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今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/01/26 【#43プレイバック】

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

御礼とか色々

先週末ですが、Hardonize43回目が無事に終了いたしました。
超豪華ゲストのお三方をお迎えしての15周年回!オファーを受けて下さったシマムラさん、ブッダハウスさん、seimeiさん、本当にありがとうございました。お越し頂いた皆様、ありがとうございました。

なんかもう…すごかったね

ここ最近ずっとそうなのですがゲストビールが2種類投入されて、更にいつものエビスとギネスも出せるという。エージさん曰く、屋外に持っていく用のサーバーを使ったそうです。手厚すぎる飲酒体制。なので、わたくし正直呑み過ぎました。翌朝8時起きだったというのに。少し反省。

 

【次回のお知らせ!】

まだないです!!!会議しないと!!

前回(#42)のプレイバック回では既に周年の事が決まっていましたのでドドーンと出せたのですが、日程含めまだ何も!という状態です。続報を待て。

おそらく桜が散った後にはなるんじゃないかな。
毎年のパターン的に……

 

 

Hardonize #43 / Sango (15:00-16:00)

さて。
恒例ですが、Hardonize#43のセット振り返りをやっていきましょう。

今回は周年回ということもあって「このブログで紹介しているような新譜をちゃんと盛り込まなきゃなー」とか「関東ハードグルーヴ界隈を牽引するパーティらしく渋い所もやらないとなー」とかそういうのは全部ぶっ飛ばしまして「15年をやっていく」事だけに注力したセットでありました。

「生き急いでいる」「やってんな」等の評価を頂いたので概ね良かったと思われます。人生あと50年くらいしかないからのんびりやってるヒマはねえぞ!(100まで生きるつもりなんだ…)

01. Zerocrossing / David Moleon

15年10選にも入れていましたが、とにかくありとあらゆる場所で摺りまくったトライバルハードテクノ。

02. D3 (Original Mix) / The Third

未だに正体不明の謎プロジェクト、The Thirdのやーつ。

03. Reverse Triangle (Original Mix) / Ken Ishii

ケンイシイの2021年新譜だったわけですが、もうどこを切ってもケンイシイ節というブリブリなウワモノも含め、とにかく格好いい、そしてとにかく鳴りがいい。茶箱の音響でもブリブリに鳴っておりました。

04. E1 (Original Mix) / The Third

ほんとこのシリーズ使い勝手がいいのでネタとネタの間に程々に挟んでおくと3枚掛けとかやりやすい。

05. JWD (Original Mix) / Danny Gilligan

ハードハウス的なリズム隊に被せて聞こえてくるのは、It Just won’t Doだーーーー!!というわけでネタものハードグルーヴですが、元曲が茶箱開店当初から散々摺られていたのでここに。

06. I Feel Love remix / Dave Mol

David Moleonがあの名曲をリミックスしてそのまま売ってしまう。版権どうなってるか全然わかんないですが、意外にハードグルーヴリミックスってされていないので素敵な出来になっております。こちらから購入可能です。

07. Disco nights (Original Mix) / Almir Ljusa

アルミーゥ・ユーサの楽曲の中で最もディスコーなノリのやつ。まあ曲名からしてもそうなんですが。I feel loveからのディスコノリを引き継ぐそうな形でここに。

08. Gori vs. Ready or Not (Original Mix) / David Moleon

デジタルで楽曲を買い始めた頃にGoriは出ていたのですが、好きなんだけどちょっと音圧が弱かったのですよね。で、その後しばらくしてマッシュアップ的に自曲をモレオンが混ぜて出したやつがよかったのでそちらを。

09. Anasthasia (Danilo Incorvaia Remix) / T99

パンチラ姉ちゃんジャスコの前!オールドテクノ・レイヴ方面のネタもちゃんと拾っておこうというやつです。これがいきなりリリースされた時にはかなり驚きがありましたね。そして音もかなりハードに出来ているという。

10. Los Reyes De Las Serpientes / Unknown

おなじみUnderweoldのキングオブスネークネタ。ハードグルーヴ大好きっ子にはお馴染みのPatternsレーベルから2010年にアーチストUnknownとして出て、なんとそれから13年経ってまだ売っているという。ええんかこれ。

11. 5 Htp / Brent Sadowick

前回の15年10選にも入れていました。サドウィックの傑作。

12. Hot Stu / Prude Polly, DJ Cristiao

こちらも15年10選に入れていました。トロピカル全開。

13. Feel (MRD Remix) / Lee Ann Roberts

これは2021年の10選入りでしたね。紹介記事用にストックしていた所、先に紹介されてしまったので「2回以上紹介したらアンセムだよ」の精神で掲載したというやつ。

14. TOKYO (Nish Dubstek Remix) / DJ OZAWA

三味線サンプリングの曲は幾つかあるのですが今回はここをチョイス。2012年リリースですからもう11年前。なんてこった。

15. Changes Of Life (KidChameleon Remix) / Jeff Mills

サンクラで配られているブートものなのですが、11年前のリリースで未だにダウンロードフリーのまま公開されているという。気前がいいんだか忘れているだけなのかよくわかりませんが、世の中に幾多ある名曲Changes Of Lifeのブート物の中でもかなりおもしろ格好いいやつだと思います。

16. Strings Of Life / Bootek DJs

詳細はこちら。みんな大好きBoootek、デジタルでは30~50番くらいがTrackItDownで購入できていたのですが、今はもう難しいかな…このStrings Of Lifeネタはアナログで滅茶苦茶売れたはずですが中古以外での入手ルートはなさそう。

久々に引っ張り出してきましたが…一番最後にフロアで聴いたのいつかな。ひょっとすると新宿歌舞伎町のリアニメーションでPandora(a.k.a. まゆりんち)さんが掛けた時かも??えらい前だそれ。

17. BAD COMMUNICATION / DJ イオ

こちらで購入可能です。Hardonize直前にまさかまさかの…の悲報でした。
イオさんにはHardonizeのゲストとしても出演して頂いたこともあったり、LBTからリリースされるものは片っ端から買っていたのでショックが大きい…

18. R.E.Z (NOMY’S Bootleg) / UNDERWORLD

NOMYくん作のブート。ハードグルーヴに仕上がっていて大ネタなのに使い勝手がとても良いです。どうやらまだゲットできるらしい…!!

19. Chicks With A Red Face / P SERIES

ブート物レーベルP SeriesのP.remix 001番、そのA2に収録されているThe Man With A Red Faceネタのハードグルーヴ。元ネタがこれだとブレイクが長くなりがちなのですが、この勝手にリミックスはグルーブのキープ感があっていいです。

20. Rehypnotized / Unknown Artist

同じPシリーズ25番よりHouse is mineネタ(と言っていいのかどうか)のかなり「強い」やつ。25番はこの裏がGood Lifeネタでした。

21. Just An Incident / Unknown Artist

世の中Incidentネタは死ぬほどありますが、自分で掛けるならこれかなあ…というLen Faki / Just A Dance (Part1)とのマッシュアップ。どっちも好きだし取っ散らかった感じがあまり無いのもよい。

22. TV Detectives Club (Original Mix) / Homma Honganji

最後どうしようかなあと思っていたのですが、イケイケドンドンの精神で2022年の話題を掻っ攫ったこれでTAKくんに渡しました。Hardonize的にはお馴染みの本間さんワーク!

 

まとめ

本番前夜の時点で仮組みしたセットをサーっと流して繋ぎのテストをしたりするのですが、「豪華食材全部詰め込んだけど何となくまとまってるという、美味しんぼ37巻の岡星さんの年越し鍋焼きうどんみたいなセットになった」という、わかったようなわからないような感想になりましたが何となく言ってることは伝わるかと思います。

周年回ですからね、一応!20周年の時は何やろう、ホント。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は2月2日です!


Hardonizeクルーが選ぶ2008-2023オールタイム・ベスト10選 【Sango編】

 

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。
あけましておめでとうございます。

 

近況

年末年始は茶箱にてカウントダウンイベントがあり、元々は客としてフラリ遊びに行く予定でしたが急遽病欠が出てピンチヒッターでフルスイングしてまいりました。冷蔵庫の中身を全部まとめて溶いた小麦粉で焼いたような何でも焼きセット。

 たのしかったです。

そしてその後の3連休の中日から北九州方面に行ってまいりました。北九州と言えば北九州工業地域を擁する若松地区ということでインダストリアル感もばっちり。焼うどん定食という珍メニューがあったので飛びついてきました。なんだこれ。食ってても全然意図がわかんねえ。貴重な体験をしました。

 まずくはなかったです

そして翌日は佐賀の唐津市に行き、東京への帰りは福岡空港からだったのですが保安検査をマッハで終わらせてゲート内にて飲酒。なんとせんべろ的なお店があるんですよ…もちろんちゃんと座席もあってそちらでも呑めるのですが。

 おいしかったです。

こちらも貴重な経験でした。大体はめちゃくちゃに数があるゲート外のレストラン街にある飲食店で食ったり飲んだりしてから入るものね。

 

【次回のお知らせ!】

1週間と数日、というくらい近づいてまいりました!Passmarketの入場優先予約もどうやら予定数に到達したらしく。当日入場枠もあるにはあるっぽいのですがどのくらいのスピードで枯渇するかわからないので、入れ忘れてたわーといううっかりさんは近くの麺珍亭で昼食を取ったりして開場待機ということで行くしかないかと思われます。

全部入り、もうやれること全部やった、という驚愕のラインナップでお届けする新年一発目のやつですので。間違いないので。なにとぞなにとぞ。

 

んでんで。

 

年初の記事なのですが、通常営業ならば新譜をご紹介…となるのですが、15周年回を控えての一発目ということで昨年末に続きの「〇選」ものです。

なんと今回は2008年から2023年までの15年間分の中からHardonizeクルーがイチオシしてしまいます。つまり最強に強まった楽曲紹介ということですよ!

というわけで行ってみましょう。どうぞ!

 

Hardonizeクルーが選ぶ2008-2023オールタイム・ベスト10選 【Sango編】

Zerocrossing (Original Mix) by David Moleon [2009-05-04]

いきなり14年前の曲からなんですが、ハードグルーヴの王(カイゼル)と言ってしまっても過言ではなさそうなDavid Moleon楽曲から1つチョイスしろと言われたらこれ。もうひたすらに現場でこればっかりかけてました。とにかく使いやすいし疾走感あるしトライバル感もしっかりで最高。

5 Htp (Original Mix) by Brent Sadowick [2010-03-10]

サドウィックもこの頃滅茶苦茶に強かった!テックダンスよりの硬めキックでグイグイ行く感じは流石で、特にこの5 Htpは出て試聴した瞬間から「やべーーーーやつ来た!!!!」って大騒ぎしてたんですが、Twitterで騒いだら本人から「おー買ってくれたの?あんがとな」ってリプライくれたので最高。終盤アンセムなんで序盤の出番では中々登場出来ない楽曲。

Hot Stu (Original Mix) by Prude Polly, DJ Cristiao [2010-03-13]

実はハウス文脈として使う事も出来る、トロピカル感マシマシのマシ、青い海!白い空!ハードグルーヴ!アゲ!アゲしかない!もう同じブレイクずっと来るのでずっと気持ちいい奴です。問題は次の曲に繋げ辛いことくらい。最高。DJ Cristiaoの中ではやはりこれが一番好きかなあ。

Rumbero (Original Mix) by Bob D. [2010-07-12]

ラテントライバル感を100000000倍濃縮してハードビートで包んでおきました、つまり最高のやつです。このブレイクで引っ張って引っ張ってからの、ドーーーーーン!!!こんなん誰でも上がるわ!!ということでフロアでの登場回数も5本の指に入ると思います。完全にピークチューン。ああ最高。

Cuba (Original Mix) by Thermo [2010-09-06]

これもRumbero同様にすーーーーぐ掛けちゃうやつ。ラテン感マシマシの最高のやつです。ブレイクの「パラリララ パラリララ パラッパッパッパー♪」が本当に大好きで。ついつい手をヒラヒラさせてしまう。掛けてる本人が意図せず動いてしまうような楽しい曲はつまり最高ということです。

Human in Motion (Homma Honganji Remix) by Satoshi Imano [2012-03-19]

今野さんと本間さんの日本最強タッグで1曲チョイス!もうゴリッゴリの本間節で今後100年は日本ハードグルーヴ界は安泰です。とにかく本ブログでも多数の楽曲を紹介してきましたが、実際のフロアでの登場回数とか気持ちのいい引っ張り感とか、総合的にやはりこれかなと。最高。

Chicas de la Vida (Original Mix) by Aitor Ronda [2014-04-28]

ハードテクノ+スウィングという超異色作!当ブログでも相当の回数Aitor Rondaは登場しておりますが、これを超える衝撃となるとちょっと難しい、そのくらい「ハマった」一曲でした。みんなこれ好きすぎてフェーダー上げた直後からイントロドンでニヤニヤし過ぎです。ブレイクの引っ張り方もブレイク明けのドカンと来る感じも何もかもが最高の逸品。

Da Funda (Original Mix) by Oiscarapper [2019-11-08]

2019年、これが急にBeatportの試聴リストに現れた時の衝撃といったらないですよ奥さん。ネタ曲なのに滅茶苦茶に格好いい。ベースにGrooveyard / Watch me nowのサンプリングがあったりとハードグルーヴ要素もしっかりです。タイミング的には完全に偶然でしたが、この半年後には残念な事もありました。それでも「だっふんだ」の響きは永遠に!言うまでもなく最高です。

Pontape (Coyu & Flug Remix) by Renato Cohen [2021-11-12]

ハードテクノは2004~2005年の大変革を経てデジタルリリース化が進み、ハードテクノがファンキーハードテクノに進化していったりその周辺をひっくるめてハードグルーヴと呼んだりと色々変遷がありましたが、2021年に突如としてリリースされたこのリミックス、元は2002年9月リリースのハードテクノ大アンセムでした。その元曲と同じレングス感で使える上に格好良さマシマシになっているという、つまり最高。

Get Loud (Original Mix) by Chris Chambers [2014-06-09]

ハードグルーヴ最強を決めようや!!!ということで最後にわたくし個人として一番お世話になっておりますし、事あるごとに色々な所で掛け倒してきましたこのゲットラウド。時系列を無視しての最後の登場となりました。今後も間違いなく掛け続けるこのグイグイゴリッゴリでありながらディスコグルーヴ感もありの、最高オブ最高ということで間違いないかと思います。マスト!!!

 

まとめ

10選ということで他にも色々候補はありました。新しい所だと箱鳴りがやばすぎるケンイシイの最近の楽曲とか。でもまあ実際にハコで使った回数こそがすなわち自分の中での強さだなーということでこんな感じの内容となったわけです。どれをいつ使ってもグッと来る十傑集たちです。

冒頭でも書いた通り、茶箱の年越しイベントで50分ほどDJをする時間があったのですが、PCを使わずCDだけでやったので、そうするとPCDJになる前の、Beatportで買った楽曲を1枚1曲で大量に焼いていた頃のメディアが非常に役に立つわけですよね。もうアンセム丼でやろうと思っていたので好きなようにバインダー内で並べてみたら、上記10選の半分くらいが入ってました。なのでこの選出は当然の帰結というわけです。

今年はどんなアンセムが誕生するのか、楽しみですね。
そして来週更新の2人がどんな楽曲を選ぶのかも。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は1月17日です!