はいどうも、今週もHardonizeレジデントがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)がお送りいたします!皆様今週もよろしくお願いいたします!
ということでまずはお知らせから。
ついにHardonize#38再来週開催6/19となりました!
6/8現在で残チケット11枚となっておりますので、これからエントリーされる参加予定の方はお早めに下記URLから参加エントリーお願いします!(料金は現地お支払いです)何度でもいいますが、事前エントリーしないと当日は入場できませんのでご注意ください!!
▼事前エントリー受付はこちら
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/028vcqpyn0m11.html
▼イベントの詳細はここ
当日はノンアルコール営業とのことで、ノンアルコールドリンクを開発中だとか・・?いつものメニューと違った茶箱も楽しみですし、前回37.5回目の配信で強烈なサウンドを響かせてくれたゲスト両名のプレイも堪能していただきたいと思いますので、皆様よろしくおねがいします。
前置き長くなりました。
今回のHardonize Blogエントリーは久しぶりのアーティストフィーチャー特集です。
今回取り上げるアーティストはこちら。
Hioll
過去Hardonize Blogでも紹介しているのと、度々ワタクシがかけているので名前はちらっと見た方もいると思いますが、改めてこの人がどんな人かというご紹介。折に触れて曲自体は紹介してきて最近めっちゃおすすめのアーティストなのでぜひ紹介したいと思って今回はピックアップ特集してみました。
テクノというあまり想像がつかなさそうな(個人的感想です)ハバナの地で2016年活動開始、キューバ初のテクノミュージックレーベルとしてレーベル[ABSTRACTION]を2018年頃から主宰。キューバを中心としたアーティストを自身のレーベルから世界に発信しつつ、自身の活動も平行して精力的にリリースを行っている、私yudukiが去年末頃から注目しているアーティストの一人となっております。
同レーベルから不定期ながらもリリースしているX-ALOXやここ1年半ぐらいでハードミニマルのリリースを精力的に行っているRøttarもキューバ出身ですね。また、最近ではVegim辺りも参加しているので、レーベルの名前を少しは見かけたこともある方も多いはず。レーベルジャケットはモノクロジャケットで統一されている辺り世界観を感じます。
Hioll自身としての初期作品は当時のメインストリームとも言えるミニマル寄りなBPM122-130辺りのリリースが多く、レーベル活動としてもBPM130手前ぐらいの重めミニマル中心が多かったものの、2019年ぐらいから徐々にハードになってきて2020年下半期以降はすっかりハードミニマルの良作をこれでもかというリリースするレーベル/アーティストになってます。
2021年に何故この音?と思うものの、2020年の初め頃から徐々にハードミニマルリリースが増えてきている事、また、[Soma]や[Suara]といった老舗レーベルがこちらのサウンドに舵を切ったこともこの辺りのサウンドがここ1年ぐらいで多くなってきている要因の一つかなと考察してます(余談ですが、2020/8リリースのSlam「Capture」は久々にかなり個人的に衝撃を受けた1曲でした。)
そういったハードミニマルというジャンルを今の音作りでアップデートしているHiollですが、最近バキバキのハードミニマルをリリースしている[Suara]から2020年に2回リリースしている両作ともに近年のサウンドをしっかり反映させた音作りになっていて近年このあたりのサウンドをチェックしている人にも刺さっているのではないかなと思ってます。
といったところで、そんなHiollのトラックの中から2020年後半~直近までのリリースをいくつかご紹介していくのが今回のメインテーマです!ハードミニマルだけではなく、ハードグルーヴとも相性の良さそうな曲もリリースされており、いい曲が多すぎて紹介しきれないですが、続きは皆様の方でぜひ聞いてもらえると良いかと思います!!!
Hioll / Revolutionar
Suaraからの1作目でこのクオリティ恐るべしというリリース。Beatportの彼のリリースの中で多数リリースされてますが1年近く1位をキープしているのも頷ける1曲。ノイジーなシンセがひたすらと地を這うか如く鳴り続けるのが印象的。この曲、Beatportのベストセラーハードテクノチャートにも入ってるんですね。凄い。
Hioll / They Can’t Control Us Forever
そして前作から数ヶ月でリリースされたSuaraからの2作目。オリエンタルなメロディライン(ヴォイスサンプリング?)がブレイクで挿入されていく印象的なトラック。ここでもノイジーシンセ大活躍、マジこういうの大好物です。
Hioll / 27n
最近5月にリリースされた新譜。マッシヴなヴォイスサンプリングにヒプノティックなシンセが怪しげな雰囲気を漂わせるダークテクノに近いながらもダークに寄り過ぎないハードミニマルチューン。最近の感じからするとBPM147っていう文字を見ると結構早いなと思ってしまいますね。
Hioll / Bloodbath
2020年末に大量リリースされたHiollセルフレーベルからいくつか紹介、この時期にリリースされた曲は全部ハードミニマルというわけではなくNo Life Till Leatherや、この曲のようにハードグルーヴに親しいサウンドの曲もいくつかあるのが個人的にめっちゃ良いな~と思うポイントでした。ところでこの曲、774Muzikさんの「Never」と相性良さそうですね。
Hioll / When Religion Meets Acid
アシッドハードミニマルですが、ゴリゴリのアシッドではなくいい具合にハードミニマルと融合されているナイストラック。ここでもマッシヴに吠える男性ヴォイスサンプリングがインパクト。本人ですかね??アシッドが聞いているトラックでいうとPain and Sorrowもおすすめです。ぜひ。
Hioll / Kansatsu Suru Hito
何故か急に日本語出してきたな!?観察する人、らしいです。どのへんが観察する人なのかはよくわかりませんが、鳴りのよく広がっていくゴッリゴリの極太ベースと骨太キックが淡々と鳴らされるソリッドなハードミニマル、派手さはないがめっちゃ箱での鳴りが良さそうなのでおすすめです!!!
ということで、Hiollのトラック紹介をいくつか(マジで多すぎて紹介しきれないので)ピックアップしてお送りしましたがいかがでしたでしょうか?気になるトラックが1曲でも見つかった方はぜひリリースページから他の曲を視聴してみてください!
次回更新は木曜日
担当はTAK666くんです。
ちなみに、Hardonize Discord Serverしてますので、こちらも何卒。
皆様からの良い音と美味しいごはんと酒などの情報もお待ちしております。
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