読めないアーティストのハードミニマルは信頼できる確率が高い説:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/01/07

こんばんわ、今週もHardonizeのレジデントがおすすめのハードテクノを紹介するコーナーがやってきました。今週担当は私yuduki(@akuwa)がお送りいたします、何卒よろしくお願いいたします。

他のレジデントメンバーの記事にも書いてありますが、もう後1ヶ月後に迫ったHardonize35回目、皆様何卒よろしくお願いいたします。

そして勝手に2月はハードテクノ超強化月間と言っておりまして、2/22(土)開催のHardonizeの前哨戦になりますが、2/1(土)には津田沼Mediterra neoにて12時間ぶっ通しのテクノパーティ「MediTech」にロングセットとして出演します。普段津田沼に来ない方もこの機会によろしくおねがいします!美味しいBBQとビールでやっていきましょう!

ここしばらく先週末執り行われた某スクールアイドルのフェスに土日両日参加しておりましたことでしばらく頭から離れない状態が続いているのですが、2月のハードテクノ強化月間に向けて全速前進 で行きたいと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします。Twitterで3日間ぐらい騒がしくなっていたので、今後も微笑ましく見ていただけると幸いです。

さてさて今週のピックアップは前々から気になってた括りで行きたいと思います。

題して、
「読めないアーティストのハードミニマル信頼できる確率が高い説」
です。

こいつ、また説とか言ってますけど直近の30日間のリリースにおいて読めないアーティストのリリースで見たところ大体がハードミニマルに該当していて、さらに視聴してみたところグッと来るものが多かった(※個人的感想です)ので紹介も兼ねてピックアップしてみた次第です。

Diøn / Scared Children

まずは手始めにこの方から。まあなんとなく読めそうな気もしますがアムステルダムのトラックメーカーDiønによる一発です。この方のリリースは90年代のオールドスクールサウンドをインスパイアしている作風が多めです。今回紹介している「Scared Children」もブレイクの部分でその一片を垣間見える感じしますね。

HXHXHX / Ancient Race Of Gods

これもなんとなーくわからなくもないかな、という感じです。2017年頃からリリースしているのですが、BPMが早いものから遅いものまで一貫して激しく殴打されるようなハードミニマルをリリースしているような感じです。本作もキックとハットそして後ろでうごめくサウンドとシンプルながらもソリッドな構成でひたすら踊れてしまうハードミニマルチューン。

RAßßeA† / Things Of The Past

もう読めませんね。唯一見つけたSoundcloudには「I’m not a real person, i’m a ghost trapped in a beat…Music lover, noise adept, techno rookie, hardcore addict, digger of emotions」とあるのでプロジェクト的にそういう雰囲気なのかもしれないです。きれいめなウワモノがの後ろでひたすらなり続ける掘削するようなヘヴィーなキックとのギャップが凄い。個人的にこういうの大好きです。他のリリースはテクノのみならずBPM150オーヴァーのトラックを作っていたりなどするようです。youtubeに上がっている動画見てもかなりコンセプチュアルな感じしますね…。

ÅNTÆGØNIST / Wave Of Revivalism

満を持して登場という感じです。2019ハードミニマル読めないオブザイヤーといえばこの人だったと思います。読めないのもさながらリリースするトラックがどれも破壊力が高く、1曲1曲のクオリティもかなりお墨付きといった感じでこの人の新譜を買っておけば間違いないCISCOのPOPであれば「!」は一杯ついていたことでしょう。そんな氏の新譜もバッチリな仕上がり、中盤で収束気味(当社比)になってから後半戦に向けて上がり続けていくテンションで最後までぶち抜いていく感じ、マジたまらないっすね。私超絶レコメンドアーティストによる2020一発目のハードミニマル激マスト作品です。氏がリリースしているレーベルの[Mephyst]もかなり全体的に悪魔的?ジャケットかつサウンドもマッチしており、こちらも見逃せませんね。

次回は木曜更新TAKくんです。
よろしく!!


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/01/16 【ジャングルはもう通過していきました】

 

はいこんにちは、こんばんは、明けましておめでとうございます。
さんごです。

 

2020年!なんですが、日付を西暦からの8桁表記にすると20200116ってなるので、なんかゼロが2つ並ぶと紛らわしいな…って気持ちになりません?俺はなる。スラッシュ入れろ?そういう問題じゃないんだよなあ…

というわけで年が明けました。正月休みは久々の大連休だったわけですが、艇休日(ていきゅうび)は元旦のみで他の日は全部どこかしらに行ってました。ダメだこりゃ。成人の日絡みの三連休は初日のみ艇休日で残り2日は…でしたし、来週末は長崎に旅打ちへ行ってきます。ダメだこりゃ。

 

んでんで。

1月16日ということは、来月2月22日の次回Hardonizeまで1か月と1週間!になったということですね。テクノしましょう、聞きましょう、みんなで楽しくやりましょう。格好いいハードグルーヴを沢山用意してお待ちしております。

2020/2/22 Hardonize #35 at sabaco music&cafe

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さてさて、新譜の紹介ですよ!!

 

Recreate (Slam Rework) by Hertz

Murder Was The Bass (Slam Re Edit)

いきなりネタっぽい感じですが、まあ落ち着いて落ち着いて。「Archive Edits LP」というSlamリワーク集からのチョイスです。原曲よりも使い勝手が非常によろしいDJユースな作りになっているのでオススメです。ニッツァーエブのJoin In The Chantのリワークも収録されていますが、これはアルバムごと買わないとダメなやつかな。まあ9曲で11.99$ですしお得感も高いのでは。

Subraum (Extended Mix) by Bionic Age

淡々とテクノ。ブレイク明けから少しアシッド要素も入れつつの、それでも割と地味トラック。序盤戦に使っていく感じですかねえ。

Grampian (Original Mix) by Stateline

どうしようもなく90年代テイストの…808state的な…というこのトラック、Stateline自体が割とようわからん存在ではあります。Discogs見ても1989年の7インチシングル1枚から2009年のアルバムまで20年ぶっ飛んでるし。かと思えばBeatport的には2017年くらいからえらい数リリースしてるし。初期衝動にレイヴサウンドがあるのはよくわかりますが、まあ格好よければいいのだ。そして格好いいのだ。

Concrete Metal (Original Mix) by FIGXXRO

ヴーヴーと潰れた低音が地を這いつつその上ではカキンカキンと小気味良い金属音が鳴り続ける、その曲名はコンクリートメタル!!そのまんま見たまんま聞いたまま!ここまで豪快に来られると、もういいやそれで、となる感じで。でも好きですよこういうの。

Outrun (Original mix) by Daytona

さて本日のラストはこちら。なんじゃこりゃー!もうアーチスト名からふざけている気がしますが、デイトナチームによるアウトラン(のマジカルサウンドシャワーネタ)です。書いてるだけでもうわけわからん状態になって来た。このGluckwunschという19曲入りのアルバム、他にもいろいろどうかしている曲名のものがぼつぼつありますので試聴してみては。

 

 

次回更新は1月21日になりますのでよろしく!