こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。
【告知1】
次回Hardonizeのインフォメーションが公開となりました。
2025/07/26(sat) Hardonize #50 at waseda sabaco | Hardonize web
気付けば開催50回目という、なかなかの大台に乗ってきました。
ここまで続けられているのも皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
そんな節目となる今回お招きしたゲストは、
名古屋でハードテクノパーティHard Techno Groovesを主催し、関西と関東のコネクション役を担っているどころか、2023年にはレジェンドChris Liberatorとの共演も果たしている隼雄さん、
レーベル、及びパーティー秋葉原重工のボスであり、数々のプロダクトを手掛ける一方、あらゆるテクノにも精通しているTakayuki Kamiyaさんの2名となります。
Hardonize的にはかなり正統派と言える組み合わせであり、もはや原点回帰と言っても良い程、ドストレートなハードテクノにスポットが当たっていると言えます。
小細工なしのリズムガチンコ回、是非お楽しみください。
日にちは07月26日(土曜日)、15時からとなります。
場所はいつもの早稲田茶箱にて皆様のご来場をお待ちしております。
【告知2】
昨年行ったHardonize #48にゲストでご出演頂いたAkuaMarineさんが主宰するパーティーmidnight inciteにお招き頂きました。
【主催】
midnight incite #mincite
6/20(金) 19:00-23:00
@渋谷 Another Dimension
Door: 2,000 Yen(2ドリンク込み)■Guest DJs
Yebisu303
TAK666
Gewnky■DJs
AkuaMarine■Original Cocktail
TBA pic.twitter.com/2RyKhyQo7p— AkuaMarine (@0ha3ru1ka4) May 25, 2025
週末の夜遊びに向けて助走をつけるといったコンセプトで、毎回サウンドのテーマを変えて行われているパーティー。
めでたいことに今回が6周年に当たるとのことで、ガッツリテクノに焦点が当たっております。
一方で、ほかの出演者はハードウェアを用いたライブを主とし、最近DJも行っているYebisu303さん、複数の楽曲を同時に流しつつ、スクラッチも織り交ぜながらMIXを展開させるGewnkyさんと、かなり異色の組み合わせ。
特定のサウンドにスポットを当てつつ、得意分野がそれぞれ異なる4人が集まっている感じがするので、どのような化学反応が生まれるのか、とても楽しみです。
日付は06月20日(金)の19時スタート。
場所は渋谷Another Dimensionとなります。
ご来場、お待ちしております。
【今回のお題】
さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。
【特集】フリーダウンロード2024 (1):2025/01/23
【特集】フリーダウンロード2024 (2):2025/02/06
【特集】フリーダウンロード2024 (3):2025/02/20
ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。
ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。
ですが、今回取り上げるテーマはこのカテゴリー以外から
とします。
その名の通り、リバーブやエコーなどの残響音エフェクトを駆使した深みのあるサウンドが特徴的なテクノのサブジャンル。
同じテクノでも、一般的にはハードテクノの文脈とは異なるものとして認知されていることが多いです。
シリアスな雰囲気やループを重視している点でミニマルテクノとの類似性が見られますが、穏やかさを感じるウワモノが添えられているトラックも多く、メロディックなテクノやアンビエントとの相性もよかったりします。
過去の連載でこの音楽にスポットを当てた回はないのですが、雰囲気的には新作エレクトロニカ (2024年05月版)に近いところがあります。
最近、家の片付けをするのにBGMとしてこういった音楽を聴きながら行っていたもので、今回のピックアップと相成りました。
抑揚や派手な音使いがない分、作業用BGMとしてかなり適していますし、一方現場においてもテンションを上げず、淡々とグルーヴキープを演出するのにマッチしたサブジャンルでもあります。
もしパーティーのトップバッターを任された場合、こういったサウンドからスタートすれば徐々にパーティーの胎動を感じさせることができますし、ロングセットの中盤で用いることでセット全体に抑揚をつけることもできます。
ただやはり曲の特性上、なかなかスポットが当たることも少ないので、改めてここ1~2ヵ月の間にリリースされたものを中心にピックアップしていきます。
では、新作ディープテクノ紹介いってみましょう。
【曲紹介】
I Want To Dance | Grace Dahl | Serial Disc Touchers
オランダのプロデューサーGrace Dahlによるテクノ。
Live in Love | Insomniast | Delphic Iris Records
ドイツのプロデューサーInsomniastによるテクノ。
Mathzz – Tekno (Original Mix) [Island Noize] | Music & Downloads on Beatport
スペインのプロデューサーMathzzによるテクノ。
Teralyn (Original mix) | Terminal Sync | KHOROS RECORDS LTD
イタリアのプロデューサーTerminal Syncによるテクノ。
We Cannot Remain Silent! | Dubdeliquent | Crossfade Sounds
スロバキアのプロデューサーDubdeliquentによるテクノ。
No Pulse (Original Mix) | Reece Pritchard | Influenced Records
イギリスのプロデューサーReece Pritchardによるテクノ。
kurir – COLDEST FORM (Original Mix) [DONKER.DK] | Music & Downloads on Beatport
スウェーデンのプロデューサーkurirによるテクノ。
Gintbatl | Immediate Proximity | Radio Matrix
オランダのプロデューサーDelta FunktionenとロシアのプロデューサーNapirellyによるユニット、Immediate Proximityによるエレクトロニカ。
Scope (Abul Mogard rework) | Guentner Spieth
イタリアのプロデューサーAbul Mogardによるアンビエント。
06R – Blue Wind (Akira Kawarazaki Remix) [Zodiac13] | Music & Downloads on Beatport
日本のプロデューサーAkira Kawarazakiによるエレクトロニカ。
【次回】
そんなワケで今回はここまで。
次週06月17日は774Muzikさんが担当します。
では。