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今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/12/2 【師走到来】

 

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

 

なんともう12月になってしまいました。まあ世界的な疫病によっていろいろあり過ぎて時の経つのが早すぎる。2021年になったなーと思ったらもう1か月すれば2022年。2022年て。もう未来ですよ。毎年言ってる気がしますけど。子供の頃にマンガで読んだような未来の日付ですよ。


脈絡なく「いい感じの冬の空」を差し込むやつ

 

既に次回の詳細は大体固まっておりまして、まずは日程発表というところですが、これは来週くらいに出ると思います。その後少ししてゲストの発表と相成りますが「おお…!?」という感じの、これは非常に楽しそうだ…!?という感じのラインナップになっております。

また国内国外で色々とありまして心配の種は尽きませんが、万全の体制で臨んでいけたらなと思っております。やる事やったらあとはもう祈るだけよ。

 

 

さてさて、新譜の紹介やっていきましょう。

 

Skreamer (The Southern RAW Mix) by Filterheadz

シンプルイズベスト…という言葉が浮かんできそうな、まさにベーシックな作りのテクノ。旧譜でも何でもなく2021年バリバリの新譜なやつです。

Machine (Original Mix) by Uncertain

ボイスサンプルの刻み方が非常に面白い、これまた実にシンプルなテクノ。だけどボトムしっかりなので音響のいい所での鳴りは中々に期待できそう。またそのシンプルな作りから、3枚掛けツールとしてもそれなりに映える気がします。

Cloud Surf (Original Mix) by Tino

浮遊感のあるシンセにしっかり目の土台とハードグルーヴ的要素がきちんとしております。ここから何に繋ぐんだと考えると中々に難しい、そういう意味では扱いにセンスを要する楽曲でもありますが、格好いいので使いこなせ!

Heavenly Beatz (Original Mix) by Starman, Italo Bounce

アーチスト名で一目瞭然ないわゆるドンクサウンドなわけですが、更に曲名で分かる通りのヘブンリーな感じでピアノがガンガンになっております。こういうブレイクはもうそれだけで100兆億点になってしまうので反則ですね。

歩いて行く (feat. 可不) (Original Mix) by Ciphlex, 可不

本日最後はこちら。日本語曲!Beatport片っ端から試聴してるといきなりこういうのが飛び込んでくるので「オッ!?」となるのですが、まずわたくし「可不」を知りませんで、正式名称は「音楽的同位体 可不(KAFU)」らしく「新しいボーカロイドみたいなもの??」と音楽ブログにあるまじき浅薄な発言をしてしまうのですが、ええと、Vtuberで「花譜」という人が居て(人と言ってしまうのはアレだけど)そのボイスデータを元にしたボーカロイド的なものが「可不」ということなのですね。何となくわかった。

で、そのソフトウェアを使った楽曲がこれでして「のい/CiphleX」さんがM3も含めリリースされている、ということで。長かったなーここまで辿り着くのが!程よくエモで爽やかなテクノサウンドです。

 

 

というわけで本日はここまで。次回更新は12月7日です!


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2021/11/18 【工業地域と居抜き】

 

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

 

前回の番手の直後となる週末ですが、北九州に遠出してまいりました。(待望の!)コロナ禍もだいぶ落ち着きまして緊急事態宣言も解除、もちろんマスク装着や検温チェックなどの基本的な防疫体制は取りつつですが、それでも割と胸を張って遠出できるようになったのは大きな変化だなあと。で、今回、北九州市は若松区と芦屋町へ行ってきたわけです。

  洞海湾を利用した競艇場!

高い所へ行けばあちこちにインダストリアル感溢れるパイプ群だの造船所のクレーンだのが見える土地なわけですが、インダストリアルと言えばハードテクノなわけです(??)つまりこれは何を意味するかというと、次回ハードナイズに向けてインダストリアルエネルギー充填はバッチリというわけです。(何??)

  夕食は黒崎駅前にて

2年前に行った際にも立ち寄ったのですが、小倉から程近い所に黒崎という駅がありまして、そこに銀行の居抜き物件(!)という異色の居酒屋があるわけです。(朝菜夕魚/あさなゆうな、というお店です)店員さんにお願いすると店内ツアーとして、銀行時代からそのまま残されている金庫の扉を見ることができます。金庫室は個室として使っているのだとか。

「居抜き」と言えばドイツにも発電所の居抜き物件として格式あるテクノの聖地ベルクハインがあるわけで、そういう「異色の居抜き物件」つながりでテクノエネルギーが充填されたのではないかと!!私はそのようにこじつけるわけです!!
(こじつけって言っちゃったよ…)

とまあアホな事を言っている間にも次回への準備は少しずつ進んでおりまして、もうちょいで日程を、来月頭くらいに詳細が出せるのかな?というスケジュール感です。お楽しみに。

 

 

さてさて、新譜の紹介やっていきましょう。

 

Parallel 82 (Original) by Cristian Varela, Ken Ishii

クリスチャンバレラとケンイシイの組み合わせ!なら2003年くらいの楽曲のリマスターかな?こんなのあったかな??と思ったら2021年10月の完全新譜でした。マジか!!見事なハードミニマルで、ウワモノのシャキシャキ感が、ああクリスチャンバレラだなあという気はします。おススメ。

Sidetensis (Original Mix) by David Moleon, Primus V

前の曲がハードテクノでおいしい組み合わせならば、こちらはハードグルーヴのおいしい組み合わせ。David MoleonとPrimus V!Manipulated的なズンドドッドズンドドッドというリズム隊ですがそこはしっかりハードグルーヴの、上から下まで全部ある厚みです。ストイックに使おう。

Naked Singularity (Original Mix) by Greencross

裸の特異点ってMTGのカードにそういうのがあるらしいのですが、わたくしカードゲームやらないのでそこんとこはよくわかりません。スタートアップくらいの所に放り込むと雰囲気が作れて良き気がする、そういう楽曲です。

Hack The Funk (Original Mix) by X-Vandals

変なテクノだー!変なテクノがきたぞー!!たまにこういうアレな曲が聞きたくなる病気。不治の病です。クランケです。お大事に。どうですかこの無節操なサンプルの刻みっぷり。ごった煮っぷり。ギリギリのバランスだと思います。妙にリズミカルだし。曲名からしてバカっぽくていいです。

Tokyo Nightfly (Original Mix) by Giovanni Rodio

最後はトランシーに!Tokyos VibesというEPからのチョイスで、同EPには他に Paris in Tokyo とか Tokyo Streetlights とか東京にまつわる曲名のものがあるのでそちらも試聴してみると良いのではないでしょうか。疾走感のあるリズム隊にトランシーなエモシンセ!これは良いですよ!

 

 

というわけで本日はここまで。次回更新は11月23日です!