モノクロジャケットの ハードミニマル信頼できる確率が高い説:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2019/12/10

はいどうもー!
今週もHardonizeレジデントがおすすめのハードテクノを紹介するコーナー、2週間ぶりの火曜更新担当のyudukiです。

先々週の更新で、次回Hardonizeのゲストが発表となりました。
来年のことを語ると鬼が笑うと言いますが、気がつけばもう2019年も終わりに近づいてきている年末ムード、そろそろ鬼も来年のことを語っても許してくれないですかね?だってあと20日もたったら2019年も終わってしまいますし。って書いておいて今年も本当に差し迫っているんだなと改めて実感しました。

ということで次回Hardonizeは令和2年2月22日、オール2の日です。
よろしくおねがいします。

2020/2/22 Hardonize #35 at sabaco music&cafe

ちなみに、2/1土曜日は12時間ぶっ通しテクノイベントMediTech@Mediterraneoにて80分ロングセットにて出演が決まっておりますが、こちらは詳細がある程度また決まり次第またお伝えします。つまり、2月はハードテクノ強化月間と言っても過言ではないですね。Hardonizeも含めて皆様よろしくお願いいたします。

さてさて話代わっておすすめハードテクノなのですが、今回選んだテーマはこちら。

音がダークだったり強烈な印象を植え付けるようなサウンドだったりすることが多いハードミニマルではジャケットにも音が反映されているのか、シンプルなものが多いですね。そんな中、やっぱりBeatportのTechnoやHard Technoのジャンルにあるモノクロジャケットのハードミニマルっていい曲が多いんじゃないのかなと思って自分のTRAKTORのハードミニマルフォルダ見てみたらかなりの高確率でモノクロでした。もちろん購入している曲なので自分の琴線に触れた楽曲ばかりなのですが、やっぱりそういうことなのかもしれません。

まあ、説とか言いましたけど比較的ハードミニマルって音の傾向からしてもこういうジャケットになりがちなのでしょうか。皆さんもおすすめのハードミニマルのジャケットが白黒だったとしたら説が立証される可能性高いので、情報をお待ちしております。ちなみに次回書くとしたら「ハードミニマルのアーティストや曲名、ほかジャンルに比べて読めない人が多い説」ですかね。特にÅNTÆGØNISTとか読めない代表格だと個人的に思ってます。

ということで今回はモノクロジャケットのハードミニマルの新譜中心にピックアップしました。
それでは、どうぞ!!

Theo Nasa, KUSP (UK) / Shock Value Feat. Theo Nasa

シグナル音とともに語り的なヴォイスサンプルとともにブレイクに突入、そこからも淡々と鳴り響くシグナル音とヘヴィなキックで淡々と展開するハードミニマルチューン。モノクロジャケット。これを”Xmas is Coming”っていうチャート作って入れている人がいるけど全編通してハードめテクノで心配になるなどした。

ANTN / All we do is Roleplay

ジャケットがどことなく怖いことで(自分の中で)定評のあるANTNです。今回もジャケットから漂う雰囲気はどことなく怖いのですが、この曲自体も深夜2時とかに聞いたら夢に出てきそうな若干狂気な感じのあるハードミニマルチューンに仕上がっております。シンセの使い方がもう独特すぎる。怖い。黒ベースのモノクロジャケット。

Ceili / Not A Fear Of It Hadone Remix

これですよこれ。王道ハードミニマルという感じで間違いなく“買い”のやつです。ブートレッグ感を醸し出す白ベースに黒塗りの謎の人物といったジャケットも個人的に高評価です。この上半身裸の人物は一体誰なんだ。

AKIRA (ES) / Rage Under Skin

過去にMark ReyもリリースのあるAsphixia Recordsから。ここは白黒ジャケットにリリースの文字が出ているのでそこまで怪しい雰囲気はないですが、BPMは135手前ぐらいの音はガッツリとしたハードミニマルチューン。ピッチをもう少し上げてハードグルーヴとの相性も良さそうな鳴りしてます。

Jens Lissat / Reflashed Christoph Pauly Remix

ブレイク突入と同時にアシッディーなサウンド、そこからspastik的サウンドとクラップ連打の部分が徐々に盛り上げて行ってブレイク開けに向けての溜めて盛り上げていく部分が購入の決め手でした。ブレイク前とブレイク開け手前って結構曲選ぶときに見ていくところだったりします。モノクロジャケット+リリース名記載パターン。ここはレーベルで統一の背景ですね。

Kaiser / The Way Back

名門SOMAより重いキックには定評のありKaiserの新譜もモノクロジャケットの通り強烈ハードミニマルチューン。ヒプノティックな雰囲気が全編に渡って響き渡る独特のサウンドはフロアをガッチリ踊らせる事間違いなしの一発!箱の規模感問わず音の鳴りも良さそうですね。


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2019/12/05 【10年代の終わり】

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

 

師走という事で、よく考えたら来年は2020年ということでタイトル通りなんですが「10年代の終わり」なんですよね。いやー参った参った。こないだまでゼロ年代がどうのこうの言ってた記憶があるんですが。来年になったら10年代がどうのこうの言うことになるわけですよ。次は20年代ですか。段々と語呂が悪くなっていくのがどうにもならない感があります。100年で一回りですからね。

 

さておき。

 

前回の担当記事が出た後ですが、次回、20年代突入後初のHardonizeのゲストが発表となりました。

2020/2/22 Hardonize #35 at sabaco music&cafe

2月22日というゾロ目の日にお迎えするのは2名、広島のテクノ女帝(aka ウニガール)ことRINNさん、過去に何度か一緒のパーティでワイワイさせて頂いております。DJイング行為あるいはボートやりに広島に乗り込んだ際にもお世話になっており、今回お招きするのは「やっと」という感じです。

そして関東テクノクラスタの若武者gekkoくんはB2Bスペシャルなどで登場して貰ってますが、こういう形では初ですね。こないだ軽井沢行ってデレマス聖地巡礼を行い、何かこう、漲る感じになっておりました。パワー大事。

 

↓ここをこうポチっとして頂くと幸せになれます。宜しくお願いしますよー

 

さてさて、新譜の紹介ですよ!!流石にストックしたのが消化しきれなくなってきて腐ると困るので(腐りません)今回はドカーンと7曲紹介しちゃいます。

 

Trip Vision (Original mix) by Pritech

ラテンノリのようでそうでない、シャキシャキした今っぽいハードグルーヴなんですがずっと鳴ってるウワモノが気になってしょうがない。気になった所でいきなりストイックなハードミニマル目の展開になる。奇曲!

Higher Energy (Steve Murano No Melody Mix) by DJ Subsonic

初出はなんと16年前、2003年にTurning Wheel Recordsから出た「Higher Energy」というEPに収録されていたものです。16年前の曲がデジタルリマスター状態でサクっと買えてしまうのはやはりスゲエ事ですよね。低高度でグイグイ攻める感じのハードテクノです。

In Brazil (Original Mix) by Michael Burkat

曲名通りなんですが、ブラジル!ラテン!というわけでワンフレーズ推しで突き進む系のやつです。このリズム隊、ほんのちょっとだけGypsy Woman (Meu Str Mix)のものに似てるなーって思いました。あんまり関係ないけど。

Grab The Mic & Drop Bombs (Original Mix) by JKS

曲名通り重めのやつをお見舞いしてやりましょう。低い低いリズム隊にアシッド味がほんのりと効いていて中々に格好いいやつです。

Eden feat. Stella (TML Remix) by Locked Groove

ガッシャンガッシャンとブレイクビーツ然としたリズム隊から哀愁ブレイクへ。そして再びストイックな展開へと戻り、何となくMIXの終わりを感じさせる、そういう切っ掛けのような位置付けになるんじゃないでしょうかね。いや別にどこで使ってもいいけど。

Espresso (Mezzanine Version) by O [Phase]

軽快で軽めのノリ。何で曲名がエスプレッソなのかはようわかりませんが。深煎り??いや関係ないな…基本的にはずっと同じ展開のスルメ曲ですので3枚掛け4枚掛けの要因としてはこれいいかもしれませんよ。ジェフミルズあたりが3台目くらいのタンテにポンと乗せてフェーダーをチョチョチョ…と上げてく光景が浮かぶようです。適当言いました。

Sango (Original Mix) by Kulage

今回最後にご紹介するのは…これは正直、俺が紹介しなきゃダメなやつだと思うので久々にBPM130の楽曲をご紹介です。当ブログで紹介するわけで、もちろんハードテクノです。同EPには3曲収録されておりまして、ヒトデ・サンゴ・サザエという曲名にアーチストの方がクラゲ、というオーシャン的な感じの組み合わせで「ああなるほど」って思ったわけです。それをサンゴが紹介するという何とも奇妙な感じを醸し出してシメとしたいと思います。

 

 

本日はここまで。次回更新は12月10日です!