今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/08/08

前回見事にすっ飛ばし気味になってしまって猛省をしているyudukiですこんばんわ。
今回はギリギリにならないよう前日入稿を心がけようと現在深夜の時間帯にちまちまと執筆しております。

さて、今回は前置きはせずに本題へ。
今週の5曲チョイスはというとストレートなハードダンス、というわけではなくハードダンスとその文脈に親しいサウンド(親和性の高そうなサウンド)を中心にチョイスしてみました。先週はシリアスなハードミニマルだったのにこの落差激しい感じがワタクシなのです。好きなものは好きだからしょうがない!

ということで今週の5曲はこちらからどうぞー。

Karlston Khaos / On My Way

トランシーなサウンドに透明感のある伸びやかな歌声が特徴的。キック部分がかなり少ないので使い所に悩んでしまうところではあるんだけど、それもまたパーティの終盤あたりでビシっと決め打ちで終盤を彩るトラックとして使っていきたい所。

Cut Up / Time To Rock

なんというか、聞いて5秒で即カートなやつでした。ブレイクでのある程度の華やかさはあるものの、全体的にはド派手過ぎない派手さと言うか、比較的淡々と展開していくような雰囲気がなかなか好き。ファンキーさの観点から言えばある程度ファンキーではあるけど強烈に「ハイテンション!」みたいな感じでもないこのラインはやっぱり好みだなー。

Japanese Super Ice (Re-Mastered)

2年ぶりに再始動のThe Third Manのリマスターアルバムからこの曲をチョイス。ブレイクでの「ダメ、ゼッタイ。」の甘く囁かれるヴォイスがたまらないですね。Beatportでも購入できますがハードスタイルの「Mist Lake」が未収録なので円盤で買っておくとオトクな気分になれます。しかし、The Third Man…一体誰なんだ…。

Spr+out / Plastic Fruits / YUKIYANAGI feat. Ange;art – Mille crêpes (Plastic Fruits Reworks)

ちょいちょい僕の紹介で出てきますけど、今回もやはり泣きのピアノメロが炸裂して涙腺崩壊級です。こちらはハードダンスと親和性の高い方からのチョイス。気になった人はiTunes Storeにて3月にリリースされた「Starlights」も素晴らしいので是非チェックしてはいかがでしょうか。

Omega Drive / Sound Of

ここ2年ぐらいののOmega Drive曲はベースラインの鳴り方が非常にハードダンスと親和性が非常に高い感じになっているのでとってもつなぎやすくて縦断し易い感じでとってもよいよいよい(残響音含む)。チップチューン的ピコピコサウンドにヴォイスサンプリングでひたすらテンションの高いまま展開していくのがピークタイム向けトラック。一時期の狂気的な量産ペースは落ちたけどやはりこの人は安定感あるなー。

次回木曜更新はTAKくんです!


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/08/03

はいこんにちは、こんばんは、さんごです。

前回の記事更新の直後ですから2週間前ですか、広島の宮島、そしてその翌日は徳山に行って参りました。徳山では生憎の雨ながら夏祭りが行われ、人がごった返してえらい騒ぎになっていましたが、どこの地域でも場所でもハレの催しは大事です。それぞれのクラブイベントもテクノっ子にとってはハレの日、祭りみたいなもんですから、次のハレの催しがより楽しくなるよう、準備を怠らず新曲をガンガン掘っていきましょう。おお、何とかそれっぽい前置きになった。繋がった。DJですから!

Do You Wanna Be My Brother (Original Mix) by Spice Boys

ハードテクノっつうか、まあどちらかと言えばハードダンスですが好きなんですよこういうの。しっかりしたボトムにガンガンのピアノ。もう後半戦、もうすぐパーティ終わっちゃうー??って所でのエモ散らかし事案ですよ。ドヤ顔でブチかましていきましょう。そういう役割を持った曲です。

Duell At Ichijoji Temple (Original Mix) by Lars Klein

一乗寺下り松とは、宮本武蔵が吉岡一門数十人と決闘を行った伝説を持つという場所で……っておーーーい!ハードグルーヴ界隈でこんな曲名付けるの本間さん以外におったんかーい!日本人以外わからんやんけー!って話なんですが、Lars Klein自体は普通に外人のあんちゃんでした。曲自体はストイックなハードミニマル。グイグイの中盤トラックです。

Manalive (Original Mix) by Heavy Industry

おっ、久々にPhunkationでグッと来るやつがありましたね。これもまたストイックなハードミニマルで金物もシャッキシャキの朝採れレタスみたいなやつです。色々なドレッシング(曲)と混ぜてどうぞ。

Panama (Original Mix) by Heavy Industry

同EPよりカートインがもう1曲。こっちは曲名通りの南米トライバル感が漂うトラック。ただし派手になりすぎない、むしろ渋めのリズム隊の方が主題になっている感じでこれは使えますよ。中盤戦で投入していきたい。

Funkisses (Almir Ljusa Remix) by Arnold

ハードグルーヴ界一、名前の読み方が分かりづらい上に発音するのも微妙なアルミーゥユーサのリミックスワーク。これはいいですよ。ワンフレーズ推しでもうグイグイです。疾走感もあって、この作りは本間さんの作るトラックにテイストが近いものがあるなあというか「Homma Honganji Remix」ってもし書いてあったら「うん、そうか」って納得しちゃう気がするんだよなー。つまり俺によしということです。ベネ。