Hardonizeクルーが選ぶ2008-2023オールタイム・ベスト10選 【Sango編】

 

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。
あけましておめでとうございます。

 

近況

年末年始は茶箱にてカウントダウンイベントがあり、元々は客としてフラリ遊びに行く予定でしたが急遽病欠が出てピンチヒッターでフルスイングしてまいりました。冷蔵庫の中身を全部まとめて溶いた小麦粉で焼いたような何でも焼きセット。

 たのしかったです。

そしてその後の3連休の中日から北九州方面に行ってまいりました。北九州と言えば北九州工業地域を擁する若松地区ということでインダストリアル感もばっちり。焼うどん定食という珍メニューがあったので飛びついてきました。なんだこれ。食ってても全然意図がわかんねえ。貴重な体験をしました。

 まずくはなかったです

そして翌日は佐賀の唐津市に行き、東京への帰りは福岡空港からだったのですが保安検査をマッハで終わらせてゲート内にて飲酒。なんとせんべろ的なお店があるんですよ…もちろんちゃんと座席もあってそちらでも呑めるのですが。

 おいしかったです。

こちらも貴重な経験でした。大体はめちゃくちゃに数があるゲート外のレストラン街にある飲食店で食ったり飲んだりしてから入るものね。

 

【次回のお知らせ!】

1週間と数日、というくらい近づいてまいりました!Passmarketの入場優先予約もどうやら予定数に到達したらしく。当日入場枠もあるにはあるっぽいのですがどのくらいのスピードで枯渇するかわからないので、入れ忘れてたわーといううっかりさんは近くの麺珍亭で昼食を取ったりして開場待機ということで行くしかないかと思われます。

全部入り、もうやれること全部やった、という驚愕のラインナップでお届けする新年一発目のやつですので。間違いないので。なにとぞなにとぞ。

 

んでんで。

 

年初の記事なのですが、通常営業ならば新譜をご紹介…となるのですが、15周年回を控えての一発目ということで昨年末に続きの「〇選」ものです。

なんと今回は2008年から2023年までの15年間分の中からHardonizeクルーがイチオシしてしまいます。つまり最強に強まった楽曲紹介ということですよ!

というわけで行ってみましょう。どうぞ!

 

Hardonizeクルーが選ぶ2008-2023オールタイム・ベスト10選 【Sango編】

Zerocrossing (Original Mix) by David Moleon [2009-05-04]

いきなり14年前の曲からなんですが、ハードグルーヴの王(カイゼル)と言ってしまっても過言ではなさそうなDavid Moleon楽曲から1つチョイスしろと言われたらこれ。もうひたすらに現場でこればっかりかけてました。とにかく使いやすいし疾走感あるしトライバル感もしっかりで最高。

5 Htp (Original Mix) by Brent Sadowick [2010-03-10]

サドウィックもこの頃滅茶苦茶に強かった!テックダンスよりの硬めキックでグイグイ行く感じは流石で、特にこの5 Htpは出て試聴した瞬間から「やべーーーーやつ来た!!!!」って大騒ぎしてたんですが、Twitterで騒いだら本人から「おー買ってくれたの?あんがとな」ってリプライくれたので最高。終盤アンセムなんで序盤の出番では中々登場出来ない楽曲。

Hot Stu (Original Mix) by Prude Polly, DJ Cristiao [2010-03-13]

実はハウス文脈として使う事も出来る、トロピカル感マシマシのマシ、青い海!白い空!ハードグルーヴ!アゲ!アゲしかない!もう同じブレイクずっと来るのでずっと気持ちいい奴です。問題は次の曲に繋げ辛いことくらい。最高。DJ Cristiaoの中ではやはりこれが一番好きかなあ。

Rumbero (Original Mix) by Bob D. [2010-07-12]

ラテントライバル感を100000000倍濃縮してハードビートで包んでおきました、つまり最高のやつです。このブレイクで引っ張って引っ張ってからの、ドーーーーーン!!!こんなん誰でも上がるわ!!ということでフロアでの登場回数も5本の指に入ると思います。完全にピークチューン。ああ最高。

Cuba (Original Mix) by Thermo [2010-09-06]

これもRumbero同様にすーーーーぐ掛けちゃうやつ。ラテン感マシマシの最高のやつです。ブレイクの「パラリララ パラリララ パラッパッパッパー♪」が本当に大好きで。ついつい手をヒラヒラさせてしまう。掛けてる本人が意図せず動いてしまうような楽しい曲はつまり最高ということです。

Human in Motion (Homma Honganji Remix) by Satoshi Imano [2012-03-19]

今野さんと本間さんの日本最強タッグで1曲チョイス!もうゴリッゴリの本間節で今後100年は日本ハードグルーヴ界は安泰です。とにかく本ブログでも多数の楽曲を紹介してきましたが、実際のフロアでの登場回数とか気持ちのいい引っ張り感とか、総合的にやはりこれかなと。最高。

Chicas de la Vida (Original Mix) by Aitor Ronda [2014-04-28]

ハードテクノ+スウィングという超異色作!当ブログでも相当の回数Aitor Rondaは登場しておりますが、これを超える衝撃となるとちょっと難しい、そのくらい「ハマった」一曲でした。みんなこれ好きすぎてフェーダー上げた直後からイントロドンでニヤニヤし過ぎです。ブレイクの引っ張り方もブレイク明けのドカンと来る感じも何もかもが最高の逸品。

Da Funda (Original Mix) by Oiscarapper [2019-11-08]

2019年、これが急にBeatportの試聴リストに現れた時の衝撃といったらないですよ奥さん。ネタ曲なのに滅茶苦茶に格好いい。ベースにGrooveyard / Watch me nowのサンプリングがあったりとハードグルーヴ要素もしっかりです。タイミング的には完全に偶然でしたが、この半年後には残念な事もありました。それでも「だっふんだ」の響きは永遠に!言うまでもなく最高です。

Pontape (Coyu & Flug Remix) by Renato Cohen [2021-11-12]

ハードテクノは2004~2005年の大変革を経てデジタルリリース化が進み、ハードテクノがファンキーハードテクノに進化していったりその周辺をひっくるめてハードグルーヴと呼んだりと色々変遷がありましたが、2021年に突如としてリリースされたこのリミックス、元は2002年9月リリースのハードテクノ大アンセムでした。その元曲と同じレングス感で使える上に格好良さマシマシになっているという、つまり最高。

Get Loud (Original Mix) by Chris Chambers [2014-06-09]

ハードグルーヴ最強を決めようや!!!ということで最後にわたくし個人として一番お世話になっておりますし、事あるごとに色々な所で掛け倒してきましたこのゲットラウド。時系列を無視しての最後の登場となりました。今後も間違いなく掛け続けるこのグイグイゴリッゴリでありながらディスコグルーヴ感もありの、最高オブ最高ということで間違いないかと思います。マスト!!!

 

まとめ

10選ということで他にも色々候補はありました。新しい所だと箱鳴りがやばすぎるケンイシイの最近の楽曲とか。でもまあ実際にハコで使った回数こそがすなわち自分の中での強さだなーということでこんな感じの内容となったわけです。どれをいつ使ってもグッと来る十傑集たちです。

冒頭でも書いた通り、茶箱の年越しイベントで50分ほどDJをする時間があったのですが、PCを使わずCDだけでやったので、そうするとPCDJになる前の、Beatportで買った楽曲を1枚1曲で大量に焼いていた頃のメディアが非常に役に立つわけですよね。もうアンセム丼でやろうと思っていたので好きなようにバインダー内で並べてみたら、上記10選の半分くらいが入ってました。なのでこの選出は当然の帰結というわけです。

今年はどんなアンセムが誕生するのか、楽しみですね。
そして来週更新の2人がどんな楽曲を選ぶのかも。

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は1月17日です!


Hardonizeクルーが選ぶ2008-2023オールタイム・ベスト10選 【774muzik編】

あけましておめでとうございます!774muzikでございます。
年末年始、皆様いかがお過ごしでしたか?
僕は12/28にコロナ発症し、年末年始きれいに隔離生活が被った結果、寝たり起きたりしてたら仕事始めになっていて、新年感の全く無い新年を迎えることとなりました。無念。

ですがまあ、抗体バリアをゲットしたと思えば症状も軽かったのでお得だったかな、というところで、2週間後に向けて体調万全でございます。

もうお分かりですね!
来たる1月21日は15週年の大Hardonize開催でございます!
是非、年始から優勝して参りましょう!

ということで本題です。
Hardonize15周年ということで、初回が開催された2008年から現在に至るまでの間の各レジデントにとってのベストトラックを紹介していく特別企画です!
題して…

Hardonizeクルーが選ぶ2008-2023オールタイム・ベスト10選 【774muzik編】

ういー!では早速参りましょう!

Yoji – Techy Techy (2008 Original Mix) [2008]

2008年といったらもうこれは絶対。
アンセムと言っていいトラックだと思いますが、初めて聴いたとき衝撃的すぎて4回前後昇天しましたね。
唯一無二かつ絶対的なカッコ良さ。今なお最高です。

Bad Boy Bill – Fast Life (Original Mix) [2009]

ハードテクノではないんですが、これもホント好きすぎる。
WIREにも登場し、その界隈でも有名なBad Boy Bill。
エレクトロハウスに寄せた作風にシフトしたトラックなんですが、エフェクティブなヴォーカルと分厚いシンセの絡み、音のオン/オフのフレージングが完璧すぎます。

Zedd – Shave It (Original Mix) [2011]

これもハードテクノではなくてEDMなんですが、テクノ寄りな音使いで、めちゃくちゃカッコいいです。
Stephane Signoreの往年のリリースにも近い扇情感もあってナイス!

Unknown – Duelo De Bongo (Original Mix) [2011]

BeatportではUnknownとなっていますが、どうやらWyrusの仕業のようですね。実にPatternsらしい音。
アッパーかつ能天気で素晴らしい。
2000年代初頭のハードテクノ感もありつつ、現在のハードグルーヴの原型のような趣もあって、とても好きな一曲です。

Arkus P., Robert Natus – Americano (New Mix) [2012]

めちゃくちゃ頭悪い感じのシュランツ。
ブレイク引っ張ってからの最後の「Go!」がホント素晴らしく頭悪い(褒め言葉)

Yanivi – Rock This Joint Feat. Bella Potchy (Original Mix) [2013]

ハードテクノじゃないですが、CMで使われてるの聴いて、もう即買いした曲。
この曲きっかけで一時期エレクトロ・スウィング方面の曲を漁ってました。
そっち系ではこの曲と並んで好きだった同時期リリースのParov Stelar – Booty Swingと迷ったけど、最初に受けたインパクトからこちらをチョイス。

Bassbottle – Insects (Original Mix) [2015]

これはとにかく擦りまくった一曲。
めちゃくちゃ出来の良いトライバルハードテクノで、リリース以降しばらくは毎プレイ使用してました。
音の重さとやかましさ、ギミック感あるショートブレイクと、本当に完成度が高いです。

Garett White – Really Funky Now (Original Mix) [2016]

最近はリリースが少し寂しいですが、2012以降のハードグルーヴシーンで間違いなくド真ん中に陣取っていたレーベルSkull Destroy。
とにかくリリースされる曲全て素晴らしかったんですが、とりわけ、この曲は最高です。
トライバル感のあるビートにかき鳴らされるピアノと女性ヴォーカルの扇情感がヤバい。ハードグルーヴの傑作ですね。

The Third – E3 (Original Mix) [2017]

突如現れた覆面プロジェクト?
往年の傑作に比肩する完成度のトライバルハードテクノで、そっち路線の曲が好きであれば間違いない。
一連のリリースのどれも素晴らしいんだけど、E3は特に好きです。

Wade – Pan Jabi (Original Mix) [2022]

これはかなり最近の曲なんだけど、インパクトが激大だったのでイン(笑)

ということで、2008-2023のオールタイム・ベストということで10曲紹介させていただきました。
他にも好きな曲が沢山あって、10曲に絞るのがなかなか難しかったです。
今でも使っているトライバル系の曲が2007年リリースだったりで、2008年がテクノの分水嶺的な印象がありましたが、あらためて振り返って見ると、その時々で素晴らしい曲がありましたね。
もっと沢山の良い曲と出会っていきたいですね!

ということで本記事はここまで!
次回更新は木曜日、DJ Sangoがお送りします!
皆様、本年もよろしくお願いいたします!ではー。