Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【774muzik編】

はいこんばんは。774muzikでございます。
早くも12月も半ばということで、激動の2021年が幕を閉じそうになっております。
あと半月程度ということで、やり残したことのないよう、努めて参りましょう。

さて、まずは来年の話をして鬼を笑わせていきましょう。
年明けて間もなく、Hardonize 40開催予定となっています。
開催時間が14:00~となっておりますので、お間違えなきよう・・・。

2022/1/29(sat) Hardonize#40 at waseda sabaco


ゲストももうすぐオープンできるのではないかと思いますので、お楽しみに!

ということで本題ですが、昨年に続き、今年最後の更新ではレジデント各自のBest of 2021を紹介する企画。
今年1年で紹介してきたトラックの中から特に推したい10曲をあらためてご紹介していきたいと思います。
リマスター物とか再発とかもあったんですが、一応今年のリリースに限定してチョイスしてみました。

Hardonizeクルーが選ぶ2021年のハードテクノ10選 【774muzik編】

Malke – Negative Infinity (Malke Revisted)

のっけからBPM盛り気味で(笑)
ブレイクで1/2倍速に一旦減速してからのハードコアみある展開からのシュランツ復帰という。
何より治安の悪い感じのラップがシュランツとはよく似合う。

Slobodan, Wetworks – Cleanse (Original Mix)

ガシャガシャした感じのリズムから、ブレイクではメロディアスなのかそうじゃないのかよく分からないサンプルと謎のしゃべりが絡む怪作。
少し変化球気味だけど、こういう謎トラック好きよ。

Lee Ann Roberts, MRD – Feel (MRD Remix)

これはもうストレートなキレイめトラック。
フィルターを開閉しながら展開する小刻みなシンセリフと疾走感のあるリズムが絡んでめちゃくちゃ爽やか。
Technasiaとかそっち方面が好きな人には刺さるのでは。

Mechanic Slave, S.E.B – Promethium (Mechanic Slave Remix)

ズッシリしたボトムと短音のシンセリフの絡み具合がディモールト良い。
グリッチでノイズなショートブレイクも良いアクセントになっていて、こういうの大好き。

Atwel – Dark Heroes (Original Mix)

アンビエント寄りなメインストリームという趣き。
スタッターであったりリバースであったりというエフェクト処理されたピアノサウンドがとても美しい。
ミニマルなセットで使ってみたい。

Temudo – Torres Vedras 8am (Original Mix)

ノイジーなリズムの音とかフレージング、ループするボイスサンプルと、好みな要素しかない。
めちゃくちゃカッコいい。

Ben Sims, Shlomi Aber – Carnival Part 1 (Shlomi Aber Remix)

15年前くらいに出ていてもおかしくない音。
Ben Simsによるトライバルが帰ってきた・・・のか?今後に期待。
やっぱりトライバルが好きだということを再確認。

Mid Wooder, Beat – Dirty Bitch (Mid Wooder Broken Mix)

いやーめちゃくちゃ治安悪くて最高かよ。まあ、名前からしてDirty Bitchだもんね。
ファックとかビッチとか言ってるボイスサンプルにノイジーな変則リズム。
使いどころは難しそうだけど、最高にカッコイイよな・・・。

Slam – Scourge (Original Mix)

2019年にはとんでもねえエディット集をドロップしていたことも記憶に新しいSlamによるバンギンなハードテクノトラック。
レイヴィーなシンセにドンッパンッドンッパンッて感じの圧強めのビート。
エグい完全ピークタイム仕様に仕上がってます。最高。

Best of Best of 2021

Homma Honganji, DJ Brutec – Funky Hipster (Homma Honganji Remix)

今年の優勝トラックはこちら。
おそらく、他のレジデントも挙げてくるんではないかと思いますが、被り上等です(笑)
Hardonizeでもゲスト最多出場である、日本ハードグルーヴ界の至宝・本間本願寺さんによるDJ Brutec – Funky Hipsterのリミックスワークです。
その名の通り、実にファンキーかつちょうどいいハードさで素晴らしいです。
本間さんは、多作にもかかわらず質が落ちないのはどういうことなんでしょうか・・・。
あやかりたい・・・。

ということで、レジデントの中で先陣を切って2021年のベスト10トラックをご紹介しました!
これにて年内のお仕事は終了!
あとは他のレジデントが何を挙げてくるのかを楽しみに見てみたいと思います。
次回更新は木曜日、DJ Sangoがお送りします!

ではでは、一足早めなご挨拶になってしまいますが、皆様、良いお年をお迎えくださいませ!