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新作ディスコ特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/07/19

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【Spotifyプレイリスト】

Spotifyプレイリストの06月分が公開されております。

Hardonizeクルーが全身全霊でオススメするハードテクノ(+サイケ)42曲。
是非Spotifyでもお楽しみください。

【告知】

次回Hardonizeが2週間後に迫っております。

2024/8/3(sat) Hardonize #47 at waseda sabaco | Hardonize web

今回のゲストはCherryboy FunctionさんGuchonさん
両者ともハードテクノをメインフィールドに活動している方々ではないものの、ナイスなグルーヴを奏でることに関しては1級品の2名。
本パーティーでどのようなサウンドが繰り出されるのか、とても楽しみです。

尚、このタイミングでGuchonさんのニューリリースがありました。

Lewo Chyba, Sound Brain / Press 3 (Guchon Remix)

Press 3 (Guchon Remix) | Lewo Chyba, Sound Brain | ARKUDA LABEL

うねりのあるボトムの上で細かいリフやボイスサンプルの刻みが軽快に跳ねているファンキーなテクノ
ジャングル~ジュークも手掛けているバックグラウンドもあってか、ベースの出音が大変気持ち良い。
生音感の強いハウスからテクノまで使える汎用性の高いトラックになっています。

日にちは08月03日(土曜日)、15時からとなります。
場所はいつもの早稲田茶箱にて皆様のご来場をお待ちしております。

【近況】

自分がほぼ20年来使用しているDJアプリケーション、Traktorの4世代目が昨日リリースされました。

What’s new in Traktor Pro 4 | Native Instruments – YouTube

2週間後にお披露目となるか分かりませんが、即購入する予定です。
ステム分離機能で雑にマッシュアップして遊びたい。

Traktor Pro 4 | Professional DJ software

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。(1) / (2) / (3)

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

今回取り上げるサブジャンルは

ディスコ

になります。

特別連載に於いては番外編の3回目に取り上げた、1960年代から続く由緒正しいダンスミュージックになります。
アーバンでファンキーな生音、もしくはシンセサイザーによるリフが特徴的であり、これらのパーツは現代の様々な音楽に引き継がれていることは耳馴染みがあると思います。

この音楽にスポットを当てた特集は2023年07月2022年09月2020年07月、また近似的な内容として2021年07月に新作速いハウスとしてこれまでに4回行っております。
これらに於いてはHardonizeらしく、テクノハウスといったエレクトリックダンスミュージックとの相性が良いものを選定しておりますので、今回もそういったトラックをピックアップしました。
尚、少なからずハウスの要素が含まれることで前回行った2024年のイビザサウンドと似たような傾向のサウンドが続きますが、いいじゃん夏なんだし。

というわけで、改めてここ1~2ヵ月の間にリリースされたトラックについてピックアップしていきます。
早速ですが新作ディスコ紹介いってみましょう。

【曲紹介】

Tiam Wills / Disco Evasion (Chambray remix)

Disco Evasion (Chambray remix) | Tiam Wills

ドイツのプロデューサーChambrayによるディスコ
フィルター混じりのレトロなシンセの2拍ループが続くトラック。
ややディープな雰囲気を活かしてテックハウスからのビルドアップ要員として使うとしっくりきそうですね。

DivinoFino / Jack’s Kimono

Stream DivinoFino – Jack’s Kimono by Disco Balls Records | Listen online for free on SoundCloud

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/ja/track/jacks-kimono/19042543

スペインのプロデューサーDivinoFinoによるディスコ
フィルター+カッティングギター+ボイスループのスリープラトンなのでファンクネス指数は十二分。
とはいえ、派手さは抑えめなので導入部をじっくり演出したい際に持ってこいな印象です。
ショートブレイクが結構頻繁に配置されているので、どのパートを活かし、どのパートにミックスポイントを持ってくるのか、地味に使い手のセンスが問われる曲。

Stuzzi / sanchezito

sanchezito | Stuzzi

スウェーデンのプロデューサーStuzziによるディスコ
バックを支えるオルガンとメインフレーズを担うホーンセクションのコンボが愉快なトラック。
尺が3分半とタイトな上にアウトロが無いので、使う際は工夫が必要です。

Vicktoria / LUVDISCO (Skreatch Maxi Dub Mix)

Vicktoria – LUVDISCO (Skreatch Maxi Dub Mix) [Royal Casino Records] | Music & Downloads on Beatport

イギリスのシンガーVicktoriaによるディスコ
本来はボーカルありのトラックなのですが、めちゃめちゃボーカルの音量がデカくてDJではちょっと使いづらい・・・ということであえてインストバージョンをピックアップ。
オールドスクールなテイストのホーンやシンセがふんだんに盛り込まれた、タイトルに偽り無しの煌びやかなトラック。
アナログな質感のベースフレーズもこの音楽の象徴的な要素の1つで、変わらない良さがこの曲にはあります。

Geto Mark / Groove Machine

Groove Machine | Geto Mark

アメリカのプロデューサーGeto Markによるディスコ
小気味良いハイハットリズムにフィルター混じりのギターが反復する質実剛健なディスコトラック。
2000年前後のHatirasとかOlav Basoskiに首ったけだった人には是非オススメしたいですね。

The Young Punx / Jambo Jambo

Stream Jambo Jambo by The Young Punx | Listen online for free on SoundCloud

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/ja/track/jambo-jambo/19035556

イギリスのプロデューサーThe Young Punxによるディスコ
大ネタLionel Richie / All Night Longサンプリング。
原曲のインパクト満点のホーンフレーズやボーカルをエディットし、グルーヴィーなベースを伴ったリズムに乗せたリバイバルもの。
といっても全然印象は違うので、このファンキーっぷりは原曲を知ってても知らなくても通用するはず。

Uncertain / Rewind

Stream Uncertain – Rewind [GN176] by GND Records | Listen online for free on SoundCloud

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/ja/track/rewind/19035532

かつてBoriqua Tribezとしてトライバルテクノを牽引していたオーストリアのプロデューサーUncertainによるテクノ
曲のほぼ全編に行き渡ってループし続けるディスコサウンドのリフが、前のめりなハイハットリズムと合わさっている曲。
細かいフィルターのパラメーター操作にベテランの矜持を感じます。

Aitor Ronda / I Told You So

Stream Aitor Ronda – I Told You So (Original Mix) by Aitor Ronda | Listen online for free on SoundCloud

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/ja/track/i-told-you-so/19070565

スペインのプロデューサーAitor Rondaによるテクノ
こちらも推進力の高いリズムとディスコリフの合わせ技トラック。
ただ、ブレイク明けに向かうビルドがあるように、ハッキリと曲の展開にメリハリを持たせているという点でこちらの方がよりピークタイム向き。

これが収録されているMad Pandaは全曲良かったので、気に入った方はEPごと是非。
更に余談ですが、Aitor RondaはHardonizeクルー(特にSangoさんと僕)がハードグルーヴの金字塔としているChicas de la VidaPagando Mi Cumpleanosを手掛けたアーティストです。

JLF, Moosehip / JUICY

JLF, Moosehip – JUICY (Radio Edit) by BOXT Records

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/ja/track/juicy/19039338

イギリスのプロデューサーJLFがシンガーMoosehipを起用したテクノ
重心低めのどっしりしたビートにギターやストリングス、ボーカルといった軽快なサウンドが絡む、ある種の異質さを演出している曲。
リリース元のBOXTハードハウスのレーベル(Toolbox Recordings)を母体に持つレーベルなので、そのテイストも感じられるのが面白ポイント。

Alex Autajon / Hotel Adriano

Hotel Adriano | Alex Autajon

フランスのプロデューサーAlex Autajonによるディスコ
2拍4拍の軽快なクラップが印象的な小気味良いリズムにうねるベース、そしてピアノとホーンという、アーバンな雰囲気を纏ったトラック。
想起させる光景としては夏の海辺のリゾート。
耳だけでも夏休みを満喫しましょう。

注意点として尺が3分を切っているので、一般的なテクノ、ハウスで用いられるロングミックスの考えはこの曲を使うなら一旦捨てましょう。

ちなみにこの曲のリリース元であるMoveltraxxは、Hardonize #47のゲストであるGuchonさんもサインしており、ファンキーで独自路線のジューク、ゲットーテック、ベースミュージックを追求しているレーベルで個人的には大好きです。
(過去の連載でも度々紹介しております。)

Guchon / Tropical Pizza EP

[MTXLT701] Tropical Pizza EP | Guchon

これも夏が似合うリリースですね。
未聴の方はこの機会に是非。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週07月23日は774Muzikさんが担当します。
では。

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2024年のイビザサウンド特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/07/04

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【Spotifyプレイリスト】

毎月恒例、Spotifyプレイリストの06月分が公開されました。

はい、サイケデリックトランスをリストインした犯人は私です。(連載回)
でもHardonizeはこういうハードテクノの周辺音楽にもスポットを当てているパーティーなので、ハードテクノ好きもそうじゃない人も是非引き続きチェックの程、よろしくお願い致します。

【告知】

次回Hardonizeの情報が公開されております。

2024/8/3(sat) Hardonize #47 at waseda sabaco | Hardonize web

Cherryboy FunctionさんGuchonさんの両名をゲストにハードテクノとその周辺音楽をお届けします。
両者ともハードテクノをメインフィールドに活動している方々ではないものの、ハードテクノを含む様々な音楽に造詣が深いプレイヤーなので、どのようなサウンドが繰り出されるのか、とても楽しみです。

彼らの直近のリリースを取り上げるとこのような感じです。

DE DE MOUSE × CHERRYBOY FUNCTION / Sunset lover

DE DE MOUSE × CHERRYBOY FUNCTION – Sunset lover Music Video – YouTube

Guchon, andrew, Carpainter, Seimei – Dream Team EP

Stream Guchon, andrew, Carpainter, Seimei – Dream Team EP [Official Teaser] by TREKKIE TRAX | Listen online for free on SoundCloud

日にちは08月03日(土曜日)、15時からとなります。
場所はいつもの早稲田茶箱にて皆様のご来場をお待ちしております。

【今回のお題】

さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。(1) / (2) / (3)

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

ですが、今回のテーマを述べる前に1曲だけ新譜を紹介させてください。

KETTAMA / Pretty Green Eyes (Sunset Ibiza Mix)

Stream KETTAMA – Pretty Green Eyes (Sunset Ibiza Mix) by KETTAMA / G-TOWN RECS | Listen online for free on SoundCloud

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/track/pretty-green-eyes-sunset-ibiza-mix/19164862

アイルランドのプロデューサーKettamaによるテクノ
昨年から今年にかけて、イギリスの大ベテランユニットUnderworldとのコラボレーショントラック、g-town euphoria (luna)そしてFen Violetと立て続けにリリースし、
強烈な存在感をシーンに示しているKettamaですが、またしても特大インパクトを誇るビッグボムが投下されました。

この曲には元ネタがあります。

Ultrabeat / Pretty Green Eyes

Ultrabeat – Pretty Green Eyes (Official Video) – YouTube

2003年にリリースされたトランス
尺八のようなオリエンタルな笛の音や透明感のある男性ボーカルはかなり特徴的で当時大ヒット、今ではクラシックとして取り上げられることが多い曲です。
トランスハードコアに於いては正規版、ブートレグ問わず数々のリミックスが存在し、今でもたまにハウスでサンプリングされているのを耳にする、世代を超えて愛されている1曲と言って良いでしょう。
(Soundcloudでトラック検索してこの量です。)

ただ、テクノ的な解釈の元作られたアレンジというのはこれまで聴いたことが無く、今回のこのリリースには結構たまげました。
それも現行のメインストリームテクノのようなリズム主体の重たいものではなく、原曲のボーカルを活かしながら感傷的なシンセリフを添え、前のめりなハイハットが特徴的なリズムに乗せたメロディックなスタイルで、2024年現在こういったトラックを作るならKettamaを置いて他にいないだろうと思わせる仕上がりです。
丁度自分がヴァイナルを買っていた時期に原曲がリリースされ、実際耳にしていた思い出補正も相まって即行でカートインしてしまいました。
2023年のハードテクノ10選に於いてKettama / 1997を挙げましたが、今年もKettamaから目が離せそうにありません。

で、ここからが本題で、先の楽曲のリミックスタイトルに『Ibiza』という単語が入っております。
Wikipediaにページがありますが、スペインに属するこの島は1970年代から今に至るまでクラブのメッカとして象徴的な存在です。
日本で言ったら淡路島ほどの小さな面積の中に、50年位以上続くPACHAを筆頭に多数の名門クラブが存在していると言えばその特異性が伝わるでしょうか。
イビサ島の老舗クラブ「PACHA」が誕生から50周年 | BARKS
伝説のナイトクラブ SPACE IBIZAがイビザ島に帰ってくる | EDM MAXX – EDM情報マガジン

イビザ島のパーティーはヒッピーの文化も相まってか、あらゆるジャンル、サウンドが混ざり合うことが多く、特にテクノハウストランスに跨った楽曲やDJスタイルはイビザサウンドの特徴とされていました。
リゾート地らしいアーバンでゴージャスなサウンドを用いつつ、夕焼けを思わせる感傷的なメロディーがあったり、その一方でフィジカルに機能するビートやグルーヴといった要素も兼ね備えたハイブリッドなもので、実際、イビザの名前を冠したこれらの楽曲コンピレーションやMIX CDを2000年代によく目にした記憶があります。
ibizaおよびElectronicの音楽(2000年のものから)| Discogs

翻って先程のKETTAMA / Pretty Green Eyes (Sunset Ibiza Mix)を聴くとこれらの特徴をバッチリ押さえており、イビザの名前を冠するに相応しい内容です。
更に最近リリースされた他の楽曲も、こうした特色を持つものが結構見受けられたので、それらをまとめて紹介しようというのが今回の趣旨になります。
(ここまで長かった・・・。)

というワケで、今回取り上げるテーマは

2024年のイビザサウンド

とします。

アーバンで感傷的なメロディーを持ち、様々なジャンル背景が見える、というのをキーポイントとして、ここ1~2ヵ月の間にリリースされたトラックをメインに取り上げていきます。
早速ですが2024年のイビザサウンド紹介いってみましょう。
尚、試聴がYouTubeもしくはSoundcloudの場合は購入先として別途beatportのリンクを貼付しております。

【曲紹介】

Riordan / Bring Me Down

Stream Bring Me Down by Riordan | Listen online for free on SoundCloud

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/track/bring-me-down/19120195

イギリスのプロデューサーRiordanによるUKガラージ
元ネタは2000年にリリースされたUKガラージStanton Warriors, Zack Toms / Bring Me Down
原曲のボーカルをブレイクに残しているものの、リズムパートは全く別物。
極太のベースフレーズと小気味良いハイハットリズムでグイグイ引っ張っていくタイプのトラックです。

Keno, Mailman / Pampkekno

Pampkekno | Keno, Mailman | Keno

フランスのプロデューサー同士、KenoMailmanによるテクノ
フィルター混じりの断続的なリフとシンプルなリズム、ウッドベースみたいな低音で構成された跳ね感の強いトラック。
ブレイク以降は煌びやかなシンセとアシッドリフも加わり、よりファンクネス指数の高い雰囲気を演出します。
ディスコ好きには結構刺さる気がします。

Jonas Gottlieb / Sorry For The Looks

Sorry For The Looks | Jonas Gottlieb | Dance Petrol Records

ドイツのプロデューサーJonas Gottliebによるテクノ
うねりのあるベースフレーズ、軽快なピアノサウンド、スムースな女性ボーカルと三役揃ったトラック。
昔の生音感が強いハードハウス辺りと合わせたくなります。
夏真っ盛り感が半端じゃないですね。

Mall Grab, Flansie & Sunny / Drift

Drift | Mall Grab, Flansie & Sunny | LOOKING FOR TROUBLE

イギリスのプロデューサーMall Grab、そしてオランダのプロデューサーFlansieSunnysopostedによるテクノ
哀愁漂うレトロなピアノフレーズを前面にフィーチャーしたトラック。
深度のあるベースからオールドスクールレイヴの臭気が漂っているのも個人的にグッときます。

Robin Wylie / Pulse Track

Pulse Track | Robin Wylie | Ritual Poison

イギリスのプロデューサーRobin Wylieによるテクノ
厚みのあるベースシンセと反するようにレトロな電子音が軽快に跳ね回っている構成。
殊更メロディーを強調しているワケではないものの、ベースのフレーズとウワモノのサウンドがノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

テンポこそ違いますが、どことなくOrbital / Chimeを連想させるんですよね。

DJs Pareja / Perfecto Radar (Chrissy Rave Dub Mix)

Perfecto Radar (Chrissy Rave Dub Mix) | DJs Pareja | Djs Pareja

アメリカのプロデューサーChrissyによるブレイクス
1拍目に重心を置いた偏屈な非4つ打ちリズムにオールドスクールレイヴの金字塔、Bizarre Inc / Playing with Knivesのピアノフレーズがサンプリングされています。
このウワモノとビートの雰囲気が乖離しているところから土臭いレイヴの精神性が感じられてかなり好みです。
後半になると細かくリフのパターンが変わっていく、サンプリングセンスが光る楽曲。

Clint / Native House Dance

Native House Dance | Clint | Permanent Vacation

フランスのプロデューサーClintによるハードハウス
裏打ちのベースによる跳ね感をキープしつつ、その上で展開されるシンセの引き出しの多さが光るトラック。
安直にイメージする1990年代のハードハウスの音がしこたま投入されており、2024年リリースなのが疑わしいレベルで全体的にサウンドがレトロ寄りです。(だがそれが良い。)

Matt Guy / Every Little Time (Back in ’97 Extended Mix)

Every Little Time (Back in ’97 Extended Mix) | Matt Guy

イギリスのプロデューサーMatt Guyによるハードハウス
’97とリミックスタイトルに入っていますが、先月出たばっかりの曲です。
ボーカルは1997年にリリースされたPoppers Presents Aura / Every Little Timeからの引用ですが、それに加えてLock ‘N Load / Blow Ya Mind (Club Caviar Extended Remix)の独特な連打フレーズが用いられており、こっちの方が目立ってます。
レイヴオルガンのややいなたい感じとかも含め、往年のハードハウスヘッズにオススメしたいトラック。

Baccus / Your Love

Your Love | Baccus

フランスのプロデューサーBaccusによるテクノ
アシッドベースにフィルターを織り交ぜた浮遊感たっぷりのシンセが乗ったトラック。
ソウルフルな女性ボーカルもアーバンな雰囲気作りに一役買ってます。

KIKO TESLA / Just Because You Can

Just Because You Can | KIKO TESLA | Green Roll Records

オーストラリアのプロデューサーKIKO TESLAによるテクノ
ハイハットとクラップによる推進力の高いビートと、穏やかなピアノとパッドが合わさった曲。
ダンスミュージックとしての機能を維持しつつ、綺麗に締めることができるので、踊り明かした最後の1曲として使いたくなりますね。

KLP / Come Thru

COME THRU (Official Video) – YouTube

購入リンク(beatport):https://www.beatport.com/track/come-thru/19130784

オーストラリアのプロデューサーKLPによるハウス
こちらも〆候補。
アシッドベースとピアノサウンドに加えてボーカルも入っているので、よりメロウに着地させたい場合はこちらの方が向いているかもしれません。

【次回】

そんなワケで今回はここまで。

次週07月09日は774Muzikさんが担当します。
では。

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