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今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2018/05/24

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

いよいよといいますか、やっとといいますか、次回Hardonizeの詳細が世に放たれてしまいました。バーン!!!!多数のゲストをお招きしてのB2Bスペシャルです。ルールとしては「レジデントがそれぞれの相方を好きに連れて来る。大人のマネーパワーで大御所を呼んでもいいが自分のお財布で」くらいの緩さなんですが、結果的に相当なヤバメンツになりましたね。四文屋難民て何なんだ。まだ名前の由来を聞いていません。大体の予想はつくけど。

Hardonize30_Omote800

 

 

 

 

 

 

 

ゲストが多くて文字の配置に
とても苦労したらしいフライヤー画像

 

 

 

で、わたくしのB2B相方は以前甲府にも呼んで頂きました若手テクノDJのgekkoくんです。今回ばかりでなく、2人とも7月に行われるRe:animationにも出演が決まっておりまして、つまりはリアニタッグという風にも言えるわけで、さあどうなるのでしょうか。実際まだ何も決めてないけど思うままに取っ散らかして行きましょう。本番は6月23日土曜日、いつも通りの15時スタートです。よろしくおねがいします。

 

さて、新譜どんどん出てますからね、紹介していきますよ!

 

Revival (Original Mix) by ICR

ハンガリーはブダペストのトラックメーカーICRことZoltan Gal、1999年からドラムンベースコミュニティで活動を始めて2013年で一旦リリースが止まっている感じです。で、2017年に出たミニアルバム「Reconstellation」がBeatportでもデジタルリリースされ、その中の1曲がこれです…って流れでいいのかな。適当ですいませんがDiscogsで見る限りはそんな感じです。で、この曲はハードテクノというわけではなくレイヴブレークスと呼ぶあたりが適当でしょう。BPMは137ですので色々と丁度いいレンジです。格好良さ…!

Obsession (Eloy Palma, DJ Brutec Remix) by Norman Andretti aka Quarill

以前に当ブログにて原曲を紹介したことがありますが、そのリミックスがこれまたナイストラックなので紹介します。このズンドコ感、最強!ブレイクもダレずにグルーヴキープされていて、終わったらまたひたすらズンドコ。これは聞いているだけでムズムズするやつです。Let’s ムズムズ。

It’s Our Future (Carl Cox’s Ultimate Mix) by Awex

おっと突然の大御所カールコックス。デジタルリマスターリリースで新譜扱いになっていたと思うんですが、初出はなんと1995年、レーベルPlastic Cityよりリリースされた It’s Our Future (Remixes) という2曲入りアナログレコードになるかと思いますよ。なんと23年前…そういう曲があっさり買える世の中、捨てたもんじゃないね!90年代中盤らしくアシッド色が強い楽曲です。

HH2 (Endlec Remix 2) by Hiroaki Iizuka

2000年にフランク・ミュラー(ムラー)のレーベルMüller Recordsからのリリースを皮切りにメジャー活動を開始した日本人トラックメーカーHiroaki Iizukaの楽曲です。WIRE世代ど真ん中の音だなあと個人的に思うハードミニマルで、これはアリーナで聴きたいやつ!

Askone (Original Mix) by Eric Fetcher

2015年くらいからリリースを開始したEric Fetcher、これはまたいいですよ…浮遊感というか宇宙感があるというか、えらく適当に言いますとAxisレーベルっぽい音です。雰囲気的にテクノ。テクノってどういう感じの曲なんですかって言われたらこういうの出しておくのも嘘は言ってねえなって感じです。テクノテクノしたテクノ。なんちゅう紹介だ。

 

 

Hardonizeまで1ヶ月を切ってます!カレンダーに赤丸チェックを忘れずに!
次回更新は5/29です。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2018/05/10

はいこんにちは、こんばんは、水辺行ってる?
さんごです。もちろん行ってます。

この間までは暑い暑いなどと言っては初夏の訪れ早すぎない??と思っていたわけですが、ここ数日はいきなりガクーーーンと気温が下がってむしろ過ごしやすい感じになってきました。雨も降ったりしてますが。ただし金曜~土曜日にかけてはいきなり暑くなってくるらしいので要注意。着る服を間違えないようにしたいところですね。

 

 

…という普通の出だしで始まったこの記事、細けぇ事はいいんだよ、ということで新曲の紹介していきましょう!

Slave Bears (Original Mix) by Dave Mol

Global Techno Movement Recordsからここ5年間のベスト盤みたいなアルバムが出まして、既に持っている楽曲もいくつかあるわけですが、今あらためて聞いても中々にファンキーでステキグルーヴな曲を再発見できるんです。ということでその中から1曲。狭義のハードグルーヴをハードダンスと区別するためにファンキーハードと呼んでいた頃を思い出すそんな展開。ナイスです。

The Heretic’s Tale (Original Mix) by Heretic Tale

硬めのリズム隊でハードテクノ、ハードテクノなんだなあ…もうコツコツ行く感じです。3枚掛けに使っても面白いくらいのミニマル感があり、ロングブレイクもないのでもうツールですよツール。ループ掛けてリズム隊強化要員としてもいい感じです。

Enter Lite, Exit Nite (Original Mix) by Aphrohead

アフロヘッド……んー??アフロヘッド??どこかで聞いたような…ということで本名Felix Stallingsなのですが、Felixでピンと来た人はハウスにも造詣がちょっとある人かもしれません。すなわちこの人、ハウスレジェンドのFelix Da Housecatです。っていうか別名義多すぎるんだよこの人。で、これはClashbackk Recordingsから2002年に出たアルバムのデジタルリマスターということになるのかな。ハウスではなくこれはもう完全にテクノ。16年経っても褪せない良さ。

Rock 2 (Original Mix) by Hernan Pallero

ちょっとクラシックな感じもするハードテクノだねーーと思っていたらブレイクでいきなりピコピコ言い出してカクーってなる奴ですが、割とそういうの好物です。

Multiply (Unreleased Mix) by Multiplicity

マルチプライと言えばすぐ思い出すのはアイレムのXマルチプライなのは言うまでもありませんが、人によってはYMOの増殖かもしれません。それはさておきこれはいいですよ奥さん。疾走感あるビートに哀愁シンセがフワフワ乗っていて…MINIMAXIMAの音を思い出す感じです。で、このEPリマスター版なんですよ。元のリリースはなんと1999年ですが、このUnreleased Mixは当時のEPに収録されていません。今回初お目見えなのかな?これは嬉しい追加リリースというわけです。マスト!

 

以下余談。

実は今回紹介する曲がもう1個予定されていて、それが Stfa (Original Mix) / Akulav という日本語のボカロ曲に解像度低いキックを乗せたような曲でして「なんじゃこりゃキテレツな曲だなー面白いから紹介したれ」と思ってたんですが、記事を書くために再度見に行ったらアーチスト・レーベルごと消えてました。丸ごとサンプリングあるいはパクリという「あかんやつ」だったのかなアレ…詳細はよくわかりませんが、メモ的にここに書き残しておきます。

 

次の更新は5/1(火)です!