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Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【Sango編】

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

近況

前回の冒頭でボヤいたのですが「冬ですね!と言いたい所だけどいきなり16度とか20度超えとか非常に不安定で」というのが未だに続いていて、12月も半ばに差し掛かっているのにどうしたことかと。異常気象。

それはさておき、月頭の話になるのですが長崎県は大村市に行ってまいりました。

いつものように西日本行脚をグルグルとやっておりまして、その5周目の終わりの地ということになったわけですが。少し前に九州在住となったKURAYAMI先生と会いまして秋葉原重工とHardonizeの謎コラボだキャッキャウフフなどとしておりました。

実際にはメシ食って遊んだだけでテクノ要素皆無でしたが。お土産のカステラおいしかったです。


…つ、つよい

で、その大村の地には「龍神社」という310年ほど前に出来た龍神様を祀る神社がありまして、これが御覧のように超ウルトラ外観つよつよパワースポットとなっているわけです。素人が写真撮ってこれなんで、本当にどうかしているくらいに「パワー」

もちろんお参りしまして、1月のHardonizeの成功なども祈願してまいりました。
龍神の如く猛るグルーヴで頑張りたい!

 

次回のお知らせ

ということで次回Hardonizeの日程と内容が出ているわけです。

既に2回ほど行われておりますB2Bスペシャル回です。レジデントが自分の相方を好き勝手に決めて連れてきて「やっていく」マッスルタッグマッチ方式。

そろそろ次の情報が出るんじゃないかな?と思います。乞うご期待。

 

 

 

んでんで。

2023年もいよいよ残り半月となりまして、更新も今週2回、来週2回で終わりということになっておりまして、それぞれ年内のラスト1回は、クルー各自が今年購入したものの中から、特におすすめのものを10曲ご紹介するというような、恒例の企画記事となっております。

※試聴・購入が今年で2022年以前が初出のものもありますがご容赦を

 

というわけで行ってみましょう。どうぞ!

Hardonizeクルーが選ぶ2023年のハードテクノ10選 【Sango編】

Tribal Love (Original Mix) / Andy Patty

この辺のハードグルーヴど真ん中系は何曲持っていてもいい。David MoleonのGoriに通じるベースライン。

Because I Feel Like This (Original Mix) / KaioBarssalos

ブラジルのトラックメーカーKaioBarssalosによるハードグルーヴ。この陽気な黒人のオバチャンみたいなサンプルボイスがクセになるんですよ。

Melted Disco (Extended Mix) by Wongo

曲名からしてワクワク感がありますよね。リズム隊の刻み方が気持ちのいいハードグルーヴ。そして曲名通り差し込まれてくるブレイクのディスコ感!

Indian Summer (Original Mix) by Filterheadz

もうここ2~3年ほど一体どうしたんだというくらいスマッシュヒットを続けているFilterheadzですがやはりノミネートされてきます。おキレイ系Filterheadz。皆こぞって使っておりました。

Baile De Cumbia (Original Mix) by D’Mike

D’Mikeも非常に今年紹介する機会が多かった気がします。しかもリリースする曲が大体いい。その中からこちらを。ブレイク明けの展開でオオッとなってしまうやつ。

To Be Continued (Original Mix) by Splinter (UA), Louwave

今年疾走感のあるハードグルーヴは色々ありましたが、その中でこれをチョイス。めちゃくちゃな派手さは無いんですがいい仕事をしてくれる楽曲。

Spin Back Time Machine (Original Mix) by Secret Hero, Rats On Acid

アシッドハードテクノ!ただそれだけなら全然というか普通の曲なんですが、このいちいちショートブレイクで挟んで来る「スピンバーック、タイムマシーン…」のボイスがもう本当にクソダサくてクソださくて最高です。「笑ってはいけない」と言われてこれ掛けられたら秒で負けられる自信がある。

Hyper Beast (Original Mix) by Giacomo Stallone

無骨なゴリッゴリの四つ打ちで攻めておいてから突如としてブレイクが台風の目みたいに表れた上にアーメンブレイクのお化け。格好いいぜ…

You’re The Boss (Original Mix) by Homma Honganji

2023年、物議を醸した楽曲オブザイヤー金賞受賞。リリース直後にこれを試聴したHardonizeクルー一同、チャットで大騒ぎでした。去年のテレビ探偵団に続いての「和モノ」ネタハードグルーヴ。鉄矢のファンクネスさ。

Apokalypse (Original Mix) by Filterheadz

さてラスト。今年一番心を動かされた楽曲はなんぞやと言われたらやはりこのApokalypseを挙げざるを得ない。そのくらいスマッシュヒットでした。前回のHardonizeでもキッチリ使わせて貰いましたが、ブレイクの引っ張り方、そしてブレイク明けの展開、こんなん誰でもアガるわ!!!!!!!カールコックスもそら使うわ!!!!

 

まとめ

今年の活動を振り返ってみますと、15周年ということもあって年始早々に周年回がありましたね。特濃の6時間だったわけですが、そこから3月になると高知に飛んでいます。友人の結婚式出席にかこつけてKITAさんに秋の回のオファーなど、鰹を突きつつやっておりました。

んで5月の回ではTAKAMIさん&ATTさん、10月の回ではKITAさん&YO-Cさんをお呼びしての15周年に相応しいラインナップで我々も大いに気合いが入った各回だったのではないでしょうか。

個人的には春すぎ辺りからずーーーーーーーーっとサボっていたアナログ取り込みとそのFLACデータ化を進めておりました。終わったのが8月だったかな?MP3tagというソフトがDiscogsからデータを引っ張ってきてタグ入力してくれるという超ウルトラハイパー神機能を持っていたので取り込んでからは早かったですね。

音楽的はどうでしょう。去年の振り返りで年間18000曲以上は試聴してるんだよなーって話をしておりますが、その辺の数が減る事はなくむしろ増えている気がしますので、まあ20000曲くらいは試聴したのではないでしょうか。その中で目立ってきたのはAI楽曲の疑いがある、妙に短い長さ(2分半~3分前後)の楽曲群かなあと。検索に引っ掛からないようにしたいんですがね。何かいい方法ないものかね。

 

…と、何だかんだで色々やっていたなあという2023年でした。
来年は2024年!!!!なんだそれ未来感ありすぎる…Wipeoutみがでてきた。

 

 

というわけでわたくしの出番は、今年はここまで。
来週YudukiくんとTAKくんの更新があってHardonize Blogは2023年納めとなります。

 

(一足早く)よいお年を!


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/11/30

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

近況とDJっぽい話

冬ですね!と言いたい所なんですが、まあ確かに寒くはなりましたが…いきなり16度とか20度超えとか非常に不安定で。着る物にも困ってしまう有様です。冬なら冬らしくちゃんとして欲しい。

で、そういった季節には全く関係なく朝の支度をしている時にふと思ったのですが、当ブログの読者は大半がDJイング行為をされる方ばかりかと思います。恐らくはUSBストレージの利用者がかなり多い。そのUSBストレージについてなんですが。

「ストレージ内に複数のパーティションを作ってたらどうなんの??」

普通はFAT32フォーマットかつ1パーティションのフラッシュメモリやSSDをCDJ等にズドンと挿していきます。では複数パーティションのメモリを挿したらば?

当然ググってみるわけですが、やはりそこは本家PIONEERに答えがあって、CDJ-2000のマニュアルに「USBデバイスに複数のパーティションの設定をしているときは、最初のパーティションだけ使えます」と書いてありました。

パーティション① FAT32フォーマット
パーティション② NTFSフォーマット

というストレージを挿したら①の方がCDJに認識されるってことなんですね。という所をまず確認した上で、上記のような2パーティション構成もアリなんじゃないかと思ったわけです。なぜか。

誰もが採用しているFAT32は1個のファイルサイズは最大4GBまでという制限があります。これは大きくても数十MBの楽曲データを入れておく分には全然問題がないのですが、例えば配信アリの現場で終わった後に配信マシンに保管された動画データを貰う場合なんかもあるかもしれません。Twitch配信とか、6時間もやればビットレートにもよりますが8GB~15GBくらいになったりするんですよね。

であればパーティション②を4GB制約の無いフォーマットにすることで、そういったデータもDJ用に使ったストレージに入れて帰ることも出来るわけです。あくまで活用の一例ですけど。現場で使う用のストレージとはまた別にもう一本NTFSのを用意するのは何かわちゃわちゃしそうだし、無くしたり忘れたりしそうだし。扱う本数は少ない方がいいかな、ということです。exFATは4GB超えが可能ですが、利用環境をまだ選ぶ感じがあって普及しきっていない気がしますね。

ということでちょっと作ってみました。こんな感じですね。

今回は500GBくらいの外付けSSDで作ってみました。最初のパーティションがFAT32になっているのがわかりますね。

作る時にちょっと困ったのが、Windows11等では32GB超えのFAT32パーティションをサッと作る事は出来ない(選択肢がexFATとNTFSしか出ない)ので「MiniTool Partition Wizard」(無料版)などのツールを使うのが良いと思います。NTFSのパーティションはそういった制約は無く、普通に作れます。

という、たまにはDJらしいテクニカルな話でした。

 

んで!

 

次回のお知らせ

次回Hardonizeの日程と内容がババンと出ましたね!!

何度かやっておりますB2Bスペシャル!多分3回目かな?レジデントが自分の相方を好き勝手に決めて連れてきて「やっていく」マッスルタッグマッチ方式だ!情け無用の残虐バトルだ!ということで誰が誰を連れてきたんだ!?という所はまた後日、ということらしいです。当然この時点で決まってはいるんですが。乞うご期待。

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。

 

 

今週の新譜紹介

Chane – Just For Fun (Original Mix) [Just For Fun by Chane]

ヘンテコテクノだなあと思ったらブレイクでいきなりプァーーーーンて鳴るので腰砕けになるのですがその後はしっかりズンドコい感じになるの、正直ちょっと凄いと思います。BPMもしっかり142でこれは熱量がある。

Homma Honganji – The Cursed Poets (Original Mix) [Transfiguration Recordings]

日本ハードグルーヴ界の至宝と勝手に当ブログで呼んでいる本間さんなんですが、曲名はポール・ヴェルレーヌ「呪われた詩人たち」となにか関係があるのだろうか。ちょっと哀愁あって、しっかり上から下まで出ている王道ハードグルーヴ。

Stanz Amor – Joga Funk (Original Mix) [B.A.B.E (Burned at Both Ends)]

何がヨガファンクて!と思って聞いたらヨガファンクでした。言ってる事はよくわからねーと思うが俺もわからねー。BPM145と駆け足の中でブレイクのベースラインが入ってくるところが格好いい!その後のブレイク明けからはピークタイム感マシマシ。

D’Mike – Baile De Cumbia (Original Mix) [Rawsery]

なんか最近オメガドライブよりも登場回数増えてない君???という感じで当ブログでも最近バンバン紹介されているD’Mikeなのですが、いちいち作る曲がど真ん中じゃないですか。だからしょうがないのだ。これまたズルい作りになっております。誰でも上がるわこんなの。

Catchy – Santa Maria (Original Mix) [Cheeky Tracks]

以前にもTAKくんが紹介していたかな?イギリスのプロデューサーCatchyによる楽曲で、まあハードグルーヴというよりは間違いなくハードハウスなんですが。Cheeky Tracksですからね。そして曲名を見てもわかる通り、超ウルトラ有名曲、サンタマリア。飛び道具的に持っているもよし。

 

 

というわけで本日はここまで。

次回更新は12月5日です!!