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今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/03/16

こんばんは。こんにちは。Sangoです。

久々に風邪を引きました。週末に始発まで酒を呑んで仮眠を少し取った程度で平和島に出かけて水辺ポケモンおじさんするという無茶をやらかしたので割と自業自得であります。もう無茶出来る年ではない。学んだ…学んだよ…年を取っても学びがあるのは良いことですね。今回もハードグルーヴ的な楽曲を学んでいきましょう。

Wormhole Distortion (Original Mix) by Goncalo M

前回の時にGoncalo Mのアルバムから紹介したので、そこからもう1曲。まあド安定のハードグルーヴです。大仰なブレイクがあるわけでもなく、ひたすらグイグイと押していく、決まり手:寄り切り、というトラックです(どんなんや)

Flawless Perversity (Original Mix) by DJ Misjah

いきなり「古いとこ」なんですが、巡回してて気づいたのは最近MISSILEがリマスター盤を出しつつあるということ。MISSILEと言えば22番の大名曲、Juggernautをご紹介したいところですが今はラインナップ消えており、それもリマスター中のために取り下げたという可能性もあり。楽しみにしておきましょう。今回はそのリマスター済のリリースから1曲。やはり変態テクノレーベルですね。

A1 (Original Mix) by The Third

2000年前後のリリースと言われたら「そっすね」ってなる硬派な楽曲なんですが、どうにもアーチストやレーベルの素性がわかりません。Discogsで調べてみてもさっぱり出てこない。名前的にR135 TracksのThird Manと関係があるのかと思ったけどジャンルが少々違う気がする…とにかく謎なのです。でもトラックは良さがある。間違いないやつです。

Tactics (Original Mix) by Dave The Drummer

おっとここでDave The Drummer。デブドラというとイメージ的にはグログロとした暗黒テクノ寄りのイメージがありますが、割とこれはライトな楽曲で何にでも合う展開かと。

New School (Original Mix) by Rob J.

これ紹介されてんのかなー、まだかなー、一応確認したけどまだっぽいので紹介します。元は丁度3年前、2011年3月下旬にAnother Chance Recordsからリリースされており、London Exclusiveから出たアルバムに収録されたということで新譜扱いで出てきたもの。レイヴィーな音とハードグルーヴの食い合わせが悪いはずがない。

次回の更新は3/21、Yudukiくんです。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/03/02

はい、3月になりました。

先週末はHardonizeも26回目を行いまして、レジデント勢もちょっとびっくりするくらいの大盛況となりました。フリー餅も沢山振る舞われまして、海苔持参でやって来た餅ジョッキーも「みんな進んで焼いちゃうから出番が少ない…」と言っていましたので、またこの季節にやる事があれば前向きに焼いていきたいと思います。

さてさて、こちらは淡々とやって行きましょう。ハードグルーヴの良さを知らしめていく連載ですから、今回も新しめの楽曲を中心に紹介していきたいと思います。

1986 (Original Mix) by Peetboy, Furrier Bros

おお…なんということだ…ちょっと懐かしいトライバル風味の、かと言ってベッタベタのトライバルというわけではなく軽めのシャキシャキ感だけ、いい感じの食感だけ残したハードミニマル的な楽曲。ツールとしても良いと思います!

Unos Por Otros (Homma Honganji Remix) by Mr. Rog

Hardonizeイチオシのハードグルーヴトラックメーカーと言えば、もう何度も言わなくてもそれは「本間本願寺である」というのは、わかり哲也という寸法なのですが、今回はMr.Rog楽曲のリミックスワーク。これまた厚みのあるハードグルーヴなリズム隊にトライバル風味を乗せつつのナイスツールと言えますな。真っ直ぐな4つ打ちでなく変速リズムなのも面白さポイントプラス。

Ruzina (Original Mix) by DJ Ogi

このテラーな感じ、ちょっと懐かしいな?ということでよく見たら25曲入りコンピの中でのリリースとなっておりました。そのコンピにはEric SneoやSandy Warez、Tom Hadesなんかの名前もありますね。テラー感そして疾走感。勢いのつく中盤戦トラックになるでしょう。

Unidirectional (Original Mix) by Goncalo M

さてハードグルーヴ四天王が居るとしたらその一角を確実に担うのは間違いないGoncalo Mですが1997年から2017年前の20年を振り返るマイベスト盤みたいなアルバムを出しましてその中からこれです。淡々と続くミニマル的ハードグルーヴ。道中もブレイクも大きな派手さはないので2枚がけ3枚がけの中でグッと厚みを作れる一品。

Artificial Gravity (Original Mix) by Goncalo M

同アルバムからもう1曲。これなんつうか、Spastikネタって言っていいのかなあ。まぁ違うよ?って言われたらそれまでですが、意識はしているでしょう確実に。ただしそこを極端にクローズアップするわけではなくて添え物的にSpastik的な音が入っている感じです。ねぎしの添え物にある野沢菜刻んだやつや、青唐辛子の味噌漬けみたいなもんです。主役じゃないんだけど、無いと寂しいしそれだけでも美味いやつ。

さて次回の更新は火曜日!Yudukiくんです。