今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2019/12/19 【2020年もハードグルーヴが来る】

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

先日、溜まりに溜まった1か月分のテクノ新譜を片っ端からガーーーーっとすごい勢いでチェックしたら「ハードグルーヴ…って何だっけ…どういうのだっけ…」みたいなゲシュタルト崩壊に近いものを感じてしまいました。テクノオーバードーズ気味でした。普段はBeatportのTECHNOジャンルとHARDTECHNOジャンルの所をBPM134~146くらいまでの枠でフィルタリングして、それを全部聞くという形でチェックしているんですが、合計1000曲以上はありましたね。どうかしている。そのくらい最近は新譜の量が多いのです。

とは言っても好みにドンピシャで本ブログで紹介したくなるようなものというのは、その中でも1%無いくらいかなと思います。いくら数が多いからと言っても厳選に厳選を重ねた、ワンオブサウザンドな1曲1曲なのですよー。しかしながら、他のメンバーの記事でも触れられている通り、ハードテクノの層が明らかに厚くなっているのは肌感覚でわかります。何なんでしょうね??いいことなんですけど。その分、大変ですけど。引き続き頑張ります。

んで。

明日から12月も下旬に差し掛かるということは2月22日の次回Hardonizeまで2か月となったということですね。ゲストも既に発表になっておりますし、今のうちにカレンダー赤丸チェックでよろしくお願いします。いつも通り、やりたい事を、やります。

2020/2/22 Hardonize #35 at sabaco music&cafe

↓ここをこうポチっとして頂くと幸せになれます。宜しくお願いしますよー

さてさて、新譜の紹介ですよ!!

Space-atmosphere (Original Mix) by Frenk Olan

ハードグルーヴ的な厚みのあるリズム隊で展開的には地味かもしれませんが、こういうのは更に地味なトラックと合わせて3枚掛けした時に効いてきますよ、というツール的な取り扱い方法でもいいし、序盤戦の土台をしっかり作るところでもいいですね。とにかく使いやすい。

Autocracy (Original Mix) by Mr. Magnetik

BPM135です。一歩間違えると倍の270BPMで取ってしまいそうなやつなんですが、どこかで聞いたようなあの声が聞こえて来ると、ああ135か、と思い直す次第です。みんな大好き攻殻ネタなんですが刻み方がちょっと面白格好いい!

If (2019 Remaster) by James Ruskin

Blueprintのボス、ジェームスラスキンがTresorから2000年に出した「Point 2」をリマスターリリース!これはゼロ年代ハードミニマル(割と適当にそう呼びますが、なんとなく伝われ)が好きな人にはたまらないものがある。2000年の時点で145番というナンバリングもちょっとスゲエなって思います。

TribeTech (Rob J Remix) by Mirzinho

Mirzinhoの曲をRob Jがリミックスしたらそりゃーど真ん中のハードグルーヴだわ、というわけで安定感のあるリリースです。ウワモノも少し哀愁よろしくな感じで次への繋ぎはちょっと迷うところは出るかもしれませんが使い勝手はよろしいですね。

Let You Go (Original Mix) by The Timespan, Mr Arthur

Soul Fever (Original Mix) by Al Storm, Diakronik

2019年にご紹介する曲のトリがこの2つ!ってお前ハードグルーヴじゃないじゃんこれレイヴブレークスじゃん!って話なんですが、好きなものはしょうがないじゃん…BPMだってそれなりの枠内だし…Al StormはUKハードコアメーカーとしてしょっちゅう目にする大御所ですが、このくらい遅いのもやるんですねえ、という。

実は本ブログ、今年の更新については今日がラストなのです。ちょーっとお休みを頂いて、次回更新は全国的に正月休み明けの1月7日からになりますので、よろしくお願いします。

よいお年を!