9月後半のハードテクノ新譜特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/9/24

はいどうも、今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)がお送りいたします!今週も何卒よろしくお願いいたします!!

お知らせ1


2024年を締めくくるゲストの方をお呼びしております。今月中(もしくは来月の頭ぐらいに)は新しい情報を出せるかと思いますので、もうしばしお待ちいただけると幸いです。

お知らせ2

UKのテクノ専門インターネットラジオプログラム「Fnoob Techno Radio」内にてHardonize静岡スペシャル回にてゲスト出演いただきましたAONOさんが共同で主宰を行っている「SHIN-ON」の9月分として私のMIXが放送されます。日本時間9/26 20:00からリアルタイム視聴何卒よろしくお願いします!!再放送の予定は未定とのこと!!

近況

先週末9/21はAnother Dimensionで「TYMM」の8回目でした。
前の順番のトラネコくんからいい感じのテンションでパスを受け取ったので、そのまま次のFradolさんに向けてかなりギアを踏み込んでピークタイムに向けたプレイができたかなーと。トラックリストは記事の最後の方に載せておきますので、興味のある方はそちらも是非。

今週のピックアップ

Ian McCoy / Percussive Therapy

UK出身のハードテクノプロデューサーIan McCoy によるハードミニマル。BPM145とハイスピードなBPMで繰り広げられるズンドコとしたシュランツにも近いようなハードなビートに載せた、タイトル通りパーカッシヴな民族的なリフをループしたストイックなハードチューン。ブレイクで時折見せるトライバルなサウンドも併せて◯!!!

Hundzhan / INTREPID RINSER

UKのDJ/プロデューサーHundzhanによるインダストリアルハードテクノ。激重なビートで進行するインダストリアルなハードテクノかと思いつつ不意に現れるめちゃめちゃ流麗なメロディを奏でて再びまたインダストリアルなハードテクノに戻っていくというギャップが凄すぎるインパクト大なトラック。意外性!!!

Coyu / Percussion

スペイン・バルセロナを拠点に活動する、言わずとしれた[Suara]レーベル主宰Coyuによるタイトル通りのパーカッシヴトラックをベースにストイックに淡々と展開少なめに展開していくハードテクノ。ウワモノとして声ネタ?が延々とループして程よいファンキーな要素も含んでいく一発!!!

しかしCoyuは前回来日したのが2013とかなので10年近く来てないのか!!来日してくれー頼む!!!

M.I.T.A. / Paws & Grooves Marck D Remix

イタリア出身のベテランテクノプロデューサーM.I.T.Aによるハードテクノ。ハードグルーヴとも相性良さそうなズンドコ系のボトムに乗せたDave Clarke「Way of Life」ばりのしゃべくりヴォーカルサンプリングが映えるハードテクノチューンでGood!!!!!!

Confidential Recipe / OH OH

ベネズエラで10年以上ハードテクノシーンの最前線に立ち現在はコロンビアを拠点に活動するConfidential Recipeによるハードテクノ。こちらもハードグルーヴとも相性良さそうな若干丸めのキックにトライバル感のあるパーカッションとシンプルな女性ヴォイスサンプルのループでシンプルに展開していくトラック。中盤でDJツール的な使い方としてGoodな一枚です。

Daz Saund, Ben Tisdall / Juggernaut DJ Dextro Re Edit – 2024

おい!!やばいリエディット出ちゃいましたよ!!!!!!Daz SaundとBen TisdallによるMissileから1997年リリースの22番、不朽の名作トラックがまさかのDJ DextroのRe-Editとして2024年に降臨!!!耳に残るあの特徴的なリフは勿論しっかりと残しつつもDJ Dextroワークスで今のハードテクノとしてバチバチに仕上げてきた一枚!見た瞬間即買いました!!!みんなも買おう!!!!!!!!!!!!

以上、今週のおすすめハードテクノでした。
次回は木曜更新、担当はTAKくんです。

Appendix:HISTORY 240921TYMM08

No. Artist Title
01. Jules Wells, Mason Rubinstein Revolutionary Time Drunken Kong Remix
02. Cosmic Boys Power
03. Hertz Elevation (Andrea Signore Remix)
04. Dok & Martin, Carlos Pérez Overload
05. Bart Skils Sunshine in the Dust
06. Jay Lumen Here We Go
07. RSRRCT The Day They Came for Me
08. Mondo Curator
09. Adam Beyer Dirty Lagoon
10. Greg Notill, Tony Romanello Paloma
11. Kulage Jango
12. Gary Beck Sambana
13. Lee Ann Roberts Feel (MRD Remix)
14. Veztax & Becco Becvez (Hertz Remix)

今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/09/19

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

 

特集/TRAKTOR PRO4のSTEMで遊ぶ

前回(2週間前)の記事でTRAKTOR PRO4に標準搭載されたOzone Maximizerの機能について紹介しました。今回はSTEMを使ってみたいと思います。

STEMって何だ??という所からなんですが、ざっくり言うと「既存の曲をめちゃ細かく解析して最大4つのトラックに分解して、好きな所だけ鳴らせる」機能です。

例えば歌モノ曲のSTEMを作ったら、ボーカル・リズム・シンセ・残りの何か、みたいな感じに4つに分解したデータが出来上がります。ボーカルだけミュートしたらカラオケになるし、ボーカル以外をミュートしたらアカペラになる、そんな風に使えます。

それを「今ライブラリに入っている曲全てに適用できる」ということで、そんなん面白いに決まっているじゃん…で、使ってみました。

STEMデータを作る

既にTRAKTORのライブラリには今まで自分が入れてきた、使ってきた楽曲たちがあるわけですが、PRO4ではブラウザ上の曲を右クリックすると「Generate Stems」という項目が出てきます。わかりやすい。早速ポチっとやると自動的にSTEMデータが作成されます。

クリックしたら待つだけ

STEMデータは楽曲データが保管されているフォルダとは別のフォルダに記録されるようです。で、解析時間なんですが、かなり念入りにやるせいか1曲で3分くらいかかります。「オデの数万曲のライブラリ、全部STEMデータ作ってやる!!!」ってやると来年になってしまうので、まずは欲しい所だけやりましょう。

 お?
 できましたね

STEMデータが存在する楽曲はブラウザ上で「三」みたいな感じの記号が出て、区別がつくようになっています。ローディングの際にそのまま普通の楽曲として読み込むか、STEMデータとして読み込むかを選択するという形です。

STEMとして読み込んだ状況では、1つのデッキの中で更に4つの「スロット」が出ていることがわかります。右クリックして、STEMデータを作る。準備はこれだけです。

キーアサインをする

TRAKTORはキーアサイン面倒なんですよね!しかしながらサッとSTEMで遊ぶためにはマウスやトラックパッドをコチコチやったりするよりはMIDIコンにちゃんとキーアサインしておく方がいいです。勿論カーソル合わせてクリックだけでも出来なくはないですが。

最低限やるべき追加キーアサインは

(1) 選んだ楽曲のSTEMデータを各デッキにLOADさせる(計4個)
(2) デッキに入った4つのスロットのミュートON/OFFをする(計16個)

4デッキ使う場合はこれだけになりますね。それでもめんどくさ!

キーアサインは従来の方法と変わりありません。PreferencesからController Managerを開いて、アサインする機能を決めて、ボタンに割り当てる、です。

 ここ。

まず(1)のSTEMデータを指定のデッキにLOADする機能は「Deck Common」→「Load Selected」→「Load Selected (load as stems)」です。load as trackが通常のデータ読み込みですね。

これを4デッキ分やるのですが、私はXone K2を使っていて楽曲をロードするボタンを元々割り当てているので「SHIFTを押しながら曲ロードのボタンを押すとSTEMロードになる」という風にしました。

 普通のロードはこう
 STEMだとこうなる

SHIFTキーを押したときに~という判定はModifierというパラメータを使っています。そのValueが「1」の時がSHIFTが押されている時、ということになり、上記画像の例では「SHIFTを押しながらCh15.Note.D#2のボタンを押すとDデッキにSTEMデータがロードされる」ということになります。これを4デッキ分やります。

 

次に(2)のアサインです。デッキ内のスロットON/OFFを制御できるようにします。

 こんな感じ

「Slot Mute On」という機能がありますので、それをデッキABCDのSlot1~4まで、合計16個分のキーアサインを行います。Interraction Modeが「Toggle」になっているので、ミュートONという名前の機能ですが押すたびにON/OFFが切り替わります。

1つ作ったらDuplicateボタンを押すとコピーが作れるので少しだけ楽になります。アサインしているボタンもコピーされるのでLearnを押してちゃんと変えておきましょう。その後にAssignmentでデッキとスロットを指定します。

 ここを制御するのです

STEMデータを読み込ませるとスロットの左側の方に白いヘッドホンマークの部分があります。読み込み直後は全部オンなのですが、アサインしたボタンを押すと対応したスロットの〇が消えてミュート状態になります。

これで4つのスロットのオン・オフを制御できるわけですね。ボーカル抜きとか、リズム隊抜きとか、シンセ抜きとかが自由自在に出来るようになります。

既存のアサインと、今回追加したアサインを反映した結果がこんな感じです。ドドン!

メインのコントロールにXone K2を使い、エフェクト制御などサブ的な操作はnanoKONTROL2で行うという分業制なのです。今回追加した部分、STEMのロード操作などはK2で、各Slotのオンオフはナノコンで、という感じですね。

ここまで長すぎだよ!!!

遊んでみる

STEMデータを作って各デッキに読み込ませ、それぞれのスロットが制御できるようになったところで実際に遊んでみました。こんな感じです。

どんな感じかが分かりやすいよう、テクノっ子にはお馴染みの楽曲でやってみました。何となくSTEMがどんなものか、どういう風に使えるのかが分かったと思います。既存の楽曲が全部対象になるのがいいですね!

以上、特集、TRAKTOR PRO4のSTEMで遊んでみた!でした。

 

 

8月分のSpotifyリスト公開中

8月分の記事で紹介されました楽曲がこれでもかと詰まったプレイリストが公開中です。9月分もモリモリ作成中。

 

次回開催について

 

日程出てますよ!!!

12月開催なので今からカレンダーを赤丸チェックでお願いしますね。

 

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。

 

今週の新譜紹介

Longeez – Too Much Booty (Original Mix) [ec2a]

楽し気なホイッスルが鳴り、ブレイクからブンシャカラカ、ブンシャカブーみたいなボイスが延々と繰り返される、疾走感マシマシのスルメトラック。8小節ループかけて延々と使っていたい。

Ned Bennett – Ignition (Original Mix) [Dancefloor Impact Research]

疾走感に全振りのハードグルーヴ。それもそのはずBPM147!多少下げた所でその疾走感は無くなりません。ツール的にもかなり使える中盤戦曲。

Source Code – Sunrays In The Jungle (Original Mix) [Stutzpunkt]

このスクラッチ音キュコキュコから始まってピアノのバッキングが入るブレイクだけですっかりやられてしまいました。終盤戦を彩るおキレイテクノ!

Almir Ljusa – Octa Core (Original Mix) [Vertex Records]

超ド真ん中、アルミーゥ・ユーサのラテンハードグルーヴ。なんでオクタコアなのかは全然わかりませんが、もう恐るべき安定感です。ピークタイムチューン!

JAXM – Heat Stroke (Extended Mix) [TUFF TiMES]

大き目のブレイクでBPMがゆるやかに下がってまた上がる。実はそういう曲、ハードグルーヴ界隈ではあんまり多くはないんですよね。エモ展開も相まって良さがある。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は9月24日です!!