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今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/10/23

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

近況

青天の霹靂というか何というか、ビッグニュースは急に降って来るものでして。

うおおおおおおXone:K3ですって!?いっつも冗談めかしてK3出ねぇかなーどうせ出ないんだろうけどさー、みたいな感じで「ぼくのかんがえたさいきょうのけーすりー」って言ってたんですが。アップルシード5巻とかダークウィスパーの4巻くらい出ないと思ってました。まさか出るとは。

で、実際これどうなの?って話なんですが。そら滅茶苦茶に鼻息荒くスペックシート見たり紹介動画を舐めまわすように見たりしていた所でハタと気づいたんですが。

「オーディオインターフェース…なくね??赤白のRCA端子が無いし」

なんということでしょう。そもそもこのシリーズって全部入り、オールインワンで余計なプラッター使わず4DECKミックスをゴリゴリ出来て、出力はRCA1本だけで、周りの機材環境には左右されないという所に最大の魅力があったのですが、一番肝心な所のオーディオI/Fがありません。嘘でしょ???


(あるべき所に…音声出力端子が…ない……)

そらK2に入っていたオーディオI/Fの出力はお世辞にもハイパワーとは言えませんが現場レベルで問題ない程度には出て、TRAKTOR PRO4ならOzone Maximizerもありますしリキのある音は幾らでも出せるわけです。そしてもしK3でUSB-Cコネクタが採用されるならばPD対応させて15W突っ込むことで容赦無い高出力が可能だったはずなのです。

が、そのチャンスは永遠に失われてしまいました。

ということで2013年5月から12年半ほど使い続けているK2ですが、まだまだ暫くは主力コントローラとして使う事になりそうです。20年目まで頑張れるかなあ…また裏が加水分解でベタベタになってワセリンで整備する羽目になりそう。そこだけはK3がうらやましい。

 

結論:はよ全部入りのK4出して。待ってます。

 

次回予告

師走の足音がそこまで。そして…

うおおおお出たぞ出たぞ12月6日のゲスト情報!

まずユニットmonolith slipでの活動もお馴染みのcartaxさん!長野出身の私としては以前に綿半ホームエイド&いむらやトークに華が咲いた記憶がありますね…あれ7年前!?

そしてClubVIPからなので、だいぶ長い付き合いになりました合唱。2006年3月からなので19年。やば。千葉行ったり大阪行ったり、あちこち忙しい限りですが今回色々と予定が折り合って、来てくれる事になりました。ありがとう!

以前から「面白くなるよ」って予告したけど、なるでしょうよ、これ!どうです!
そんな感じでカレンダーに今から赤丸チェックグリグリしておきましょうね。

 

2025年9月分のSpotifyリスト大公開中

10月リストも鋭意制作中です。

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。

 

今週の新譜紹介

JACK MANSON – Hype The Music (Original Mix) [Permission to Dance]

多幸感溢れるピアノがバッキバキになっております。こういう跳ねる感じの奴は大体押さえておけということで終盤戦を彩るピークチューンとなるでしょう。

Crime Partners – Get Up (Original Mix) [PUIN]

本当ーーーーーーに淡々と進み続ける地味テクノ。そのくせやたらとBPMは早いです。こういうパーツパーツで使えそうな曲はループかけてロングミックスにしてしまいましょう。

Filterheadz – Aurora Borealis (Original Mix) [Tronic]

ヒットメーカーFilterheadzがTronicでリリースしたらそれはまずチェックしておかないといけない、という感じの昨今ですが、このグイグイ行く感じいいですね。派手すぎずで中盤戦をギュッと締めてくれそう。

Clair – Monday Midnight Motel (Original Mix) [DistroKid]

月曜深夜のモーテル。だから何だという曲名ですがこれが中々に格好いい。ブレイクに入ってからの引っ張り方とか。明けた所からの疾走感とか、侮るなかれです。

Drunken Kong – Wild Within (Original Mix) [Tronic]

当ブログでも何度も出てきております2人組テクノデュオDrunken KongがまたTronicからリリースしていたので、Filterheadz同様にそれはチェックしなきゃでしょう…ひたすらにストイックな展開のテクノ。

Sandro Mure – Wormhole (Original Mix) [Corrupted Data XL]

Sandro Mure – Masters Of Hardgroove (Original Mix) [Corrupted Data XL]

Sandro MureのEPがすげーーよかったのでまとめて2曲紹介しちゃいます。もうこれが見事なまでにハードグルーヴでして。だって曲名で言っちゃってるもんな「Masters Of Hardgroove」って。そもそもSandro Mureって自分でいちいち曲名に入れちゃうんですよハードグルーヴって。何度も何度も出るなーと思って過去の楽曲から調べましたらば、

Definition of Hardgroove
Hardgroove Forever
The Nature of Hardgroove
I Am Hardgroove

こんなにありました。ひどいね。最高。

EFESIAN – Tha Funk (Extended Mix) [EFESIAN (AU)]

ピークチューン!このブレイクの引っ張り方はちょっと面白い。ボイスサンプルの刻み方も小気味良いし、これは掛けてて気分いいだろうなーと思います。疾走感もしっかり。即カートインの1曲です。

 

おまけ:今週のようつべ

これを私が紹介しない理由がない。おいおいおい何だこれは!!!

ということでハイチ系カナダ人のDJ/音楽プロデューサーであるKaytranada(ケイトラナダ)の新作MVらしいのですが、開始1秒でめちゃくちゃ見覚えのある光景!!マイホームプール、ボートレース多摩川が出てきてひっくり返りましたね。

実際には多摩川だけじゃなくて大村・蒲郡の映像も使っているんですけど、まあそういう細かい話はさておいて、見たことあるような常連のおじい達が沢山出てきます。本場開催中の映像なので客も場内スタッフも、予想屋も含めて全部ガチ(素人さん)ですね。

Kaytranadaはつい2か月ほど前、8/28に豊洲PITで単独アクトをやっているので、そのツアーついでに撮影したものと思われます。時折映る場内モニタの内容から察するに、1Rが1-2-4で決着した日という事で、豊洲アクト前日となる8月27日の撮影だったのでしょう。(舟キチガイらしい考察)

それにしても何で競艇を題材にしようと思ったんだろう。全くの謎。
国内の誰かが手配したとしても、さすがに地方自治体が絡む施設。結構前に許可取らないとだしなあ…来日前には色々決まってたんでしょうね。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は10月28日です。

 


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2025/10/09

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

近況

先日はちょっと長崎の方に行ってまいりました。


やっぱり海が好き(前回と同じキャプションだな??)

年がら年中ヒマさえあれば全国の水辺をグルグルしているわけですが、それの7周目が終わりましてもう8周目が始まった所でして。一体いつ終わるのかこれは。体が動かなくなったら諦めるのだろうか。クラブ活動もそうですが体が資本。元気よく動いて呑んで食べてで、もう10年くらいは頑張りたい所です。


呑んで食べました

長崎と言っても長崎市ではなく空港がある大村市ですが、いい居酒屋いっぱいあるんすよ…今回も楽しくやらせてもらいましたとさ。

 

次回予告

気が付いたら2か月を切っているわけですよ!!

12月の初週!と覚えておいてくださいね。
ゲスト情報もそろそろ出ます。乞うご期待!

 

 

2025年9月分のSpotifyリスト大公開中

9月もいい曲がいっぱい紹介できました。

そういえばSpotifyがCDJ-3000Xで使えるようになったということは、このリストを使ってHardonizeブログミックス、みたいなのが即興で出来てしまうということにならんかな???.

 

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。
今週は少し増量版。

 

今週の新譜紹介

Specific Objects – Glow (Original Mix) [recordJet]

疾走感マシマシ!ウワモノ的には割とワンパターンでグイグイ押していくタイプの楽曲なんですが、それがツールとしての使いやすさでもある。細かく刻んだヴォイスサンプルもアクセント的にマル。

Sandro Mure – The Real Tribaltechno (Original Mix) [Transfiguration Recordings]

ドイツ/フランクフルトのハードグルーヴ重要人物(シュランツもやる)Sandro Mureなんですが何故かこの人はやたらと「母数がでかい」曲名を付けがち。今回もリアルトライバルテクノでござい、ということで大きく出たな!と思うのですが、かなりしっかり目のハードグルーヴで収める所は流石。

vjorka – Hype The Funk (Original Mix) [wavforme]

国内有力トランス/ハードハウス/プログレッシブテクノレーベルwavformeからのリリース。実にフットワークが軽快なハードハウス!序盤戦から中盤戦にかけてしっかりテンションキープしつつの所で使用したい1曲。

Conrad Van Orton – Treat Me Good (Original Mix) [Counterchange Recordings]

雰囲気のある、哀愁ストイックなハードテクノ。序盤戦をギュっと締めてくれる感じがします。こういうのはなんぼあっても困りませんからね。

jUjU (SE) – Huh (ALLFIVE Remix) [Plankton Repellent]

ピークタイムチューン!なのだけど、このjUjU(SE)って人ようわかりません。アーティストの説明文が「Won best beatmaker award in 1771, St Germain.」(1771年、サンジェルマンにて最優秀ビートメーカー賞を受賞)って時点でちょっとどうかしているんですが2021年くらいからリリースがあるのでAIのセンは無いかなと思います。たぶん。

Lucas Aguilera – Toba (Original Mix) [Unrilis]

ほんのちょっとだけ、電気の「キラーポマト」を思い出してしまったトライバルハードテクノ。瀧が急に「かーらだーーーがでーかくて、ぼーくとつふぇいすーーーー」って歌い出しそうじゃないですか。何となく。それはそれとして不思議な雰囲気を持ちつつもゴンゴンと鳴っております。

Eric Powell, Chase The Cat – Rham San San feat. Chase The Cat (Chase The Cat Extended Remix) [Bush Records]

名門Bushの2412番(なんだそのナンバリングは)で、リマスタリングなどではなく恐らくは新譜だと思うのですがネタモノです。ひたすらワンフレーズ押しなので実質的にハードミニマルと言えなくもない。元ネタはこちらの「Tom Tom Club / Wordy Rappinghood」ですね。フーワーフ-ワー イーケーチー

 

おまけ:今週のようつべ

つい先日なのですが、いきなりこういう動画が上がりまして。12年前くらいにも同じ映像ソースのが上がっていたのかな?それよりは妙に音質と画質がいいやつになってまして、よりマスターソースに近い所から取り込んだのかなー。ちょっと経緯はあんまりわかりませんが。テクノっ子のアコガレ、ウィザード、ジェフミルズの26年前のプレイ!若い!当然のことながらフルアナログの3DECKです。ズレすらもセクシー。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は10月14日です。