こんばんわこんばんわ、今週もHardonizeレジデントメンバーがおすすめのハードテクノをおすすめするコーナーがやってまいりました。今週担当は私yudukiがお届けいたします。

さてさて、前回Sangoさんが予告していた通り今回の私の記事で次回Hardonizeの情報を一気に出してしまいましょう、10年の時を経てここで今ひとつ原点に立ち返ってもう一度Hardonizeを考えてみよう、ということでゲスト含めて次回はこんな感じとなります！はい、では、どうぞ！！！！！！

はい、ということで今回のゲストはLZDことShinichi Sasaki（※以下佐々木さん）をお呼びしてお届けいたします。
実は初回Hardonizeは現在のレジデント＋佐々木さんを含めた5人で行っていたのですが、お仕事の事情などもあり出演ができなくなってしまい現在のレジデントメンバー4名の体制になったという経緯があるのです。10年を迎えた我々には一度やはりあのときに立ち返る必要があるのではないか？ということでレジデントDJに佐々木さんをお呼びして5名でのHardonize31回目をお送りすることになりました。

今回のHardonizeはBACK 2 BASIC感を出して行きたいと思います！！
告知Webエントリーは今週中に用意しますのでお待ちいただければと～～。

ということで今回はその初回Hardonizeでどんな曲を使ったのかを見つつという感じでどうぞ。

Par Grindvik / Nand

Hardonize1回目のファーストトラックがこれでした。めちゃめちゃ渋い感じの立ち上がりからスタートするなって思いますね。あの頃はこの手のトラックをBPM上げ目でプレイするのが個人的に流行っていたらしく。とはいえこの曲でもBPM135あるんですね。とはいえキックが柔らかめなので底を感じさせない雰囲気はありますね。

Nathan Fake / Outhouse

でもって5曲目はこれ。完全に今の路線とかけ離れている感じしますけどNathan Fakeをここで持ってくるあたりかなり異端児っぽい感じしますね。ここから終盤にかけてアゲめのトラックにどうやって持っていったのか自分ながらにすごい気になります。ドキドキします。

Gary Martin / Cosa Caugat

これは割と今も使ってる気がしますね。Kevin SaundersonのミックスCDに収録されていて個人的再注目がこのとき起きていた気がします。ブレイクの部分は独特だし今でもやっぱり名曲はいつ聞いてもいい曲だなーって。

DJ Preach / Broken Inside

最近使ってないけどいい曲！Kernkraft400的なブレイクの入りがすごい好きで買った気がします。あの頃は多分DJ Preachってちゃんと認識してなくて曲としてすごい良いな！って言う判断基準で買ってた気がする。今よりアーティストのことをあまり良く知ってなかったということもあるので。

Patrick Skoog / Untitled Henrik B Remix

Drumcode復刻でこのあたりの曲も入手可能になったのめちゃくちゃ嬉しいですね。ボトムでグイグイする感じとノイジーな小ブレイクが入ってくる構成が今でもハードグルーヴとしてすごい使いやすい感じですね。また久しぶりに使っていきたい感じになってきたぞ！！

ということで懐かしの曲も交えつつ、あのときの曲もいろいろ使っていきたいなーと思うので実家に置きっぱなしのレコードをそろそろ取り込みしなければという気持ちになってきました。

そんな感じで、次回Hardonizeは10月27日土曜日15時から！！
木曜更新はTAKくんです、よろしく！！

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

前の自分担当回から2週間、その間に色々な事がありました。台風が関西を直撃するわ北海道に大地震は来るわ…もう天災相手なのでどうしようも無い所ではありますが、大阪には近々行ってお金を落とし、北海道のうまいもんを扱うところでご飯食べたりしたいと思います。Hardonizeも2011年、いわゆる311の時は開催危うしという事がありまして、余震にビクビクしつつ翌週に強行（終了時間が22→21時に変わったのはこの回の影響）したという…えっ、もう7年半前…！？

そんな事件もありつつ10年と30回の積み重ねをゆるーーーーーくやって来ましたが、ここ何度かお伝えしている通り10月に31回目のHardonizeが行われます。出演者も大体固まりまして、面白いことになるのではないかと。

我々レジデント陣、その10年と30回の歴史の中で「ちょっとやり残していたこと」がありまして、次の31回目はそこにフォーカスを当てていく構成になるのではないかと思いますよ。来週、その辺りはオーガナイザーのゆづき君の担当回で出る…よね？まあそんな感じで要注目、ということだけお伝えしておきます。「そっかー、そうなのかー、なるほどねー」って感じの内容になります。

さあ、新譜の紹介していきましょう！

Force of Pleasure (Rifts Rework) by Nikk

なんか壮大な感じがするシンセにブレイクビーツ気味のリズム隊で、雰囲気あるなあ…刺身のツマ的にいい感じの女性サンプリングボイスも乗っているのでこの雰囲気が好きな人、オススメです。

Truesoul (Original Mix) by Redhead

おっとReadhead？当然ながらこれはリマスターリリースです。初出はおそらく2002年、ドイツのNorthwest DynamicsからリリースされたTruesoul EPに収録されていたものですね。王道ハードテクノ。カナモノの音がキンコン鳴り響く鍛冶場トラック。

Adentrate (Original Mix) by Jeff Robens

コンピレーションに再収録ということで新譜的に出てきましたが、初出は2013年11月、Assign Recordsの2番ということになるのかな。それでも5年近く前になるのか…2013年なんてもう1～2年くらい前の気分ですよ。ハードグルーヴ自体はここ7～8年くらいジャンルとしては安定していて、隕石が落ちるクラスの、生態系がゴソっと変わるような変化は無い印象なんですよね。まあ格好良い曲が出ないわけではないし、若手トラックメーカーが増えて安定供給志向なのはいいことです。

Beat On The Jungle (Original Mix) by Arnold

今回のイチオシ。曲名の通りジャングルの中っぽいSEが鳴りまくっているおキレイ系のテクノトラックなんですが、日本でもこれからの季節、少し緑のある所を歩いていると虫の鳴き声が聞こえてきてこの曲に近い環境になるわけです。風情がある。というわけでわたくし、ジャングル感よりは日本の秋の方が先に来てしまいました。まあそんなもんよな。同EP収録の残り3曲、この曲のリミックスなんですが担当がAlmir Ljusa、Rob.J、Brutecとハードグルーヴフリークには超お馴染みの面子になっておりますのでそちらも試聴してみましょう。個人的にはこのOriginal Mixを推しておきます。

次回更新は週明け！
31回目の詳細発表なるか？9/18です。