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今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/03/21

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

DIGスタイルの話

前回のわたくしの番手の記事で、ネットで曲をDIGするにあたってのやり方というものをざっと紹介させていただきました。

もう一度改めて書いておきますが、まずBeatportで以下3つのジャンルを選び、更にカッコ内のBPMで絞ったものを出した上で片っ端から聞いて行きます。絞った時のパラメータ付きリンクを貼っておきます。これをブックマークしています。

PealTime Techno (134-149)

HardTechno (134-145)

Harddance (135-146)

出てくる楽曲の量は非常に多いです。金曜日あたりがなぜか大量リリース日になっていて、だいたい2週間分で800~1000曲くらい、というのは前回もお話したところです。んで、これを愚直に総当たり戦やっていくわけなんですが、一応時短テクニックというかそれに近いものはありまして「あー、これまでさんざん試聴したけど人生の無駄遣いだったなー!」って思った特定のレーベルを飛ばしていくだけです。簡単です。ジャケットの特徴だけで判別できます。

こういうやつ。リリースに「EXCLUSIVE」とかよくついてる。目視でパッと飛ばすだけで試聴量を3割くらい減らせます。いや本当に、どんだけだよ。

当ブログはいい曲を紹介して購買意欲を喚起する、そういう記事を続けていますので「あれ買うなこれ買うな、なんて言うのはご法度じゃねーの?」というのも、まあ多分にあるのですが、ここ最近は流石に酷さの方が目立つので、ご参考までに。こういうのを飛ばしてガンガン試聴して行けばボチボチの効率で良曲にブチ当たるのではないでしょうか。

本当はBandcampなどでもっと効率的に探せればというのがあるのですが、その手法についてはまだ確立されていない感じですので今はこれ、というわけです。

何か良い手法がありましたら#Hardonizeハッシュタグを付けてポストなどして頂けるとクルー一同、大喜びなのでよろしくお願いします。

 

次回開催について

あと2か月!ナンバリング46.5の回として5/18(土)に「COA 静岡 PRIVATE ROOM」での出張Hardonizeが待っています。色々情報出ましたね!

東京からはレジデント4名そしてスペシャルゲストの本間さんが参戦!静岡勢のお二人と合計7名による情け無用の残虐テクノバトル!こりゃ大変な事になった!

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。

 

今週の新譜紹介

Michael Ven – Car Wesh (Original Mix) [State Of Techno Recordings]

哀愁テクノ!どことなく昔のゲーム音楽っぽいシンセ音がまたいい味を出しております。これは序盤戦で雰囲気作るにはとても良きツールとして機能してくれそうな。あるいはその逆でMIXのシメ近辺で着地点を作るのにも使えそう。

ATT (JP) – Way Back (Original Mix) [RouteR]

あら?他の人の記事でまだ出ていなかった?毎度毎度お世話になっておりますATTさんの1月末リリース曲。これまたレイヴィーなピアノが響く哀愁系テクノ。

Alfa Cornae – TF175 (Original Mix) [Holliday Addicts]

ブレイクの感じとは裏腹に骨太なハードテクノ!4小節ごとにスッと音が抜ける部分がなんかいいです。そのせいで次の曲を混ぜる時にリリースタイミングを一拍間違えそうな気がしなくもないですが、これはいいですよ…!

Blu 9 – Time of Our Lives (Original Mix) [Ihearttechno Records]

今回は哀愁系テクノの紹介が多い気がします。エモボーカルにしっかりゴンブトなリズム隊が乗っかって中盤戦~終盤戦への態勢を整えていく、そういう役割を持った曲な気がします。

Kuss – Stuck in A Dream (Original Mix) [Agora Records]

疾走感マシマシの良曲!フランスの都市「ナント」を拠点とするレーベルということもあってかどことなくインテリジェント感。Agora Recordsのサンクラではフリーダウンロード曲も多数配布されているっぽいので要チェックです。

Effy, Mall Grab – iluv (Original Mix) [Fragrance Recordings]

ロンドン発のレーベルFragrance Recordingsなんですが、Beatport見てもサンクラ見てもこの1曲しか無いんです。マジ??どういうこと??曲は試聴でピンと来てここで紹介しているくらいなのでかなり素敵なんですが。謎の多いレーベルです。

Akkon – Pounding Groove (MarAxe Remix) [Dolma Red]

本日の最後は割と容赦ない感じのハードグルーヴをご紹介します。でも汚くなり過ぎない所がいい。格好良さが圧倒的に勝つやーつ。こんなん誰でもアガるわ!

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は3月26日です!!


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/03/07

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

近況

先週末、四国に行って香川と岡山を2往復くらいしてましたがそれはさておき。半ばボヤキみたいになってしまうところではあるのですが、Beatportの話です。年間に万単位の数の試聴をやり続けているわけなのですが…

毎回このブログで紹介している楽曲についてはほぼ100%がBeatportでの巡回によるものなのですが、去年かなー一昨年かなー、その位最近やはり様子がちょっとおかしい。普段やっている巡回はある程度条件を絞った状態で行うわけなのですが。

【以下3つのジャンルで、カッコ内のBPMで絞ったものを総ざらえで聞く】

PealTime Techno (134-149)
HardTechno (134-145)
Harddance (135-146)

こうすると大体2週間あたりで800~1000曲を試聴することになるのですが、その絞り込み結果のリストを見ているとどうにも「なんかAIっぽい」リリースが目立つのです。大体はレーベルとレングス(曲の長さ)でそれっぽいとわかるので最近は1秒たりとも聞かずに飛ばすのですが、とにかく多い。2割くらいは「それ」なんじゃないかな??

そういうのは大体が2分~4分前半くらいの長さなので、やはりBeatportの絞り込み条件に「レングス」を入れて欲しい所ですね。そしたら4分半以下のものを全部切れるので。ここ2年くらいで3分台の曲をカートに入れた記憶が全くないし。

長さで絞れれば「Radio Edit」なども飛ばせるので更に巡回速度は上がろうというものなのですが。ことAI楽曲(らしきもの)に関してはこの時代ならではの悩みだな~とは思うのですが、流石に判別して飛ばすのにも疲れてしまうので…あとはレーベル単位でExcludeできると最の高なんですが。そういう需要はないのかなー。

ということで今日もレーベル名とレングスを確認しつつ目視ですっ飛ばしているわけです。ハア。

次回開催について

 

5/18(土)にナンバリング46.5として「COA 静岡 PRIVATE ROOM」での出張Hardonizeが待っています。土曜日だからもう泊まる気満々で宿取った!こちらも楽しみです。FUNKTION-ONEが設置されている超・音響つよつよ箱なので負けないようにしないと!

その後、本線の方のナンバリング開催も色々と進めてはおります。情報公開はもうちょっと先。

 

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。

 

今週の新譜紹介

Sandro Mure – Four7 (Original Mix) [Transfiguration Recordings]

Sandro Mureとなればド直球のハードグルーヴ。相変わらず上から下まで厚みのある音作りで好きですね。ブレイクもしっかり引っ張って明けてからのグイグイ感もとても良し。安心してカートインできる一曲。

Palermo – Cherry Cola (Original Mix) [Hardline Sounds]

地味テクノかと思いきやフワーっとしたシンセが入って来てエモなやつでした。こういうのは序盤戦に置くのがやはり映える。MIX用のツール的に持っておきたいやつ。

Fhase 87 – Colombia (Original Mix) [Twice Infinity Records]

疾走感たっぷりのハードテクノ。ボイスサンプルも一点押しで、作りとしてはとてもストイック。中盤戦でとても映える気がするのでこれまたツール的に持っておきたい。

Skooler & Flare – Disco Express (Original Mix) [Fuzion Records]

2年くらい前にSkooler & Flareの楽曲を紹介しているのですがその時はレイヴブレークスだったかな。こちらも90’sレイヴ感マシマシながら曲名通りにディスコサンプルをちょこちょこと入れてきて、オールドスクール on オールドスクールといった味わいになっているわけで、これは…いいですね…!!!!

Tony De Vit – Don’t Ever Stop (BK Extended Remix) [Tidy]

ワープハウスの名付け親Tony De Vit、って前にも言った気がするこのフレーズ。大元というか原曲は1998年に出たThe Vamp/OUTLANDERネタのアナログで、それをBKリミックスとしてTidyから出したという流れかな。そういう意味ではとてもTidyらしい音になっていて、そのスジにはたまらない奴となっております。

Kristian Heikkila – Knowledge (Original Mix) [Off Recordings]

ハードテクノの体はある程度保ちつつも骨格はアーメンブレイクで出来ている、みたいなちょっと変則的なというか、どちらかと言えば変態的な、という言い方がひょっとすると正しいかもしれない作りの曲。とても良きですよこれは。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は3月12日です!!