「 2020年09月 」一覧

告知2&9月前半のハードグルーヴ新譜チェック:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/09/15

はいどうも、今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介していく連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)です、今週も何卒よろしくおねがいします!!!

さてさて、先々週に発表になりましたHardonize公募企画締め切りまで残り2週間弱となりました。すでにちらほらとTwitter見る限り出してみようかな、というツイートは見ておりますので、ぜひとも応募忘れないようにだけお願いします!

応募フォームはこちら。
そして詳細の画像はこちら。

そして、本日もう一つおしらせです。

はい、という事でHardonizeクルーによる番外編企画「早稲田音泉」2回目やります。
音源持ち寄りってB2B&推し曲を茶箱の環境で聞きながら美味しいお酒を飲みましょう!というコンセプトです。普段はハードテクノとその周辺ジャンルばかり流している我々ですが、この日ばかりはジャンル縛りなしで、B2Bでワイワイ&イチオシの「これだ!」という「推し曲」トークで楽しみましょう!!

今回は先着15名限定でPassmarketにて販売します。
詳細とチケットの販売開始タイミングは後日お知らせしますのでお待ち下さい!!

そういえば、Hardonizeの公募発表10/17って書いてありましたね…?
ということはもしかして…???
お楽しみに!!!!!

告知続きでしたが、今週はハードグルーヴ(+周辺ジャンル)の9月前半新譜ピックアップでいきます。テクノジャンル以外の方がこの手のハードグルーヴ&ハードテクノが多い傾向にあるので根気よくほっていくぞの気持ちです。チェックするジャンル増えすぎて最近手に負えなくなってカートはいつでも破裂寸前です。

Dawson / Disco is my life

めちゃグルーーーーーーーヴィーーーなディスコチューン!ハードグルーヴと言われると若干疑問ですが相性はめちゃくちゃ良さそうですね。Ben Simsが一時期リリースしていたディスコトラック等あの辺りとも相性抜群な感じします。

Phazer, Pete Delete / Save The Millennials Dante Remix

トランスよりなんですけどキックの重さはハードテクノって感じですね。最近急にハードグルーヴ寄りのテックトランス減っちゃったのは一体何だったのかと思いながらdigしておりますが、トランスジャンルにも普通にハードグルーヴ混じってジャンル分けされてること結構あるので侮れないんですよね・・。

Andy Bsk / Super Sonico

すーぱーそに子!?絶対これ狙わないとつかないタイトルですよ。曲の方はきれいめメロディアス系ハードグルーヴでどこらへんにそに子要素があるのかまったくもって謎ですが、曲が良いのは確か。この曲が収録されてる他の曲名がAlcoholとかVodka Killerとかノリで付けたとしか思えない。
https://www.beatport.com/release/real-hyp-hap/3113890

Rob J. / DTRB

Rob JによるトライバルハードグルーヴNewチューン!ハードグルーヴの華?とも言えるトライバルサウンドに載せた土着的ヴォイスサンプリングで攻め立てる一発!!先に紹介したAndy Bskの9/11チャートにも入っている事で注目度高し!!!

Lester Fitzpatrick, I Am Dj Stretch / Old Work

はい、優勝!!!!!!このフレーズでLester Fitzpatrickが作ったテクノと言う当たりで大優勝です。ネタのチョイスがまさにオールドスクールでこんなん買わないはずが無いでしょう!!即カートインですありがとうございました。

次回は木曜更新、TAKくんです。


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/09/10 【出力せよ】

 

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

 

台風一過です。今年最大のヤバさを誇る台風10号がガーっと九州を縦断・北上して行きまして各地に被害をもたらしておりました。当然のことながら九州に本場を多く持つボートも中止で、新しく組んだPCへのデータ移行など事務的なことをやっておりました。

待ちに待ったルノアール世代のRyzen APUです。初の16スレッドPCです。素敵。でもやる事はSNSとようつべ。あっ、Beatportの巡回が少し速くなりました!!2割くらい。

 

さておき。

次回Hardonizeについてですが、ちょっと耳寄りなお知らせが出ております。

前回それとなく触れたのですが、次回11月に開催が予定されているHardonizeはMIX公募によるチャレンジャーDJ制度を設けました。コロナ禍で思うように人を入れることが出来ないならば、今しかできなさそうな事をやっておこうというわけです。これはその一環というやつです。

チャレンジャーDJ、懐かしいですね。2003年1月1日の茶箱オープンと同時に始まったResponseというイベント、第三シーズンあたりでMIX公募のチャレンジャーDJ制度がありまして、その合格第1号でした。DJとしてはハードテクノもやってましたが、より力の入っていたのはハッピーハードコアでしたのでそちらで応募しまして、のちにジャンルを変えてもう1回合格したのですが、その時はジャンルをガラリと変えてハードハウスをやっておりました。んでんで、幾つかのパーティのレジデントを経て今に至る。人生いろいろ。DJ始めたのが27の頃ですから、本当に色々です。

当時(~2010年くらい)はまだMIXをCD-Rに焼いて「これ聞いてください!」ってパーティのオーガナイザに渡して自己アピールする文化がありまして、自分もやってましたね。今は亡き新宿CODEでDJ CHAMPさんにCDをお渡しした結果、HAPPY JACKやHAPPY DYNAMITEなど憧れのパーティに呼んで頂いたこともあり、何でもアピール大事だなあと。

で、こういう企画は何がよろしいかと言いますと「アウトプットの理由になる」んですよね。何であれアウトプットが無い間のネット民は死んでいるのと一緒です。「めしくった」「ふろはいった」と発するだけでも十分アウトプットです。更に、DJのアウトプットは配信かMIXアップロードか、このblogの様に楽曲情報を書いたりですとか、まあその辺ですので何でも良いからアウトプットして生存戦略していきましょう。生存の証を、爪痕をどこかしらに残しましょう。

バタフライエフェクトという言葉もあります。MIXの一本が人生を変えるかもしれない。それが今年かもしれない。でもアウトプットせにゃ何も起こらんのです。宝くじも馬券も舟券も買わなきゃ一生当たらんのです。ね?

 

 

ということで新譜紹介!いきましょう。

 

Tutankamon (Original Mix) by David Moleon

へえ、ツタンカーメンってこういう綴りなんだ…ためになるなあ、とググってみたらTutankhamunとかも出てきたりして、まあ国によって書き方が違うとかそういう感じのやつなので君だけのツタンカーメンの綴りを使おう!…んで、David Moleonにしては割とスッキリとしたハードグルーヴでチョイエモですね。

White (Original Mix) by Untidy Presents

We Like The Music (Original Mix) by Disposable Disco Dubs

Discolicious (Original Mix) by Disposable Disco Dubs

姉さん事件です。もう3曲まとめて紹介してしまいますが、このVol.5まで出ている「Untidy Classic Singles」の実用度たるや相当に「パねぇ」です。慣れない言葉を使うものではない。でもパねぇ。マジパねぇ。

名門TidyTraxのサブレーベルUntidyから出ているこのアルバム、かなりの割合で使えるファンキートラック大全集!昔からこういうファンキーさは大好物なんですよ。リズム隊も固めのキックにTidyらしさがあって、たまらないものがあります。ベースの太さが足りなけりゃ別デッキでキックのループでも回しておけばOK!よりどりみどりですよ。

Do U Wanna Escape (Original Mix) by Mell

もうジャケットからして「こういう所に外人の適当さって出るよなー」と偏見100%でお送りしておりますが、音の刻み方とかなぜかウニョウニョ言ってるアシッドベースとか、ショートブレイクから一気に疾走感が出るところとか、憎めないヤツです。

Shooting Star 20 (Extended 20th Anniversary Mix) by Flip & Fill

本記事の冒頭でハッピーハードコアをやっていた旨の話がチラっと出ましたが、ジャンル的な大アンセムとしてBANG!のShooting Starがあるわけです。ハッピーハードコアの全盛期は95~98年くらいですから(その後2000年にトランスコア→UKハードコアと移行)その中のマスターピースの1つですね。

で、その20周年リミックスということで…あれ、初出は1997年のはずで…Flip & Fillの20周年?なんかようわからん感じですが、まあ好きなのでいいですハイ。

 

次回更新は9月15日!です。