皆様こんばんわ、HardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介するコーナー、2週間ぶりの登場はyuduki(@akuwa)です。皆様よろしくお願いいたします。
さてさて2月入ってしまいました。
2月といえば、そうHardonizeが2/22(なんと3週間後!)に迫っております。
これは大変です。まだチェックしていない人はバチッとチェックしていきましょう。
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今回は広島からテクノ女帝DJ RINN、ハードテクノ好きオールラウンダーgekkoといった2名をお呼びして執り行います。当日は年初一発目といえばの白くて四角いいつものアレもキロ単位でご用意してお待ちしておりますので、新年一発目のHardonize皆様よろしくお願いいたします。
近況的なところで、先週は津田沼でロングセットでDJしてきたのですが、その帰りにTAKくんと話をしていた中で今回のネタはこれしかないなと思ったので今回紹介するのは久々のアーティスト単独特集です。今回はこのアーティストをピックアップしました!!!
ÅNTÆGØNIST
最近のダーク系ハードミニマルの中ではかなり優勝に近い位置に存在するアーティストの一人だと思っております。そのくせして(失礼)マジで読めないのでなんとかして欲しいと思っております・・。紹介するときに口で出して言えないアーティストは紹介しづらい!ちなみにちょくちょく話題に上がるAlmir Ljusaはギリギリ読めます。
そんなÅNTÆGØNISTですが、なにせ情報が少ない!読めない上に素性がわからない!!!
少ない情報から色々と調べたのですが、2018年頃から活動スタート。ダーク系レーベルO.V.N.I.、Bad Reputationを中心とした活動を展開するコロンビア出身の素性不明のトラックメーカー。というところまでしかわかりません…。Google検索結果でも全言語合わせて17,300件しか出てこないので日本語紹介記事としては完全なブルーオーシャン状態ではあるのですが反面調べても出てくる情報が少なすぎるのでここは知っている情報を是非、私yuduki(@akuwa)までお寄せいただきたいところです。随時記事を更新していきたいですね。
一時はbandcampにアカウントも存在していたようなのですが、すでに消滅。soundcloudにアカウントはあるものの2年前から更新停止と、どこかに情報はあるはずなのですがもはや手がかりは少ない、本当に謎多きアーティストです。
ただ、そんな彼のリリースする楽曲の特徴といえばリリースするレーベルからも分かる通り「不穏な感じのする強力な重低音の絡むハードミニマル」これに尽きるでしょう。初リリースの「PILGRIMAGE EP」で発揮する強力なインパクト。ファーストリリースでこれですよ。今までもっと色々な楽曲出していそうですが今までどこに潜んでいたのでしょうか?ヘヴィーに響くキックに金属的な鳴り物&不穏感あふれるシンセがひたすら続いていくその名も”sabato”はタイトル通りとは言わないですがEP収録曲の中では一番好きです。
ÅNTÆGØNIST / Sabato
その後2018年リリースのAccess Layer Aggregationは今年O.V.N.IのレーベルTOP TEN TRACKSとなる名曲、ひたすら反復するキックとノイジーなシンセが絡み合い、中盤のブレイク以降でそこにハットが降り混ざって展開する超ストイックなハードミニマルチューン、これ買っておいたほうがいいですよ奥さん。一家に一枚是非どうぞ。
ÅNTÆGØNIST, The Zodiac / Access Layer Aggregation
2019年3月にThe Zodiacによりリリースされた「THE ACID ZOMBIE」に参加している中に収録の”Acid Conjuration”は今までの楽曲ではあまり聞かれなかったようなシンセが鳴り響く楽曲なのですが、そんなシンセの裏側で展開するサウンドもどこか不穏感漂う感じになっており、そのシンセも全体的にどこか不穏感のあるオンパレード的な疾走感あふれるチューンになってます。これもひとまずカートに入れておきましょう。
ÅNTÆGØNIST, The Zodiac / Acid Conjuration
昨年2019年は自身からのリリースは「PANIC」、「I JUST NEED DARKNESS」、「GONE INSANE」の3枚をリリースしていたのですが、それぞれのリリースの中からどれも素晴らしすぎてこれ!という楽曲を選び難いのですがその中から個人的に良かったものをピックアップしてみました。まずは「PANIC」から。
ひたすら打ち鳴らす”Faster”も捨てがたかったのですが、ここはやはり表題曲”Panic”推しでいきたいと思います。BPMは145と早めのハードミニマルトラックはひたすらにKick,Hat&Synthという感じであり、ブレイクの派手な展開といったこともなく淡々と打ち鳴らされるその男気に惚れました。Beatport波形を見ても分かる通りの男らしさ、さすがの一言です。この楽曲をIBIZA TECHNOのリストを入れている人いたんですが最近のイビザってこんな感じなんですか・・?
ÅNTÆGØNIST / Panic
続いては「I JUST NEED DARKNESS」からは”Will Never Shine”です。歪んだキックにブレイク直後から差し込まれる不穏感のあるノイジーなシグナル音が鳴り響き、ホラー感のあるシンセが時折挿入されるというテラー感のあるハードミニマルチューンです。全般的に「I JUST NEED DARKNESS」は歪んだキックの曲が多いのでその手のサウンドを探している方にはおすすめです。表題曲をJulian Montoyaがリミックスした激アシッディーなトラックもGoodですね。
ÅNTÆGØNIST / Will Never Shine
そして2019年ラストリリースとなったのはMephystからのリリース「GONE INSANE」です。このリリースが個人的には2019年ベストリリースだと思っており、前回紹介した”Wave Of Revivalism”もこのリリースに収録されております。前回紹介したので今回はまた別のトラックで。ストレートなハードミニマル”Death Fondly”やビルドアップ感のある”Empty Veins”もかなり捨てがたいのですが、彼の2019年不穏感オブザイヤー(FOY)とも言える”Constantly Shifting”でしょうか。視聴パートだけで伝わるこの不穏感は本当に素晴らしいの一言です。
ÅNTÆGØNIST / Constantly Shifting
ÅNTÆGØNIST / Death Fondly
ÅNTÆGØNIST / Empty Veins
ということでざっとリリース直後からのトラックをいくつか紹介しつつ、という感じでしたがÅNTÆGØNISTはいかがでしたでしょうか?このペースで2020年もこのBlogの中でリリースは注目して行きたいと思います!!随時情報はお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします!!!!
次回は木曜更新TAKくんです!!
#おまけ
と、普通に記事書いちゃったのでExtend扱いで2/1のプレイリストをこちらで紹介。
ロングセットのオーダーを受けて、ハードミニマルからハードグルーヴまで120分セットをガッツリやってきましたのでプレイリストこんな感じでしたよー!というのをご紹介です。ただ、なぜか前半プレイリストから数曲文が消えてたので2曲ぐらい足りないです・・。
Playlist 2020/2/1 MediTech@B.B.Q rave kitchen Mediterraneo casa Tsudanuma
01. Rhythm Part, Kamil Van Derson / Quantize
02. Branos / My Emotion
03. Zoid, Distek / Welcome To The Family
04. F.Tek / Joker Was Here
05. Ganez The Terrible, Dr Chekill / I Don’t Wanna Go
06. Boris S. / Believe 001
07. Chris Chambers / Poison
08. A.k.m / Replicator + Christian Fischer, Wehbba / String Puppet
09. Bassbottle / Insects
10. Cabe, Garett White / A Feel Burn
11. Garett White / Selfie
12. Basstard Groove / Nay No Naine (Goncalo M Remix)
13. Goncalo M / Hi-Q Mode
14. DJ Gumja / OÃ
¾eÃ
¾i Majstr
15. DJ Gumja / Seki Prasica
16. Rob J. / New School
17. Diego Reyes / Code Red
18. Almir Ljusa / Latino Lovers
19. Thundercloud / Squat Carnival
20. Cabe / Insidious
21. Rapunzel / Summer Time (Homma Honganji Remix)
22. AKM / Dacefloor’s Flame