今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2016/12/20

こんばんわ、yuduki(@akuwa)です。
今週はたまにはシンプルな挨拶からスタートしてみました。

そろそろ年末も押し迫って年末進行でバタバタしている頃合いでしょうか?年末といえば、このHardonizeレジデントがおすすめする曲紹介コンテンツは年内いつが最後になるんですかね、決めてなかったですね、決めましょう。人は時として急な決断を迫られるときもあるのです。

さてさて、今週紹介する5曲はここのところガッツリしたハードミニマルを紹介してきたところで超真逆のメロディーラインが流麗なトラックです。ピアノリフとかキレイめなの、やっぱりみんな好きだよね?ってことで。多分まだまだあると思うのだけども、今回はこのあたりをご紹介します。

Bryan Zentz / Bushido

すごい前から好きで好きで好きすぎるBryan Zentzがまさかの100%Pure系列のBittenからのリリースって聞いたときにはそりゃあもう驚きってもんですよ。100%Pure、Bittennはこの時期どちらかと言うとかなりキレイめ路線のハネ系の多いテックハウスだったのでどうなることやらと思ったらかなりいい意味で期待を裏切られて鼻血を出すぐらいどツボなハードグルーヴよりのトラックでめちゃめちゃリリース前の視聴でテンサョンバチ上がりな感じでしたが結果そんなに売れずに悲しい思い出。でも好きだったから許した。

Christian Fischer, Wehbba / String Puppet

Christian FischerとWehbbaなんていったらもはや僕の大好物(でもWheebaは今ほとんどハードグルーヴ作ってなくてものすごく悲しい)なのでその二人がコンビを組んでだらもうビッグバンどころの騒ぎではない。ズンドコ系サウンドに透明感のあるシンセが流れるような展開でメロメロですよ。

Errol Dix / External Delay Miche & Mirzinho Remix

Miche & Mirzinhoコンビといえば以前紹介したBoratなんていう超ウルトラスットコドッコイ系のトラックを作った二人なのだが、あんな(褒め言葉)トラックを作ったのは何かの気まぐれだったのではないかと思うぐらいに他の曲は超実用的ハードグルーヴなのです。そんな中でも今回のテーマにあったトラックはこちら。お得意の太めボトムに載せるは早稲田から新木場まで届くのではないかと思われるぐらいにフロアで鳴らせたらかなり心地良い系のシンセが最THE高なのです。

Matimur / Funky Town

序盤は太めのグルーヴでガッツリ系かな、なんて思ったら急に差し込んでくるやっしいメロディにノックダウンだし、太いボトムにこんなメロディ来たらギャップ萌えと言うかもう一発でターンエンドしてゲームセットの試合終了すなわちパーティー・イズ・オーバーでエンディングを迎えてしまう系トラックです。しんみりとフロアを彩りたいときにかけてやるといいのではないかと思います。町村さんって呼んでますけど間違いなく海外の人。

Rodi Style / Feeling

Kung Fu Waxからのリリースなのでハーグルーヴというか、どちらかというとハードダンスの文脈になるのですがこのあたりのハードダンスもなかなかの好物ではあるし、ハードグルーヴとの相性は抜群なのでどんどん紹介していきましょう。開始して直後のすぐブレイクでピアノリフの泣きメロ炸裂でここで持っていかれたと思ったらその後の長めのブレイクでガッツリ涙腺を刺激するようなメロディでやられてしまうやつなので人類は気をつけたほうがいいと思いますし、フロアにどんどん投下してピークタイムにフロアを泣かせればいいと思います。

コメントがアホみたいに長くなってしまった…。
次回は木曜更新TAKくんでーす。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2016/12/15

はいこんにちは。関東ハードテクノ界の水辺ポケモンことSangoです
(この挨拶、たぶん3回目!)

先週末は関東を離れて福井県は三国と、滋賀県は琵琶湖近辺に出没してきました。水辺は風が強くて天気がやたらコロコロ変わってクソ寒かったです。ところがハードテクノは変わらずアツイんだよなあ…というわけで最近カート入りした5曲をズバっと紹介していきたい!いきたいんですよ!先生!とても!

The Crazy Tambour (Original Mix) / Noisebuilder

フランスのDJ&プロデューサーであるSamuel Demaretのライブアクトからのカット…ってことでいいのかな。彼が所属するHeretikといえばハードコアなのだけれども、これは実にテクノテクノしてて、まあライブ音源であっても5分あるし使えるでしょう!とカートインしたもの。

Mi Piano (Original Mix) / Jn Martins

エモーーーーい!!エモピアノ!ピアノ曲なのにワンフレーズ推しで扱いやすい、ちゃんとツールとしての役割を持っていると共に、きちんとブレイクではグイグイ引っ張ってパッと離す、行きすぎない良い感じのエモ感をキープする良曲。

Löwenzahn (Original Mix) / Homma Honganji

このHardonizeブログにおいて、紹介しない月はねえよ!!という日本ハードグルーヴ界の至宝、本間本願寺大先生の曲なんですが、やはり最近少し雰囲気が変わってきている気がする…!勿論良い意味で!!主にウワモノ、メロの部分なんですがね。お馴染みの極太リズム隊にこれはオシャレ。でも8時だヨ!全員集合の「生麦生米生卵」を思い出しちゃったのは秘密だ。

Disko Gruvic (Original Mix) / Reeson

疾走感ハードグルーヴ!こういう軽快なのはリズム隊を聞いただけでこうウズウズしてきますよねー。途中からの「ディスッディスッディスッディスコッ」ってサンプルボイスも飽きるくらいループして聞きたい。

Over & Over Again (Original Mix) / Interactive

今回のラストはですねー、デジタル音源真っ盛りになった事に感謝したい1品で、1996年にリリースされたInteractiveの「Touche」というアルバムに収録されている楽曲がBeatportでヒッソリと新曲扱い(新登録)されて出てきたので「うおおおお」となった次第です。ハードグルーヴではないですが、ジャーマンテクノらしさが溢れていて、スパンキーコーラスを神棚に飾るようなご家庭にピッタリかと。懐かしめ!!