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【特集】『M3-2021秋』同人テクノ:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/11/11

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【今日のビックリ楽曲】

JAPANESE FOLK METAL / 酒

JAPANESE FOLK METAL – 酒 / SAKE (Music Video) – YouTube

たまに変なメタルを掘りたくなる瞬間があるんですけど、最近グッときたのがこちら。
フォークメタルという牧歌的な楽器とフレーズを用いた陽気なメタルのサブジャンルがあるのですが、それをそのまま日本語に落とし込んだバンドを見つけてしまいました。
そのバンド名もJAPANESE FOLK METAL。マジそのまんま。

で、比較的最近出た曲がこれでして、タイトル通りお酒をテーマとして取り上げているもの。
絶妙にキャッチー且つダサい(誉め言葉)メロディーと和を意識させる音使い、そして知能指数ゼロのPVと総合的にインパクトとカロリー高めの内容。
何より本家フォークメタルに対する愛が大いに感じられるのが良い。
変ミュージック好きの方に是非。

【告知】


来月12月05日に行われるTAKAMIさん、DJ ATTさんが主宰するテクノパーティー、BUZZx3にお招き頂きました。
ジャパニーズテクノシーンの先輩方がパワフルなテクノセットを披露する場として度々遊びに行っていたこともあり、大変光栄に感じております。
挙句共演者がREMO-CONさん、YO-Cさん、そしてYosshie 4onthefloorさんとビッグネーム揃いということで今から戦々恐々としています。
この贅沢なラインナップもこのパーティーならではという感じを受けますのでお時間のある方は是非お越しください。


加えて今週末はハードコアの名パーティーWEEKEND RAVERSに出演致します。
大分久し振りの同パーティーへのジョインなので、こちらも大変光栄です。
多分テクノはかけないと思いますが、閉店が迫っている新木場ageHaを体感できる機会ですので合わせて是非。
良い感じに入場できるアレありますのでご一報ください。

【今回のお題】

さて、先々週末は同人音楽即売会M3でした。
いつも通り来訪。
前回の反省を踏まえ、今回は相応に収穫のあった回となりました。
具体的にはこんな感じ。

アーティストの個性が出ていてカッコいい作品、未知のクリエイターの技術が光っている作品、パッケージからコンセプトまでアイディアの詰まった作品など今回も良いものと多く出会えました。
やはり即売会は好みに合っているなと認識した次第です。
そういえば来月は数回振りにコミックマーケットが開催されるらしいので、そちらも楽しみです。

というワケで、今回のM3でゲトった中から一部を紹介していきたいと思います。
当連載に於いて10回目となるM3特集です。

前回M3-2021春特集はこちら。

【特集】『M3-2021春』同人テクノ:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/04/29

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

それより以前の特集はこちらになります。
2020秋 / 2020春 / 2019秋 / 2019春 / 2018秋 / 2018春 / 2017秋 / 2017春

これまでと同様、表記順は『【アーティスト名】 / 【リリース名】 [【サークル(レーベル)名】]』でテクノ的オススメをメインに、あといくつか個人的趣味で挙げていきます。

それでは

『M3-2021秋』で買った同人テクノ

いってみましょう。

【曲紹介】

本間本願寺 / テク祝詞REMIXES [ビッグファイア]

Stream Technorito Remixes(Album Preview) by Xinto | Listen online for free on SoundCloud

Hardonize的には何を置いてもまずこれでしょう。
先日のHardonizeでもご出演頂きました、本間本願寺さんの前作、テク祝詞のリミックス集。
その名の通り、祝詞をテクノのビートに乗せたかなり珍妙なリリースだったのですが、
そのリミキサーとして起用されているのがAndy BSKDragon HoangF.Tekなど、ハードグルーヴの名手たちなのです。
当然内容は普段beatportで出会うようなファンキーなハードグルーヴ据え置き。
アイディアの奇抜さで言ったら同人らしいのですが、海外本場のスーパースターたちを一堂に集めた内容と、元ネタ含む楽曲の傾向は同人離れしていると思わざるを得ないですね。

個人的な好みは疾走感たっぷりのリズムとシンセリフがカッコいいのに祝詞が乗っているという1点で可笑しさを覚える4曲目、神拝詞 (Andy BSK リミックス)

公式サイト:https://soundcloud.com/homma_honganji
作品購入:テクノリト・リミキシーズ(Technorito Remixes) – ビッグファイア – BOOTH

Kouki Izumi / Megastructure EP [technoA]

Stream [PREVIEW]Megastructure EP snippet by Kouki Izumi (Aramitama / technoA) | Listen online for free on SoundCloud

過去Hardonizeにもご出演頂いたKouki Izumiさんの最新EP。
彼が得意とするヘヴィーウエイトなリズムのテクノが今作でも遺憾なく発揮されております。
完全にリズムに重点を置いた作風もあればリフ主体の曲もあり、昨今のメインストリームテクノと合わせるには丁度良い塩梅のリリース。

個人的な好みはスモーキーで無機質なウワモノとラフでファットな非4つ打ちインダストリアルリズムが絡む5曲目、Stairs
Kouki Izumiさんの非4つ打ち曲かなり好きなんですよね。

公式サイト:http://technoa.info/
作品購入:Megastructure EP | Kouki Izumi | technoA

vc fox / April rain EP [vc fox]

Stream [CFD]April rain EP by VC FOX | Listen online for free on SoundCloud

HardonizeレジデントとはTechno Alliance繋がりであるvc foxさんの最新作。
これまでの作品は比較的モダンテクノ的アプローチの多かった印象ですが、本作はそれらに加えてよりダンスミュージックの側面が強いテクノの楽曲も含まれていたので少し意外でした。
ライブ映えしそうですし、実際にこれらの音を操っている姿を見たいと思わせてくれるトラックが多かったです。
またTechno Allianceやらないかな。テクノラッコ事件。

個人的な好みは厚いシンセとライドの疾走感がハードミニマルに踏み込んだかのような印象を受ける4曲目、Memory card

公式サイト:http://vc-fox.com/
作品購入:April rain EP | vc fox | VC FOX

アシッド田宮三四郎 / RHYTHM BEAT ACID [アシッド田宮三四郎]


アシッド田宮三四郎 – Twitter

100%ハードウェアによるテクノライブを披露するDietraxさん率いるバンド、アシッド田宮三四郎の新作EP。
その名の通りアシッドシンセを多用したアシッドテクノをメインとした収録内容となっております。
このジャケットを見て分かる通り、元ネタがアレなワケです。
このサンプリングセンスは本当にズルいなと思いますね。

個人的な好みはアシッドシンセを用いてテクノの大名曲、Jeff Mills / The Bellsをアレンジした3曲目、アシッド田宮三四郎のBELLS
『こうなるのか・・・!』感が凄かった。

公式サイト:https://soundcloud.com/acidtamiya346
作品購入:RHYTHM BEAT ACID | ketchuparts

CELTECHADENZA / TENTATION [CELTECHADENZA]

Riot Step – CELTECHADENZA [TimeLapse Music Video] – YouTube

ストリングス+バグパイプ+電子音楽のかなり風変わりな組み合わせを特徴に持つ3人組。
生楽器を活かしたスケールの長い旋律が美しい上にバックトラックのスタイルもテクノあり、ブレイクスあり、ドラムンベースありとかなり幅広いので聴いてて楽しい。
ライブで聴いたら映えそうだなと思いました。

個人的な好みは往年のダンサブルなテクノのビートにストリングス、バグパイプ、シンセの3重奏が流れるように乗った1曲目、riot step

公式サイト:http://celtechadenza.com/
作品購入:CELTEHCHADENZA 5th album『TENTATION』(アルバムダウンロード版) – Halcyon Record – BOOTH

V.A. / Portfolio 2 [Full Metal Blanket]


You10g / MusicVket3【Cg-14】2021.11.6~11.14 – Twitter

ストイックなテクノの4曲入りEP。
最近のサブジャンルで括られるタイプというよりは古き良きテクノのスタイルを彷彿とさせる実直なトラックが目立ちます。
マシンサウンドならではのグルーヴや質感をストレートに感じられる内容。

個人的な好みは抑揚のないミニマルなリズムが延々と繰り返される上にアンニュイなリフが乗った質実剛健なテクノである4曲目、Drumsuko / Run Away

尚、本作はまだ一般流通していないものの、サークルがBOOTHのアカウントを設けておりますので、いずれ流通することを見越して貼っておきます。

V.A. / CYANOTYPE‐404 [猫杜工務店(福)]

【XFD】CYANOTYPE‐404 / 猫杜工務店(福) – YouTube

ハードでダークなドラムンベースインダストリアルに焦点を当てた独特な世界観を持つコンピレーション。
荘厳でシンフォニックな曲もあればミニマルなテクノまでカバーしているのですが、どの曲も緊張感が強く出ています。
ノイジー且つグリッチを多用した音使いをエレクトロニカ的な手法で落とし込んでいるマニア度の高い逸品。

個人的な好みは6曲目のハーフタイムビートと残響強めのスネアに全体的にグリッチ強めの味付けが施された不定形インダストリアルNexhend / DIVINITY

公式サイト:https://twitter.com/nekomori_fuku

V.A. / HYVE Vol.2 – HARD DANCE COMPILATION [HYVE]

Riot Step – CELTECHADENZA [TimeLapse Music Video] – YouTube

Nizikawaさん、s-donさんプロデュースによるハードダンスコンピレーション第2弾。
ハードダンスの持つ多様性を余すところなく紹介している内容となっており、ハードスタイルテックダンスは勿論のこと、ベースライン風味のスタイルやサイケデリックトランスまでいくつもの味を楽しめる贅沢さがあります。
アグレッシヴでカッコいいトラックもバカっぽいトラックも等しくダンスミュージックの華。
ミドルテンポの4つ打ちが好きなら何かしら刺さる曲がある筈です。

個人的な好みはブレイクのレイヴシンセ刻みで否応なくブチ挙げた後の足回りの細かさが異様にテクいテックダンスである3曲目、Yosshie 4onthefloor / Corner Remainder
これは現場で使いたくなる。(いつも楽曲ありがとうございます。)

公式サイト:https://hyve02.tumblr.com/
作品購入:HYVE Vol.2 | V.A. | HYVE

V.A. / NX FUTURE DUBSTEP [NEXTLIGHT]

【視聴動画】NX FUTURE DUBSTEP – NEXTLIGHT【ボカロエレクトロ】[Vocaloid Electro] – YouTube

初音ミク×ダブステップコンピレーション。
これまでにもこういったコンセプトの作品は数多くあり、いくつかは購入しておりましたが、その中でもかなり海外のトラックに引けを取らないなと思った作品。
出音が全体的に綺麗なのに加え、ダブステップのリズムのインパクト、そしてその間の抜けがしっかり出ていてフロア映えしそうだなと思う曲ばかりでした。
今やダブステップにも様々なサブジャンルが生まれていますが、そこもちゃんと手厚くフォローしている辺り、本当にクオリティが高い。

個人的な好みは初音ミクのボーカルが持つエモさとカラーベーススタイルのフレーズが上手くハマっている1曲目、Reno / Into The Sky

公式サイト:https://solo.to/nextlight
作品購入:NX FUTURE DUBSTEP | NEXTLIGHT

V.A. / イントロダクション オブ 和製ハウス Vol.12 [イントロダクション オブ 和製ハウス]

Stream イントロダクション オブ 和製ハウスVol,12 by DJ Tokunaga/ Conures | Listen online for free on SoundCloud

その名の通り、日本人ハウスプロデューサー陣によるコンピレーションシリーズ12作目。
やや脱力感漂うタイトルとは裏腹に内容はクラブユース且つ洗練されたディープハウスプログレッシヴハウスを収録したガチのコンピ。
それもその筈で、本シリーズに楽曲を提供しているアーティストはそれぞれ別のレーベルにも所属しており、何ならbeatportでも普通に曲が買えるレベルで活動している方々が集っているからです。
過去作もTOWER RECORDSディスクユニオンといった全国流通店舗での購入が可能なのでハウサーの嗜みとして是非。

個人的な好みはオールドスクールレイヴ感漂うバウンシーなベースラインとピアノのユニゾンから成るグルーヴが気持ち良い5曲目、KaNa / Infinity (Callasoiled Remix)

公式サイト:https://twitter.com/waseihouse
作品購入:イントロダクション オブ 和製ハウス Vol.12(委託) | まんだらけ Mandarake

まとめ

以上、『M3-2021秋』で買った同人テクノにスポットを当ててお送りしました。
ここ何回かの中では物量的にも質的にも1番収穫があったように思えます。
常に知らない音に飢えておりますので、様々なスタンスを持ったクリエイターが集まっている同人音楽のフィールドが大好きです。
いちファンとして今後も積極的に注目していきたいと思います。

そんなわけで今回はここまで。

次週11月16日は774Muzikさんが担当します。
では。

【過去掲載記事一覧】
【2021年】

10月 / 【特集】Hardonize#39 プレイリストピックアップ / 【特集】一生忘れないハードテクノ:今週のオススメハードテクノ
09月 / 新作ハードミニマル (2020年09月版) / 新作テックトランス (2020年09月版) / 新作シンセの特徴的なテクノ (2020年09月版)
08月 / 新作レイヴ系テクノ (2020年08月版) / 新作サイケデリックトランス (2021年08月版)
07月 / 新作4つ打ちドラムンベース (2020年07月版) / 新作速いハウス (2020年07月版)
06月 / 新作ハードグルーヴ (2020年06月版) / 【特集】Hardonize#38 プレイリストピックアップ
05月 / 新作ハードハウス (2020年05月版) / 新作シュランツ (2020年05月版)
04月 / 新作ベースライン (2020年04月版) / 新作ハードアシッド (2020年04月版) / 【特集】『M3-2021春』同人テクノ
03月 / 【特集】Hardonize#37.5 プレイリストピックアップ / 新作テックダンス / テックトランス (2021年03月版)
02月 / 【特集】フリーダウンロード2020 (後編) / 【特集】曲名に『チョコレート』が入ったトラック
01月 / 【特集】フリーダウンロード2020 (前編)

【2020年】

12月 / 新作ハードハウス (2020年12月版) / 【特集】Hardonizeクルーが選ぶ2020年のハードテクノ10選 【TAK666編】
11月 / 新作シュランツ (2020年11月版) / 【特集】Hardonize#37 プレイリストピックアップ
10月 / 新作ハードグルーヴ (2020年10月版) / 【特集】前回の早稲田音泉で紹介した曲 / 【特集】『M3-2020秋』同人テクノ
09月 / 新作速いテクノ (2020年09月版) / 【特集】公募用DJMIXの組み方
08月 / 新作ハードアシッド (2020年08月版) / 新作サイケデリックトランス (2020年08月版)
07月 / 【特集】DIG自慢:RECOfan渋谷BEAM店閉店セール / 新作ディスコ (2020年07月版)
06月 / 【特集】ゲームミュージックに於けるテクノ / 【特集】Hardonize#36 プレイリストピックアップ
05月 / 新作インダストリアルテクノ (2020年05月版) / 新作ディープ系ベースミュージック (2020年05月版)
04月 / 新作テックダンス / テックトランス (2020年04月版) / 新作レイヴスタイルテクノ (2020年04月版) / 新作ハードハウス (2020年04月版)
03月 / 【特集】Hardonize#35 プレイリストピックアップ / 【特集】『M3-2020春』同人テクノ
02月 / 新作ハードアシッド (2020年02月版) / 新作ハードグルーヴ (2020年02月版)
01月 / 【特集】フリーダウンロード2019 (前編) / 【特集】フリーダウンロード2019 (後編)

【2019年】

12月 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】番外第3回:ディスコ編
11月 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】番外第2回:ハードダンス編 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第9回:テックダンス編
10月 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】番外第1回:メロディアスハードテクノ編 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第8回:インダストリアル編 / 【特集】『M3-2019秋』同人テクノ
09月 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第7回:ハードグルーヴ編 / 【特集】Hardonize#34 プレイリストピックアップ
08月 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第5回:ハードハウス編 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第6回:シュランツ編
07月 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第3回:ハードアシッド編 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第4回:ハードトライバル編
06月 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第1回:黎明期編 / 【特別連載:ハードテクノとは何か?】第2回:ハードミニマル編
05月 / 【特集】『M3-2019春』同人テクノ / 【特集】直近のパーティーピックアップ / 【特集】Hardonize#33 プレイリストピックアップ
04月 / Almir Ljusa / PHNTM
03月 / Keith Flint (The Prodigy) / Audeka
02月 / Benji303 / 【特集】Hardonize#32 プレイリストピックアップ
01月 / 【特集】フリーダウンロード / Knuckleheadz

【2018年】

12月 / 【特集】DIG自慢:ジャニス閉店セール
11月 / 【特集】Hardonize#31 プレイリストピックアップ / 【特集】『M3-2018秋』同人テクノ / Special Request
10月 / Atix / Eric Sneo
09月 / Len Faki / 【特集】新譜紹介
08月 / Paul Cronin / ASC
07月 / Goncalo M / Alan Fitzpatrick
06月 / 【特集】ブートレグ、フリーダウンロード / 【特集】Incident
05月 / Riotbot / 【特集】『M3-2018春』同人テクノ / 【特集】四文屋難民メンバー紹介
04月 / Rebeld Records / Rob J.
03月 / Filterheadz / 【特集】Bandcamp限定リリース
02月 / 【Hardonize10周年特集】10年前の同人テクノ / 【特集】Hardonize#29 プレイリストピックアップ
01月 / 【Hardonize10周年特集】10年前のハードテクノ / 【Hardonize10周年特集】10年前の日本のハードテクノ

【2017年】

12月 / 【特集】Hardonize#26、Hardonize#27、Hardonize#28 プレイリストピックアップ
11月 / 【特集】『M3-2017秋』同人テクノ / 【特集】Hardonize#28 ゲストDJプレイバック / Sterling Moss
10月 / Norman Andretti a.k.a. Quarill / 【特集】グレイエリア
09月 / Bad Boy Bill / 【特集】ブートレグ、フリーダウンロード
08月 / CAVE / OmanticRecords
07月 / Digital Mafia / Steel Grooves
06月 / X-Dream / Dismantle / Christian Fischer
05月 / 【特集】『M3-2017春』同人テクノ / Chester Beatty
04月 / 【特集】曲名に『春』とか『桜』とか入ったトラック / Andy BSK
03月 / Myler / D.A.V.E. The Drummer
02月 / Jamie Taylor aka Tik Tok / Pasquale Maassen
01月 / 【特集】同人音楽+テクノ / Butch

【2016年】

12月 / Kwadratt / 【クリスマス2016特集】ブートレグ、フリーダウンロード
11月 / Reset! / Dark By Design
10月 / 【特集】Hardonize#25 プレイリストピックアップ / Bryan Cox
09月 / Kanji Kinetic / Technikal / Vinylgroover aka Scott Atrill
08月 / Ganez The Terrible / DJ Reversive
07月 / Raul Mezcolanza / David Moleon


【特集】一生忘れないハードテクノ:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/10/28

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。

【今日のビックリ楽曲】

Dubfire, Flug / Rampart

Rampart (Original Mix) by Dubfire, Flug on Beatport

Dubfireって最近こういうハード系路線手掛けてるんですね。
僕ら世代だとテクノのトレンドが一気にミニマルに傾倒した2000年代中期以降の中心にいたイギリスのアーティストという認識が大分強いアーティストです。
ハード系のトラックを手掛けていた人がある時期を境にしっとりした曲を作り始めるというのは色々なジャンルで見られる現象ですが、
テクノに於いては現行の潮流の1つにハード路線が含まれるようになった影響から逆にしっとり⇒ガッツリに移行するアーティストがしばしば現れます。
しかしあのDubfireまでもが・・・という辺り、なかなか衝撃度の高い1作。

おまけにbeatport全体の売上チャートでも結構な順位まで上がっている話題作でもあるので、テクノヘッズは要チェックです。

【近況報告】

今週末はM3ですよ!
ナイスミュージック出会いに行きましょう。


先日、Hardonizeレジデントでお疲れ会をやってきました。
at いつもの場所。
ここ数回の連載記事は似たような写真が掲載されると思いますので悪しからず。

サウンドのコンセプトはこういう感じにしよう、みたいなのが数回先まで決まったりしたので全て上手くいくように頑張りつつ、
皆様に於かれましても楽しみにして頂けると嬉しいです。

【今回のお題】

さて、昨年から自分の回はハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっておりました。

ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。

ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。

それはそれとして近況報告の続きになるのですが、先週はLost Memoriesというパーティーに行ってまいりました。

日本でベースミュージックテクノEDMまで幅広く発信しているレーベル、TREKKIE TRAX主導によるテクノにスポットを当てたパーティー。
今回はSeimeiさんのアルバム、A Diary From The Crossingのリリースパーティーも兼ねた回でして、yudukiボスも言ってましたが僕自身もドストライクな内容のアルバムでした。
細分化されたり入り組んだ構造になる前のあの頃のテクノがぎっしり詰まっているというか。

Seimei / A Diary From The Crossing

A Diary From The Crossing | Seimei | WET TRAX

そんなワケなので、ゲストのTAKAMIさん含め、この日はとにかく往年のテクノアンセムが流れまくってました。
TAKKYU ISHINO / GHOST IN THE SHELL
DJ Misjah & DJ Tim / Access
Wall Five / Gypsy Woman (Meu Str Mix)
Mory Kante / Yeke Yeke (Hardfloor Mix)
などなど。
元号が令和になってもこういった曲にスポットが当たる、何よりそれを自分より世代が下の人たちが聴いて笑顔になっているパーティー、大変眼福でした。
〆がShin Nishimura / Plus Tokyoってのも本当にもう。
次回は規模を広げて執り行うそうですのでスケジュールが合えば是非足を運んでみてください。

で、それ以来昔の曲をちょいちょい聴き直しているのですが、自分の中にもターニングポイントとなったテクノ楽曲がちょいちょいあるなということを改めて認識しました。
そんなワケで今回のテーマは

一生忘れないハードテクノ

とします。

年代とか関係なく、100%自分の趣味を披露するだけの回となります。
必然的に古いトラックが多く、配信されたりされなかったりしますが、もし奇跡的に巡り合ったら是非手に取って欲しい、そんな自分にとっては大切なトラックたちです。
ちょっと前にテクノ10選というハッシュタグが流行ったこともあるのでそのフォーマットに倣い、10曲紹介していきます。

では、一生忘れないハードテクノ特集いってみましょう。

時間の都合上、レビューは追々追加していきます。(2021/11/03 – 更新しました。)

【曲紹介】

TAKKYU ISHINO / GHOST IN THE SHELL

Takkyu Ishino – Ghost in the Shell – YouTube

言わずと知れた日本を代表するプロデューサーTAKKYU ISHINOによるテクノ
プレイステーション用ゲーム、攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELLに書き下ろされた曲としても良く知られており、無機質なシンセ、ベース、ドラムパターンの連続は原作の世界観にバッチリハマっています。
とはいえ、ゲームミュージックにこういったバッチバチのダンスミュージック、それも華やかというよりは無骨な曲が起用されるというのは、こと2021年である今もかなり特異な例として挙げられます。
インパクトのあるメインリフ、推進力のあるベース、クラップとドライスネアの絡みなどテクノの醍醐味が詰まっているトラック。

自分がテクノという音楽を認識するようになったくらいの頃に聴いた曲であり、認識するようになった今聴いても存在感が衰えません。

SHIN NISHIMURA / KEEP ON DISCOTHEQUE

STAR LIGHT by Shin Nishimura on Apple Music

日本のプロデューサーSHIN NISHIMURAによるハードテクノ
タイトル通りディスコを意識させるカッティングギターっぽいリフが用いられており、それがフィルターを織り交ぜながら延々と展開される曲。
テクノに於いては速めのテンポであり、リズムの強度もハードテクノ寄りというシリアスさとファンキーさが同居しているのもかなり好みな点です。

これも自分がテクノを認識するくらいの頃に聴いたのですが、こういったディスコ系サンプリングが好きだったということを気付かせてくれた曲の1つです。
後にハードグルーヴに傾倒するようになった下地にはこの曲があったんじゃないかとも思います。

ryoh mitomi / haru-kaze

ryoh mitomi / haru-kaze – YouTube

日本のプロデューサーryoh mitomiによるメロディアスハードテクノ
デトロイトテクノを彷彿とさせるエモーショナルなシンセとフレーズが前のめりなハイハットと共に進行していく曲。
そのフレーズもずっと繰り返しではなく、メイン、ブリッジ、ブレイクの各パートごとに若干アレンジを変えており、飽きさせない工夫が見て取れます。

ハードテクノというある種のシリアスさをコアとする音楽に於いてここまで感情に振り切ったスタイルが生まれるものかと当時は衝撃を受けました。
自分の中では未だに匹敵するトラックがなく、タイトルも相まって春先になると使いたくなる曲としてずっと残り続けています。
現時点ではヴァイナルしか入手手段がないというのがややハードル高いですが、そこを押してでも推したい曲。

Mauro Picotto, Riccardo Ferri / New Time New Place

New Time New Place (Original Mix) by Mauro Picotto, Riccardo Ferri on Beatport

イタリアのプロデューサーMauro PicottoRiccardo Ferriによるハードテクノ
本来はトランスで使われるような華やかなシンセがハードテクノのリズムと共存しているトラック。
これも各パートでアレンジが違っていたり、ブレイク後は更にインパクトのあるリフが飛び出すとにかくドラマティックな展開が最大の特徴です。

ライブMIX CD、石野卓球 / IN THE BOXのラストに収録されて知りました。
同世代には同じような経緯の人もいるのではと思いますが、〆に相応しい絶大なインパクトがありました。
ベースが入ってくる辺りから最後まで高揚しっぱなしになれます。

A.Paul / Spontaneous

Spontaneous (Original Mix) by A.Paul on Beatport

ポルトガルを代表するプロデューサーA.Paulによるハードミニマル
地を這うベースとそれを後押しするハイハットが生み出すグルーヴの前のめり感が実際のテンポ以上のスピードを感じさせてくれます。
その上に乗るシンセのシンプルさは逆に印象的に聴こえるという、技巧的なトラック。

自分の中ではいざハードテクノを色々掘ってみようと思った時に出会った曲で、この手のベースに重点を置いた横ノリのグルーヴが好きということを実感した曲の1つです。
あとこの曲に関しては各音の出方が絶妙にバランス取れていて丁度良かったというのもあってかなり印象に残っています。

余談ですが、今年04月にA.Paulが過去作のセルフリミックスEPをリリースしており、その中でも起用されております。
こちらも是非

A.Paul / Spontaneous (2021 Rework)

Spontaneous (2021 Rework) by A.Paul on Beatport

Killa Productions / GIVE IT UP (Re-Edit)

Killa Productions – Give It Up ( Re-Edit ) – YouTube

イギリスのトライバルテクノ3英雄、Ben SimsMark BroomPaul Macで結成されたプロデューサーチームKilla Productionsによるハードトライバル
メインのリズムの強度もこれぞハードテクノという感じで特筆すべき点ですが、何といってもそれを上回るパーカッションの衝撃です。
ブレイクのインパクトも含め、パーカッションリズムのポテンシャルが大いに発揮されていると思わせてくれるトラック。

これが収録されているヴァイナルの別面がKilla Productions – GOOD LIFE (Re-Edit)という特大ネタのブートレグだったのでそれ目当てに購入したような気がしますが、使用頻度としてはこちらの方が遥かに上になってしまったような気がします。
インパクトのある音が好きというのは当初から自分の中で変わってないなと実感します。

Christian Fischer vs. Hydrid Players / Hit Me

Christian Fischer vs. Hybrid Players – Hit Me – YouTube

ドイツのプロデューサーChristian FischerとブラジルのWehbba率いるユニット、Hydrid Playersによるハードグルーヴ
まだハードグルーヴというジャンル名が固定される前の黎明期~発展期くらいの曲。
ファンク直系のギターやブラス、ボイスといったサンプリングが盛大に用いられており、それらとパーカッションリズムのコンビネーションはハードグルーヴの醍醐味そのものといった感じ。

自分にとって当時カテゴリが分からなかったファンキーでハードなテクノを追求する切欠となった曲です。
シリアスではないハードテクノがスタイルとして確立しうるというのを認識したのもこの曲が最初かもしれません。

Yousuke Kaga / Setsuna

Yousuke Kaga / Setsuna – YouTube

日本のプロデューサーYousuke Kagaによるメロディアスハードテクノ
当初彼がライブで披露していたり、本人からプロモーションで貰ったバージョンではもっとテンポが速かったこともあって僕の中でこの曲はハードテクノという認識を持っています。
実際このリリースバージョンを早回ししても全然使えます。

とにかくシンセのサウンド、フレーズが美しい。
小気味良いハイハットや跳ね系のベース、味のあるパーカッションにも特徴が出ていて、全てのパートが主役級の仕事をしているかのよう。

Yousuke KagaさんとはHardonizeの開催場所でもある茶箱を通じて知り合った仲ですが、所謂早稲田界隈の、それも結構世代が近い中にこんな曲を作る人がいたということで感銘を受けた曲の1つです。
この曲に関しては世界で1番自分がプレイしている自信があるくらいには好きです。

Kei Kohara / Bloom After Broken Life (Midsummer Mix)

New Time New Place (Original Mix) by Mauro Picotto, Riccardo Ferri on Beatport

日本のプロデューサーKei Koharaによるメロディアスハードテクノ
厚いベースラインにパーカッションリズム、そしてピアノやブラスの混合編成によるアーバンなウワモノとファンキーな要素がてんこ盛りになった1曲。
ハウスハードテクノに落とし込むとこうなるという答えの1つだと思っています。
加えてこのド派手っぷりは未だに並び立つものを知らないので、序盤ではまず使えない曲という認識です。

ちなみにこれを手掛けたKei Koharaさんは別段ハードテクノのクリエイターという立ち位置ではなく、もしかしたらご本人もこの曲についてハードテクノという認識は持たれていないかもしれません。
しかしそんな人が作るからこそ既存のハードテクノのルールやマナーに良い意味で縛られない、自由な曲になるのだろうと思います。
Hardonizeも含みますが、特定のジャンルをフィーチャーしたパーティーに出演するとなった際、そのジャンルだけでなく周辺音楽にも目を向けるように意識しているのはこういった面白い曲があるからですね。

mijk van dijk / GAMERS NIGHT

Gamer’s Night (Original Mix) by Mijk’s Magic Marble Box on Beatport

ドイツのプロデューサーmijk van dijkによるジャーマンテクノ
レイヴの快楽主義をそのまま持ち越した速いテンポで繰り出させるレトロなベースシンセとサウンドエフェクトの数々はまさしくタイトル通りの構成。
中盤ではレイヴオルガンのリフも入ってきてより高揚感マシマシの展開になったり、終盤にはトランシーなパッドを前面に出してエンディング風のパートになったり、展開の妙も大いに現れている逸品。
後年になってから冒頭のフレーズは実際のメガドライブのアクションゲーム、パルスマンステージ曲のサンプリングであり、ボイスも同作から引っ張ってきていることを知りました。

とにかく全編通して楽しいテクノ
レトロゲームをプレイしている時のテンションとか哀愁が1曲に落とし込まれていて、これぞmijk van dijkイズムという感じです。
ちなみに初めて聴いたのは茶箱でHardonizeクルーとも縁深いDJ、izさんがかけていた時でした。(意外でしょ?)

まとめ

以上、一生忘れないハードテクノ特集をお送りしました。
振り返ることもたまにある、とは某曲の歌詞にもありますが、そこそこ長くテクノに触れている身として新曲以外にも触れたいものが多いのも事実でして、やはりこの時代のテクノにも色々学ばせて貰ったり楽しませて貰ったなという思い出が強くあります。
とは言え自分の場合は未だにちょいちょい使ったりもするので、見る人によってはあまり面白味がなかったりするかもしれません。
GAMERS NIGHTなんかは先月使ってますしね。
今後とも古きも新しきも経緯を込めてプレイしていきたいと思っております。

そんなわけで今回はここまで。

次週11月02日は774Muzikさんが担当します。
では。

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