こんばんは774muzikでございます。
本日の更新はわたくしが務めさせていただきます。
さて、先日のHardonize33では沢山の方々にご来場いただきまして、ありがとうございました。
当日は5月25日、奇しくもKAGAMIの命日でした。
KAGAMIのことを思い返すとき、やはり切っても切れないのがWIREの思い出でして。
少し前、ピエール瀧が薬物で逮捕され、TASAKAにも飛び火するなど、WIREクラスタ的にはなかなか辛い状況だったりするのもあり、「KAGAMIをかけよう、TASAKAも電気もかけよう。ここだけWIREにしよう。俺がWIREするんだ。何なら俺がWIREだ。」ぐらいの謎なテンションで臨んだ今回でした。
ちなみに、初めて行ったWIREである03のタイムテーブルを首からかけてプレイしようと思ってたんですが、家に置き忘れてきました。悲しい。
まあ、そんなこんなで、終盤に少しだけハードミニマル的なのをかけたりもしましたが、基本的にはKAGAMIとWIREに感謝の気持ちを捧げるMIXでした。
今回の更新ではそんなプレイリストをつらつらと公開していこうと思っているんですが、その前に、まずはCDのご紹介をば。
とりあえず、これらとbeatportで今回使った楽曲は網羅できます。
・V.A – Wire 01 Compilation
JeffのUFO、卓球のHyperspeed、KAGAMIのPerfect Storm、CJ BollandのThalysman、Nothing Gonna Changeのリミックスなどなど、名曲揃い。
この頃はまだWIREには行けてなくて、サントラ聴いて思いを馳せていたっけな…。
・V.A – Wire 02 Compilation
2枚組の大作。KAGAMIのMirror Ball Future Funkも目玉だけども、何よりみんな大好きGet On UpのクリリンRemixが収録されてます。
・KAGAMI – The Broken Sequencer
KAGAMIの1stアルバムなんですが、StarArts以降のキラキラ感?ギラギラ感?がなくて、むしろハードミニマル/ハードテクノの流れを汲む音が多くて、ものすごくフロアユースなアルバムだと思います。
見つけたら絶対ゲットしてほしい一枚。
・電気グルーヴ – The Last Supper
あすなろサンシャインの卓球Reconstructionだけでもう買う価値あるんだけど、誰だ!のKAGAMIリミックス、エジソン電のTASAKAリミックスなど、他の収録曲も珠玉。
N.Oのポリシックスカバーもめっちゃいい。
そういえば、この前見た成人向け動画で女の子が「あっ、そこめっちゃいい!めっちゃいい!」って喘ぐのがあってなかなか良かったんだけど、関係がないので割愛します。
・電気グルーヴ – J-POP
エキスポ ヒロシマは至高。
今回、モノノケダンスとかいちご娘も仕込んでたんだけど使う機会なかった。
・電気グルーヴ – Niji (The MFS Remixes)
虹のリミックス集。
これはもうMijk Van DijkのFor Girls Remixが最高すぎてウンコ漏れる。
虹に惚れ込んだMijkが、Remixすることを条件に頼み込んでMFSからライセンスリリースさせたやつ。
とりあえずこれ見て。
「Do you really want this!?」って、訊くまでもないだろコンチクショー!最高!
CDは以上です。
どれも買って損のない逸品なので、中古で安くなっていたら是非お求め下さいませー。
ちなみに僕はNijiリミキシーズがどうしても欲しくて海外から取り寄せました。後悔なし!
ということで本編。
…なんですが、実際のプレイをお聴き頂きながらの方が分かりみが深いと思われますので、是非こちらをば。
はい。
ではようやく本当に本編に入ります。
01.KAGAMI – Tokyo Disco Music All Night Long (Original Mix)
一曲目はこれと決めてました。
KAGAMIの命日にプレイする以上、これしかないのだ。
立ち合いは強く当たってあとは流れで、という感じで二曲目以降は気の赴くまま…。
02.電気グルーヴ – 誰だ! (kagami’s remix)
The Last Supper収録。
原曲も好きなんだけど、KAGAMIの個性がとてもよく出ていて、こちらも大好き。
03.KAGAMI – Mirror Ball Future Funk
WIRE02コンピ収録。
キラキラディスコチューンテック!
めちゃ上がるよなこんなん…。
04.DJ TASAKA – MOLE’S ROCK
WIRE02コンピ収録。
KAGAMIといえばTASAKAでしょ!ということで、こちらもWIREコンピから。
アッパーでカッコよい。
05.KAGAMI – Perfect Storm (Original Mix)
やっぱクソかっこいいよね…。
KAGAMIがWIREでライブした時のバージョンを真似して、ダッダッダッダッッダッダダッダのところをループさせたんだけど、テンション上がりすぎた結果、勢い余ってその後のハイパスかかるところもループさせてしまいました。てへ。
06.DJ TASAKA – You Like That ?
WIRE01コンピ収録。
TASAKAは、ディスコでKAGAMIと同系統なんだけど、ギラギラしてなくて、少し落ち着いた音で、これはこれで大好き。
07.電気グルーヴ – Nothing’s Gonna Change (Lexy & K-Paul Remix)
プレビューなし。
The Last SupperとWIRE01コンピの両方に収録されてるけど、コンピの方はEditで少し短い。
原曲よりもMixしやすい気がする。
ブレイクでヴォーカルだけになるので、次の曲に移行しやすい。
08.電気グルーヴ – 虹 (Mijk van Dijk’s For Girls Remix)
Niji (The MFS Remixes)収録。
数多ある虹のリミックスの中で一番好き。
Multi Mijkで使われてたのもあり、思い入れがめちゃくちゃ強くて、海外から取り寄せて購入。
カッコいい。ホント、カッコいい。
09.KAGAMI – Elefunts’ Disco
The Broken Sequencer収録。
アルバム中でこれが一番好き。
重くてギュッと詰まった感じのボトムが最高にカッコいい。
そこからのFreedom – Get Up and Danceサンプリングがぶち込まれて、もうてんやわんやですわ。
クッソあがる。
10.KAGAMI – Beat Bang Blue
The Broken Sequencer収録。
普通にハードテクノです。
てか、Beat Bangシリーズはどれも硬派。
11.KAGAMI – Hyper Wheels
The Broken Sequencer収録。
ノスタルジックさすらあるブレイクビーツにズンドコいビート、Funky Grooveのアノ音でブレイク。
騒がしくてハードでとても良い。
12.KAGAMI – Beat Bang Robo
The Broken Sequencer収録。
「ババーン…ババーン…」というノイジーで変な声ネタがループするクソカッコいい曲。
この頃のKAGAMIのノイジーな感じが大好き。
13.KAGAMI – Filter House Music
The Broken Sequencer収録。
Elefunts’ Discoと1、2を争うくらい好き。
パーカション含むリズムの音も声ネタも全てが最高。
どこがハウスミュージックなのかは分からんけど、ホントかっこいい。
14.電気グルーヴ – あすなろサンシャイン (takkyu ishino re-construction)
プレビューなし。
The Last Supper収録。
卓球による最高に硬派でクールなリミックス。
これとは別にTakkyu Remixというのがあって、これまた最高なので、いつか手に入れたい。
15.電気グルーヴ – エキスポ ヒロシマ
めーっちゃカッコいい。
かっこよさでは電気の曲で随一じゃないかと思う。
BPM150ぐらいで速いのを136に落として混ぜ込み。
16.Oscar Mulero – Friday Thirteen (Original Mix)
ここからしばらくは直接的にはWIRE勢ではないゾーン。
ただ、あの頃のWIREっぽさというか、個人的にWIRE原体験が刺激されるような音をチョイスしてみてます。
17.Tito K. – Gate 23 (Wsm Remix)
ダークなボトムと透き通った女性ヴォーカルが対照的で、暗闇に光差す感じ?好き。
18.Ben Long – Potential 2 (Umek Remix 2)
あ、これ今回の激推しトラックです!!
全ての音が尊い。
UMEKは神はっきりわかんだね。
19.Whan – Access Violated (Original Mix)
ノイジーで変態的なトラック。
こういう若干いかれた音使いでギミックフルな曲も好き。
20.JK Flesh – Exit Stance (Original Mix)
前の曲がハイ強めなので、若干丸い音というかハイがきつくない曲を混ぜ込んで、更に先の曲に繋げやすくするために起用。
使いやすい。
21.Balrog – Special K (Original mix)
ダークなリズムに変な女性ヴォイス。
こういう喋り系トラックに弱いんだよなぁ…
22.Spirit Warriors – Yukatan (Original Mix)
しっかりしたボトムで変に穿った展開もないので使いやすい。
次のBeat Bang Blackに向けて、少し個性を消しつつノリをキープするために起用しました。
23.KAGAMI – Beat Bang Black
The Broken Sequencer収録。
パーカッシブでハード。
一時期のIgnition Technician的な趣もある。
ラストスパートに向けて、もう一山上げていきつつ、KAGAMI楽曲に戻ってきました。
24.KAGAMI – Tiger Track
これは説明不要だと思うので割愛。
まあ、とにかく優勝トラックだよね。
25.KAGAMI – World Cup
The Broken Sequencer収録。
ハードテクノ文脈の音から派手に展開するアッパーチューン。
The Broken~の中では一番派手なんじゃないかな?
ラスに向けて加速。
26.KAGAMI – Last Resorts Spartan (Original Mix)
この曲はKAGAMIの楽曲の中では割と異色な感じじゃないかな…?
音的には大好物なんで、アナログでリリースされた当時、即買いした思い出。
若干使いどころが難しいけど、相当カッコいい。
27.KAGAMI – Turbo Boost (Original Mix)
最後はエモさを高めて終了。
派手目なKAGAMIから始まり、初期のゴリゴリしたハードテクノを経由して、最後に派手な音に戻ってくる、という展開でした。
やっぱり僕らはSons of WIREなんですよ。
ということで本日はここまで!
次回更新は木曜日。DJ Sangoが担当します。ではー