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新作ハードアシッド特集 (2022年02月版):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2022/02/17

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知】


予てよりお伝えの通り、Hardonize#40は04月09日に延期となっております。

まだ2ヵ月も先の話ではありますが、楽しみにお待ち頂けますと嬉しいです。

【近況】

完全に雑談で恐縮ですが、鬼滅の刃 遊郭編終わりましたね。
ヘタすると10数年振りくらいにちゃんと毎週アニメを見るという行為をしました。
ちゃんと楽しかったし、妓夫太郎のビジュアルは個人的にツボでした。かっけぇ。
次期も制作が決定しているようなので楽しみに待ちたいと思います。
あとメイドインアビスも。

ところで、

この辺どなたか要りません?

全部クレーンゲームの景品です。
鬼滅の刃以外にも大量にあって部屋を大圧迫しています。
多分直近のプライズはほぼ全部取ってる。
何の作品か分からなくても取ってる。

家に来た人からは『業者か!』とよく言われます。

【今回のお題】

さて、前回前々回は昨年のフリーダウンロード楽曲を振り返る特集を執り行いましたが、今回から通常の形式に戻り、
ハードテクノの1つのサブジャンルからオススメ楽曲について取り上げていきます。

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

今回取り上げるサブジャンルは

ハードアシッド

です。

特別連載に於いては3回目に取り上げたアシッドシンセを用いたハードテクノです。
この音楽にスポットを当てた特集は過去3回(※)行っておりますが、そろそろ1年経つこともあり、改めてここ1~2ヵ月の間にリリースされたトラックについてピックアップしていきます。


新作ハードアシッド (2021年04月版)
新作ハードアシッド (2020年08月版)
新作ハードアシッド (2020年02月版)

早速ですが新作ハードアシッド紹介いってみましょう。

【曲紹介】

Tekstasy, Cengiz / Mamma Acid

Mamma Acid (Original Mix) by Tekstasy, Cengiz on Beatport

ドイツのプロデューサーユニットTekstasyと彼らと同郷のCengizによるアシッドテクノ
重厚なボトムの上をファンキーなアシッドフレーズが跳ねる比較的使い勝手の良いトラック。
テンポを落とせばメインストリームテクノにも合わせられそう。
とりあえず持っておくと安心系。

Toni Alvarez / Aybintio 303

Aybintio 303 (Original Mix) by Toni Alvarez on Beatport

スペインのプロデューサーToni Alvarezによるハードアシッド
過度にディストーションが施されたアシッドシンセとラフなキック、中盤以降に差し込まれる古めかしいシンセと2022年っぽさがまるでない今月の新譜。
ボイスサンプルの刻み方も90年代感あって堪らないですね。
一周した感じが逆に新しい、みたいな曲。

CELEC / Burning Synth

Burning Synth (Original Mix) by CELEC on Beatport

スロベニアのプロデューサーCELECによるハードアシッド
中盤までは硬いキックとドシャメシャなライドに無機質なリフが絡み合うハードミニマル進行なのですが、ブレイクでアシッドシンセイン、更にこの後別のレイヴィーなシンセまで乗っかるという満漢全席トラック。
7分という長尺があるだけあって様々な攻めっぷりを披露してくれます。
というかそもそもリズムがかなりイカついのでオススメ。

Sebrof / Kickback

Kickback (Extended Mix) by Sebrof on Beatport

イギリスのプロデューサーSebrofによるハードアシッド
こちらも中盤までハードミニマル進行ですが、アラームシンセ⇒アシッドシンセと遷移するロングブレイク以降、ウワモノのカラーがガラっと変わる曲。
展開を活かしてテックトランスなんかと合わせるのも面白いかもしれません。

どういでもいいですがアーティスト、曲名、レーベル名、レーベル内のリリース傾向、全てに関係ないこのジャケットの『ゲ』って何なのよ。

Tiago Santos, Carl Shorts / Supercluster

Supercluster (Original Mix) by Tiago Santos, Carl Shorts on Beatport

ブラジルのプロデューサーTiago SantosとイギリスのプロデューサーCarl Shortsによるハードアシッド
アシッドテクノ界の生ける伝説、D.A.V.E. The Drummer率いるHydraulix Recordsからのリリース。
アシッドシンセはウワモノとしても薄っすら入っているものの、ベースとして用いられている方が目立つ曲です。
この地を這うようなグルーヴ好きですね。
派手系の流れで使うこともシリアス系の流れで使うこともできる優等生。

Felix R / Twelve Hours

アシッドテクノ界の大御所、

Twelve Hours (Original Mix) by Felix R on Beatport

オーストラリアのプロデューサーFelix Rによるハードアシッド
存在感のあるキックに重心を置いた所謂ストンプ系グルーヴ。
この曲もブレイクの扱いが肝になってくるようなシーケンスをしているので、テックトランスと相性良いでしょう。

このアーティスト、度々当連載で名前が挙がっている気がしますが、色々なサブジャンルを手掛けており、そのどれもがナイストラックなので本当に器用ですね。

Acid Ray / Satellite

Satellite (Original Mix) by Acid Ray on Beatport

イギリスのプロデューサーAcid Rayによるハードアシッド
Stay Up Forever直系の王道ハードアシッド
4分打ちの詰まったベースラインと裏打ちハイハットによる疾走感のあるグルーヴに長尺で用いられる複数のアシッドシンセ。
パーフェクトです。

Pavel Bibikov / Acid Yea

Acid Yea (Original Mix) by Pavel Bibikov on Beatport

ウクライナのプロデューサーPavel Bibikovによるハードアシッド
オールドスクールレイヴのバイブスをそのままテクノに落とし込んだ作品を最大の特徴とする、個人的に去年通してお気に入りだったアーティストの年末に出た作品。
レイヴオルガンとアシッドシンセが絡むありそうで無かった曲。
ずっと踊ってられるわ。

Dica, Wast / Blow Your Mind

Blow Your Mind (Original mix) by Dica, Wast on Beatport

共にフランスのプロデューサーであるDicaWastによるハードアシッド
ハードハウスハードコアでよくサンプリングされていたSoundsource / Take Me Upのボーカルが懐かしい。
速めのテンポにファンキーなアシッドフレーズが走るアップリフティングなスタイル。
ハードダンス文脈で使っても面白そう。

Maskk / Terrible Liar

Terrible Liar (Original Mix) by Maskk on Beatport

イタリアのプロデューサーMaskkによるハードアシッド
今週のビックリ楽曲。
一聴して分かる速いテンポはなんとBPM160オーバー。

なんかベースの感じも変だし、でもこの反復リズムを主体にした構成はテクノと呼ぶしかないし、みたいな。
変ミュージックスキー向け。

なんか今回DIGしている中でチラホラこの速度帯のトラック見かけるようになったなという中で1番インパクトが強かったのがコレでした。
流行っているのか、表層に出てきたのか・・・要調査です。

まとめ

以上、新作ハードアシッドにスポットを当ててお送りしました。
一口にハードアシッドといっても旧来のスタイルをそのまま踏襲したものばかりでなく、
ハードミニマルハードダンスと合わせて使いたくなるようなトラックが目立ったように感じます。
僕のようにクロスオーバーでプレイする際、アシッドシンセのようなインパクトのある音をキーにしてジャンルを変えていくといったことをよくやるので、楽曲のスタイルが多ければ多いほど喜ばしかったりします。
今年も引き続きハードアシッドに注目していきましょう。

そんなわけで今回はここまで。

次週02月22日は774Muzikさんが担当します。
では。

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【特集】フリーダウンロード2021 (後編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2022/02/03

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【告知】


予てよりお伝えの通り、先月の開催を予定していたHardonize#40は04月09日に延期となりました。

楽しみにしていた方、本当に申し訳ございません。
次こそは無事に開催できるよう、皆様に於かれましても手洗いうがい、そして祈祷を欠かさずお願いします。

【近況】

前回のyudukiボスの担当回で告知して頂きましたが、DJ Shimamuraさん、MC STONEさんがパーソナリティーを務めるblock.fmの番組、RAVE-A-RIDEにお招き頂きました。
普段あまり声に出すことのないDJのスタンスとか、選曲の話とかをさせて頂いたんですが、いやー緊張した。
檸檬堂飲みながらでも緊張した。
パーソナリティーの2人とはそれなりに長い付き合いである上、そんなに気負うような人柄の方々でもない筈なのに、終わってから『アレも言い忘れた。』『アレももう少し喋ればよかった。』の山が積もっていました。
気が向いたら文章でまとめて公開しましょうかね。
需要あるか分かりませんけど。

ともかくDJ Shimamuraさん、MC STONEさん、ありがとうございました。
アーカイブが残っておりますので02月09日までは以下のリンクから誰でも聴くことができます。
何卒。

RAVE-A-RIDE | block.fm

ちなみに当日のBGMとしてMixも担当させて貰いましてこんな内容でした。

通常運行。

【今回のお題】

さて、前回は毎年新年恒例の昨年のフリーダウンロード楽曲を振り返る特集を執り行いました。
既にご覧頂けたでしょうか?

【特集】フリーダウンロード2021 (前編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2022/01/20

【特集】フリーダウンロード2021 (前編):今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2022/01/20

それ以前の掲載はコチラになります。

2020 (後編) / 2020 (前編) / 2019 (後編) / 2019 (前編) / 2018

前回はメインストリームテクノハードミニマルシュランツといったリズム主体のサブジャンルにスポットを当ててお送りしましたが、
今回は

ハードグルーヴハードアシッドテックトランス

とした上で、それぞれ10曲程度取り上げていきます。
前回に比べてフレーズやシンセのサウンドなど、ウワモノのカラーに富んだトラックが多めとなっておりますのでこれからハードテクノに触れる人や、自身のプレイ幅を広げたいと考えている方の取っ掛かりとして参考になれば幸いです。

それでは、

令和3度目のフリーダウンロードハードテクノ特集 (後編)

いってみましょう。

【曲紹介】

Shaun Activation / The Hype Groove

Stream The Hype Groove (Original Mix) by Shaun Activation | Listen online for free on SoundCloud

カナダのプロデューサーShaun Activationによるハードグルーヴ
小気味良いハイハット、パーカッションに跳ね系レイヴシンセがファンキーなグルーヴ感を演出しているタイトルに偽り無しのトラック。
非常に使い勝手も良いのでハードグルーヴ好きに大変オススメです。

このテイストの曲を手掛けるカナダ出身のアーティストというのは結構レアな上、他にも彼のSoundcloudのアカウントで多数の近しい感じのトラックが公開されています。
ありがたくゴッソリ持って帰りましょう。

robodachi / Ardiente

Stream 【FREE TRACK】Ardiente【TECHNO】 by robodachi | Listen online for free on SoundCloud

日本のプロデューサーrobodachiによるハードグルーヴ
ド直球トライバルリズム!
リリースの長いブラスサウンドもめちゃファンキーで大変好みです。
774Muzikさんはさっさとこの人と仲良くなるべき。

この手のサウンドを手掛けるクリエイターが日本にもいたんだなという驚きがありました。
Mixcloudのアカウントがあったのでいくつか聴いてみましたが、テクノハードミニマルは勿論のこと、
ハードアシッドハードグルーヴも器用に混ぜていて琴線にビンビンに触れました。
Hardonize一同、勝手に大推薦です。

Basswell / Bass Down Low (Rave Edit)

Stream Basswell – Bass Down Low (Rave Edit) by Basswell | Listen online for free on SoundCloud

フランスのプロデューサーBasswellによるハードダンス
タイトルから察せられる通り、色んなジャンルでサンプリングされているDEV ft. The Cataracs / Bass Down Lowネタ。
前半がストイックなハードミニマルなんですが、ブレイクを挟んでテンポが速くなり、裏打ちベースのハードダンスにシフトします。
1曲でジャンルを変えたいときに有効な武器。

Axciid / Sherlock

Stream Axciid – Sherlock [JAH052] by Jahanam | Listen online for free on SoundCloud

フランスのプロデューサーAxciidによるハードアシッド
叩きつけるようなキックに並走する怪しげな雰囲気を纏ったアシッドシンセの組み合わせから地下レイヴの臭気を感じずにはいられない曲。
ハードダンス寄りのテンポの速さも相まってアグレッシヴなグルーヴを演出したい時にもってこい。

Iron Maiden / The Trooper (Flymeon’s Acid Trance Edit)

Stream Iron Maiden – The Trooper (Flymeon’s Acid Trance Edit)(FREE DL) by Flymeon | Listen online for free on SoundCloud

フランスのプロデューサーFlymeonによるハードアシッド
ロックマン2だったり、帝国のマーチだったり、たまに出るネタモノハードアシッド枠ですが、言わずと知れたハードロックの大名曲をネタにするのは流石に突飛過ぎやしませんかね。
原曲のギターリフを前面に押し出した異様な構成なんですが、攻め攻めのハードアシッドとして聴けるのが逆に凄い。
あとロック感を意識してなのか、2拍4拍のスネアの音が異様にデカい。

このFlymeonというアーティストは他にもロックやメタルネタの曲をいくつか手掛けているのですが、それ以上に特殊なのがライブに於いてこれらの曲のフレーズをギターで実際に弾いているという点。
サンプリングじゃないのかよ!
ちなみにこの曲の場合はこんな感じです。

Iron Maiden / The Trooper (Acid Techno Live Remix)

Iron Maiden – The Trooper (Acid Techno Live Remix) – YouTube

ハードアシッドでこんなことしているアーティストは見たことがなく、ぶっ飛んだ発想の持ち主であることは間違いなさそうです。
ナマで見たら絶対盛り上がる。

Storm / Time To Burn (James Black Presents Remix)

Stream Storm – Time To Burn (James Black Presents Remix) FREE DOWNLOAD by James Black | Listen online for free on SoundCloud

イギリスのプロデューサーJames Blackによるテックトランス
トランスのクラシック、Storm / Time To Burnネタ。
原曲のインパクトのあるフレーズを活かしつつ、サイドにも複数のシンセが重ねられた厚いウワモノ群がテンション上がります。
ボトムにも重厚さが表れているので、シリアスな流れでも使えそうな便利役。

The Chronics / Taking You

Stream The Chronics – Taking You [TWJS01] (FREE DOWNLOAD) by Techno Wereld | Listen online for free on SoundCloud

スイスのプロデューサーThe Chronicsによるテックトランス
シンプルながらも硬いビートを軸に複数回のブレイクを挟む緩急のついたシーケンスと、中盤以降はアンニュイなフレーズのシンセが加わる泣きの1曲。
こういうハードでメロディアスな路線が好きな人には願ったり叶ったりのトラック。
終盤で使うと良い感じ。

Punchanella / San Trancisco (DJ Hammy 2021 Rework)

Stream Punchanella – San Trancisco (DJ Hammy 2021 Rework) by DJ Hammy | Listen online for free on SoundCloud

アイルランドのプロデューサーDJ Hammyによるテックトランス
元ネタは1994年にリリースされたPunchanella / San Tranciscoというアーリーハードハウス
メインで使われているM1ピアノがレイヴ感満点。

他にもこのDJ Hammyレイヴネタテックトランスを多く公開していて、
Baby D / Let Me Be Your Fantasyネタとか、Scooter / Endless Summerネタとか、かなりグッとくるものが多いです。
ここ1番の場面で使いたくなること請け合い。

Namie Amuro feat. Hatsune Miku / B Who I Want 2 B (Seimei’s Tokyo Pygmalion Remix)

Stream Namie Amuro – B Who I Want 2 B feat. Hatsune Miku (Seimei’s Tokyo Pygmalion Remix) by Seimei | Listen online for free on SoundCloud

日本のプロデューサーSeimeiによるテクノ
昨年の01月に若くして急逝してしまったプロデューサーSOPHIEを偲ぶ意味で彼女が手掛けたそのコラボレーションとPVの可愛さが話題を呼んだ安室奈美恵 feat. HATSUNE MIKU / B Who I Want 2 Bテクノにアレンジしたもの。
原曲の可愛い感じをそのままにリズムからシンセまで楽しくダンサブルなパーツを盛り込んでいる一方、ピアノフレーズからどこか悲しさも垣間見える、聴いてて複雑な気持ちになる曲。
後にリリースされるSeimeiさんのアルバム、A Diary From The Crossingのエッセンスがこの曲の時点で仄見えていたり、総合するとめっちゃ良いリミックス。

あと当時SOPHIE急逝の報から1週間経たずに公開された速度感とかも含めて愛が感じられる曲でもあります。

Taeko Onuki (Mignonne) / 4:00 AM (Slothy Techno Rave Remix)

Stream 4:00 AM – Taeko Onuki (Mignonne) – Slothy Techno Rave Remix – FREE DL – LORD GIVE ME ONE MORE CHANCE by Slothy | Listen online for free on SoundCloud

ニュージーランドのプロデューサーSlothyによるテクノ
前述のアイアンメイデン安室奈美恵 & 初音ミクを押さえて今回の元ネタ選定が意味分からん大賞作品。
1978年にリリースされたアルバム、大貫妙子 / ミニヨンに収録されている4:00AMネタ。
ちなみに編曲は世界の坂本龍一です。
嘘だろって言うくらい古いし、何より渋い。
ニュージーランド人の感性どうなってんだ。

ネタ元のインパクトを置いておけばファンキーでもなければシリアスでもなく、かといってインテリジェンスやモダンと呼ぶにはダンスミュージック寄りで、でも決してハードでもない・・・本当にテクノと呼ぶしかない不思議な曲。
どこで使えば良いのかもイマイチ判然としないのですが変ということだけは分かる。
つまり変なら何だって良いものに違いないという変な人に是非オススメしたい1曲です。
いやー変だよこの曲。

Yosshie 4onthefloor / Bootleg Pack 2

Yosshie 4onthefloor Bootleg Pack 2 | Yosshie 4onthefloor | 4onthetrax

最後にご紹介するのは日本のテックダンスアーティストYosshie 4onthefloorのブートレグ集。
ほぼ毎月EPをリリースしている彼が主に現場で使っている危なげなヤツを一挙放出しています。
ネタ元は主にアレだったり、コレだったりしてまぁYosshie 4onthefloorさんのオタク的趣向が痛い程分かるのはそれとして、
収録の後ろの方に差し込まれているUnderworld / Born SlippyThe Chemical Brothers / Star Guitarのチョイスは何なのよ。

特にThe Chemical Brothers / Star Guitar (Yosshie 4onthefloor Bootleg)は、彼がたまにやる4つ打ちをちょっと崩したクセのあるリズムを原曲のクラップに合わせて打ち込んでいて『やってんなぁ。』とニッコリしました。
硬め4つ打ちが好きなナードからクラブヘッズまで幅広く対応できる万能楽曲調味料セット。

まとめ

以上、フリーダウンロード2021 (後編)をお送りしました。
今回はウワモノが特徴的なサブジャンルに絞ったこともあって前回にも劣らない幅広さで紹介できた気がします。
特にブートレグは元曲とクリエイターの主軸としている音楽が全く別であるものが多く、そこにチャレンジできるのも凄いですし、結果ちゃんとアーティストの個性が発揮されているものに仕上がるのもまた凄いなと思うところです。
今後もこういった特集に限らず、今年も面白い音楽は無料でも有料でも積極的に紹介していきますので何卒お付き合いをよろしくお願いします。

そんなわけで今回はここまで。

次週02月08日は774Muzikさんが担当します。
では。

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