「 2017年03月 」一覧

今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/03/07

さてもう先週のことになりますか、Hardonize26回目が無事に終了いたしましてご来場いただいた方におきましては本当にご来場ありがとうございました。本当は来たかったのだけど都合がつかなかった方はまた次回もありますのでぜひその機会によろしくお願いいたします。

今回のテーマは結構ガッツリ目にやるけど、4月にゲストで出るイベントもあるしどうしようかな、悩むな、と思って組んだセットです。僕の出番の次がmarixさんと紙袋さんだったのでそこまでテンションをガッチリ持っていくようなトラック、何かなと結構悩んだのですがぐっと引っ張るのであればファンキーすぎるのもあまりよくないかなと思ったので序盤でその辺をしっかり拾って後半は低音で殴るような感じのトラックを盛り込んでいこうという形が今回のセットです。

Hardonize本編において低音で殴るようなプレイは最近あまりしていなかったので久しぶりにやったけどすごい楽しかった!
またこの手のハードミニマルプレイはいずれやりたいとおもいますー。

そんなこんなで今回ご紹介する5曲は今回のプレイリストから抜粋の5曲!
ではどうぞー。

GremWiser / Storm

多分いろいろな人が気になったであろうトラック。
どこでこんなトラックを探してきたんだと言われそうになるがちゃんとBeatportのTECHNOカテゴリー(曖昧)似合ったのでテクノと言いたいがテクノかと言われるとちょっと疑問に思うところも残しつつ、ジャンルのことよりもこの曲で一番気になるポイントとしてはやはりトランシーなメロディに載せた謎の日本語ですね。我々は音楽は大好きです。そしてそれは本当だ。全くもって謎すぎる。Siriにどう喋らせたらこうなるんだ的な。

Homma Honganji / Boomer

本当に我々は本間さんの曲が大好きすぎますね、ということで今回もお世話になりました。今回はDiego SimeoneのHardgrooveでBPMを137ぐらいまで強引に(?)戻してあとからはひたすらストイックな曲を軸にプレイしてたのでこのBoomerはピッタリハマってすごい良かったです。Meviusとどちらにしようか迷ったのだけど今回はこちら!この手の曲もいっぱい作って欲しいなと思います!

Goncalo M / Hi-Q Mode

Goncalo Mはかなり派手目な曲とこの位のストイックなシンプルなフレーズの繰り返しで時折フレーズを入れて展開させるようなトラックとあるんだけど個人的にはやっぱりストイックな方が圧倒的に手持ち曲としては多かったですね。来日したときのプレイもめちゃ良くてこの「Hi-Q Mode」と「Step Mode」はGoncalo M個人的Modeツートップ曲と呼んだり呼ばなかったり。Step Modeの方は若干メロディアス。

DJ Gumja / Ožeži Majstr

Beatportで購入すると文字化けするので正確な曲名がいまいちよくわからなくなる曲。ジェームス・ブラウンが死んだり、モンタナがリエディットしちゃったりする予感がひしひしと感じられるような激レイヴィーチューン。DJ Gumjaはかなり好きなトラックが多いんだけどこの曲は1,2を争うぐらいヘヴィープレイしてる予感。

Maxx Rossi / PULSE SHAPER

2015年、突如としてBeatportに復活の狼煙を上げたUK名門Primate RecordingからMaxxのリリースと合っては個人的にそりゃあもう浮かれポンチにもなるってもんですよ、という感じのリリースでした。中盤以降は比較的太いキックで殴りに行くようなトラックが多かったんですけどこの曲もそんな感じですね。ひたすら反復するフレーズがたまらないっすね。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/03/02

はい、3月になりました。

先週末はHardonizeも26回目を行いまして、レジデント勢もちょっとびっくりするくらいの大盛況となりました。フリー餅も沢山振る舞われまして、海苔持参でやって来た餅ジョッキーも「みんな進んで焼いちゃうから出番が少ない…」と言っていましたので、またこの季節にやる事があれば前向きに焼いていきたいと思います。

さてさて、こちらは淡々とやって行きましょう。ハードグルーヴの良さを知らしめていく連載ですから、今回も新しめの楽曲を中心に紹介していきたいと思います。

1986 (Original Mix) by Peetboy, Furrier Bros

おお…なんということだ…ちょっと懐かしいトライバル風味の、かと言ってベッタベタのトライバルというわけではなく軽めのシャキシャキ感だけ、いい感じの食感だけ残したハードミニマル的な楽曲。ツールとしても良いと思います!

Unos Por Otros (Homma Honganji Remix) by Mr. Rog

Hardonizeイチオシのハードグルーヴトラックメーカーと言えば、もう何度も言わなくてもそれは「本間本願寺である」というのは、わかり哲也という寸法なのですが、今回はMr.Rog楽曲のリミックスワーク。これまた厚みのあるハードグルーヴなリズム隊にトライバル風味を乗せつつのナイスツールと言えますな。真っ直ぐな4つ打ちでなく変速リズムなのも面白さポイントプラス。

Ruzina (Original Mix) by DJ Ogi

このテラーな感じ、ちょっと懐かしいな?ということでよく見たら25曲入りコンピの中でのリリースとなっておりました。そのコンピにはEric SneoやSandy Warez、Tom Hadesなんかの名前もありますね。テラー感そして疾走感。勢いのつく中盤戦トラックになるでしょう。

Unidirectional (Original Mix) by Goncalo M

さてハードグルーヴ四天王が居るとしたらその一角を確実に担うのは間違いないGoncalo Mですが1997年から2017年前の20年を振り返るマイベスト盤みたいなアルバムを出しましてその中からこれです。淡々と続くミニマル的ハードグルーヴ。道中もブレイクも大きな派手さはないので2枚がけ3枚がけの中でグッと厚みを作れる一品。

Artificial Gravity (Original Mix) by Goncalo M

同アルバムからもう1曲。これなんつうか、Spastikネタって言っていいのかなあ。まぁ違うよ?って言われたらそれまでですが、意識はしているでしょう確実に。ただしそこを極端にクローズアップするわけではなくて添え物的にSpastik的な音が入っている感じです。ねぎしの添え物にある野沢菜刻んだやつや、青唐辛子の味噌漬けみたいなもんです。主役じゃないんだけど、無いと寂しいしそれだけでも美味いやつ。

さて次回の更新は火曜日!Yudukiくんです。