こんばんは。TAK666です。
近況報告。
先日歳を取りました。
TAK666 / James Brown Is Dead Dead Dead!! 
James Brown Is Dead Dead Dead!! – 2020.07 by TAK666 | Free Listening on SoundCloud 
近況報告終わり。
さて本題。前回の担当回 にて、以下のような前置きを載せておりました。
RECOfan渋谷BEAM店が閉店 してしまう件です。特に未見の方は是非足を運んで頂きたいのです。 
で、早速全開更新後にももう1回足を運んできたわけで、今のところ収集物はこんな感じです。どうも頻繁に在庫を追加している様子であること。 一向に店の壁が見えないのです。 
そんなワケで、今回はこのRECOfan渋谷BEAM店で直近に購入したものの一部を紹介します。ジャニス 振りの
DIG自慢 
です。
X-102 / DISCOVERS THE RINGS OF SATURN 
Jeff Mills 、Robert Hood 、Mad Mike のレジェンド3人によってアメリカで結成されたトリオX-102 による最初で最後のオリジナルアルバム。 Underground Resistance の出身者であり、よりダンスミュージックとしてのテクノにフォーカスしたプロジェクトとして結成されました。
個人的好みはアルバムのラストに収録されたGROUNDZERO (THE PLANET) レイヴ感溢れるフレーズにローファイなリズム の組み合わせという、ザ・90年代テイストなテクノ。
X-102 / GROUNDZERO (THE PLANET) 
VIDEO 
X-102 – Groundzero (The Planet) – YouTube 
Beatport でも購入可能です。
V.A. / that’s club trax techno kingdom 2 
『第2次テクノ大戦!!!』 と銘打たれてリリースされた通り、世界各国のアーティストによるテクノコンピレーション。ヨーロッパレイヴ、ジュリアナテクノに傾倒したシリーズ です。WestBam 、Underground Resistance 、R.A.F.  (メンバーの1人がMauro Picotto )など、大物アーティストが多数参加しているのも昔ならでは。
個人的好みはドイツのDJ/クリエイターDJ Dick によるテクノ。レイヴ経過後のテクノ らしいアグレッシヴな曲。WestBam とは兄弟。
D.J. DICK / NO CHILL OUT NECESSARY 
VIDEO 
Dj Dick – No chill out necessary – YouTube 
SCOTT ATTRILL / NOIZE 
Scott Attrill によるフルアルバム。Vinylgroover 名義でハッピーハードコアシーンを牽引していたScott Attrill がハードダンスでの活動を本格化させるに際し、本名でのリリースを行い始めた頃の作品。テクノ×ハードダンス のクロスオーバーに着手した1人であり、本作にもその指向が強く表れています。
個人的好みは3曲目、What the Funk 。カッティングギターのリフにフィルター を駆使したタイトル通りファンキー且つテッキーなハードダンス。
SCOTT ATTRILL / What the Funk 
What The Funk (Original Mix) by Scott Attrill on Beatport 
V.A. / HARD TRANCE 303 -ACID RELIGION- 
Chosen Few まで参加している辺り謎です。ビヨビヨ鳴っている曲しか収録されておらず、 あとこの時代はイントロ、アウトロを作り込むという概念がなかったのか、いきなり始まっていきなり終わる曲があったりしてそれも1990年代らしい。
個人的好みはドイツのDJユニットGENLOG によるNIG NAG 。Stay Up Forever に通じるド直球なアシッドサウンド、跳ね系リズムに速いテンポを兼ね備えた快楽主義的ハードアシッド。 
GENLOG / NIG NAG 
VIDEO 
Nignag – YouTube 
Felix Krocher / HARD TECHNO EXPERIENCE CHAPTER ONE 
Felix Krocher によるミニアルバムとDJ Mixがセットになった作品。日本にシュランツという音楽を根付かせた張本人 であり、単一アーティストによるシュランツのアルバムとしては最初期(※)に出されたものの1つ。最後の曲が終わると1曲目の頭にループする仕様になってました。 
個人的好みは4曲目、The Fight Is Over 。シュランツの遊び心 が散りばめられている気がします。
Felix Krocher / You Must Never Forget That 
VIDEO 
You Must Never Forget That – YouTube 
Beatport でも購入可能です。
※Robert Natus / Straight とTorsten Kanzler / Der Kanzler Kommt (共に2005年リリース)があります。
DJ DERO / THE HORN (EL TREN) 
DJ DERO によるテクノ。トライバルテクノの普及に一役買ったアーティスト であり、本作にもその影響が強く表れております。
で、こちらのセルフリミックスはそこにDJ DEROお得意のサンバリズムをこれでもかと言わんばかりにトッピングしたバージョン。 絶対774Muzikさん好きでしょこういうの。 
DJ DERO / THE HORN (EL TREN) (batucada ‘n bass mix) 
VIDEO 
Dj Dero – The Horn (El Tren) [Batucada’n Bass Mix] – YouTube 
JS16 / STOMPING system 
JS16 によるハードハウス。Dance Dance Revolution 収録曲であるStomp To My Beat が有名かと思いますが、それと同時期に作られた中の1つ。
原曲からしてグルーヴィーなベースラインとディスコなウワモノ が交差するファンクネスさがツボですが、EPにのみ収録されたこちらのバージョンは今でいうところのエレクトロっぽいシンセリフまで加わってよりアップリフティングなアレンジになっております。ワープハウス、ハッピーハンドバッグ といった単語に敏感な方に特にオススメ。
JS16 / STOMPING system (UK Mix) 
Stomping System (UK Mix) by JS16 on Beatport 
Mijk van Dijk / GameTrax Vol.1 E.P. 
Mijk van Dijk によるテクノ。ゲームミュージックに於けるテクノ に於いても紹介しており、Hardonizeでも複数回かけているので今更紹介するまでもない曲ではありますが、実はヴァイナルを見たのは初めて。 本家パッケージ と同様の車種、Rivelta Mercurio がメインを飾る真っ赤なジャケットは良く映えますね。
何度も紹介して恐縮ではございますが、Burnout が本当に好きです。金物リズムの疾走感 が気持ち良い、シンセティックなテクノ。
Mijk van Dijk / Burnout 
VIDEO 
Ridge Racer V – Burnout – YouTube 
Beatport でも購入可能です。
E-Z Rollers / Lickable Beats 2 
ドラムンベース。 E-Z Rollers 監修によるドラムンベースコンピレーション。土臭くも力強い雰囲気を堪能できるシリーズ で大好きなのです。前作 もメッチャオススメ。
個人的好みは11曲目、Deathsport 。『ドラムンベースはイギリスのチンピラ音楽。』 とは僕の師匠である練乳 さんの談ですが、それを体現しているホーンの音が大変ガラが悪くて◎。ジャンプアップ と呼ばれております。このタイプのトラックをメインにしたMIX を録っておりますのでよろしければ是非。
E-Z Rollers / Deathsport 
VIDEO 
Deathsport – YouTube 
Beatport でも購入可能です。
以上、RECOfan渋谷BEAM店DIG自慢でした。時間をかけて1つ1つの作品を手に取り、時に予想だにしない作品と出会う機会 というのも何物にも代えがたい魅力があります。5枚以上購入すると1枚につき200円オフ は結構デカいですよ!
次週07月14日は774Muzikさんが担当します。
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