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今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/2/7

こんばんは。
Traktor Kontrol S4 mk1をヤフオクで落としたところ、右側のジョグホイールが回転を検知しなくて無事死亡しました。774muzikです。
タッチには反応するんですがね・・・。
今度、一旦中開けて見てみるかな。見てもわかんないけど。
さておき、昨日月曜はHardonizeミーティングに参加するために村役場御徒町店に訪れたんですが、ミーティングは来週月曜でした。
泣きながら炙ら屋で油そば食って帰りましたとさ。
あと、先週誕生日を迎えて41歳になりました。素数。
近況報告おしまい。

さて、本日の更新は通常運行で直近リリースからオススメどころをご紹介していきます。
テクノで最近主流のキックの音があまり好きじゃなくて、なかなか好みにジャストフィットな曲を探すのが大変。

MixJERICAL – Spiral (Original Mix)

この音が2023年にリリースされるのか・・・。
キックの感触とか、上物のラフな感じとか、ノイジーさとか、全体的に90年代ハードミニマルのイキフンを纏ってて素晴らしい。
Jeff MillsのMix Upに混ざってても違和感ないのでは。大好き。

Orlando Voorn – Between The Surface (Mix 2)

90年代から活躍する大ベテランOrlando Voornのニューリリースです。
シャキシャキしたビートにリバーブ深めのシンセ&ストリングスが絡んでディモールトお洒落。

JELO, FWLR – All My Good Bass (Original Mix)

何だかシカゴな雰囲気もある変則トラック。
変則で使うタイミング難しそうなんだけどカッコいい。
小刻みに差し込んでくるギミックがめちゃくちゃ好み。あとピッチ上げたボイスサンプルは鉄板よね。

Mario Mocca – The Bang (Original Mix)

Robbie Rivera – Bangと同じ声ネタなんだけど、こちらは淡々としたミニマル風味。
ボトムのグルーヴ感がすごく好みで、メインストリーム寄りのMixをする時に使いたい。
ちなみに、Robbie Riveraの方も最高なので、ついでに紹介。
といっても、オリジナルはBeatportに無いようだったので、Remixの中で一番好きなやつを。

マジでクソかっこいいな。

Razzmatazz – Stop Acting (Original Mix)

ストレートに前のめりなビート。
クローズハットのフレーズも小技が効いていて疾走感があり、とても良いですね。
あとボイスサンプルの口が悪い笑

LONA SPARCK – MADE IN VN (Original Mix)

やや変則トラックかな?
ブレイク明けのドンッパンッドンッパンッって刻みがめちゃくちゃ良い。
Felix Da Housecat – Silver Screen Shower Scene (Swivel Hips Remix)をテクノ側に更に寄せた感じ。

この曲もめちゃ好き。

Individu Lambda – Altération 鋼の錬金術師 (Original Mix)

最後はこれ。
曲名もアレなんですが、ブレイクではエドによる人間の構成成分の読み上げが入ります。何なんだwww

つまりこれです。
とはいえ、ネタのみで選んだわけではなく、トラック自体も硬いインダストリアルな音でとても良いです。
ちゃんと「使える」音になってますね。

書き上げてから気付いたけど、今回DistroKidからのリリースが多かったですねw

ということで本日はここまで。
次回更新は木曜日、DJ Sangoがお送りします!ではー。


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/01/24 【#43プレイバック】

こんばんは774muzikです。
1月21日に開催されましたHaronize #43、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました!
細く長く続けてきた結果、振り返ればもう15年周年。
生活面でも社会情勢の面でも色々な出来事や変化がありましたが、ここまで来られたのはHardonizeに遊びに来てくれる方々、茶箱という場所を守ってきてくれた店長のエージさん、ゲスト出演してくれた方々、レジデントVJのKNOCKHEADZのお三方、そしてレジデントのゆづきさん、さんごさん、TAK君、皆々様のおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。
20周年も25周年も30周年もその先も、続けられていたらいいなぁ、と思います。

さて、今回の更新では例により、Hardonizeでのプレイリストを振り返っていきたいと思います。
アニバーサリーということで、セット構築においてもとにかく特に好きな曲をチョイスしていまして、結果トライバル~ハードグルーヴ~シュランツという感じになりました。
あらためて振り返ると、もう少しトライバルのパートを圧縮して、シュランツのパートを長くしたかったかも・・・とは思いつつ、やりたいことはできた気もするので、よかったかな。
僕がシュランツ回す場合、BPM130後半ぐらいでスタートして徐々に速くしていって最終的に160ぐらいまで上げる、みたいなパターンが多いんですが、今度はシュランツのみでもやってみようかなー、と思っております。
ということで、当日かけた曲を順にご紹介してまいりましょう!

Anderson Noise – Radio Noise (Original Mix)

みんな大好き体操。Incidentなんかと並ぶHardonize殿堂入りアンセムの一つのはずなのに誰もかけやしない!何故だ!
・・・じゃあ僕が、ということで1曲目に持ってきてみました。
今までHardonizeでも幾度となくかかってきましたが、やっぱりカッコいいですね。

BootMania IIDX – Pumpin’ Murder Started The Bass Up

ブートをリリースする用の覆面プロジェクト(になってない)BootMania IIDX名義での曲。
Murder Was The Bass、The Start It Up、Pumpin’というめちゃ好きな3曲をマッシュアップ。
サーモンウニいくら丼というか、僕の考えた最強のテクノというか、美味しいものを掛け合わせて不味いわけがない。

Joey Beltram – The Start It Up (Original Mix)

からの原曲。
元々、立ち上がりはトライバルでいこうと思ってたので、前曲とトライバルを繋ぐ橋渡しとして。
この曲もHardonize殿堂入りアンセムですね。
かつて(第1回だっけ?)、同じ日に3回流れたことがあったとかなかったとか・・・(ありました)

The Third – E3 (Original Mix)

先日のオールタイムベスト回でもご紹介した曲。
何度聴いても完成度が凄い。

Carl Falk – Bull-Shot (Original Mix)

トライバルといえばこの人は外せない。
打ち鳴らし系のトライバルでは右に出る者がいないと思います。
この曲は、僕がヴァイナル時代からヘビープレイしてきたBraziliciousのカップリングなんですが、こちらも素晴らしい。

Cave – Tambores (Carl Falk Remix)

デビュー曲にして最大のヒット作Street CarnivalのトラックメイカーCaveが立ち上げたSpilo Recordsからのリリース。
Caveの名曲TamboresをCarl Falkがリミックスということで、出来が悪いはずがない。
こちらもヴァイナル時代からヘビープレイしてきた曲ですね。

Unknown Artist – A Tribal Love Story (Original Mix)

Andrew Mc Laughlan – Love Storyネタ。
これを正式リリースしちゃうPatterns最高だぜ。
原曲も良いけど、こちらはよりハードになっててナイス。

DJ Dero – Technobatucada(Tuk Tak Percassion mix)

DJ Deroによる、Street Carnivalと同ネタのトライバル。
mp3ではリリースされてないんですが、CDでリリースされています。
Revolution 07というアルバムに入っているんですが、同じCDに収録されているタイトル曲「Revolution 07 (Electrolatino Mix)」も激熱なので、是非ゲットしてほしいです。
中古ならAmazonで1,000円程度で売っていて、確実にお値段以上の楽曲が手に入るので、是非チェックしてみてください。

Kobaya – Funky Ass

トライバル大好きで、数多のトライバルに触れてきましたが、その中でもこの曲は最高峰・至高だと思っています。
何なら全てのテクノの中で一番好きまである。
本当にデジタル化して欲しい曲No.1ですね・・・Recon Warriorsさん、ホント頼む・・・!

Unknown – Tatiana Techno (Original Mix)

「間違いないハードグルーヴレーベル」であるSkull Destroyからのリリース。
良い具合にトライバルしているので、トライバル~ハードグルーヴの橋渡しとして起用しました。

Garett White, Felipe Costa – Funk Love (Original Mix)

Skull Destroyの中でも一層間違いないGarett White!
これぞハードグーヴという感がありますね。
華のあるアッパーな曲を沢山リリースしてるので、是非Garett Whiteをチェックしてみてほしいです。

Garett White – Really Funky Now (Original Mix)

そしてそのGarett Whiteの作品の中で、僕が一番好きなやつがこちらですね。
その名の通り、素晴らしくファンキー。
まさにピークタイムチューンだと思います。

BootMania IIDX – Never (Full of Passion Mix)

情熱大陸ネタ。
この曲はリズムの質感がすごく好みに仕上がっていて、自分自身でも特に気に入っている曲の一つです。
ちなみにリズム部分は774muzik名義でリリースしたNeverという曲をそのまま使っています。

Killa Productions – Good Life (Re-Edit)

この曲はもう大アンセム過ぎて説明不要ですね(笑)
トライバル感がありつつ、若干ノイジーでガシャガシャした感じのリズムなので、トライバル~シュランツの橋渡しに抜擢。

Unknown – La Cumbia

Schranz Slippyに始まる一連のリリースで一躍有名になった、あのホワイトラベルのブートシュランツのシリーズのうちの一つ。
リリースされた当初から、かなりヘビープレイしていた気がします。
今聴いても最高にカッコいい。

Malke – Negative Infinity (Malke Revisted)

昨年11月のリリースでかなり新しい曲。
ヒップホップとクロスオーバーした感じの展開がめちゃくちゃナイス。
てか、この曲が収録されたリリースには、他にもカッコいい曲があるので、是非チェックしてみてください。
(全体的にファックファック言い過ぎですが笑)

Golpe, Greg Notill – Blower (Original Mix)

先日のTAK君のオールタイムベストでも取り上げられていた曲です。
詳しい説明はTAK君の記事を読んでいただくとして、こういうクロスオーバーな曲は大好きです。

Unknown – Beautiful Lies

次の千本桜への橋渡しとして、ブレイクで和風な感じになるこちらの曲をチョイス。

BootMania IIDX – Schranz Zakura

僕の初シュランツ作品(習作は過去にもあったけど)。
Hardonizeのエンディングトークでも言ったんですが、茶箱年越しイベントでTAK君が千本桜をかけていて、そこにインスパイアされる形で作ったものになります。
現場で流してみた感じ、結構いい感じに出来上がったかも。
カバーアートはもちろん、例のホワイトラベルのオマージュです。

という感じでございました!
Hardonizeは適度に肩の力を抜きつつ、細く長く頑張っていくので、皆様よろしくお願いいたします。
本日の更新はここまで。次回更新は木曜日、DJ Sangoがお送りします!ではー。