クラブミュージックには、時としてRemixの方が原曲よりも有名になってしまうことがあります(例えばUnderworldのBorn Slippyなんかはその代表格)。
今回は、Hard Techno界隈でのそういった曲をチョイスしてみました。
古い曲が多く、デジタルでは入手不可なものが多いですがご容赦…。
・Christian Vogel – (Don’t) Take More [Jamie Lidell Remix]
→ 原曲
みんな大好きDon’t Take More。ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッテイッ、というアレです。
原曲は完全に変態テクノ。Remixは完全に原曲をぶっ壊してハイテンションな変則トラックになっています。
・DK8 – Murder Was The Bass [Reworked]
→ 原曲
一世を風靡した名曲。ほぼベースとリズムしか鳴ってないけど、鬼カッコいい。
テクノ界のアシッド再興を先導した曲と言っていいのではないかと思います。
beatportだと「Original Mix」となっていますが、初出のアナログでは「REWORKED」と銘打たれています。
・Ben Sims – Manipulated [Adam Beyer Remix]
→ 原曲
空耳から通称「生パン粉」と呼ばれています。
トライバルの雄Ben Simsの曲をテクノ界のリーディングヒッターAdam BeyerがRemix。
Manipulatedといえば、ほぼこちらのRemixを指します。
原曲もクソカッコいいので要チェックです。
・DJ Rush – Get On Up [Chris Liebing Remix]
→ 原曲
ゴリゴリ重い前のめりビートに乗せて、Rushが喋りまくるトラック。
シュランツRemixなんかも出てたけど、やはりコレでしょう。
尖ってた時代のChris Liebingの良さが全部出てる名曲。
ちなみに原曲も死ぬほどカッコいい。こんなんライブでやられたら死んでしまうわ。
ということで、古い曲達ですが今でも戦えるよコレ、というところをさらりとご紹介いたしました。
十数年前の楽曲でも、良いものは良い!
次回更新はDJ Sangoがお送りします。Check!