「 2020年07月 」一覧

今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/07/16 【暑さ寒さも彼岸まで】

 

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

 

東京都がSTEP3に入って以降、ちょっと緩み過ぎた所からクラスタが発生して困った状態になっておりますが、如何お過ごしでしょうか。緊急事態宣言下でも職務上仕方なく真面目に通勤して居たので、苦労が報われねえなあ…という所ではありますが…「暑さ寒さも彼岸まで」は文字通り寒暖の境目辺りの言葉なのですが、もう一つ、辛い事も時間が過ぎりゃ和らぐよ、という意味もあり、秋口にそんな気分で居られるとよいのですが。どうなんでしょう。

で、このコロナ禍において出歩く上での必需品となればマスクなのですが、いよいよ布マスクが手に入るようになって来たので使い捨てからそちらに移行しました。浜松でスポーツ用品を作っているRewardってとこの物なのですが、なるほどスポーツ用品クオリティとあって、中々に呼吸がしやすくていいです。オススメ。これからクソ暑くなりますからね。マスク着用したが故に熱中症で倒れるというのは避けなくてはいけませんね。

 無地もあります(前は真っ白のが売り切れてた)

 

話はガラリ変わりまして、2週間に一度、本ブログの記事を執筆する直前に必ずBeatportの巡回を行っております。PEAK TIME TECHNOのカテゴリでBPM134-145、HARD DANCE/HARDCOREのカテゴリで同様にBPM134-145で絞ってやっているのですが、2週間で約1300曲です。1300て。1曲2秒くらいでバババーってガンガンに飛ばして行ったとして、途中にちょっと気になる曲があって聞きなおしていたりしたら全体で1時間以上はかかってしまうのです。その上で、ここで紹介したいような曲は5~6曲くらい。効率悪すぎですが、未だに上策が無く総当たり戦の様相を呈しております。アイデアプリーズ。

 

 

ということで新譜紹介!いきましょう。

 

M33P M33P (Original Mix) by DJ Flippo

順歩冲掌のコマンドみたいな名前(すげえわかり辛い例え)のこの曲ですが、アーメンブレイクてんこ盛りでレイヴノリ、音の選び方のセンスにたまに「??」となりますが、それすらも味にしてしまうまとめ方。やりおるなという感じです。

Bitch From Heaven (Original Mix) by Omega Drive

すげえ曲名。天国からやってきたアバズレですよ。ブレイクの辺りにそれっぽさがきっとあるんでしょうけども。レイディアントシルバーガンのメインフレーズみたいなみたいなフワーっとしたシンセにちょっとだけビッチっぽいお声が。いやそこだけなんかい。オメガドライブなのでリズム隊はしっかりハードグルーヴです。

The Loving Ones (Original Mix) by Kenush

打って変わって渋めテクノへ。たまーにこの手の上でビキビキなってる感じのテクノ聞きたくなりますね。地味テクノでジワジワ上げて行ってピークタイムにこれが来たらたまんねえだろうなあという感じのやつです。なんかドッパドパ出る。汁が。

Night Daddy (Original Mix) by Tim Taylor

どんどんデジタルリマスター版でリリースをしております、名門MISSILE RECORDSなのですが、この56番が初登場したのは2003年、もう17年前になるわけです。夜のお父さん!というタイトルに相応しいディスコノリの楽曲。ファンキーで腰にグイグイ来るビート。これはいいですよ。

Jungle People (Original Mix) by Andy Slate

同じMISSILE56番からもう1曲。こっちもいいんですよ。情熱的なトライバル!というよりはもっと土着的なというか…野性的なというか…まあそういうやつです。まあ曲名がジャングル民ですからね。

Route 27 (2020 Edit) by Monika Kruse, Voodooamt

おや?と手が止まりました。名門TerminalMが20周年記念コンピレーションを出しており、懐かしい名前がズラリしている中でやはりこれが格好いい。2020年リマスターということで音質が非常に良くなってる…気がしますね。コンピの名前が「The Past」なのは意味ありげなのか無いのか…

 

 

次回更新は7月21日、そろそろ連休ですね。オリンピック無いけど…


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2020/07/14 【 #夏のハードミニマル祭 】

おはようございます。774muzikです。
えー…何故「おはようございます」なのかといいますと、14日更新のはずが、寝落ちして15日の朝(現在)記事を書いているからなんですね…。
最近、寝落ち率がヤバいことになっています。歳…かな…。

まず近況。
SERUMを買いました。
EDM向けのソフトシンセとして有名なんですが、テクノでも十分戦えるポテンシャルを持っていると感じます。
存在感があり抜けの良い音が鳴らせるし、感覚的な音色エディットができ、そして何より見た目がカッコよくてテンション上がるのでおすすめです。曲作ろう。

さて、本題です。
Hardonize Webをお読みの諸兄には、既にご存知の方も多いかと思いますが、「夏のハードミニマル祭」という毎年恒例の奇祭が開催されています。

ハードミニマルを作って公開するもよし、お気に入りのトラックを紹介するもよし、Mixを録って公開するもよし、必要なものはハードミニマルを愛する気持ち一つ。
是非Twitterで #夏のハードミニマル祭 タグをチェック!

ということで、本記事もこれに乗っかり、ハードミニマル紹介回にしたいと思います。
選曲しながら、「あれ…?ハードミニマルって何だ…?」とかなりましたが、僕がハードミニマルだと思えば(僕にとっての)ハードミニマルなのです。みんな違ってみんな良い。

めっちゃ思い入れある一曲。
現場での初DJの時にかけたなぁ…。限定盤のクリアヴァイナルに収録されてました。最高。

16分で刻まれるベースに不穏なSEが絡んで素晴らしい。
キック、ハット、スネアの音色が大好きなんですが、最近のテクノだとこういう音のがほとんど無くなってしまっていて悲しい。

ハードミニマルといったらJeffを入れないわけにいかんだろ、ということで。
本当はL8が一番好きなんだけど、現在買えるものということでCasaをチョイスしました。

L8マジで最高。
チュクチャカチュクチャカって感じのリズム隊、Jeffのこの辺りの作品の特徴な感じがするんだけど、未だに作り方がわからない…。

トマクロ&ベイヤーとか最高が約束されすぎている…。
金属っぽいリフが執拗に繰り返されながらドスドスいってて最高。

うわ最高。
これアレだ。1小節だけ延々とループしてイけるやつだ。
フィルターを開閉しながら繰り返されるベースフレーズがめちゃくちゃ良い。

ということで本日はここまで。
次回更新は木曜日、DJ Sangoがお送りします!