「 2016年07月 」一覧

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/21

こんばんは。TAK666です。
レジデントが代わる代わるオススメハードテクノを紹介するこのコーナー、
2週間ぶりにワタクシが担当致します。

ハードテクノと一口に言っても毛色は様々で、渋いのもあれば派手なのも未だにリリースが続いております。
我々Hardonizeレジデントはそれらを求めて毎夜広大なネットの海を放浪しているわけなのですが、ここまで1周しただけでも各々の紹介の仕方に違いが見られますね。(※)
一緒にパーティーを行っている仲とはいえ、それぞれバックグラウンドも違えばプレイする楽曲に対する考え方も違うので、
次回、そして今後のHardonizeにおける予習みたいなものになれれば嬉しいです。
『ハードテクノってこんななんだ。』と思って頂ければ尚結構。

さて、2人目はこの人にスポットを当てます。

【David Moleon】

David Moleon

スペインの宮殿都市、グラナダのクリエイターです。
2006年のリリースを契機に翌年にはMoop Upを設立して活動に拍車をかけ、
現在はそれに加えてRed Ribbon、Waaz Musicと云ったレーベルも運営しているハードテクノ功労者。
彼のトラックは前回書いたRaul Mezcolanzaに比べるとキックのアタックこそ強いもののやはりベースは深くて太い、と云うか曲によってはミックスしたときに明らかに浮いてしまう程に高い音圧を誇るものが多々あります。
そんなDJ泣かせでありながら自身のプレイはターンテーブル/CDJの2デッキと云うシンプルな機材構成で、まあエフェクターはバシバシかけるし2枚使いもやるしで聴く人を飽きさせないスキルの持ち主。
一方でクリエイター用にもサンプルパックをBandcampで販売しているなどこっちはこっちで泣いて喜びそうな活動をしております。
近日Vol.3の発売も控えているそうです。現在or未来のハードテクノクリエイターは是非お求めください。
そんな彼のオススメ楽曲がこちら。

David Moleon / No Control

David Moleon / Ovalo

David Moleon / This is Music

David Moleon & Rantan / Namaste

David Moleon / Sunny

次週は774muzikさんが担当します。今回はこれにて。


オマケ。他レジデントがこのターンで挙げたものについての感想とか追記。

774muzik氏のオールドスクール回は生粋のレコードコレクターだけあって成程なって感じでした。
本人も現場でよく使ってる4曲ですし好きなのが伝わってくる。
昔からテクノ聴いてるぜってオツな人はパーティー前に彼にリクエストを飛ばすと大抵喜んでかけるんじゃないかなって思ってます。
あえて要望を述べるならこれも加えて欲しかった。
ジャーマンテクノと一味違うUKのバウンシーなテクノ。

Green Velvet / La La Land (Dave Clarke Remix)

元記事はコチラ。

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/12
クラブミュージックには、時としてRemixの方が原曲よりも有名になってしまうことがあります(例えばUnderworldのBorn Slipp...

Sango氏の夏っぽい派手なセレクトも本人の性格からして分かる分かると頷く内容でした。
DJに於いてもテクノの反復要素を大事にしつつ、それでもインパクトのある曲をセレクトするので、アップリフティングなテクノで踊りたいと云う人に強い気がします。
して僕がこのテーマで選ぶとしたらこれかなぁ。
ド派手と云う感じではないけれどアーバンっぷりが夕焼けの夏の海に合いそうな感じの。

Budai & Vic / Let the beat hit’ em

元記事はコチラ。

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/14
この企画も始まって2週目。4番手はSangoです。 季節も夏なので、ハードグルーヴの中でも「なーんか夏っぽいー」って感じの所をチョイス...

そしてオーガナイザー、Yuduki氏のどっしりハードミニマルも、これまた他の人にはない目線で紹介してて好みでした。
Phonってアーティストは知りませんでした。
ちょっと調べたらダークなドラムンベースと2足の草鞋で活動してる人なんですね。ナイス変な人。
尖ったリズムが忙しい系のハードミニマルは独特のグルーヴがあるし、あんまり聴く機会がないと思われるので、ストイックな中にも変化球を求める人にどうでしょう、ウチのボス。
とゴマを摺っておいてそこに寄せるとなると個人的にオススメなのがRiotbotってアーティストです。
いずれこの記事単体で組みたいくらいには好きですね。

Riotbot / Tiberian Sun

元記事はコチラ。

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/18
先々週から始まった「今週のオススメハードテクノ」のコーナーも1周した2回目の担当は最初に戻って私yudukiが送ります。 昨日、外に出たら...

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/07/18

先々週から始まった「今週のオススメハードテクノ」のコーナーも1周した2回目の担当は最初に戻って私yudukiが送ります。
昨日、外に出たらめちゃくちゃ暑くて帰ってきたらぐったりしてしまうぐらいなのにまだ7月序盤と8月にもなってないの!?って感じですが。
そんな暑い中で前回のSangoさんは「夏っぽいハードグルーヴ」な選曲でしたが、僕は全く正反対の感じで
「夏の暑い時だからこそ鍋焼きうどんを食べる理論」(?)でひたすら激しいハード曲を中心にセレクトしてみました。

Alex Jockey / Happy Birthday Master [Tekx Records]


かなり強烈なグルーヴで叩きつけてくる曲が多めですごく好きなアーティストの一人、Alex Jockeyを僕が知ったきっかけの曲。
去年のHardonize Radioが奇遇にも僕の誕生日前日だったのでかけましたけど、子供の声が入っているぐらいで全く誕生日感は無いですねw

Phon / Q6 [Critikal Tech Records]

変則ビート&BPM145で突っ走るタイプのハードテクノ。
この方の作る曲、チルアウトかBPM140オーバーの曲かの2択でかなり両極端過ぎますね。
ハードコアとかも出してるのでそこまできっちりとジャンルが定まってない気もするw

Phon&Eric Sand / Return [Fiume Beat]

先述したPhonとマイフェイバリットでアーティストの一人Eric Sandのコンビ。
どちらかというとPhon側にEric Sandが引っ張られた…とおもいきやEric Sand自身も
ごくたまーにシュランツ的なトラックを作っているので納得。

Userkiller / Monotech [Datablender]

重いキックと、ひたすら反復するシンセのハードミニマル。
実際もうちょっと展開はあるけど、やはり展開少なめでひたすら疾走する感じのハードミニマルは大好き。

次回は木曜更新、TAK666くんです!