【特集】Hardonize43 Playlist:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2023/01/31

はいどうも、今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)がお送りいたします!今週も何卒よろしくお願いいたします!!

Hardonize15周年スペシャルありがとうございました。

もう2週間経っているという事実にびっくりしてますが、先々週はHardonize43 15th Anniversary Specialありがとうございました!!!!

ご来場いただいた多くの皆様、現場ではお会いできませんでしたが配信で聞いてくださった皆様。ゲストのDJ Shimamuraさん、BUDDHAHOUSEさん、SeimeiさんとフライヤーデザインとゲストVJのcodaさん、15年もの間Hardonizeを開催する場所を提供してくださった茶箱店長エージさん、そして何らかのきっかけでHardonizeを知ってくださったすべての皆様へ感謝致します。繰り返しにはなりますが、本当にありがとうございました!

自分は今回セットアッパーということで序盤から飛ばしに行って残りはひたすらいろいろな人と乾杯を繰り返していたのですが、明らかに飲みすぎました!最後の方の記憶がかなり怪しくて動画アーカイブを見て断片的な記憶を取り戻したりしてました・・が、周年だしこういうのもいい機会(本当に?)と思って次回からは飲みすぎないように気をつけます。全く記憶にない写真がカメラロールに入っていて震えました。

ともあれ、DJ/VJ含めあの場にいた全員がめーーーーーっちゃ楽しそうにしてくれていたのはとても嬉しかったです!!!

個人的お知らせ

そして今週末の金曜日夜は渋谷Another Dimensionにて「TYMM」の2回目に出演します。
ゲストにはTofubeatsやパソコン音楽クラブのリミックスワークも手掛けるCherryboy FunctionさんがDJ名義「cherryboy」にて出演してくださいます。土曜のイベントの助走として、夜から朝へのグラデーションを楽しんでもらえると幸いです。テクノなイベントではないですがご興味のある方はぜひ!色々考えてます!!

そして近況

先週末は昼から秋葉原重工12周年に遊びに行き、その後夕方から東京ガーデンシアターで推しの2ndソロライブを見てきました。
重工は完全にMOGRAがテクノ箱と思うぐらいの低音の太さと解像度の高さに仕上がっていていて最高でしたね…。
そしてライブの方はここで書くことではないと思うので省略。
僕のTwitterみるとなんとなくわかると思います…。

Hardonize43 Playlist

ということで今週まではセットリスト回です。

最近のハードテクノを序盤でゴリッゴリにBPM138からスタートして、後半でハードグルーヴへの展開でSangoさんにパスしてハードグルーヴガッツリやってもらおう!という流れでした。あとから配信聞いたけどめちゃくちゃいつもより数倍やれている感じがしたので良かった~の気持ちです(別の意味でSangoさんがやりすぎてたので完全に食われましたがw)

今回も例によっていくつかピックアップしながらコメント入れていきたいと思いますのでよろしくお願いします!!

01. ISN / Deus Ex Machina

1曲目どういう感じでスタートしようかなと思った結果、厳かな感じでスタートして急にゴリゴリになるという展開のギャップがいいのではということで採用。1曲目をどういうスタートにするか/最後の曲をどうやって締めくくるかって、それぞれ結構な個性が出るところだと思っていますが、今回はこれでした!

視聴部分ではその箇所がちょうどカットされていたのでプロモーション用のyoutube動画でその箇所をどうぞ 笑

02. Steam Shape / Sun Dog

03. Ken Ishii, Hiroyuki Arakawa / BLACK (MAREAM Remix)

12月末にリリースされたSPECTRA主催Hiroyuki ArakawaとKen Ishiiによる『WHITE AND BLACK』から「BLACK」のMAREAMによるリミックス。アルバム自体も素晴らしかったので今回どこかで使えるかな~とぼんやり考えてたんですが、流れ的に行けそうだったので。ストイックに展開しつつもテンションをキープする音の作りが今回の序盤の流れにはかなりバッチリハマっていたなーと!

04. SveTec / Dementia

2021/12/7に新譜特集にてピックアップ、ここのあたりはトランシーなシンセなハードテクノゾーンと言う感じで、中盤でトランシーなシンセが入りつつも何事もなかったかのようにまたヘヴィーなサウンドに戻っていくギャップが好き過ぎる1曲。

05. RR (IT), Arytmia / Went Back

こちらは4曲目の「Dementia」よりもトランス要素を強めに出したハードテクノ。キックの音は完全にハードテクノなんですが、シンセが完全にトランシーな感じで心地いい1曲。ここ2年ぐらいはテックトランスとも相性の良さそうなトランシーなハードテクノ多かったなーと。

06. Sandro Mure / Darkness

07. MarAxe / Megablast

08. IN/JXRX / Barrel

ゴリッゴリのハードテクノなんですが中盤でのトライバル的なアプローチがGoodな1曲。全編に渡ってTHEトライバル!という雰囲気ではないのですがこういうトライバル的なアプローチのハードテクノって中なか無いのでかなり貴重だなと。このあたりからハードグルーヴへと繋げられるポジションの曲としてもかなり優秀。今後もどんどん使っていきたいですね。

09. May-i / Can’t Take Me

先の「Barrel」のトライバル感のあるトラックから今回の「Can’t Take Me」でグルーヴ感のあるトラックを中心にセレクト。序盤は雰囲気ハードテクノなんですが、ブレイク以降の部分のグルーヴ感で持っていけそうな雰囲気のあるトラックでこちらも◎ですね。

10. Doxxod / UK Is The Sound (M3ld Remix)

完全に橋渡しポジション、この曲も結構使っている気がしますね。ハードグルーヴ要素強めハードテクノ「UK Is The Sound」のタイトル通りブレイク部分でのベースライン的なサウンドが特徴的な一曲。

11. Andy Bsk / Machine (Homma Honganji Remix)

ストイックな展開かつメロディアスなシンセで徐々にビルドアップしていくハードグルーヴトラック、我らが本間本願寺ワークス「Machine (Homma Honganji Remix)」をチョイス。ファンキー路線の本間さんのトラック&リミックスワークも好きなんですが、この手の淡々と展開を見せていく雰囲気の曲も好きなので16年目以降も引き続き色々と使わせていただいたいと思います!!

12. David Moleon / Story

13. The Third / C1

ABCDEどれが好きかで派閥が分かれるやつでおなじみThe Third!!15年のオールタイム・ベストで自分がチョイスしましたがやはり今回かけなきゃでしょう!ということで。やっぱりThe Thirdはどれも好きだけどやっぱりC1なんだよな~(個人的な感想です)

14. J.Vitoria / More Ship

15年オールタイム・ベストにギリギリ入らなかったのでここで供養 笑 トライバル的な雰囲気もありつつファンキーに寄り過ぎないサウンドがかなり重宝、かなり使用頻度高いのでめちゃめちゃにお世話になってます。ブレイク明けの”More Ship!”のヴォイスがまた良き盛り上がり役として大活躍!

15. Octave One vs Borja Martin / Blackwater (DJ ATT Crazy Mashup)

Hardonize34回目に出演頂いたATTさんによる「Crazy Mashup」シリーズからみんな大好きOctave Oneの「Blackwater」のマッシュアップ!BlackwaterもそうですがOctave Oneはめっちゃ好きなので今回のマッシュアップは聞いた瞬間にこれだ!って思いました。出演していただいた方の曲は今回少しでも使っていきたかったので使えて良かったです!

16. Barbatuques & Jack Back vs F.Tek / Baiana (DJ ATT Crazy Mashup)

17. Boriqua Tribez / Roxana (Chris Chambers Remix)

どうしても今回は次の曲を最期に使って行きたかったので、そこに持っていく流れとしてよりハードグルーヴのファンキーかつトライバル的な要素強めの曲ということでのチョイス。普段ファンキー路線に振っていくことが少ない事もあってBoriqua TribezもChris Chambersも自分のDJの中で使ったの相当久々だったかもしれないですねw

18. DJイオ / Bomb time

ということで、今回のHardonizeでイオさんの曲は絶対にかけたかったので、ハードグルーヴと相性の良いこの曲で自分のパートを締めくくろうと。Sangoさんも書いておりましたが、過去にLBTとしてパリッコさんとお二人でゲストに出ていただいたこともありますし、LBTのリリースはかなり買っていたので、相当にショックデカかったです、、

まとめ

今回は15周年ということもあり様々なサブジャンルハードテクノも含めて序盤からゆるいスタートとか一切気にせずにやっていくぞ!という気持ちのセットでした。「ハードテクノ」と言ってももちろん一般的にイメージするようなストイックなサウンドのものもありますが、先に上げたようなファンキーなものから、トランシーなシンセが入るメロディアスなもの、多種多様なジャンルなので決して難しい音楽ではないのでHardonize一同今後も気軽な気持ちで現場並びに配信で楽しんでもらえると嬉しいです。(そしてTwitterとかに書いてもらえるともっと嬉しい!)

15年、16年と今後も色々なハードテクノを早稲田茶箱から鳴らし続けていきたいと思いますので今後とも宜しくお願い致します!!!