「 Sango@Hardonize 」一覧

今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/08/16

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

夏風邪を引きました。夏風邪は馬鹿が引くといいますが、違うんだ、馬鹿は風邪を引いたまま出歩くから広がるんだ、その被害者なんだ!というところを敢えて押し出していきたい。そんなこんなでこの1週間、喉が完璧に死んでおりました。喉の所にパカっと開くメンテナンス扉があって腫れてる所に薬を直接塗布できればいいのに!という馬鹿な事をずっと考えておりました。なんだやはり馬鹿か。

ゴホン。本題に行きましょう。馬鹿は馬鹿でもテクノ馬鹿。
今日もトレットレの新譜です。

AE001 (Assumed Eponym Mix) by Assumed Eponym

無骨なリズム隊。キックがちょっと丸みを帯びているというか歪んでるというか、かと言ってガバキックというほどでもなく、その手前でギリギリハードテクノやってる感じですね。序盤戦用かな。

E1 (Original Mix) by The Third

未だにその正体が掴めない謎のレーベル・アーチストであるThe Thirdなんですが、作る曲はド真ん中ストレートでハードテクノっ子を撃ち抜くナイスワークなんだよなあ…そんな彼(彼ら??)がまたド直球ワークでリリース。同EP曲もネタモノがあってオススメです。「The Thirdの中の人情報」についても引き続き募集しております。

Sangue Berona (Original Mix) by Wildberg

ちょっとシャレオツなラテントラック。おそらくですが「Cesaria Evora – Sangue de Beirona」ネタではなかろうかと。もうエブリバディサンプリングですからねテクノってのは。元ネタにあたるのも大変です。大体こういうラテンネタは元ネタがあります。

Toshiba (Original Mix) by Homma Honganji

もう新譜が出たらノータイムで紹介しちゃえばいいんじゃないかという風潮、悪くない。本間本願寺先生の新譜です。いつものリズム隊に乗せて、更にいつもよりストイックに。これは夏だ!テクノ夏太鼓だ!屋外で聞いたら大変な事になりそうな予感がする曲ですよ…それにしても東芝…エネルギーとエレクトロニクスがないとテクノ作れないからね!

Yaokin (Original Mix) by Homma Honganji

なんともう1曲新譜出てました。リリースペース早いッスね…こちらも上記のToshiba同様ストイックにグイグイ前に来るトライバルハードテクノとなっております。両方買って君も2017年トライバルマスターになろう!オッ、これが今流行りのなろう系ってやつだろ?おじさん知ってるよ??

Sexhead (Daz Saund & Trevor Rockcliffe Mix) by Technohead

今回紹介している曲の中でこれだけ猛烈に古いのですが、あのアイワナビーヒッピーでお馴染みテクノヘッドの旧譜がどうやらリマスターされまくりんぐでこの2017年8月に一斉リリースされたようです。「能天気なバカテクノ」の代表格、ハッピーテクノ・ハッピーガバの金字塔となる曲がズラリですので若手の方も一度チェックしてみては。今回はその中からBPM140付近でハードテクノ寄りのところを。Daz Saundのリミックスワークですからね。そしてブレイクが直球過ぎて中学生か!となるやつ。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/08/03

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

前回の記事更新の直後ですから2週間前ですか、広島の宮島、そしてその翌日は徳山に行って参りました。徳山では生憎の雨ながら夏祭りが行われ、人がごった返してえらい騒ぎになっていましたが、どこの地域でも場所でもハレの催しは大事です。それぞれのクラブイベントもテクノっ子にとってはハレの日、祭りみたいなもんですから、次のハレの催しがより楽しくなるよう、準備を怠らず新曲をガンガン掘っていきましょう。おお、何とかそれっぽい前置きになった。繋がった。DJですから!

Do You Wanna Be My Brother (Original Mix) by Spice Boys

ハードテクノっつうか、まあどちらかと言えばハードダンスですが好きなんですよこういうの。しっかりしたボトムにガンガンのピアノ。もう後半戦、もうすぐパーティ終わっちゃうー??って所でのエモ散らかし事案ですよ。ドヤ顔でブチかましていきましょう。そういう役割を持った曲です。

Duell At Ichijoji Temple (Original Mix) by Lars Klein

一乗寺下り松とは、宮本武蔵が吉岡一門数十人と決闘を行った伝説を持つという場所で……っておーーーい!ハードグルーヴ界隈でこんな曲名付けるの本間さん以外におったんかーい!日本人以外わからんやんけー!って話なんですが、Lars Klein自体は普通に外人のあんちゃんでした。曲自体はストイックなハードミニマル。グイグイの中盤トラックです。

Manalive (Original Mix) by Heavy Industry

おっ、久々にPhunkationでグッと来るやつがありましたね。これもまたストイックなハードミニマルで金物もシャッキシャキの朝採れレタスみたいなやつです。色々なドレッシング(曲)と混ぜてどうぞ。

Panama (Original Mix) by Heavy Industry

同EPよりカートインがもう1曲。こっちは曲名通りの南米トライバル感が漂うトラック。ただし派手になりすぎない、むしろ渋めのリズム隊の方が主題になっている感じでこれは使えますよ。中盤戦で投入していきたい。

Funkisses (Almir Ljusa Remix) by Arnold

ハードグルーヴ界一、名前の読み方が分かりづらい上に発音するのも微妙なアルミーゥユーサのリミックスワーク。これはいいですよ。ワンフレーズ推しでもうグイグイです。疾走感もあって、この作りは本間さんの作るトラックにテイストが近いものがあるなあというか「Homma Honganji Remix」ってもし書いてあったら「うん、そうか」って納得しちゃう気がするんだよなー。つまり俺によしということです。ベネ。