「 2016年08月 」一覧

今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/08/16

Hardonizeのレジデントメンバーによるおすすめのハードテクノをこれでもかと紹介していく「今週のオススメハードテクノ」のコーナー、ぐるっと一周(2週間は回ってくるのはやいデスね!)まわって1週目火曜日担当の片割れyudukiです。

さてさて先週はHardonize#25の日程&次回ゲスト(KAN TAKAHIKO&DJ DEPATHというすごい組み合わせ!!)も発表され、その後にはオタクの採点コミケ90も無事終わりもう夏が終わった…という感じになってしまってますが毎年の夏の風物詩といえばWIREだったんですけどそろそろWIRED CRASHではなくてまた横浜アリーナで復活してくれませんかね‥と心待ちにしておりますので死ぬまでにはもう一度WIRE行かせて欲しいですね。

そんなこんなで前置きが若干長くなってしまいましたがここ数週間どぎついハードテクノをお届けしてきましたが今週で一旦この区切りを終わりにして来週からはまた何か別の感じの曲をレコメンドしていきたいと思います!最近なんかみんなレーベルやアーティスト縛りでやっているのをみて「あっ、面白そう…」と思ったり思わなかったりしているのでそういう感じもいいですね!ノープラン!またぼちぼち考えマス!!

って事で前回はグログロしたのをお届けしたので今回は普通に低音で殴る感じの曲をご紹介。どちらかというと「曲の展開が少ないし視聴の半分ぐらいブレイクで終わるけどそれでも感じる良さ」(長い)をテーマに5曲チョイス、90年台後半~00年前半の好きだった時代のハードミニマルのテイストを感じつつ、それをうまい具合に今風に昇華できてるのではないかなーと思います。

Duo 2000 / Tool 1

Unam Zetineb / Symbiosis

Userkiller / ha

Mihail shevchenko / Bullet for headache

Pete van payne / from cologne to america

次回は木曜更新です。
そして次はTAK666くん!よろしく!!


今週のオススメハードテクノ – Resident ‘s Recommend 2016/08/11

はい毎週2回恒例のこのお時間がやって参りました。暑苦しい日々が続きますね。それとは関係なく、容赦なく暑苦しい曲を沢山紹介していきたいという鬼のようなこの連載、淡々と進んでおります。以前の自分の番の時には「夏っぽいの」「しっとりしたの」と聞くだけで適当なテーマでやって来ましたが、今日はハードテクノを語る上で避けられないレーベル群から1つ選んで紹介していきます。

スウェーデンのPierre Jerksten、Hertzという名義の方だけ覚えがちですが彼が立ち上げたこのSWAYは、2002年に1番目のレコードを出して以降、ハードテクノフリークに愛されるゴリゴリな名曲を排出してきたレーベルです。レーベル面のカラーは黒中心で、ハードテクノは黒いのばっかりなのでロゴで覚えましょう的なやつ。アナログの販売は大体2009年ごろで終わってデジタル販売に移行、そのお陰で今でも余裕で手に入るのがありがたい。2013年には過去曲のリマスターもされていて細々と動いている印象。

Recreate (Original) by Hertz

ハードテクノアンセム!定番レイブのアナスタシアネタ。実は最初は別レーベルのConcept Recordsの方で2004年にアナログが切られていたりする。レーベル面も黒ではなく白がベース。

Recreate (Montana Re-Edit) by Hertz

同じアナログに入っていたリミックス。あのアナスタシアサンプリングの部分をくどいまでに連発してブレイクで引っ張って引っ張って引っ張って引っ張って引っ張ってまだいかなーい!みたいな感じのやつで。こっちを使う人も多かったですね。お好みで。

Lucky 13 (Adam Beyer Remix) by Hertz

モッズスタイル!(何となく)ハードミニマル界の帝王アダムベイヤーによるリミックスワーク。どことなく渋いウワモノ。しかしこの曲名のLucky 13ってなんなんすかね。曲名に意味はあんまり無いかもだけど。海外のアパレルでもそういう名前のあるし、日本だとルアーの名前ばっかり引っかかるし。

Modulator (Original) by Pratap

「この曲はIntecの○番で~」ってすげえ適当ぶっこいても「へーそうなんだ、そんな感じするー」って言われるくらいにIntecっぽいやつです。SWAYにしては珍しい、ブラック色が薄れたおキレイ系。序盤戦とかに使っていくと徐々に熱が入る感じかなあと。

Big Bang (Bryan Cox Remix) by Hertz

SWAYの中で2番めに好き。テクノフリークにはお馴染みブライアンコックスのリミックスワークで、このBing Bangは真っ黒なイメージのSWAYレコード群の中で文字通り異色のホワイトカラー盤。あれ33rpmだと曲と曲の境目がわかんない(=針の置き場に困る)んで、黒いマジックで境目に色つけちゃうんだよね。グイグイのゴリゴリのぶっとい系。

Track it back (Hertz Mix) by Tim Track

SWAYの中で一番好きなやつ。シスコの視聴で聞いた後にマッハでカートに入れたっけなあ。ちょくちょく入る一小節分のショートブレイクでのフレーズがクセになる。そしてブレイクもグングン引っ張ってから再びスピード感が戻る展開へ。イチオシです。

以上!!

次回はオーガナイザーのYudukiくんです。