノ
ストンプ系リズムに加え、一聴して分かるオールドスクールなテクノのリフがインパクト大。
テンポの違いこそあるものの、メインストリームテクノとの相性も抜群。

SWART / DEEP INTO THE BLACK

Stream SWART – DEEP INTO THE BLACK [Free Download] by Techno Wereld | Listen online for free on SoundCloud

ベルギーのプロデューサーSWARTによるハードテクノ
アシッド、フーバー、それにスタブとレイヴの臭気漂うウワネタが盛り沢山に使われた妖しくも派手なトラック。
テックトランスとの橋渡しなんかに役に立ちそうです。

Star Wars / Cantina (Jens Mueller Hardtechno Bootleg 2021)

Stream Star Wars – Cantina (Jens Mueller Hardtechno Bootleg 2021) by Jens Mueller | Listen online for free on SoundCloud

ドイツのプロデューサーJens Muellerによるハードミニマル
どこかで1度は聴いたことがあるであろうStar Warsの挿入曲が元ネタ。
元曲のフレーズをひたすらループさせてリズムと並走させているのですが、その反復箇所がブラスじゃなくてベルの音にフォーカスを当てており、大分変。
リズムの粗っぽい感じからしてシュランツと合わせるのも面白そうな気がします。

Paul Johnson / Feel My M.F. Bass (SARELL EDIT)

Stream Paul Johnson – Feel My M.F. Bass [SARELL EDIT] by SARELL | Listen online for free on SoundCloud

フィンランドのプロデューサーSARELLによるシュランツ
シカゴハウスを代表する名曲Paul Johnson / Feel My M.F. Bassのボイスサンプル使いまくり。
リズムの質感はシュランツそのものなんですが、BPMは150アンダーなので各種ハードテクノとも繋ぎやすく、やはり持っておくと安心できる系トラック。
シュランツにしてはウワネタがシンプルというのも個人的にはありがたい点だったりします。

Prodigy / Take Me To The Hospital (HardTechno Remix)

Stream Prodigy – Take Me To The Hospital (HardTechno Remix) Free Download by Buchecha | Listen online for free on SoundCloud

ポルトガルのプロデューサーBuchechaによるシュランツ
レイヴシンセが印象的なThe Prodigy / Take Me To The Hospitalネタ。
原曲を踏襲したブレイクスのパートがあるので、奇を衒った展開に活用できそうなのが個人的にニンマリポイント。
本職第一線のクリエイターが手掛けただけあってシュランツマナーを完璧に遵守した破壊的なリズムも聴き応え抜群です。

V.A. / RAW Summer Hits II

RAW Summer Hits II | Compilation | RAW

最後にご紹介するのはフランスのレーベルRAWによるコンピレーション。
ハードグルーヴハードミニマルハードアシッド、果てはブレイクスまで収録された24曲入りという贅沢な内容。
参加アーティストもメチャクチャ豪華で、昨年のHardonizeクルー推薦曲でも複数回名前が挙がった我々イチオシアーティストHADONEや、
レイヴィーなハードテクノを数多く手掛けているDYENなど、市販のコンピレーションに全く見劣りしない面々が集っています。
ネタモノもしっかり入っている遊び心もフリーダウンロードならではという感じを受けますし、なにより毛色の違う曲がごっちゃになっているコンピレーションは聴いててワクワクするので大推薦です。

まとめ

以上、フリーダウンロード2021 (前編)をお送りしました。
使い勝手の良さそうなトラックから飛び道具的ネタモノまでとにかく豊作でした。
フリーダウンロードといってもここで取り上げたもののクオリティは市販のものと遜色ないと認識しており、昨年紹介した中にも結構積極的に使ったトラックがいくつかあったので今年もそんなお気に入りと出会えることを願っております。
おそらく後編もこのくらいの分量でお送りすることになると思いますので何卒ご容赦の程を。

そんなわけで今回はここまで。
ハードグルーヴ、ハードアシッド、テックトランスにスポットを当てた後編は02月03日公開予定となっておりますのでお見逃しなく。

次週01月26日は774Muzikさんが担当します。
では。

続きを読む


Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【TAK666編】 - Resident’s Recommend 2021/12/23

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知】

来年01月29日に行われる次回Hardonize#40のインフォメーションが先程公開となりました。

ゲストにHardonize最多出演のMorphonicsさんと、個人的にはカレーメイツであるREV-TUNEさんを招き、めでたい感じに6時間執り行います。
いつもの茶箱で皆様のお越しをお待ちしております。

【近況】

過去Hardonizeにもご出演頂いたKAN TAKAHIKOさんがホストを務めるインターネットラジオ局block.fmの番組BLOCK STEPPERの昨日12月22日の回にて当Hardonizeのブログをご紹介頂きました。
うわい、ありがとうございます。
ゲスト出演されたSeimeiさんは頻繁にご覧頂いているようでレジデント一同身が引き締まります。

内容としてはSeimeiさんのアルバム、A Diary From The Crossingのリリースに合わせ、収録曲や制作話にスポットを当てておりました。
このアルバムは特にyudukiボスが頻繁に言及するほどゾッコンである通り、2000年代の楽しい感じのテクノを彷彿とさせる楽曲が多く収録されております。

なのでこの日プレイされた曲も往年のテクノアンセムが多く、『本当に2021年に全世界に向けて発信されているラジオの内容か?』と思ってしまう1時間でした。
Player / RevampからのBryan Zentz / D-Clashとか、Killa Productions / Good Life (Re-Edit)からのCave / Street Carnivalとか堂々と繋ぐ辺り、マジでこの人ら肝が座っている。
そりゃー前回の記事で触れたようにSeimeiさんが主宰しているパーティーLost Memoriesに於いてTAKAMIさんと顔を合わせては『あいつらヤベー!』って言い合う瞬間も発生しますわ。
といったこの日の放送は下記リンクより遡って聴くことができますので是非。

BLOCK STEPPER | block.fm

関係ないですけど以前1回この番組に単体で出させて貰ったのは良い思い出です。

【今回のお題】

さて、先週よりレジデントが今年のハードテクノというテーマに絞り、それぞれオススメの10曲を選出して紹介するHardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選を掲載しており、最後にワタクシTAK666が担当致します。
これまでの掲載はコチラ。

Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【774muzik編】

Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【774muzik編】
Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【Sango編】

Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【Sango編】
Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【yuduki編】

Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【yuduki編】

こうして見ると各々DJプレイから滲み出る特色が見えるので『分かるわー。』と思いながら拝見しております。
既に3人の間で被っている曲が3つあったり、何なら僕とSangoさんの間で2曲被りがあるのでこの5曲がHardonize的オススメ5選という感じでしょうか。
この5曲に関しては最後に載せましょうかね。

前置きもそこそこに早速お送りします、

Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選
【TAK666編】

いってみましょう。

【曲紹介】

Tenzella / Santiago

Santiago (Original Mix) by Tenzella on Beatport

イギリスのプロデューサーTenzellaによるハードグルーヴ
深いベースとチャカポコしたパーカッションリズムの上にテクノではあまり用いられないバルカン的管楽器のサウンドが乗った異形トラック。
ウワモノの脱力感とリズムの前のめり感が奇跡的なバランスで同居しています。
アングラ色強めのサウンドが好きな方に是非。

Are:gone / Koi No Yokan

Koi No Yokan (Original Mix) by Are:gone on Beatport

キューバのプロデューサーAre:goneによるハードテクノ
同じく変態ウワモノ使い系。
インダストリアルに踏み込んだ硬いリズムの上に言語不明の奉神御詠歌みたいな不穏な民謡が乗ったトラック。
この曲調で何でタイトルがこうなっているのかもさっぱり分からないし、リリースされてからとにかくずっとインパクトに残り続けた曲です。

Schizoofr3nik / Tribal

Tribal (Original Mix) by Schizoofr3nik on Beatport

スペインのプロデューサーSchizoofr3nikによるハードトライバル
ここ数年のハードテクノではすっかり鳴りを潜めていた激アグレッシヴな金物パーカッション連打もの。
しかもリリース元がEnergy Hard Espanaというどちらかというとハードダンスをメインとして活動しているレーベルということもあり、外野から重いストレート球が飛んできた感じも凄かったです。
リリース当初からSangoさんと『凄いの出てきたな。』って話をしてたのですが、そのまま今年を印象付ける曲として残り続けました。

Indecent Noise / R.A.V.E

R.A.V.E (Extended Mix) by Indecent Noise on Beatport

ポーランドのプロデューサーIndecent Noiseによるテックトランス
タイトル通り、レイヴをテーマとしたトラックの1つで前半はオルガン、後半はスタブが炸裂するド派手なトラック。
レイヴサウンドをサンプリングしたトラックはどのジャンルに於いても1つのシーンを形成しているように思えますが、推進力のあるボトムと噛み合った爆発力という点で抜きん出ていた印象があります。
02月という早い段階でリリースされていたこともあり、今年通して使いまくった程お気に入りです。

Lethal One / Dark Side

Dark Side (Original Mix) by Lethal One on Beatport

アメリカのプロデューサーLethal Oneによるハードアシッド
アシッドシンセでスターウォーズのインペリアルマーチを弾いてます。
それだけでインパクト満点だし、それ以上に言うことが正直ない。
それ以外の構成要素はStay Up Forever直系のストレートなハードアシッドそのものなのでとてもカッコいいのに、どうしてこんな・・・おバカを・・・。(誉め言葉)

Riotbot / Second Sight

Second Sight (Original Mix) by Riotbot on Beatport

フィンランドのプロデューサーRiotbotによるハードテクノ
硬いビート、それもちょっと非4つ打ち混じりの偏屈リズムに主張の強いハイハット。
これだけでハードテクノの要素を満たしておりますが、更にユーフォリックなシンセが複数乗っているという点が他と大きく異なるところです。
ハードさとエモさが上手いこと両立しているトラック。

Riotbotというアーティストは2014年辺りを境にしばらく活動を休止していたのが去年からシーンにカムバック、それからというもの特大ボムを次々にリリースしている印象を受けます。
メインストリームテクノハードミニマルの間を担う存在としてHardonize一同オススメのアーティストです。

Asquith / Hardcore ’94

Hardcore ’94 (Original Mix) by Asquith on Beatport

イギリスのプロデューサーAsquithによるテクノ
タイトルに94と付いているものの、紛れもなく今年の作品。
上で挙げたIndecent Noise / R.A.V.Eと同様、レイヴにテーマを当てた作品ではあるものの、中身は煌びやかさとは対極の土臭い部分をフィーチャーしたもの。
ローファイ処理されたレイヴオルガンに深いベース、仕舞いにはアーメンブレイクがガシャガシャと鳴っているラフなスタイル。
異ジャンルの方にも是非聴いてもらいたい1曲。

Pavel Bibikov / Sequenced Line

Sequenced Line (Original Mix) by Pavel Bibikov on Beatport

ウクライナのプロデューサーPavel Bibikovによるメロディアスハードテクノ
これもレイヴが1つのコンセプトになっているのですが、煌びやかさとも土臭さともつかない、言うなれば儚さというものかもしれません。
哀愁漂うレトロなシンセを軸に2000年代のテクノっぽいグルーヴ感のあるボトムが展開していく曲。
新しいのに、どこか懐かしい。

個人的に『今年光ったハードテクノのアーティストは?』と聞かれたらRiotbotPavel Bibikovと答えたくなる1年でした。
このPavel Bibikovは他の曲もこんな感じで本当に個人的に刺さりまくりです。

Ling Ling / t5080s

Ling Ling – t5080s by freetaxler | Free Listening on SoundCloud

オーストラリアのプロデューサーLing Lingによるハードアシッド
ピアノとギターを中心に据え、ブレイクパートからホーンの音まで入ってくるアーバン全開の音使い。
なのにアシッドシンセも乗っているという、一見アンバランスに感じるかもしれないこの組み合わせがメチャクチャ清涼感のあるトラックになっていて気持ち良い。
アシッドテクノのシーンからこういったアプローチの曲が出てくる事自体相当レアですし、何より斬新なアイディアが素晴らしく、且つフリーダウンロードというマジで褒めるところしかない曲です。
これも出会った時相当な衝撃を受けたのですが、結局現時点まで引きずりっ放しでした。

Emiliano Cassano, Nik Wel / Summer Vibes (Club Mix)

Summer Vibes (Club Mix) by Emiliano Cassano, Nik Wel on Beatport

イタリアのプロデューサーEmiliano CassanoとドイツのプロデューサーNik Welによるメロディアスハードテクノ
重心のあるキックに厚みとグルーヴ感のあるベースラインに加え、エコー+ディレイ処理されたシンセのデトロイティッシュなサウンドは往年のTechnasiaShin Nishimuraを彷彿とさせます。
リズムがハードな反面、ブレイクはあざとくエモいのとかも堪らないですね。
〆に相応しい1曲。

ちなみにこのEmiliano CassanoNik Welはどちらも2019年からトラックメイカーとしてデビューしており、一見するとニューカマーかと思いきや1990年代からヨーロッパの地下クラブシーンでDJやレーベルオーナーとしてしっかりキャリアを積んでいる実力者同士。
この曲からも漂ういぶし銀な香りは経験に裏打ちされた彼らのセンスだったりするわけです。
そしてNik Welは1983年生まれなので現在38歳。
このくらいの年齢からでも楽曲制作を始められるというのは見ていて勇気を貰えますね。

まとめ

以上、Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【TAK666編】を当ててお送りしました。
変なウワモノの曲選びがち。ヒトクセある音楽が好きなのです。
とはいえ、キャッチ―でメロディアスな曲もそれはそれで好みでして、ここ最近のテクノにじわじわとその傾向が浸透しつつあるのは嬉しいことです。
ファンキーなテイストのものもそれなりに買ってて次点に抱えてはいたのですが、これらのインパクトにはほんの少し及ばなかったなと思ってしまったのが悔しい。
来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、どんな鬼がかった曲と出会えるのか今から楽しみです。
はい、Re:ゼロを最近見ました。

そんなわけで今回はここまで。

そして2021年のHardonize Blogの更新は本日が最後となります。
次回は年明け01月11日に774Muzikさんが担当。
そして01月29日はHardonize#40をよろしくお願い致します。

良いお年をお迎えください。
では。

おまけ

今回含めてレジデント4人がお送りしたHardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選の中で被りが発生した5曲を以下に(勝手に)貼っておきます。
言わば、

Hardonizeが選ぶ2021年のハードテクノ5選

となります。
『ここの連中はこういうのが好きなのね。』という目でどうかひとつ。
おそらく来年以降もこういった曲を紹介したりプレイすることになると思いますので。

DJ Brutec / Funky Hipster (Homma Honganji Remix)

Funky Hipster (Homma Honganji Remix) by DJ Brutec on Beatport
選出者:774muzik, yuduki

Renato Cohen / Pontape (Coyu & Flug Remix)

Pontape (Coyu & Flug Remix) by Renato Cohen on Beatport
選出者:Sango, yuduki

Riotbot / Second Sight

Second Sight (Original Mix) by Riotbot on Beatport
選出者:Sango, TAK666

Schizoofr3nik / Tribal

Tribal (Original Mix) by Schizoofr3nik on Beatport
選出者:Sango, TAK666

Slam / Scourge

Scourge (Original Mix) by Slam on Beatport
選出者:774muzik, yuduki

続きを読む