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HARD DANCEジャンルから見たハードグルーヴ:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/02/18

皆さんこんばんわ、Hardonizeレジデントがおすすめハードテクノを紹介する記事の火曜日担当yuduki(@akuwa)です、こんばんわ。

いよいよ今週末に差し迫った来ましたHardonize35回目。
なにはともあれ、今回は広島テクノ女王DJ RINNによるハードテクノと、ジャンルの壁を感じさせないプレイでおなじみgekkoによるハードテクノと両者それぞれがまた違った選曲をしてくれるのでは?ということですごーーく楽しみにしております!

今週末2/22(土)15:00@早稲田茶箱にてお待ちしております!
みんなで来よう!!

何やら白くて四角い、1月とかによく食べる例のフードが3kgほど用意されるようです。
去年1.5kg用意して早々になくなってしまったので、倍量用意しました。
これでまあ、なくなることはないでしょう、と思ってます。
ちなみに、今回消えたら次は4.5kg用意します。

▼詳細はこちらのエントリーからどうぞ

2020/2/22 Hardonize #35 at sabaco music&cafe

さて、前回HardonizeのSlackチャンネルにて湧き上がったハードグルーヴはどこ行ってしまったのか話、実施僕も思っていたクチだった(去年12月ぐらいにハードグルーヴが探せなくなったけど、自分の探し方が悪いせいなのかどうかがいまいち確証もてなかった)ので、今回ちょっとスッキリしたのですが、ハードミニマルはあってもハードグルーヴが結構不足しているなーと思っております。

明るめ・派手めなのも買いますが、どちらかというとソリッドめなサウンドがメインで好みなのでそういうのもなかなか見つからなくなってきているな、と。自分もちょこちょこ紹介しているのである程度把握していた最近の流行りになっているダーク路線のサウンドが多くなっている、さらにGoncalo MあたりはBPM落とし目で最近134ぐらいのサウンドになっているという色々な要因はあるのかもしれないです。とはいえ、今までリリースしていた人がどこに行ったのかというとまだちゃんとつかめていないのでここはまだまだ追求していく余地はあるのではないかなと思ってます。

あとは、最近のトピックで行くとBeatportのHARD TECHNOジャンルが消滅、TECHNOジャンルがTECHNO (PEAK TIME / DRIVING)というよくわからない名称に変更してそのサブジャンルとしてHardが爆誕、ここにおそらくHARD TECHNOがマージされている感じになってます。あくまで仮設ベースの話なのですがHARD TECHNOジャンル単体で見たときにそもそも若干ニッチなジャンルと言う事もあって、ここのジャンルページへの集客とそこからのコンバージョンが悪かったのでもう少し広義のジャンルであるTECHNOにマージして少しでも曲との接触を高めてコンバージョンを高めようという意図があるような気がしています。とはいえ、なんの告知もなしにジャンル統合実施されたのでHARD TECHNOジャンルが消滅したかと思って焦りましたね・・・。

Twitterにも書いたのですが、いつもの探し方(RELEASE DATE:LAST 30/BPM134-146)で検索したら12ページ×150曲=1,800曲も出てきてどーすんのって感じです。2週間づつチェックしたとしても900曲ってチェック相当しんどいですね。ここだけじゃなくてHARD DANCE/HARD COREとかLEFT FIELD TECHNO&HOUSEもチェックしているのでもう少し効率のいい探し方しないと死んでしまいます。

ということで今回はハードグルーヴとの相性の良いジャンルのHARD DANCE/HARD COREからいくつかピックアップです。そもそもBeatportのジャンル分けが適当すぎるってのもありますが思いの外ハードミニマルっぽい曲もあり、ここもちゃんとチェックしていかないとなと再認識。ということで、今回はこちらの曲をピックアップ、どうぞ!!

Amber D, Joe E / Saturday Night Fever

ハネ感のあるキックにレイヴィーなシンセが特徴なハードグルーヴチューン。中盤手前ぐらいからピークタイムあたりに映えそうな一発ですね。

Conisbee / Mantra Chris F Remix

ジャンル的にはハードトランスに近い感じですが、こちらもキックの太さとともにハードグルーヴとの相性◎な一曲。ピークタイム~終盤に向けて掛けていきたい華やかさありますね。

Mysterio / Funky Dimension

タイトルどおり今週ピックアップした中では最高にファンキーな一曲。個人的にはパーティの終盤とか朝方とかそういう時間帯に聞いていきたい一曲。

Shoko Rasputin / Black Torment at The Gate Acid Mix

メロディアスなTRANCE MIXもあるのですが、骨太のAcid Mixをチョイス。我々がよく考えるようなハードグルーヴとは一味違った一発。ちなみに、同じく独特な音作りが特徴的なソリッド目なハードグルーヴチューン「Go To The End」もおすすめです!!

SveTec / Obsession

普段はシュランツのリリースが多いSvetecのハードミニマル寄りリリース。とはいえ、同名曲で150Mixもあるので普段のシュランツファンにも優しいリリース。大きめブレイク1回で後はひたすらゴツめの重低音でソリッドな感じで展開する内容は完全にフロアに一発お見舞いできる一曲でGoodですね。

次回は木曜更新、TAKくんです!


アーティスト特集 ÅNTÆGØNIST:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/02/04

皆様こんばんわ、HardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介するコーナー、2週間ぶりの登場はyuduki(@akuwa)です。皆様よろしくお願いいたします。

さてさて2月入ってしまいました。
2月といえば、そうHardonizeが2/22(なんと3週間後!)に迫っております。
これは大変です。まだチェックしていない人はバチッとチェックしていきましょう。

2020/2/22 Hardonize #35 at sabaco music&cafe

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今回は広島からテクノ女帝DJ RINNハードテクノ好きオールラウンダーgekkoといった2名をお呼びして執り行います。当日は年初一発目といえばの白くて四角いいつものアレもキロ単位でご用意してお待ちしておりますので、新年一発目のHardonize皆様よろしくお願いいたします。

近況的なところで、先週は津田沼でロングセットでDJしてきたのですが、その帰りにTAKくんと話をしていた中で今回のネタはこれしかないなと思ったので今回紹介するのは久々のアーティスト単独特集です。今回はこのアーティストをピックアップしました!!!

ÅNTÆGØNIST

最近のダーク系ハードミニマルの中ではかなり優勝に近い位置に存在するアーティストの一人だと思っております。そのくせして(失礼)マジで読めないのでなんとかして欲しいと思っております・・。紹介するときに口で出して言えないアーティストは紹介しづらい!ちなみにちょくちょく話題に上がるAlmir Ljusaはギリギリ読めます。

そんなÅNTÆGØNISTですが、なにせ情報が少ない!読めない上に素性がわからない!!!

少ない情報から色々と調べたのですが、2018年頃から活動スタート。ダーク系レーベルO.V.N.I.、Bad Reputationを中心とした活動を展開するコロンビア出身の素性不明のトラックメーカー。というところまでしかわかりません…。Google検索結果でも全言語合わせて17,300件しか出てこないので日本語紹介記事としては完全なブルーオーシャン状態ではあるのですが反面調べても出てくる情報が少なすぎるのでここは知っている情報を是非、私yuduki(@akuwa)までお寄せいただきたいところです。随時記事を更新していきたいですね。

一時はbandcampにアカウントも存在していたようなのですが、すでに消滅。soundcloudにアカウントはあるものの2年前から更新停止と、どこかに情報はあるはずなのですがもはや手がかりは少ない、本当に謎多きアーティストです。

ただ、そんな彼のリリースする楽曲の特徴といえばリリースするレーベルからも分かる通り「不穏な感じのする強力な重低音の絡むハードミニマル」これに尽きるでしょう。初リリースの「PILGRIMAGE EP」で発揮する強力なインパクト。ファーストリリースでこれですよ。今までもっと色々な楽曲出していそうですが今までどこに潜んでいたのでしょうか?ヘヴィーに響くキックに金属的な鳴り物&不穏感あふれるシンセがひたすら続いていくその名も”sabato”はタイトル通りとは言わないですがEP収録曲の中では一番好きです。

ÅNTÆGØNIST / Sabato

その後2018年リリースのAccess Layer Aggregationは今年O.V.N.IのレーベルTOP TEN TRACKSとなる名曲、ひたすら反復するキックとノイジーなシンセが絡み合い、中盤のブレイク以降でそこにハットが降り混ざって展開する超ストイックなハードミニマルチューン、これ買っておいたほうがいいですよ奥さん。一家に一枚是非どうぞ。

ÅNTÆGØNIST, The Zodiac / Access Layer Aggregation

2019年3月にThe Zodiacによりリリースされた「THE ACID ZOMBIE」に参加している中に収録の”Acid Conjuration”は今までの楽曲ではあまり聞かれなかったようなシンセが鳴り響く楽曲なのですが、そんなシンセの裏側で展開するサウンドもどこか不穏感漂う感じになっており、そのシンセも全体的にどこか不穏感のあるオンパレード的な疾走感あふれるチューンになってます。これもひとまずカートに入れておきましょう。

ÅNTÆGØNIST, The Zodiac / Acid Conjuration

昨年2019年は自身からのリリースは「PANIC」、「I JUST NEED DARKNESS」、「GONE INSANE」の3枚をリリースしていたのですが、それぞれのリリースの中からどれも素晴らしすぎてこれ!という楽曲を選び難いのですがその中から個人的に良かったものをピックアップしてみました。まずは「PANIC」から。

ひたすら打ち鳴らす”Faster”も捨てがたかったのですが、ここはやはり表題曲”Panic”推しでいきたいと思います。BPMは145と早めのハードミニマルトラックはひたすらにKick,Hat&Synthという感じであり、ブレイクの派手な展開といったこともなく淡々と打ち鳴らされるその男気に惚れました。Beatport波形を見ても分かる通りの男らしさ、さすがの一言です。この楽曲をIBIZA TECHNOのリストを入れている人いたんですが最近のイビザってこんな感じなんですか・・?

ÅNTÆGØNIST / Panic

続いては「I JUST NEED DARKNESS」からは”Will Never Shine”です。歪んだキックにブレイク直後から差し込まれる不穏感のあるノイジーなシグナル音が鳴り響き、ホラー感のあるシンセが時折挿入されるというテラー感のあるハードミニマルチューンです。全般的に「I JUST NEED DARKNESS」は歪んだキックの曲が多いのでその手のサウンドを探している方にはおすすめです。表題曲をJulian Montoyaがリミックスした激アシッディーなトラックもGoodですね。

ÅNTÆGØNIST / Will Never Shine

そして2019年ラストリリースとなったのはMephystからのリリース「GONE INSANE」です。このリリースが個人的には2019年ベストリリースだと思っており、前回紹介した”Wave Of Revivalism”もこのリリースに収録されております。前回紹介したので今回はまた別のトラックで。ストレートなハードミニマル”Death Fondly”やビルドアップ感のある”Empty Veins”もかなり捨てがたいのですが、彼の2019年不穏感オブザイヤー(FOY)とも言える”Constantly Shifting”でしょうか。視聴パートだけで伝わるこの不穏感は本当に素晴らしいの一言です。

ÅNTÆGØNIST / Constantly Shifting

ÅNTÆGØNIST / Death Fondly

ÅNTÆGØNIST / Empty Veins

ということでざっとリリース直後からのトラックをいくつか紹介しつつ、という感じでしたがÅNTÆGØNISTはいかがでしたでしょうか?このペースで2020年もこのBlogの中でリリースは注目して行きたいと思います!!随時情報はお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします!!!!

次回は木曜更新TAKくんです!!

#おまけ
と、普通に記事書いちゃったのでExtend扱いで2/1のプレイリストをこちらで紹介。
ロングセットのオーダーを受けて、ハードミニマルからハードグルーヴまで120分セットをガッツリやってきましたのでプレイリストこんな感じでしたよー!というのをご紹介です。ただ、なぜか前半プレイリストから数曲文が消えてたので2曲ぐらい足りないです・・。

Playlist 2020/2/1 MediTech@B.B.Q rave kitchen Mediterraneo casa Tsudanuma
01. Rhythm Part, Kamil Van Derson / Quantize
02. Branos / My Emotion
03. Zoid, Distek / Welcome To The Family
04. F.Tek / Joker Was Here
05. Ganez The Terrible, Dr Chekill / I Don’t Wanna Go
06. Boris S. / Believe 001
07. Chris Chambers / Poison
08. A.k.m / Replicator + Christian Fischer, Wehbba / String Puppet
09. Bassbottle / Insects
10. Cabe, Garett White / A Feel Burn
11. Garett White / Selfie
12. Basstard Groove / Nay No Naine (Goncalo M Remix)
13. Goncalo M / Hi-Q Mode
14. DJ Gumja / Ožeži Majstr
15. DJ Gumja / Seki Prasica
16. Rob J. / New School
17. Diego Reyes / Code Red
18. Almir Ljusa / Latino Lovers
19. Thundercloud / Squat Carnival
20. Cabe / Insidious
21. Rapunzel / Summer Time (Homma Honganji Remix)
22. AKM / Dacefloor’s Flame