今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/28

Hardonizeレジデントが交代でお勧めのハードテクノを紹介するこの企画、本日はわたくしSango。

前回が夏らしいトライバルハードグルーヴを中心に紹介したのでそれとは対極的に、しっとりというか渋めというか、そういう楽曲を今回は紹介していきたい。セットの序盤戦だったり後半戦だったり、そういう所にスッとこういう物を入れてみるというのは面白そうであります。

DarBian / No More Rubbish in My Mind (Original Mix)

DarBianことDario BianKiが2011年に立ち上げたWaste Music Busters(凄い名前…)からのリリース。イントロ辺りではキックもポツポツとした点っぽい鳴りだし「お?今っぽいミニマルテクノ?」とか思っているとハードグルーヴ…にはならずにブレイクで小粋なオルガンシンセが鳴り、手拍子が入り「あっそういう感じ…」となるのです。よくわからんがシャレオツなテクノと言ってしまうとそれまでだけど。シャレオツテクノです。ビールで言うとギネス。

Waste Music Busters – http://www.wastemusicbusters.com/

Rennie Foster / Disk of Dust (Original Mix)

Rennie Foster!ミスターRF!以前からちょくちょくとMIXで楽曲を使わせて貰っていて、終盤戦に入れると、ああーパーティ終わるんだなー感を出せる。RFはどの曲も素晴らしいんだけど自分の名前でサーチしてるのか、Youtubeに上げたHardonize Radioのセットリストに反応して「俺の曲使ってくれてサンキューな!」ってコメントくれるナイスガイでもある。人格者。惚れるぜ。

Secam / Swallow (Remastered)

ベルリンのKonsequentレーベル所属…ってことでいいのかな。リマスターということで過去にアナログが出ているんだろうけどその情報はちょっとわからんちんでした。まあリマスターで高音質のものが手に入るならそれでよし。

Groovedealer / Deep Runnings (Original Mix)

序盤の所がUnderworldのDark Trainに似ているのでイントロドンが好きなテクノ勢は「おやーーー???」って感じになるんだけど、残念違います的なやつ。リズム隊はハードグルーヴと言って差し支えないけどもウワモノが派手になりすぎないので前半戦でちょっと熱をこめていきたい所から入れてく感じかな。フェードイン・フェードアウトな感じで次の曲に繋げていきたい、ゆっくり繋げたい曲。

G-Prod / Alpha Centauri (Original Mix)

David GaugainとNicolas Gaugainというフランス出身の兄弟のプロジェクトがG-Prodなんだそうで、曲調はデトロイトテクノ風味が強めというかデトロイトテクノって言っちゃってもあんまり問題ないんじゃないですかね…という淡々とシンセ。最近のホットな話を絡めていくと、ビートマニアやリアニでもお馴染みヒロワタさんとか好きな人はスッと入るんじゃなかろうか。

次回更新は8月2日火曜日、Yudukiくんです。


今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/26

Hardonizeレジデントが交代でお勧めのハードテクノを紹介するこの企画、本日は774muzikが担当させていただきます。

僕は楽曲をアーティスト単位でチェックするということがあまりなくて、beatportなんかだと、135~145BPMで絞って、片っ端から聴いていき、刺さったものをカートに放り込むスタイルのため、基本的にアーティスト名、トラック名と楽曲がきちんと紐付けられておらず、「タイトルに303て入ってるやつ」「アルバムアートが○○なやつ」みたいに、とても雑な覚え方になっています。
したがって、アーティスト毎にどんなトラックがあるのか等、体系化ができていません。
…しかし、そんな中でも、いわゆる「アーティスト買い」をしてしまうアーティストが数名いますので、今回はそのうちの一人、Carl Falkにスポットを当てたいと思います。

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Carl Falkはスウェーデン出身のDJ/Producerで、同じくスウェーデン出身、スウェディッシュハードテクノを代表するアーティストの一人であるHertzが主宰するHZ Traxからの一連のリリースでその名を一躍轟かせました。
パーカッシブなトライバルを基調とした大袈裟かつド派手な作風でファンを獲得し、その後もPatterns、Adult、Pirate Audioなど、シーンの重要レーベルから精力的に楽曲をリリース。
2005~2010頃のハードテクノシーンにおいて、一つの軸となったアーティストであるといえるのではないでしょうか。

今回は、そんなCarl Falkの楽曲のうち、僕が特に重用している5曲をご紹介いたします。

Brazilicious

2007年Patternsからのリリース。
打ち鳴らされるパーカッション、大袈裟なブレイク、どこまでもファンキーで能天気な、Carl Falkの真骨頂。
トライバルとして間違いない逸品で、まさに激ヤバ鬼マストな一曲です。

Run For Fun

2006年MHX Recordsからリリースされた、Mucho GustoのB面。
ブレイクが極めてカッコいい。
とてもMix映えする曲で、かけていてテンションが上がります。
一時期、毎回プレイしていました。

Denied

2006年Hardasfunk! RecordingsからリリースのTactics EPに収録。
やたら男臭い声ネタ使いが暑苦しい硬派トラック。

Bullets

2006年HZ TraxからリリースのBlast Path EPに収録。
これもBraziliciousと同様、パーカッション打ち鳴らし系のトライバルトラック。
覚醒的なパーカッションのループに盛り上がること必至です。
Kobaya – Funky Assからの流れでよく使っていました。

Pirate Audio 08B [B1]

Ignition Technician主宰のレーベルPirate Audioからリリースされた08A、08B、08Cの三枚のうち、08Bからの一曲。
三枚とも非常に出来がよく、捨て曲がありません。
特に、この08BのB1は、前のめりなビートと特徴的な声ネタがとても気に入っていて、しょっちゅう使っていました。
Pirate AudioからのリリースはCarl Falkのものに限らず、非常に質が高かったのでmp3でも欲しいんですが、現在はデジタルでの販売はされていないようでとても残念です。
(確か、以前はJunoDownloadで購入できた気がするんですが…)

というわけで、ご紹介いたしましたCarl Falk、これからの季節にばっちりハマるトライバルなので、是非チェックしてみてください!

次回はDJ Sangoがお送りします!