こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。
【近況】
先週末はENSITE feturing FJAAKに遊びに行きました。
一昨日のyudukiボスのエントリーにもあった通り、とにかく入場から長蛇の列で1時間は並んだと思います。
当然フロアも身動き取れないくらいギッチギチで(多分300人はいたんじゃないか。)、しかも半分以上海外のお客さんというかなり珍しい環境だったのですが、その中で2.5時間ハードテクノを流し続けたFJAAKも本当にとんでもなかったですね。
矢継ぎ早に繰り出される90年代レイヴを魔改造したトラックの数々、それも場合によってはあえて繋がないというプレイスタンスも含め完全にバイブス重視の内容で、狂乱という言葉が相応しい一晩でした。
クラブ全盛期の90年代の雰囲気ってこんなんだったんだろうなと勝手に思いを馳せる一方、絶対に自分には真似できないなと思ったし、だからこそめちゃくちゃ刺激になりました。
【告知1】
Hardonize#44の日程及び情報が公開となっております。
15周年イヤーの2発目となる今回はATTさん、TAKAMIさんという大先輩2名をお招きしております。
彼らがレジデントを務める渋谷R Loungeの名物テクノパーティー、BUZZ×3は今年12周年を迎えるそうで、実質コラボレーション且つダブルアニバーサリーというオメデたい形の開催となっております。
気候的には温かくなってくるであろう頃に繰り広げられるアチアチハードテクノ総決起、是非ご堪能ください。
日付は2023年の05月13日(土曜日)。
会場はいつもの早稲田茶箱でお待ちしております。
【告知2】
4/8(土)、学校を貸し切ってオールナイトDJイベントを開催します!
いつか見た教室や音楽室が、このメンバーによって一夜限りのフロアに変わります。#桜逢祭前売り販売中!あなたの応援が、大きな力になります!https://t.co/7baE9Sh6KA
公式サイトhttps://t.co/Sa00WTqjn5 pic.twitter.com/Semd7ShKRq
— 桜逢祭 (@ouhousai) February 12, 2023
こちら来週、04月08日開催となっております。
イベントスペースとして貸し出されている学校で夜通し音楽を響かせる大規模な催しにお招き頂いております。
3フロア体制でアニメソング、各種クラブミュージック、その他諸々好きなものをお選びくださいってな塩梅なので、実際には無理でも気持ち若くなって楽しみましょう。
前売り券は以下のURLより申し込み受付中です。
桜逢祭~あなたとわたしの文化祭~
桜逢祭 in東京 – パスマーケット
【今回のお題】
さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。
ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。
それはそれとして、皆様はChatGPTというのを聞いたことがあるでしょうか?
ざっくり説明すると、人工知能、AIの技術を取り入れたチャット形式で対話ができるボットです。
昨年末に公開され、正誤はともかくあらゆる質問に回答する一方、アカウント登録さえすれば無料で最先端のAI技術を誰でも使える手軽さから爆発的に広まり、TikTokやInstagram以上のスピードで今尚利用者数を増やし続けているとんでもないサービス。
今月に入ってから使用エンジンのバージョンアップが行われ、より事実に近い回答を無理のない文脈で応答することが可能になったことで更に色々なところで目にすることが増えたように感じます。
驚くべきことに日本語の質問にはちゃんと日本語で返すわけで、それも文法的に無理のないものになっています。
ここでちまちまキーボードを打っているのも、やがてこういったサービスに取って代わられる日が来るのかもしれないと感じさせますね。
で、ここでDJとして気になることがありまして、
ということです。
我々DJは曲を聴いて、その曲のテンポやフレーズ、ビート、背景にあるジャンルなどからどういった構成をしているのか聴いて把握し、それと似たような曲を探すという行為を繰り返しています。
一方上で取り上げたChatGPTはあくまで対話型のチャットボットに過ぎないため、人間と同じように曲そのものを構造的に解析してどうのこうの、といったことはできません。
しかし、インターネット上に無数に点在する情報を繋ぎ合わせ、それらを元に関連性の高い楽曲を提示することはできるのではないかと思うワケです。
折角使い放題の最先端技術が目の前にあるので、試さないわけにはいきません。
従って本日のテーマは、
として、実際にどういったやり取りを行ったのか載せていきます。
まだChatGPTをちゃんと使いこなせているとは言い難いので色々雑なところはありますが、次回があったら改善していきますので大目に見て貰えると幸いです。
では、いってみましょう。
【ログ】
まず今回の趣旨とは関係なく、デモンストレーション的に以下の質問を投げかけてみます。
回答がこちら。
クラブミュージックは、多様なジャンルが存在しますが、以下によく知られているものをいくつか紹介します。
1. ハウスミュージック – 1980年代初頭にアメリカ合衆国のシカゴで誕生した。重要な特徴は、4つ打ちのリズムに加えて、シンセサイザーを多用したサウンドやボーカルのループなど。
2. テクノミュージック – 1980年代初頭にヨーロッパで誕生した。主にシンセサイザーやドラムマシンを使用して、単純なメロディーを繰り返し、抽象的で重層的なサウンドを作り出す。
3. トランスミュージック – 1990年代初頭にドイツで誕生した。スピード感のある4つ打ちのリズムに、重層的なシンセサイザーサウンドやエフェクトを多用した壮大なメロディーが特徴。
4. ダンスポップ – 1990年代半ばに英国で誕生した。ハウスミュージックやテクノミュージックの影響を受けつつ、ポップスの要素を取り入れた楽曲が多い。
5. ブレイクビーツ – 1990年代初頭に英国で誕生した。ファンキーなブレイクビートやサンプリングを多用し、ヒップホップやダブの影響を受けた楽曲が多い。
以上が一般的な分類として挙げられるクラブミュージックのジャンルですが、それぞれにサブジャンルがあるため、厳密には分類が難しい場合もあります。
かなりマトモな回答が返ってきました。
初手からかなり期待ができます。
次に、ハードテクノを知っているのか聞いてみましょう。
ハードテクノは、テクノミュージックのサブジャンルの1つで、比較的速いテンポで強いビートが特徴的な音楽です。その名の通り、ハードで荒々しく、エネルギッシュでダイナミックなサウンドが特徴的であり、しばしば「ハードコアテクノ」とも呼ばれます。
ハードテクノは、1990年代初頭にヨーロッパのレイブシーンから生まれました。テクノミュージックに対するより激しいニーズから、より速く、よりハードなテンポを求める人々によって発展してきました。
ハードテクノのビートは、通常、高速で一貫しています。また、テクノミュージックに比べ、より重層的で暗い音が使われ、歪んだシンセサイザーや効果音などの要素も含まれます。ボーカルはほとんど使用されず、単調なリズムとシンセサウンドで構成されています。
ハードテクノは、ヨーロッパを中心に人気があり、特にオランダ、ドイツ、イタリアなどの国々で盛んにプレイされています。また、ハードテクノのファンは、しばしばエクスタシーなどの薬物を使用して、音楽とともにダンスを楽しむことが知られています。
これもなかなか真に迫る回答です。
知らなくても良いことを最後の一文で教えてくれる辺り、なかなか律儀な性格をしていますね。
ジャンルに関しては大まかに把握しているようなので、もう少し踏み込んでアーティストについて聞いてみましょう。
次の質問はこれです。
で、得られた回答がこちら。
2000年以降に活躍し、注目を浴びたハードテクノのアーティストとして、以下の3人を挙げることができます。
1. Angerfist – オランダ出身のDJ/プロデューサー。アグレッシブなサウンドや、暴力的なイメージで知られる。代表曲に「Riotstarter」「The Deadfaced Dimension」などがある。
2. Sefa – フランス出身のプロデューサー。ハードテクノの他にも、フレンチコアやハッピーハードコアなど、様々なジャンルの音楽を制作している。代表曲に「Leven = Lijden」「Follow」などがある。
3. Miss K8 – ウクライナ出身のDJ/プロデューサー。女性でありながら、ハードでエネルギッシュなサウンドで知られる。代表曲に「Unforgettable」「The Poison」などがある。
以上のアーティストは、ハードテクノのジャンルで一定の影響力を持ち、多くのファンから支持されています。
あーごめんごめん違うんだそれは。
実は前段の質問でなんとなく察していた方もいらっしゃるとは思いますが、この質問をした段階ではこのChatGPT、ハードテクノとハードコアテクノの違いを理解されていなかったご様子でした。
とはいえ、ある種しかたのないことではあります。
未だにGoogleで『ハードテクノ』と検索するとハードコアテクノのWikipediaページが上位に検出されるので、単純に検索上位から情報を集めていくとそういった応答が返ってきてしまうのも分かります。
とはいえ30年以上前ならいざ知らず、現行でこのいずれかの音楽に携わっている方であれば両者に違いがあることは明らかなので、差し出がましいようですがお節介をやいてみました。
ハードコアテクノとはガバやロッテルダムテクノを主としたBPMが170を超えるクラブミュージックです。
ハードテクノはテクノから派生したクラブミュージックです。
ハードテクノとハードコアテクノは、似たようなジャンルであることがあり、混同されることがありますが、異なる概念と認識されています。
ハードテクノは、テクノミュージックのサブジャンルの1つであり、通常、速いテンポと強いビートが特徴的です。また、暗く重層的な音や歪んだシンセサイザーサウンドが含まれることが多く、比較的洗練された音響とともに聴かれることが多いです。
一方、ハードコアテクノは、ガバやロッテルダムテクノなどのジャンルを主に含む、通常BPMが170を超える非常に速いテンポで激しいビートが特徴的な音楽です。よりエネルギッシュで荒々しいサウンドが含まれ、時にはハードテクノよりも過激な要素も含まれることがあります。
つまり、ハードテクノはテクノミュージックに由来する派生ジャンルであり、比較的洗練されたサウンドであるのに対して、ハードコアテクノはよりエネルギッシュで荒々しいサウンドを持つ、より過激なジャンルという違いがあります。
分かってくれました。
えらい、すごい、かしこい。
実際このようなやり取りを行ったおかげか、以降の質問に対しては両者を区別した回答を行うようになってくれました。
というわけで改めてハードテクノのアーティストについて尋ねてみます。
ただし、ここで示すハードテクノはハードコアテクノのアーティストを含まないものとします。
了解です。2000年以降に目立ったハードテクノのアーティストとして、以下の3人を挙げることができます。
1. Chris Liebing – ドイツのDJ/プロデューサー。ダークかつミニマルなハードテクノを制作し、長年にわたりジャンルの中心的存在として活躍しています。代表曲に「C CLR」「A1 Analogon」などがあります。
2. Sven Wittekind – ドイツ出身のDJ/プロデューサー。強烈なビートとシンプルなメロディーで知られ、暴力的なイメージを持つことがあります。代表曲に「Disturbed」「Purgatory」などがあります。
3. Dave Clarke – イギリス出身のDJ/プロデューサー。1980年代から活躍しているベテランであり、ハードテクノシーンにおいて重要な役割を果たしてきました。代表曲に「Wisdom to the Wise」「Red 2 (Of 3)」などがあります。
以上のアーティストは、それぞれ個性的な音楽性を持ち、長年にわたってハードテクノシーンを支えてきた重要な存在として知られています。
素晴らしい回答です。
これきっとどんなジャンルでも代表的なアーティストくらいであれば瞬時にリストアップしてくれるでしょうし、今後全く知らないジャンルに着手する際の1つの指針になってくれそうな気がします。
で、ここから今回の目論見であるテクノの選曲をさせるに際し、起点となるものを探っていきます。
一応、当連載は『今週のオススメハードテクノ』と銘打たれているのでなるべく最近の曲を取り上げていきたい。
というワケで時代を変えてみます。
ただし、ここで示すハードテクノはハードコアテクノのアーティストを含まないものとします。
了解です。2023年現在、ハードテクノの代表的なアーティストとして、以下の3人を挙げることができます。
1. Amelie Lens – ベルギー出身のDJ/プロデューサー。2016年にデビューし、その後急速に人気を集め、現在では世界中でヘッドライナーとして活躍しています。エモーショナルでメロディアスなハードテクノを制作することで知られています。
2. Charlotte de Witte – ベルギー出身のDJ/プロデューサー。Amelie Lensと同じく2016年にデビューし、ハードテクノシーンで注目を集めています。力強くダークなビートを持ち、テクノやEBM、インダストリアルなどの要素を取り入れた独自の音楽性が特徴です。
3. Dax J – イギリス出身のDJ/プロデューサー。ハードテクノだけでなくテクノやエレクトロニック・ミュージック全般に精通しており、世界中で高い評価を得ています。重厚かつエモーショナルなビートを生み出すことで知られており、テクノシーンにおいて重要な役割を果たしています。
以上のアーティストは、現在のハードテクノシーンにおいて最も注目される存在の一部です。彼らの音楽は、ダンスフロアを盛り上げるだけでなく、聴衆の心を揺さぶり、感動を与える力を持っています。
メディアへの露出度や取り上げられる機会の多さ、リリースペースなどを考えるとこれもかなり納得のいくラインナップです。
最初のような『思ってたんと違う。』みたいな回答が減ってきて感動すら覚えますね。
ではいよいよ起点となる曲を選んでもらいます。
折角なので先の回答で1番に挙がったAmelie Lensという人の曲を挙げて貰いましょう。
Amelie Lensの代表的な曲を新しい順に挙げると、以下のようになります。
1. Higher (2022)
2. Follow (2021)
3. Fabric Presents Amelie Lens (2021 Mix) (2021)
4. L’Eveil (2020)
5. Little Robot (2020)
6. Fabric Presents Amelie Lens (2019 Mix) (2019)
7. Hypnotized (2018)
8. Stay With Me (2018)
9. Drift (2017)
10. Contradiction (2016)Amelie Lensは、テクノシーンで非常に注目されているアーティストの一人で、彼女の楽曲はシンプルでダイナミックなビートと緻密なサウンドデザインが特徴的です。彼女の楽曲は、クラブミュージックのファンだけでなく、多くのDJによってプレイされています。
Higher (Original Mix) by Amelie Lens on Beatport
というわけで1番新しい代表曲はこのHigherだと教えてもらったのでこれを採用します。
何の偶然か、先週見たFJAAKがリミックスしているやつですね。
しかし、この曲は2022年リリースではないんですよね。
正確には2020年のリリースで、おまけに同レーベルからのリリースだけでもこの後にRaver’s heartやIn My Mindといった作品が出ています。
聞き方が悪かったのか、或いは何かに再録されたものを最新として認識してしまったのか分かりませんが、ちょっと正確とはいえない回答ではあります。
とはいえ、この曲が古過ぎるわけでもないので今回はChatGPTの回答を優先することにしました。
あと、Amelie Lensをちゃんと女性として認識していることに驚きました。
以降、関連度の高い曲を次々挙げて貰います。
了解です。2023年現在、Amelie Lensの最新曲「Higher」と似た曲をいくつか挙げます。
1. ANNA – Spectral (2022)
2. Charlotte de Witte – RPM (2022)
3. Dax J – Into the Void (2022)
4. I Hate Models – Walls of Golden Silence (2022)
5. SHDW & Obscure Shape – Wenn Die Masken Fallen (2022)
6. SNTS – Illusion (2022)
7. Keith Carnal – Connection Error (2022)
8. Remco Beekwilder – Pull the Trigger (2022)
9. Kobosil – Perception (2022)
10. AIROD – Our Empire Fell (2022)これらの楽曲は、Amelie Lensの「Higher」と同様に、テクノのリズムとダークな雰囲気を持ち、迫力のあるビートとサウンドデザインが特徴的です。これらのアーティストは、Amelie Lensと同様に、現代のハードテクノシーンにおいて重要な存在であり、彼らの楽曲も世界中のクラブでプレイされています。
この辺りから徐々に情報の誤りが目立つようになります。
まずリリース年度は間違っているものの方が多いです。
ANNA / Spectralは2019年、SHDW & Obscure Shape / Wenn Die Masken Fallenは2016年のリリースと、先のAmelie Lens / Higherより古く、更にDax J / Into the Void、I Hate Models / Walls of Golden Silenceといった曲はそもそも存在しません。
このようにアーティスト名とトラックタイトルが一致しない曲はしばしば取り上げられるため、1つ1つ精査が必要になってきます。
挙げられているアーティストは間違いなく存在するだけに、どこからこのタイトルを引っ張ってきたのか、謎です。
この中で採用となったのはCharlotte de WitteのRPM
RPM (Original Mix) by Charlotte de Witte on Beatport
これも本来のリリースは2021年なので最新という点では疑問が残りますが、直近の代表的な3名でも名前が挙げられたアーティストですし、良しとします。
1. ANNA – La Pazza (2022)
2. Amelie Lens – Transmission (2022)
3. Rebuke – Obscurity (2022)
4. Perc – Skinner (2022)
5. Dax J – Dreamscape (2022)
6. SHDW & Obscure Shape – Der Wahnsinn (2022)
7. Keith Carnal – Anxiety (2022)
8. Kobosil – Hikikomori (2022)
9. AIROD – Wake Up Call (2022)
10. Remco Beekwilder – Power (2022)これらの楽曲は、Charlotte de Witteの「RPM」と同様に、エレクトロニック・ダンス・ミュージックのリズムやベースラインを取り入れつつ、暗い雰囲気やハードなビートが特徴的です。これらのアーティストは、現代のテクノシーンにおいて重要な存在であり、彼らの楽曲も世界中のクラブでプレイされています。
この中から採用したのは以下の2曲。
Obscurity (Original Mix) by Rebuke on Beatport
Skinner (Original Mix) by Perc on Beatport
しかもPerc / Skinnerは2022年のリリースでもあるので、正しい情報がやっと出てきてくれました。
先程のRebuke / ObscurityやPerc / Skinnerを起点にして関連楽曲を探ったものの、古い曲や存在しない曲ばかり検出したので聞き方やタイミングを変えて最初の質問をやり直したりしてました。
やっていることはこれまでと変わらないので、ログについては画像のみ掲載します。
上から順に採用した曲。
アーティスト名と曲名が一致しており、最初のAmelie Lens / Higherと同じかそれより新しければ曲調に関わらず、採用としています。
New World (Original Mix) by T78, AKKI (DE) on Beatport
Injection (Original Mix) by Alignment on Beatport
System (Original Mix) by Veerus on Beatport
You Belong Here (Original Mix) by Thomas Schumacher, Caitlin on Beatport
Confession (Original Mix) by Victor Ruiz on Beatport
What Once was Lost (Original Mix) by Spektre on Beatport
と、ここまでで何とか10曲ピックアップして貰えたので、聴きやすいように並べ替えてショートMIXを作りました。
できれば30分に納めたかったのですが、思った以上に長尺のメインストリーム系が多くてはみ出しました。
ちなみにこの画像も別のAIサービスを使って生成したものになります。
最後にこれまでの選曲過程で気になったことを聞いてみました。
私は、音楽の専門家であることはできませんが、以下のような音楽プラットフォームやウェブサイトを参考にして、アーティストや曲を検索しました。
・Beatport
・Resident Advisor
・Spotify
・Apple Music
・YouTube
・SoundCloudこれらのプラットフォームやウェブサイトでは、ジャンル、アーティスト、曲名、リリース日などを検索することができます。また、類似した曲を紹介する機能も備わっている場合があります。
結局人間である我々と同じようなところを参照していたようです。
とはいえ情報収集の速度はあちらの方が断然上でしょうし、何よりたったこれだけの質問でこれらの情報源に辿り着いているわけなので、かなり強い根拠でもって似た曲を挙げてくれていることは疑いの余地がありません。
【まとめ】
以上、AIにテクノの選曲をさせ、それを元にMIXを録るまでをお送りしました。
実際にChatGPTを使っていて思ったのは、思い描いた回答を出力させるのには技術、ロジックが必要だということです。
意図しない回答を回避するための制約や条件文は事前にしっかり定義しないと却って非効率になってしまうため、使いこなせるようになるには時間が必要だなと思った次第です。
それと実際に完成したMIXがまぁ自分らしくない。
こんな真面目なテクノセットを行ったのはいつ以来かって感じでしたし、実際の現場なら3曲目辺りからフザけ出している気がします。
ご興味があれば以前のHardonizeの記事に合わせて作成したMIXが別でありますので聴いて貰えると幸いです。
だいたいパーティーでもこんな感じです。
一方で予期しない選曲になったからこそセットの構成力とか展開を作るセンスを問われている気がして、ある種のチャレンジのような気持ちを味わいました。
曲をピックアップしている最中は感性の異なる他人の頭の中を覗いているような感覚でしたし、個人的には非常に楽めました。
理想的な解に効率良く近付くためにChatGPTに慣れるというのは武器になると思う一方、不慣れなら不慣れなりに楽しめる部分があるので、またAIに選曲させてみたいですね。
今度はメロディーのあるジャンルでやると違った発見があるかもと思っているので、それこそトランスとか、ハードコア辺りで。
そんなわけで今回はここまで。
次週04月04日は774Muzikさんが担当します。
では。