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今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2018/07/31

こんばんは。774muzikでございます。
Hardonizeレジデントがおすすめトラックをご紹介していく本企画、本日はわたくしが務めさせていただきます。
わたくしの前回更新では、「4Deck向けなトラック」をテーマにご紹介したところですが、実際のところMixした時にどうなんのよ?というのが実感しにくいところもあるかと思います。

なので、今回は実際にMix例を挙げつつご紹介して、4Decksの仲間を増やしていきたい、とそう思うわけであります。

それでは早速1セット目。
まずはMixしたものをお聴きください。

はい。
各トラックの特徴的なパーツを組み合わせた感じで鳴らしております。
構成しているのは以下のトラック。

Ignition Technician – Glitch Switch (Original Mix)

Max Walder – Crown (Original Mix)

David DP – El Extrano (Tex-Rec Remix)

Thomas P. Heckmann – A Certain Age

各曲ともよく使ってるんですが、特にEl Extrano (Tex-Rec Remix)は、大概のハードミニマルに合うので重宝しております。

では次。

こちらは以下のトラックで構成しております。

Antigone, Ctrls – The Hardest Part (Original Mix)

Runner Beat – Hellraiser (Original Mix)

Surgeon – Magneze (Original Mix)

Trevor Benz – Fornieuls (Original Mix)

ややMagnezeが強すぎたかなー、とかRunner Beatはシンセ入ってくる前のビートだけの部分をループさせるべきだったかなー、とか反省はあれど、まぁこんな感じでございます。

無論、楽曲そのもの自体の良さをそのまま出す、というのは、王道の方向性ではありますが、テクノであるからこそのMixワークという部分で4Decksは奥深い面白さがあると思います。
例えば1000の楽曲が手元にあるなら、その組み合わせのパターン数は…………えー……とにかく沢山、というわけでして、是非その楽しさに目覚めてもらえるといいなぁ、という感じです。

ということで、本日はここまで。
次回はDJ Sangoがお送りします!では!


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2018/07/17

こんばんはー!774muzikでございます。
先日、AP Bank Fesなるフェスに行ってきましてね。
まぁ、細かいアレコレは省きますが、結論としては屋内テクノフェス最高だね、すなわちWIRE最高だったね、という感じでございました。
バンドサウンド系の野外フェスは当分行くことはないかなぁ。

それはさておき本題に移りましょう。
先日のHardonizeでもそうだったんですが、僕は基本的にPCDJの時は4Deckでプレイをするようにしております。
複数の曲を同時に鳴らす場合、使用する曲もそのスタイルに合わせて、ある程度タイプが絞られることになります。
具体的にいうと、音がシンプルであること、中高音域のキャラが立っていること、音の分離が良くモコモコしてない、などの条件を満たすものが多いです(一部例外もありますが)。
要は、音が詰まりすぎてると密度が高くなりすぎて何が鳴ってるか分からなくなるし、シンプルでも特に耳に付く中高音域に特徴がなければ面白くないし、というような感じですかね。
んで、そういった条件を満たす楽曲を使いながら、「AのリズムにBのベース、その上にCのSEを乗せて…」みたいな組み方で音を重ねていくイメージです。

さて、ということで今回は、最新リリースからそのような重ねがけ向きな楽曲をご紹介していきたいと思います。

Dr Floyd – Electro Bass Computer (Original Mix)

どこかクラフトワークを彷彿とさせる音使い。
割とベースがボワンとした感じですが、思い切ってローをカットしてやると上モノとしていい仕事しそう。

Stephan Krus – Walking Beam (Original Mix)

不穏でパーカッシブなシンセがとても良い感じな浮遊感を出しています。
Jeff MillsのAxisからのリリースがイケる方には結構刺さるのではないかと思います。

Tech C – No Osidorm (Original Mix)

Rollした感じのリズム隊がなかなかキレてます。
Acid音も派手すぎず、ちょうどいい塩梅。

The Electric 10 – Unmistaken (Original Mix)

どこかDRUMCODE的な趣もある曲。
リズム隊中高音域が特徴的なフレーズで、Mixするとすごく映えそうな気がする。

Are:gone, Røttar – Far From Noise (Original Mix)

これもシンプルながら中高音域が特徴的な一曲。
もう少しピッチ上げて、ゴリゴリのリズムにMixしてやるとすごく良さそう。

ということで今回はここまで!
皆様も複数Deckでのプレイに手を伸ばしてみていただければ幸いです。ではー!