今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/02/16

ええええっ、本番までもう10日切ったの!?
(「あれだけガンコな汚れがこんなに簡単に!?」くらいの勢いで)

ゲスト決めた頃はまだずっと先の話だと思っていたのに…というまさに「光陰矢の如し」を地で行く展開ですが、ついこの間に年が明けたと思ったら2月も中盤に差し掛かっていようなどとは。体感速度ハンパねえっす。年を取ると1年が短く感じるというアレらしいのでその速度に負けないように速め速めのテクノで対抗していきたい。強引矢の如し。

2017/02/25(Sat) Hardonize#26 | Hardonize web

2017/02/25(Sat) Hardonize#26
「ハードテクノ」を様々な周辺ジャンルも内包し 各々のDJによる解釈でフロアにお届けするハードグルーヴパーティ! 2017年一...

白くてニクイあいつも用意して、お待ちしております。

来場者特典で配られるカードをゲットすると大量のテクノ曲がなんと無料!無料でダウンロード出来てしまうという、デフレ現象まっしぐらな素敵イベントも併せて行っておりますのでそれ目当てでも、ぜひ。

で、本題としては曲紹介ですが、本番に備えてBeatportをガバッと巡回してドカっと楽曲を買いまくりましたのでそのカートイン対象、かつまだ紹介されていないと思われるやつを出していきます。旬!旬のやつ!

Makeup People (Original Mix) by Omega Drive

ハードグルーヴ界の十連ガチャこと(俺が勝手に言っているだけ)オメガドライブですが結構最近はトランシーといいますか、ブレイクが大仰な物が多くて個人的にはあまりカートインするものが無かったんですが、久々に三枚掛けなどのツール的に使えるストイックなハードグルーヴが来ました。待ってました。声ネタも小気味良い感じ。

Thinking of You (Original Mix) by Rob J.

ハードグルーヴと言えばこの人もお馴染みのRob J、サンクラ等でのホワイト盤的な配布トラックにもお世話になっております。ワンフレーズ推しの明るめな楽曲。ブレイクでの音ネタのスライスの仕方が面白いですなー。

Sunny People (Du’art Remix) by Josh Love

これ初出は2012年4月ってことでいいのかな。ハードグルーヴレーベルRedRibbonの005番に入っていたやつなんですが、最近アルバム収録があったのか、再び新譜扱いでリストに上がっていたのでチョイス。ショートブレイクから一気に加速感が上がるのが、良さ。

Floating In Sea (Original Mix) by Jen Series

丸みを帯びたキックを中心としたリズム隊、こいつぁ…こいつぁ…ハードミニマル的だぜ…!つまり単独でもいいし3枚掛けでも4枚掛けでも映えるナイスツールと言える。これを下地に色々遊んでみましょう。

Square Danz (135 BPM Triple Claps Mix) by Shamelessly

うわーーーー!キチガイだーー!!というわけで今回はこれを紹介したかった。いわゆる変態テクノ枠です。もう聞いてるだけで脳味噌のシワが減っていくやつ。「ォーェィッ!」って声も脱力だし弦楽器パートも大宇宙どうでもいい感じだし、これに似合う映像があるとすればアレだ、ゴート・シミュレーター!……んでんで、この楽曲が収録されているアルバムが「Mega Hits Dance 2017 Compilation (50 Tracks EDM Trance Techno)」って書いてあるんですが、そうか…ヒット…したのか…メガヒットしたのか…すげえな世界…広いな…まあ俺もフックされた一人ですけど。

さあ本番までの更新はあと2回!
次回は火曜日、Yudukiくんです。


今週のオススメハードテクノ – Resident’s Recommend 2017/02/14

今週もやって参りました。
Hardonizeレジデントがお勧めなトラックをドゥンドゥン紹介してしまうこの企画。
本日はわたくし774muzikがお送りいたします。

世の中には沢山の楽曲がありますが、完全に好みにフィットするものを探し当てるというのはなかなか難しい・・・と思いませんか?
うん、思いますよね!ですよねー!

・・・強引な前振りではありますが、何を言いたいのかというと、「好みの曲を探すのが大変なら、自分で作ってしまえばいいじゃない」ということなんですね。
作るのは難しいと思うかもしれませんが、まずは最初の一歩から。
オリジナル楽曲は思い入れが強くなるので、是非チャレンジしていただきたいと思います。
一から全てを作ろうとすると、確かにものすごく大変です・・・が、世の中にはサウンドライブラリというトラックメイクの強い味方が存在します。
すなわち、キックだとか、リズムループだとかがセットになっているパックですね。
これを組み合わせるだけで、なかなかいい感じになってしまったりします。
ここから始めて、徐々にオリジナルな部分を増やしていけばどんどん良くなるわけです。

というわけで、今回は完成された楽曲ではなく、楽曲を作るための強い助けとなるサウンドライブラリをご紹介したいと思います。

1: David Moleon – David Moleon Sample Pack Vol.1
2: David Moleon – David Moleon Sample Pack Vol.2
あのDavid Moleonによる素材集。
即戦力でないはずがない。
キックのショット素材の他、色々とループ素材が入ってます。
Vol.3もリリースされてますが、ミニマルな感じでちょっと残念・・・。
ともあれ、ハードグルーヴトラッカーの筆頭が作る、ハードグルーヴのためのライブラリ!マスト!

3: Xenos Soundworks – Hard Techno Hellfire
シュランツ寄りのサウンドライブラリ。
3カテゴリ(Clean、Dirty、Pulverized)のキック、クラップ、スネア、ハットのショットの他、ループもそれなりの数収録されてます。
激しめな音を作るときに、エッセンスとして入れるといいかも。

4: Wave Alchemy – African Rhythms
その名のとおり、アフリカ系打楽器のサウンドライブラリ。
ショット素材はなく、全てループ素材。
ハードグルーヴで使おうとするとアンビエンスが若干邪魔なので、下処理必須。
シェイカーのループは割と重宝してます(ピッチ下げて使用)。

5: Bluezone Corporation – Afro Tribal Drum Loops
アフリカ系打楽器のサウンドライブラリ。
BPM136のループが収録されてるので、ハードグルーヴと親和性高し。
やや湿り気のある(?)音で、馴染ませるためには工夫が必要。

6: Bluezone Corporation – Minimal Charge
名前のとおりですね。
Minimal系のワンショット&ループが収録されたライブラリ。
ループはBPM126。
そのまま使うことはほぼなくて、ハードグルーヴなリズムの裏でアクセント的に使うことが多いです。

と、いうところで如何でしたでしょうか。
何か曲作れそうな気がしてきませんか?
ふむ。
「ライブラリだけあっても、それを使うソフトがない」ですか。なるほど。

そんなあなたにはこちら!

FL Studio

ピコ太郎も使っているというアレです。
特徴は、とにかく打ち込みやすいことと、生涯アップデートが無料というところですね。
Editionは4つありますが、GrossBeat(最高にクールなスタッターエフェクト)が同梱されているSignature(299USD)がとてもおすすめです。
とりあえず作りたい!という方はProducer(199USD)でもOKだと思います。
たまにセールで半額になってたりもするので要チェック!

さあ、みんな曲作ろう!
そしてRemixし合ったりして楽しもう!

ということで今回はここまで。
これをお読みの諸兄は既にご存知とは思いますが、Hardonize本戦まで2週間切っております。
こちらの記事をご参照の上、万難排してご参加お願いします!

次回はDJ Sangoがお送りします!よしなに!