はいどうも!今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)です。今週もおすすめのハードテクノ(とその周辺ジャンル)をおすすめしていきますのでよろしくお願いいたします!!!
つい最近千葉県の方に出かける予定があったのですが、そこで偶然みつけた看板を紹介します。
Manipulated. pic.twitter.com/MBuPznd6Uc
— yuduki?7/11 PandoraBox 早稲田茶箱 (@akuwa) July 5, 2020
一見するとなんとも無いただの看板なんですけどね、ハードテクノ名曲にBen Sims / Manipulatedという曲がありまして。その中のサンプリングがそう聞こえるということで良くそう言われます。ぜひ一度聞いてみてください。国道6号をずーーーっと下っていくと左手に見えます。
元ネタはこちら。
テクノアンセムなので覚えておくと良いと思います。
Ben Sims / Manipulated (Adam Beyer Remix)
さて、今週のおすすめ曲ですが6月中旬~7月初旬のハードグルーヴ中心に紹介していきたいと思います。ただ、ちょっとTECHNOジャンルの方がリリース多すぎて追いきれていなかったので今回もTech Tranceからもいくつか紹介していきたいと思います。過去のハードグルーヴトラックがTranceジャンルでリリースされていたりなどしている傾向を見ていると、このあたりの垣根はあまりなくなって来ている傾向は今後もどんどん強くなってくるのではないかなーと思っております。
ということで今週のおすすめはこちらからどうぞ!!
John Rowe / Give It What You’ve Got
オリジナルは2013ですが、それ以降ずーーーっとTranceカテゴリで2019年からリリースされ続けているUnaffected Recordsからのハードグルーヴチューン。おそらく昨今のビート強めTech Trance文脈でも行けるという感じなのかもしれませんが、グルーヴの太さとキックの強さはどちらかというとハードグルーヴ寄り。底抜けに明るい感じではないですがファンキーなサウンドにうねるグルーヴがたまらない1曲!!
Greg Downey / King Dong
これはTech Tranceのなかのハードグルーヴ文脈としても有能な一枚。やっぱりTech Tranceはキックがすこーし丸いですね。上モノもシリアス路線で、かなり固めストイックのトラック展開でこのまま突き進むと思いきや、予想外にブレイクのメロディアスさが泣きメロディ。そしてそこから急に手のひらを返したようにまたストイック路線になるという意外な展開もGoodですね!
Sly One vs Jurrane / Timebomb
これもTech Tranceリリースのハードグルーヴ文脈から。最近のOmega Driveのリリースと合いそうなボトムラインに派手なウワモノはピークタイムとしてバリバリに活躍してくれそうな一発。Almir LjusaやNoksといったキック軽め+派手目路線のハードグルーヴと相性良さそうですね。
Dragon Hoang / Groove D2 Homma Honganji Remix
ここ数ヶ月の精力的すぎるリリースで主に私のカートとお財布を軽くしているDragon Hoangによる2018年の「Groove D2」をSandro M.、Andy Bsk、Lilsonというハードグルーヴのツワモノがリミキサーとして集結したつよつよすぎるリリースなので全曲チェックはマストでよろしくおねがいシたいのですが、その中でも今回は我らが本間本願寺氏ニューリミックスワークでピックアップ!!This is Hardgrooveなトライバル的なサウンドといった派手めな展開ではないですが、シンプルなシンセとストイックにじっくりと展開していくハードグルーヴチューンでおすすめです!!!個人的にはこの路線も凄い好きなので今後ともよろしくおねがいします(私信)
GROOVE D2 REMIXES
Dragon Hoang, Andy Bsk, Sandro M., Lilson, Homma Honganji
https://www.beatport.com/release/groove-d2-remixes/3025191
Fjaak / OHM
ベルリンの若き3人組FJAAKのニューリリース!!メインストリーム路線では有るものの、ハードテクノ/ハードグルーヴとも相性良さそうな破壊力の有りつつもピアノが連打で炸裂&ヴォイスサンプリングで攻め立てるハードテクノチューン!同リリースに収録されているFjaak / City Clubも極太ボトムに載せたTechnasia的な美しいメロディラインが捨てがたい…というかどちらもバッチリな完成度なので両方とも行っておきましょう!!
David Moleon / In Love with You
ジャケットの感じからしてアーバンな雰囲気漂ってますが、中盤まではパーカッションが入ってきて「おっ、トライバルチューンかな?」と思わせつつ、中盤のブレイク以降で展開していくメロディアスかつ哀愁漂うメロディに載せた、これまた哀愁漂う女性ヴォーカルサンプリングハードグルーヴで今週の優勝はこれに決定です!!!太くて硬いことで間違いないDavid Moleonワークスですが、なかなか今回のこういったトラックは珍しいので、即カートイン即(お好みの支払い方法による)決済してしまいましょう!!ありがとうございます!!!!!!!!!!
次回更新は木曜日!
担当はTAKくんです。