こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。
ハードテクノと一口に言っても毛色は様々で、渋いのもあれば派手なのも未だにリリースが続いております。
我々Hardonizeレジデントはそれらを求めて毎夜広大なネットの海を放浪しているわけなのですが、ここまで1周しただけでも各々の紹介の仕方に違いが見られますね。(※)
一緒にパーティーを行っている仲とはいえ、それぞれバックグラウンドも違えばプレイする楽曲に対する考え方も違うので、
次回、そして今後のHardonizeにおける予習みたいなものになれれば嬉しいです。
『ハードテクノってこんななんだ。』と思って頂ければ尚結構。
さて、2人目はこの人にスポットを当てます。
スペインの宮殿都市、グラナダのクリエイターです。
2006年のリリースを契機に翌年にはMoop Upを設立して活動に拍車をかけ、
現在はそれに加えてRed Ribbon、Waaz Musicと云ったレーベルも運営しているハードテクノ功労者。
彼のトラックは前回書いたRaul Mezcolanzaに比べるとキックのアタックこそ強いもののやはりベースは深くて太い、と云うか曲によってはミックスしたときに明らかに浮いてしまう程に高い音圧を誇るものが多々あります。
そんなDJ泣かせでありながら自身のプレイはターンテーブル/CDJの2デッキと云うシンプルな機材構成で、まあエフェクターはバシバシかけるし2枚使いもやるしで聴く人を飽きさせないスキルの持ち主。
一方でクリエイター用にもサンプルパックをBandcampで販売しているなどこっちはこっちで泣いて喜びそうな活動をしております。
近日Vol.3の発売も控えているそうです。現在or未来のハードテクノクリエイターは是非お求めください。
そんな彼のオススメ楽曲がこちら。
David Moleon / No Control
David Moleon / Ovalo
David Moleon / This is Music
David Moleon & Rantan / Namaste
David Moleon / Sunny
次週は774muzikさんが担当します。今回はこれにて。
※
オマケ。他レジデントがこのターンで挙げたものについての感想とか追記。
774muzik氏のオールドスクール回は生粋のレコードコレクターだけあって成程なって感じでした。
本人も現場でよく使ってる4曲ですし好きなのが伝わってくる。
昔からテクノ聴いてるぜってオツな人はパーティー前に彼にリクエストを飛ばすと大抵喜んでかけるんじゃないかなって思ってます。
あえて要望を述べるならこれも加えて欲しかった。
ジャーマンテクノと一味違うUKのバウンシーなテクノ。
Green Velvet / La La Land (Dave Clarke Remix)
元記事はコチラ。
Sango氏の夏っぽい派手なセレクトも本人の性格からして分かる分かると頷く内容でした。
DJに於いてもテクノの反復要素を大事にしつつ、それでもインパクトのある曲をセレクトするので、アップリフティングなテクノで踊りたいと云う人に強い気がします。
して僕がこのテーマで選ぶとしたらこれかなぁ。
ド派手と云う感じではないけれどアーバンっぷりが夕焼けの夏の海に合いそうな感じの。
Budai & Vic / Let the beat hit’ em
元記事はコチラ。
そしてオーガナイザー、Yuduki氏のどっしりハードミニマルも、これまた他の人にはない目線で紹介してて好みでした。
Phonってアーティストは知りませんでした。
ちょっと調べたらダークなドラムンベースと2足の草鞋で活動してる人なんですね。ナイス変な人。
尖ったリズムが忙しい系のハードミニマルは独特のグルーヴがあるし、あんまり聴く機会がないと思われるので、ストイックな中にも変化球を求める人にどうでしょう、ウチのボス。
とゴマを摺っておいてそこに寄せるとなると個人的にオススメなのがRiotbotってアーティストです。
いずれこの記事単体で組みたいくらいには好きですね。
Riotbot / Tiberian Sun
元記事はコチラ。