はいこんにちは、こんばんは。さんごです。
御礼とか色々
先週末ですが、Hardonize44回目が無事に終了いたしました。
今年は15周年だから全部周年回の気持ちでやろう、みたいな話でやっておりまして、関東テクノ界の先輩お二人にお越し頂いての情け無用ハードグルーヴバトル、楽しかったですね。
頭から最後までかなり綺麗な流れが出来ていて、なんというか皆が皆の役割を全うした感がすごいあります。
今回もゲストビールが投入されておりまして、ベアードブルーイングの「無礼講時間ストロングゴールデンエール」というやつでした。
苦みがシャキっとあって呑みやすくてそのくせ9%と過去何回かのゲストビールの中でもタチの悪さは特級品といいますか、9%ってそれストゼロと同じじゃないの、というやつでして、でも当然のようにおいしかったです。
翌日はちゃんと朝一から平和島行ってました。
前回のような反省点、なし!
【本番直前にした話】
Twitterで今回の宣伝ついでに色々と書いたんですが、ここにアーカイブ的に残しておきます。本番環境を丸裸にする話。
ソフトはTRAKTOR PRO3、コントローラはXone:K2なのはお馴染みですが、その画面レイアウトとか細々とした所を公開してしまおうと。
A/Bがメインでここを交互に繋いでいく。Cがリズム隊専用デッキ。Remix Deckじゃなくてループキューを仕込んだ曲を入れる。DはCと同じ扱いながらA/Bの補助にも使う。
3ブロックに分かれていて、A/B(あるいはC)に入れる楽曲がメインブロック。セパレータで区切った真ん中のブロックがリズム隊楽曲。更に下のブロックが予備曲。滅多に無いけど尺が余ったり何か飛び道具を投げたりする用にアンセムやブート物などが揃っていたりします。
メインブロックは60分だとすれば大体30曲オーバーあればOKとしている。1曲2分でかけるなんてのは流石にカツカツなので4デッキで早回ししない限りは1/3くらい余るので問題なし。A/Bを繋ぎながらCを重ねてキックの補強としています。プレイ中に3フェーダーあがりっぱなのはそういうこと。
セパレータなんてTRAKTORにあったか?ありません。曲名・アーチスト名をハイフンで埋めたテストトーンデータを入れているだけです。再生することは無いから中身はなんでもいいんだけども。この区切りがあるだけでリストの見え方がだいぶ違う。終盤戦に差し掛かった時に逆算がちょっとやりやすいかな。
と、色々書いてきましたがこんな感じの仕掛けで普段から現場でやっとります、という。これを見てからだと現地での見え方が変わって面白いんじゃないかな、と思います!!!
さて。
恒例ですが、Hardonize#44のセット振り返りをやっていきましょう。
Hardonize #44 / Sango (15:00-16:00)
01. Booty Shake (Original Mix) / KLINES
冒頭に何を持ってくるかでその日の流れが決まるという事で結構重要なことなんですが、今回は最新ハードグルーヴを優先してドカンドカン入れていくということでこれ。ストイックに。
02. Blue Thinker (92Groovz Remix) / Rodig
03. Odyssey (Original Mix) / Giacomo Stallone
04. Hakushoku (Original Mix) / Tensal, Giselh
ここまでがガチテクノ路線。
05. Because I Feel Like This (Original Mix) / KaioBarssalos
ここいらでファンキーなサンプリングボイスが光る曲を入れていきます。序盤から中盤へのゆるやかな上昇曲線のイメージを描いて行く。
06. Tribal Love (Original Mix) / Andy Patty
少しズンドコ目の曲を入れる事によって色がついてきました。
07. Love Blaster (Original Mix) / Chlar
疾走感キープのままメロディアスな展開をつける。
08. Cubic (Original Mix) / Filterheadz
Love BlasterとこのCubicはセット。疾走感キープで。
09. House of Pleasure (Original Mix) / Narciss
3曲ほど似通った曲をかけていきます。中盤戦真っただ中。
10. Humanoid (Original Mix) / N-SON-X
ちょっとシンセつよつよの曲が続いているのでここで変化球。リズム隊を楽しむ楽曲を入れていく。ヒューマノイドはアシッド成分も入っていてお得。
11. Juggernaut / Daz Saund, Ben Tisdall
不愛想なビートに音質が悪くてきったねえ(誉め言葉)ビートをぶつけていきます。いやほんとに、いつ聞いてもきたねえわな!でもMISSILEだから、仕方ないね!!(ってブースで774くんと笑っておりました)
12. Powerstation (Remastered) / R.A.M.
特徴あるリズム隊の楽曲がまた並びました。ちょっとSonic Destroyer感あるよねこれ。ない?
13. Miki (Original Mix) / Wyrus
ここから少しラテントライバル・ハードグルーヴ路線を匂わせていきます。
14. Si Si (Original Mix) / Omega Drive
まあオメガドライブはハードグルーヴそのものだからな。この辺から終盤戦への流れを作っていきます。
15. Maximum Performance (Original Mix) / Chlar
何回か前のブログでさんざん紹介していますが、Chlarがいいんですよこれが。ここからゲットラウドに繋ごうかと思ったくらい。(最近かけ過ぎてるのでお預け)
16. The Trumpets Gang (Original Mix) / Charly McPuros
ラテン感マシマシ。ピークタイム来てますねー
17. The Discobus (Original Mix) / James Black Presents
これも最近紹介した新譜より。
18. Viva La Disco (Extended Mix) / Disco Punk
山場です。上げて行きましょう。ディスコノリで!
19. Stayin Alive (Original Mix) / Joana Machado
グルーヴキープのままにネタモノを入れています。前はBeatportで売ってたんだけど流石に大ネタブートなので今は売っていないという。
とりあえずShazam貼っときますが「ミュージックビデオ」の所が滅茶苦茶に面白くて、俺が過去にHardronizeラジオでやった時の動画が。この曲自体は53:00~くらいの所で聞けます。
ようつべに上がってる動画でこの曲が入っているの、俺の動画くらいしかなかったのね…
20. Latino Chupacabra (Original Mix) / Shango V
終盤戦、本セットのピークはここ、と思っとります。ラテン大爆発!
21. Another Brazilian Lovestory / Unknown Artist
ラスト2曲、ピークを越えてちょっと抑えめにしていく。ただし疾走感はキープしつつ、ブートものでちょくちょくお世話になっているシリーズ。
22. Swag (Original Mix) / Marco Bailey
最後はグッと渋めの曲、マルコベイリーの新曲で締めてブースを明け渡す。仕事したなあ!という感じがある。
まとめ
2番手でちょっとフロアも温まった所でさあ上げて行きましょう、みたいな番手なのですが前回が周年回でまあまあ生き急いだセットでしたので、今回は最近当ブログで紹介しまくって来た最新のハードグルーヴを軸にセットを組んでました。
真面目も真面目、大真面目です。正直ネタ物は先輩方にお任せする体だったし…
というわけで本日はここまで。
次回更新は5月23日です!