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3月前半のハードテクノ新譜特集:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/3/12

はいどうも、今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)がお送りいたします!今週も何卒よろしくお願いいたします!!

静岡Hardonizeのお知らせです!!

かねてからティザーとして告知が出ておりました「Hardonize 46.5 Extra Edition/Shizuoka Special」の全容が公開となりました。ゲストには日本のハードグルーヴアーティストといえばの本間本願寺さんに加えて、開催地となる静岡からSHIGeさんとVITAMINさんにご出演戴き、静岡と東京のクロスオーバー回として執り行われます。

また、開催地であるPrivate room COAはFUNKTION-ONEのスピーカーが搭載されていることから今回のHardonizeではゴリッゴリなテクノを体感できること間違い無しとなっております。

開催まで2ヶ月ぐらいとなりますが、皆様何卒よろしくお願いします!
静岡でもハードテクノ、やってやります。

みんなで(遠征の方々も)来よう!!

お知らせ2&3

お知らせ続きですが来週は土日両日出演、どちらもテクノですがなかなかに面白そうな出演陣となっております。どちらもご都合が合えばよろしくお願いします!!

2024/3/23 東海道#01


MASUMIさん初オーガナイズの静岡⇔東京のパーティ初回に出演!東京メンツは重工CEO Takayuki Kamiyaと、On The BeachでX(旧Twitter)で話題をかっさらうとーしゅさんで迎え撃ちます!茶箱もいつもと違った雰囲気になりそう!

Venue/Price

早稲田茶箱
Door:¥2000/1d

2024/3/24 MUSIC SAKE SQUARE -vol.16-


錦糸町の日本酒飲み放題店で定期的に開催されるクラブミュージックイベントの16回目、今回はガッツリテクノ回!!総武線の終点になることの多い地域で見たことのあるような出演陣ですが、錦糸町でもガッツリやっていきます!!

Venue/Price

錦糸町LITTLE SAKE SQUARE
Door:¥4000(日本酒飲み放題!)

近況と今週のピックアップ

先週末はAnother Dimension3周年に出演、ボイラールームスタイルということもありパーティ感あふれるバイブス満載で非常に楽しい土曜の夜でした。ゲストのお三方がものすごくパーティ感あふれるプレイでかなりいい勢いを貰ったのではないかなと!そして、その勢いのまま今週もガッツリナイスハードテクノの新譜リリースが盛りだくさんでカートにどんどん追加してしまうなど‥!ナイスな新譜、要チェックでお願いします!!

Oscar Sanchez / Smile

タイトル「Smile」という割には全く明るくなくゴリッゴリのハードテクノで、たまに挿入される子供の笑い声も曲の雰囲気も相まってどちらかというとホラーな感じに捉えられてしまう、どちらかというと暗黒微笑的な「Smile」という新譜。ちょっと怖い。

Eric Sneo / Omnipotent Nights Clubmix

こちらも最近活動が再び活発になってきたハードテクノベテランEric Sneo New!ガッツリというわけではないですが王道のトライバル路線ハードテクノな雰囲気を残したまま最新のグルーヴにアップデート。ポコポコとしたシンセが特徴的。

Krzysiek Teper / Get Down

推しアーティストの一人Ramon Tapia主催の[Say What?]新譜はハードグルーヴとのクロスオーバー的に使えそうなラテンテイストあふれるハードテクノチューン!女性ヴォイスサンプルにループするラテンフレーバーあふれるシンセで展開するアツい一発。買いです。

Dynamic Forces / First Day Of Life

UK名門ハードテクノレーベルPlanet Rhythm New!淡々と展開していく様子はハードミニマルなDJツールな雰囲気を感じさせつつもホイッスルや鳴りの良いシンセでファンキーさでゴリゴリ攻めていくファンキーハードチューン!こちらもハードグルーヴとのクロスオーバー的に使えそう!

Chris Morris, Kley Moore / Get the Money

「Get the Money」のフレーズループなサンプリングボイスで展開していくズンドコハードグルーヴチューン!しかし、かと思えば後半は「Shit the Money」に変わってどっちやねんという。

E110101 / Funky Ascension

しかし今年もこのレーベルは絶好調っすね、ということでお馴染みCoyu主催[Suara]のNewはE110101による、タイトル通り「Funky」かつヴォイスサンプリングに加えてディスコっぽいフレーズも入ってくるナイスファンキーハードテクノチューン!Coyu来日来てくれー!

以上、今週のハードテクノピックアップでした。
次回は木曜更新、担当はTAKくんです。


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/03/07

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

近況

先週末、四国に行って香川と岡山を2往復くらいしてましたがそれはさておき。半ばボヤキみたいになってしまうところではあるのですが、Beatportの話です。年間に万単位の数の試聴をやり続けているわけなのですが…

毎回このブログで紹介している楽曲についてはほぼ100%がBeatportでの巡回によるものなのですが、去年かなー一昨年かなー、その位最近やはり様子がちょっとおかしい。普段やっている巡回はある程度条件を絞った状態で行うわけなのですが。

【以下3つのジャンルで、カッコ内のBPMで絞ったものを総ざらえで聞く】

PealTime Techno (134-149)
HardTechno (134-145)
Harddance (135-146)

こうすると大体2週間あたりで800~1000曲を試聴することになるのですが、その絞り込み結果のリストを見ているとどうにも「なんかAIっぽい」リリースが目立つのです。大体はレーベルとレングス(曲の長さ)でそれっぽいとわかるので最近は1秒たりとも聞かずに飛ばすのですが、とにかく多い。2割くらいは「それ」なんじゃないかな??

そういうのは大体が2分~4分前半くらいの長さなので、やはりBeatportの絞り込み条件に「レングス」を入れて欲しい所ですね。そしたら4分半以下のものを全部切れるので。ここ2年くらいで3分台の曲をカートに入れた記憶が全くないし。

長さで絞れれば「Radio Edit」なども飛ばせるので更に巡回速度は上がろうというものなのですが。ことAI楽曲(らしきもの)に関してはこの時代ならではの悩みだな~とは思うのですが、流石に判別して飛ばすのにも疲れてしまうので…あとはレーベル単位でExcludeできると最の高なんですが。そういう需要はないのかなー。

ということで今日もレーベル名とレングスを確認しつつ目視ですっ飛ばしているわけです。ハア。

次回開催について

 

5/18(土)にナンバリング46.5として「COA 静岡 PRIVATE ROOM」での出張Hardonizeが待っています。土曜日だからもう泊まる気満々で宿取った!こちらも楽しみです。FUNKTION-ONEが設置されている超・音響つよつよ箱なので負けないようにしないと!

その後、本線の方のナンバリング開催も色々と進めてはおります。情報公開はもうちょっと先。

 

 

 

では新譜紹介、いってみましょうか。

 

今週の新譜紹介

Sandro Mure – Four7 (Original Mix) [Transfiguration Recordings]

Sandro Mureとなればド直球のハードグルーヴ。相変わらず上から下まで厚みのある音作りで好きですね。ブレイクもしっかり引っ張って明けてからのグイグイ感もとても良し。安心してカートインできる一曲。

Palermo – Cherry Cola (Original Mix) [Hardline Sounds]

地味テクノかと思いきやフワーっとしたシンセが入って来てエモなやつでした。こういうのは序盤戦に置くのがやはり映える。MIX用のツール的に持っておきたいやつ。

Fhase 87 – Colombia (Original Mix) [Twice Infinity Records]

疾走感たっぷりのハードテクノ。ボイスサンプルも一点押しで、作りとしてはとてもストイック。中盤戦でとても映える気がするのでこれまたツール的に持っておきたい。

Skooler & Flare – Disco Express (Original Mix) [Fuzion Records]

2年くらい前にSkooler & Flareの楽曲を紹介しているのですがその時はレイヴブレークスだったかな。こちらも90’sレイヴ感マシマシながら曲名通りにディスコサンプルをちょこちょこと入れてきて、オールドスクール on オールドスクールといった味わいになっているわけで、これは…いいですね…!!!!

Tony De Vit – Don’t Ever Stop (BK Extended Remix) [Tidy]

ワープハウスの名付け親Tony De Vit、って前にも言った気がするこのフレーズ。大元というか原曲は1998年に出たThe Vamp/OUTLANDERネタのアナログで、それをBKリミックスとしてTidyから出したという流れかな。そういう意味ではとてもTidyらしい音になっていて、そのスジにはたまらない奴となっております。

Kristian Heikkila – Knowledge (Original Mix) [Off Recordings]

ハードテクノの体はある程度保ちつつも骨格はアーメンブレイクで出来ている、みたいなちょっと変則的なというか、どちらかと言えば変態的な、という言い方がひょっとすると正しいかもしれない作りの曲。とても良きですよこれは。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は3月12日です!!