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今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2018/06/28

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。

先日執り行われたHardonize #30 -Back 2 Back Special-は滞りなく終了致しました。
お越し頂いた皆様、配信をご覧頂いた皆様、そしてHardonizeクルーと共にプレイして頂いたゲストDJの皆様、ありがとうございました。

・・・何と言いますか、内容的には無事ではなかったんですが、主に我々四文屋難民が。
差し当たりその話は置いておいて、他3グループはそれぞれの嗜好性が存分に発揮されていた良いB2Bチームでした。
2人ともほぼ常に2曲以上ハードミニマルを重ねていたヘヴィーウェイトなbox & 774Muzik、
カッチリしたボトム寄りのトラックからスタートし、終盤はネタものも差し込む遊び心もあったREV-TUNE & yuduki、
ハードグルーヴ~テックダンスと派手路線を突っ走ったgekko & Sangoと三者三様で、
Hardonizeがコアとしているハードテクノが表現できていたと思いました。

余談ですが、彼らのプレイ中にorinetoneさんがボソッと

こんな呟きをしていた通り、チーム内抗争は見られませんでした。
我々は戦争を望み過ぎているのかもしれません。

閑話休題。
パーティー前に某居酒屋に4人で討ち入り、そのまま出来上がってしまった時の様子。

123時と云う存在しない時間軸に突入してしまっていることからも完成形に近付いていることが窺えます。

で、ワタクシがBee.Bee.さん、orinetoneさん、Takayuki Kamiyaさんと共にB2Bを行った四文屋難民ですが、概ね05月31日掲載記事のような想定の元に準備したのは正しかったです。
ハードテクノもかかりましたし、それ以外にもUKハードハウスやベースミュージック、果てはポップスやドラムンベースにまで飛び火しました。

事前の討ち入りで出たこの発言も結果正しかったと言えるでしょう。

但し、予想外だったのはTakayuki Kamiyaさんが頑なにIncidentネタのみプレイしたことです。
多分同じフレーズが6~7回かかったのではないでしょうか。
あのピアノが鳴る度に同じブース内で苦虫を噛み潰すような表情をしていたBee.Bee.さんとorinetoneさんの顔が忘れられません。

ワタクシも思いつく限りの罵倒をTakayuki Kamiyaさんに向けて放ちたいのはヤマヤマなのですが、
これ、01月25日掲載記事の冒頭でちょろっと触れております通り、元凶にワタクシが含まれているのでもう、なんか・・・申し訳なさしかないです。
(ちなみにこの時先にネタ切れを迎えたのはTakayuki Kamiyaさんの方でした。余程悔しかった模様。)

そんなことがあったので、今回はIncident特集、これしかないでしょう。
自分で巻いたタネは自分で摘み取ります。
君だけのIncidentを装備してライバル(Takayuki Kamiya)に差を付けろ!

まずIncidentとは。
今更説明するのも忍びないですが、曲はコチラになります。

Joris Voorn / Incident

作ったのはJoris Voornと云うオランダのアーティスト。
テクノのクリエイターとして活動を開始したのは90年代末期からで、デビュー当初はパーカッシヴで派手目な曲調のものが多かったのですが、現在はテックハウスやディープ方面にシフトしております。
とはいえ、プログレッシヴでメロディアスと云う要素は変わっておらず、丁度2000年代初頭に同じような系統のテクノを手掛けていたTechnasiaにフックアップされ、Technasia Recordsを母体とするSinoと云うレーベルに所属。
そこから2004年にリリースされたのがこのIncidentです。
かれこれ14年前の曲です。

これがテクノ、ハウス、トランスの垣根を越えて大ヒットしました。
当時のテクノの流行であったトライバルリズムとJoris Voornが得意とするエモーショナルなリフ回し、そしてトランスのようなロングブレイクを挟んでからM1ピアノと共にメインパートへ流れ込む展開などが多くのDJ、リスナーの心をガッチリ掌握。
ほんの一例に過ぎませんがCarl Cox、Ken Ishii、Adam Beyer、Ben Simsなど、錚々たるDJにプレイされたことからもその人気っぷりがお分り頂けると思います。

これを切欠に彼は一気にスターダムへのし上がり、ヨーロッパ各地のパーティーに招聘されることになりました。
日本にも2005年から2009年までは屋内テクノフェス、WIREに連続参加。
石野卓球氏繋がりだと一昨年のSTERNEでも来日を果たしております。

さて、Incidentに話を戻す上で外せないのが2011年に東日本大震災が起こった際、このIncidentをアップデートしたIncident (Miyagi)と云う曲がリリースされ、その売り上げがチャリティーとして日本に寄付されたことです。

Joris Voorn / Incident (Miyagi)

震災が03月11日に発生したのに対し、この曲のリリースは03月22日。
この驚異的なプロデュースの速さにはJoris Voornの親日度と云うか、人柄の良さが感じられます。
内容も原曲からテンポダウンさせた上で音を足した、現代のメインストリームらしさが感じられるアレンジとなっており、あらゆる意味で日本のテクノヘッズが彼に感謝した出来事でした。

ちなみにこの曲、Incidentには元ネタがあります。

The Reese Project / The Colour Of Love (Underground Resistance 12″ Mix)

1992年にリリースされたInner City率いるThe Reese Projectと云うアーティストが手がけたアシッドハウスを、デトロイトテクノの伝説的グループUnderground Resistanceがリミックスした際に用いられたリフがそれに当たります。
上の試聴だと冒頭から鳴っていますね。
僕はIncidentと云う曲を知った当時、こういった経緯があったことについては全く知りませんでしたけれど、当時からテクノやハウスに対して積極的だった人にとってはこれもまたIncidentの評価を上げた一因になっていたのでしょう。

ちなみにこちらも先週のHardonizeでTakayuki Kamiyaさんがプレイしておりました。
抜かりないな・・・。

大分前置きが長くなってしまいましたが、以下が本題、Incidentネタ楽曲になります。
フリーダウンロードもあるのでさっくしお持ち帰りください。

Joris Voorn / Incident (GONCALO M edit)

ハードグルーヴを代表するアーティストGoncalo Mによるアレンジ。(読み方はゴンサロ・エム。)
強めのハイハットと永続的なベースラインがグイグイ引っ張っていく感じがGoncalo Mっぽいですね。
当連載に於いても度々名前の挙がるアーティストの1人であり、渋い路線にも派手路線にも機能するトラックを多く手掛ける万能型。
ちなみに、本国ポルトガルではテクノシーンのボス的な存在であることも合わせて記しておきます。
(04月05日掲載記事にて少しだけその辺りの話について触れております。)

Joris Voorn / Incident (Eric Sand Bootleg)

こちらも現行ハードグルーヴに於ける代表格Eric Sandによって作られたリミックス。
前出と比べるとややグルーヴィーなリズムとなっており、ファンキー路線に傾けるとこちらの方がマッチするかもしれません。
普段手掛けているのもパーカッシヴでどこか生音を意識した曲調のものが多いです。
ちなみにこちらのフリーダウンロード専用アカウントには他にも結構な大ネタ曲が転がっているので、ありがたくお持ち帰りください。

更に余談ですが、先週のHardonizeでTakayuki Kamiyaさんはこの曲を2度プレイしました。
そこは流石にダメ出しをしたのですが、容疑者は否認を続けており、引き続き慎重な捜査を行ってまいります。

— / Just An Incident

2000年代後期から作曲者匿名のヴァイナルリリースを行っていたブートレグ専門ハードテクノレーベルP Series。
テクノアンセムには節操なく手を伸ばしてきたこのレーベルがIncidentを見逃すわけもなく、あろうことかIncidentと同じ2004年に出たもう1つのテクノアンセムLen Faki / Just A Dance (Part1)とマッシュアップさせた上でリズムアレンジを行ったのがコチラ。
満貫全席って感じが堪らないですね。
P Seriesの一部は(無謀にも)Juno Downloadでダウンロード販売されているのですが、残念ながらこの曲は該当せず。

Masayoshi Minoshima / Ghostly Eyes

東方シリーズと云えばインディーズ(同人)発のゲームとして時代を築き上げた存在であり、ゲーム内で流れる和を意識した音楽も特徴的で、有志たちの手によって膨大な数のアレンジが生まれたと云うこともまた今更な出来事でしょう。
ただ、その中にIncidentネタがあったことについてはこの場で語っておいた方が良いかもしれません。

Masayoshi Minoshima氏が代表を務めるAlstroemeria Recordsより2006年にリリースされた東方アレンジアルバム、NITE VERSIONSに収録された上海アリス幻樂団 / 幻視の夜 ~ Ghostly Eyesとのマッシュアップアレンジです。
尚、トラックの要素的にはIncidentの方が強め。
再生して即座にあのリズムが流れ出す出来にはつい笑ってしまいます。
とは言え、共通点のないネタ元同士が不思議とマッチしており、製作者の発想力に感心してしまう1曲。

The Hidden Guy / Incident

最後にご紹介するのはTakayuki Kamiyaさんが実際にプレイしたIncidentネタの中でもとりわけ笑いを引き起こさせたコチラのアレンジ。
高速テンポ、激重ビートに間の詰まった金物リズム、紛うことなきシュランツです。
このThe Hidden Guyと云うアーティストも匿名プロジェクトでして、リリースされたのもBoot Me 2 Hardと云う最近設立されたブートレグ専門レーベル。
2000年代中盤にシュランツが流行した火付け役となったのもまたSchranz Seriesと云うブートレグ専門レーベルだっただけに、時代が1周した感がします。
またJames Brown Is DeadとかCall On Meみたいなケッタイなネタものが出てくれることを期待してしまいますね。

以上、Incidentネタ楽曲特集でした。
勿論ここで挙げられなかったトラックも多くありますので、引き続き打倒Takayuki Kamiyaを合言葉にDIGを深めていきましょう。

来てはいけない。こんな時代に誰がした。ワタクシか。みんなすまん。

次週07月03日は774Muzikさんが担当します。
今回はこれにて。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2018/06/14

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。

次回Hardonize B2Bスペシャルまであと1週間と迫ってまいりました。
インフォメーションページはこちら。

2018/06/23 Hardonize #30 -Back 2 Back Special-
先日の10周年記念回を経て、11年目突入! 細分化する「ハードテクノ」を様々な周辺ジャンルも内包し 各々のDJによる解釈でフ...

ワタクシはBee.Bee.さん、orinetoneさん、Takayuki Kamiyaさんの3人と共に四文屋難民と云う名義で出演致します。
各々の詳細については前回執筆した記事にてガッツリ紹介しておりますので、是非ご参考までに。

今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2018/05/31
こんばんは。TAK666です。 レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、 2週間ぶりにワタクシが担当致します...
これと云って音楽に於ける明確な共通点があるわけではないけれど、各人、プレイの振れ幅だけは広いのでどんな流れになるのか、当人ですら予想がつきません。
是非06月23日は現地でご確認頂けますと嬉しく思います。

さて、今回のようなケースでなくともB2Bと云うものは完璧に思い通りに進行することはないと言って良いでしょう。
相手がどんな曲を用意してくるのか、自分の渡した曲に対してどう返してくるのかはその瞬間になってみるまで分からないものです。
そしてそれを受けてどんな曲を返すべきかと云うのも瞬時に判断しなければなりません。

これが淡々と平和に進行していく流れならまだ自分に渡されるまでの間にある程度の準備ができるのですが、唐突に派手だったり、インパクトの強い曲の応酬になることも少なくありません。
こう云った『荒れた』展開に於いて機能するカテゴリーと云えば、
そう、ブートレグです。

今回は四文屋難民のメンバーに対して有効打となりそうなブートレグ楽曲をご紹介します。
比較的最近のリリースに絞っており、フリーダウンロード曲も多めなので気軽にポチってお手元に忍ばせてください。
しょーもないものから、作られた意図がまるっきり分からない謎曲まで、いつもより多めに掲載しております。
それではいってみましょう。

Smoke On The Water (MrSteil Bootleg)


大変有名な70年代ロックアンセムネタ。
解説するのも烏滸がましい程よく知られたフレーズであるユエ、EDMやトランス系など派手なジャンルにリメイクされるのはよく聴いてきましたが、まさかダーク系テクノのアレンジがあるとは思ってもいず。
リリースされたのがたった半年前と云うのもまた謎。
オールドスクールなダークミニマルを踏襲したかのような、シンプルながらもヘヴィーウェイトなリズムがインパクトあります。
これを作ったMrSteilと云うアーティストはOxytech Recordsと云うレーベルに所属しており、そちらも同系統の暗くて硬くてイカついテクノが粒揃いでオススメです。

Last Christmas (ARTCORE [TECHNO] Bootleg)


時期外れで大変申し訳ございませんが定番クリスマスソングネタ。
これもまた大ネタ具合とは裏腹にドゥーム系テクノのアレンジ。
深くシリアスな音の反復がメインなのに、ブレイクであのフレーズが入ってきて全て台無しになるあの感じです。
そして何事もなかったかのようにまたストイックなリフに戻る。もう大好きこういう悪ふざけ。
このARTCORE [TECHNO]と云うアーティストもOxytech Records出身。
活動歴はまだ1年と云う若さながらこの手のフリートラック含め、多くのリリースを世に輩出している超新星です。要チェック。

Grady G / James Brown Is Still Alive


近年、フェイクニュースが話題に上がることがよくありますが、90年代には『某ファンクの帝王が死んだぞ!』と云うフレーズをサンプリングした曲が大流行したことがございます。
その後、『まだ生きてるんじゃねーか!』ってフレーズを元にした曲も出てくるのですが、言うまでもなく表題の曲のネタ元になります。
Hardonize #28でBee.Bee.さんにご出演頂いた際、プレイしておりましたが凄まじいガラの悪さとインパクト。
他にもメタルの大御所の曲インスパイアされた曲なんてのもリリースしていたGrady Gですが、残念ながら現在は活動休止中。
リリース元であるVicious Circle Recordingsは、この手のドライブ感のあるUKハードハウスの総本山と言えます。

The Dead Man / Axel F (Hands Up Mix)


タイトルで大凡察しがつくと思いますが、ネタ元です。
ジャーマントランス(日本ではサイバートランスなんて呼ばれ方もしていました)の現代解釈に当たるハンズアップと云うタイプのアレンジです。
有体に申し上げてクッソチャラい。そして絶妙にダサい。なんでメインリフが3連符なのか。
音は煌びやかでド派手なのにどこか脱力させる瞬間があり、定番だったり流行しているジャンルのフレーズサンプリングや要素を取り込むことに一切の躊躇がない(つまりチャラい)、そこに魅力がある音楽です。
これがリリースされたDNZ Recordsは、ハンズアップのレーベルと云うよりはスカウスハウスだったりバウンス系に重きを置いているところですが、それもそれで違う脱力感を味わえます。
この手のジャンルはキックに対して完全裏打ちのベースがお決まりなんですが、実験的なパターンで配置しているトラックが割とあるのでバカっぽいけど油断ならないと云う印象があります。

It’s My Life (C. Baumann Remix)


これも元ネタ解説するまでもないですね。
ハンズアップの節操のなさにかける言葉が見つかりません。
ある程度原曲を知っている方からすればこのアレンジは一切ヒネらない、徹頭徹尾予想通りの展開をします。こういうところも本当にチャラい。褒めてます。
これを作ったChristopher Baumannはロシアのクリエイターだそうで、彼のSoundcloudアカウントには他にも大量のブートレグが転がっております。

余談ですが、最近とあるワイルドな名前のデカい人のDJ聴いてるとよくかかります。
曰く、『どうしようもなく疲れた時になかやまきんに君のネタを見ると元気が出る。』だそうです。

Scatman (Groove Over Jazz)


これもタイトルそのまんまですね。
Hardnize御用達のファンキーなハードテクノ、ハードグルーヴにアレンジされたもの。
『このトラックを作ったのは誰だあっ!!』と海原雄山ばりに叫んでみると・・・あぁ、Hardonize #21にご出演頂いたあなたでしたか。
原曲のジャジーなリフを意識した上でハードグルーヴマナーに沿ったパーカッションリズムを配置しているのはお見事。使いどころも多そうです。

Mortal Kombat Techno Tribute (Kalu Bootleg)


過激なグロテスク、ゴア表現を確立し、今尚ナンバリングが続いている人気格闘ゲーム、Mortal Kombat。
1995年には実写映画化もされており、そのテーマソング(何故東洋が舞台の作品なのにユーロビートっぽいのかと云うツッコミは置いておいて)、ゲームファンなら誰もが1度は聴いたことがある有名なもの。
それを元ネタとしたハードミニマルがコチラです。
チープなシンセリフと暗いリズムがさながら水と油。とはいえハードミニマルなので多様性には富んでいるあたり、ズルいと思いました。
このKALUと云うアーティストも2015年から活動を開始したと云う最若手の部類です。

尚、何故かPVまであります。Mortal Kombat好き過ぎるだろ。

Hakuna Matata (Adronity Psy Bootleg)


最後にご紹介するのはこちら。
これこれが元ネタと云う絶対にヤバい曲。
そしてジャンルはサイケデリックトランス。
メインリフはネタ元一切関係ないので、ブレイクのインパクト頼りで一気にジャンルシフトしたい時なんかに超使えます。

Adronityはここ1年くらいで結成されたEDMユニット。
他にはPPAPのブートレグなんかもあって、一筋縄ではいかない変態めいた音使いをしてくれます。

以上、最近のブートレグ特集でしたが、如何だったでしょうか?
対四文屋難民と云うことでBee.Bee.さん、orinetoneさん、Takayuki Kamiyaさんの3人を意識して選出してみたつもりです。
実際これらがかかるかどうかも分からないし、或いは他のB2Bゲストやレジデントがこれを見てしめしめと自身のストック強化に励むかもしれません。
しかし繰り返しになりますが、普段1人ではできないようなセット構築になるのがB2Bの妙だと思っておりますので、結果面白いプレイを提供できるならなんでもアリというのが心情です。

次回のパーティー前に記事を書くのは今回が最後ですが、他の人のプレイも含め、とてもワクワクしております。
06月23日土曜日、15時より早稲田茶箱にてHardonize #30 -Back 2 Back Special-行います。
何卒よろしくお願い致します。

次週06月19日は774Muzikさんが担当します。
今回はこれにて。