こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりに担当致します。
【告知1】
05月05日(月曜日)に早稲田茶箱で行われるベースミュージックやブレイクス、レイヴにスポットを当てたパーティーre;double-thinkに出演します。
【party】
『re;double-think』
at 音楽喫茶 茶箱 (早稲田)???05/05(mon) 15:00-
??\2,500 (incl. 1d)
??https://t.co/iN3Po8kXyO>DJs
Wowl a.k.a. 12_1
TAK666
kokou
cartax
sdhizumi (DJ Set)
Nikol
DubYuka
trydelta>VJs
しあのん
緑茶狐>pop up
脳下垂体図画制作室#dbthk403 pic.twitter.com/pTs3igrmqk— DubYuka (@dxbyxkx) April 13, 2025
2020年に行ったHardonize #37の公募企画を勝ち抜いてご出演頂き、前回Hardonize #49でもゲストでご出演頂いたSILENT TALKERの2名、DubYukaさんとtrydeltaさんによるパーティー。
昨年、同名で行われたパーティーと出演陣を同じくして行われるアンコール回という形になります。
これまで別々のところで会っていた方々が一堂に介す。といった人選から、ソリッドで実験的なマインドを感じさせる雰囲気までかなりツボに来たパーティーだったので、今回またこうして参加できることを嬉しく思っております。
ちなみに、打ち上げの場で『また同じ面子でやりましょうよ!』とオーガナイザーを唆したのは僕です。
同じ面子とはいえ、各々前回から更に洗練された内容を持ち寄ってくることは想像に難くないので、自分も負けないように臨みます。
グッドバイブスとドープマインドを体感しに是非お越しください。
【告知2】
そして同日、05月05日(月曜日)に渋谷Circus Tokyoで行われるハードコアを当てたパーティーTerrordome Vol.49に出演します。
【タイムテーブル公開】
2025/5/5 14:00-start
Terrordome Vol.49
invites "20 years of The Sickest Squad"@CIRCUSTOKYO
来週月曜開催!
SPゲストのThe Sickest Squad70分たっぷり楽しめます!
前売登録リスト登録受付中です。
よろしくどうぞ!https://t.co/vAFsLUDpJs#trdm #trdm_10th pic.twitter.com/r8Owa8p70t— tcmz (@tcmz) May 2, 2025
2021年に行ったHardonize #37.5、Hardonize #38でご出演頂いたBishamonさんが主宰するパーティー。
これまでも何回か出演させて頂いておりましたが、今回はハードコアの本場の1つ、イタリアからThe Sickest Squadを招いての豪華開催となっており、メインフロアは国内シーンを牽引するクリエイター、プレイヤーが集結しております。
自分はサブフロアでkens:kさんという方とB2Bセッションになります。
煌びやかなハードコアとドラムンベースを得意領域とし、時に複数曲を重ね合わせつつ自ら展開を作り上げていく、技巧派プレイヤー。
組み合わせとしては今回が初となるのですが、世代としては二回り程離れていることもあり、どういった化学反応が起こるのかとても楽しみです。
当該ジャンルがお好きであれば是非こちらもチェックしてください。
【今回のお題】
さて、当連載に於ける自分の回ではハードテクノのサブジャンルにテーマを絞り、その中のオススメ楽曲について取り上げていく形式となっております。
ちなみに、年始は3回に渡ってフリーダウンロード特集を行っておりましたので、ご興味のある方は是非ご参照ください。
【特集】フリーダウンロード2024 (1):2025/01/23
【特集】フリーダウンロード2024 (2):2025/02/06
【特集】フリーダウンロード2024 (3):2025/02/20
ハードテクノとはどういった音楽を指すのか知りたいと云う方がいらっしゃいましたら約半年に渡ってお送りしておりました特別連載ハードテクノとは何か?をご参照ください。
ハードテクノをサブジャンルごとに分類し、それぞれの生い立ちや代表曲などをまとめております。
一方で今回取り上げるのはハードテクノのカテゴライズ外となる音楽、
になります。
文字通り、イギリス発祥の音楽であり、発祥は1990年代中盤と深い歴史を持っています。
バックグラウンドにあるのはアメリカで発展していたハウスやディスコといった、有機的な(生音っぽい)要素を持つダンスミュージックであり、跳ね感のあるリズムや存在感のあるベースラインなどが主な特徴と言えます。
雰囲気は曲によって様々で、先のハウスの影響を強く残したようなファンキーでスムースなものもある一方、イギリスのストリートの空気をパッケージしたダークなものや、エレクトロニカと合流した精緻な音使いを見せるもの、下世話なサンプリングものまでかなり幅広く、最近のベースミュージック全体の隆盛と相まって日々様々なビート、サウンドが生み出されているジャンルであると言えます。
現行の日本国内に於いてもGenickさん率いるパーティーRIPや、レーベルSPRAYBOXを筆頭に、数多くのプレイヤー、クリエイターが活動しています。
とまぁ、一見するとハードテクノとは特に関連の無い音楽に捉えられそうですが、近年のハードグルーヴはこの音楽と密接な関係にあると言えます。
他に比べてハウスやディスコの要素を取り入れたハードテクノのサブジャンルとして確立していたということでサウンド面の共通点があったのに加え、
ベースミュージックとテクノの交配を試みる地下パーティーの発展と、UKガラージシーンの拡大という現象が重なり、
テクノのビートを取り入れたUKガラージとしてのハードグルーヴという音楽にここ2~3年で急速にスポットが当たっているというのが現状です。
言い換えれば、発祥もサウンドも別種でありながら、今となってはハードテクノの近縁に位置するジャンルとなっている、そんな音楽だと言えるでしょう。
そんなわけで当連載としては初のテーマとなるUKガラージについて、ここ1~2ヵ月の間にリリースされたトラックについてピックアップしていきます。
僕個人としては昔から好きな音楽ではあるものの、一応ハードテクノとの相性を考えたときに優位性のありそうなものを選んだつもりです。(一応ね。)
ブートレグやフリーダウンロードもございますので、これを機に是非。
【曲紹介】
日本のプロデューサーGenickによるUKガラージ。
UrMUMSBSMT – Get Me Tha Shootah (Extended Mix) [Sting Recordings!] | Music & Downloads on Beatport
イギリスのプロデューサーUrMUMSBSMTによるUKガラージ。
Stream Mayke – 1234 [TUFF006] (Free DL) by TUFF TiMES RECORDS | Listen online for free on SoundCloud
オーストラリアのプロデューサーMaykeによるUKガラージ。
イギリスのプロデューサーBushbabyによるUKガラージ。
Presti – On & On (Original Mix) [ATW Records] | Music & Downloads on Beatport
イギリスのプロデューサーPrestiによるUKガラージ。
イギリスのプロデューサーINSTINCTによるUKガラージ。
Vanyra – This Morning (Original Mix) [Smashing Trax Records] | Music & Downloads on Beatport
アルゼンチンのプロデューサーVanyraによるUKガラージ。
Rhythm Groovin’ | Oatcap | Garage Shared
イギリスのプロデューサーOatcapによるUKガラージ。
Uke – CAN’T GET ENOUGH (Orignal Wobbler Mix) [Boxt] | Music & Downloads on Beatport
アイルランドのプロデューサーUkeによるUKガラージ。
Goodknight. – Can’t See Me Now (Original Mix) [Primitive UK] | Music & Downloads on Beatport
アメリカのプロデューサーGoodknight.によるUKガラージ。
イギリスのプロデューサーLockerzによるUKガラージ。
【次回】
そんなワケで今回はここまで。
次週05月06日は774Muzikさんが担当します。
では。