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今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/11/17

こんばんは。関東ハードテクノ界の水辺ポケモンことSangoです。
週末になると多摩川・平和島・戸田などの水辺によく出没します。
とくいわざは「そこだけかってない」です。

……それは(すごく)どうでもいいとして、レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、今日はいつもと少々毛色が違うものを紹介していきたい!

地味系のワンフレーズ推しトラック。もう8小節ループか何かかけて延々と100時間くらい鳴らしていたらいいんじゃないかな!ブレイクも好きなだけエフェクトで遊んで下さい的に大きく上下しない展開なのでそこもまた良さ。4DECKプレイでも役立つツール的トラック。

これもちょい地味めのトラックなんですが、このウニョーーっと鳴ってるウワモノが何かのフレーズに似ているんだよなー一体何だったのかなーーって考えていたんですが、そうか20,Novemberか、と気付いた次第です。え?そんなに似てない?まあいいじゃないですか。

アラビヤ~~ン、としか形容が出来ないトラック。こういうのはインパクト勝負ですが、この後の曲どうすんだ的な問題にDJ的には直面してしまうわけです。どうすんだ。前にゆづき君もアラビアンな曲を紹介していましたが、それとアラビア繋がりで上手いこと繋がったとしてその後どうすんだ。本当にどうすんだ。何とかするのが手腕というものです。あとこの曲、最後はアウトロもなくバッツリ終わります。何という…

ちょっと今までと趣向を変えてみましょう。たまにはいいよねオールドスクールブレイクビーツ。初期Prodigyにヤラれちゃった人はみんな大好きな方向のやつなんですが、デジタルでもちょいちょい手に入るんです。延々と鳴るバッキングの良さ。

これもねー、ハードグルーヴじゃないんですよ。何せヘルフィッシュ先生なので。むしろハードコアやハードスタイルと言ったほうが的確なんですが、BPM140台に落としてブレイクビーツ的に使うとそれはそれで面白そうだし、AphexTwin的なドドドドギュワギュワと複雑なビートの楽曲と繋げると面白そうだなと。意外に使えそうな攻殻機動隊ネタ。

次週は11月22日、Yudukiくんが担当です。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2016/11/03

秋もいきなり深まりまくりで上着が手放せない季節になりました。台風が通過したと思ったらもう冬の入り口ですよ。しかしながら相変わらずハードテクノ業界は激アツのトラックがどんどん出ていますので巡回は欠かさないようにしたいところです。

今回はここ最近のBeatport巡回でカート入りしたものを紹介していきますよー。

テクノ四天王の如くハードグルーヴ四天王が居るとしたら間違いなくその1人であるGoncalo Mの、まさに王道ハードグルーヴ。ネタもなくひたすらハードミニマル的に厚みのあるリズム隊でグイグイ来る。もう8小節くらいのループかけて5時間くらい流してればいいんじゃないかなこれ。

以前に特集記事が会った気がしますがCabeとGarett Whiteのタッグによる新譜。厚みがありハードグルーヴ感が高いリズム隊に「テクノ」というボイスがひたすら繰り返されるこれまたスルメトラック。

Norman Andrettiの曲をGoncalo Mがリミックスしたという、まあそりゃハードグルーヴですよね。間違いない。鬼に金棒。Intuition Recordings PTからのコンピレーションという形で最近出ていたのでカートインさせました。初出は2015年8月のリリースだったと思いますが改めて「良さ」があったのでイン。

David Moleon新譜。ブレイク明け前に「セーガーーー」ってボイス入れて来るので試聴していて「ハア!?!?!?」ってなりましたが至って当人は真面目のようです。たぶん。David Moleonらしいリズム隊に少しトライバル風味も入っていたりして。ラーメンに対する胡椒くらいのスパイス感、いいですね。

メロウ!!!日本ハードグルーヴ界の至宝、本間本願寺による新譜!ご本人曰くだいぶ前からリリース予定はあったけど色々あって遅くなったとか何とか。とうとう出たこの新譜は…異色のリミックスワーク!本間本願寺が泣きのメロディーを取り扱うという!これは(個人的に)新・境・地(*)ですよ!!必聴。

(*) 全・国・版のノリで読もう