【特集】Hardonize47 Playlist:今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/8/13

はいどうも、今週もHardonizeレジデントDJがおすすめのハードテクノを紹介する連載、火曜日担当yuduki(@akuwa)がお送りいたします!今週も何卒よろしくお願いいたします!!

Hardonize47ありがとうございました

2週間前と少しお時間が経ってしまいましたが、Hardonize47ありがとうございました。
テクノアンセムも交えつつ、グルーヴをキープし続けフロアをガッチリロックしていたGUCHONさん、ファンキーなサウンドを中心としてしっかりと自身のハードテクノをプレイ頂いたCherryboyさんのお二方には感謝の限りです。また、ご来場頂いた皆様も今回におきましても照りつける日差しの暑い中でのご来場いただきましてありがとうございました。

今回は以前からチャレンジしたいと思っていたBPMを上げてハードグルーヴ感のある周辺ジャンルをプレイするという試みを中盤で取り入れてみたのですが、録音聞く限り結構ハマっていたのでは?と思ってますし此処から更に広げられる気もするのでもう少し色々とやってみたいですね。まだまだ研究していきたいと思ってます!

次回Hardonizeの軽いお知らせ

次回Hardonizeは少し時間をおいて寒くなってきた頃に開催予定です。
情報はまた随時お伝えしますので、お待ちくださいませ!

今週のピックアップ

今回は例によってHardonize47回目のプレイリスト回です。
視聴は全曲分、ある程度はコメントを入れていきます。
もちろん紹介するのは原曲BPMですのでご了承を

01. Mark Broom / Funky Sounds

タイトル通り「ファンキーサウンド」ド直球!Sangoさんが思いの外ファンキーな終わらせ方で来たので、ハードグルーヴではい音でファンキーといったら直近でこれだな!ということで。(▶2024/7/2にて紹介)

02. Axel Karakasis / Enchanted

直近のリリースはハードテクノ鉄板レーベルとなっているSuaraより大ベテランAxel Karakasisによるトライバルハードテクノ。といっても774Muzikさんがプレイしたようなゴリッゴリの感じではなく比較的ストイック目に。

03. Antigone / Night Division (Coyu Chants Remix)

SuaraレーベルオーナーCoyuによる引き続きストイック目なトライバルハードテクノ。タイトル通りチャントが挿入されてきてトライバル要素がかなり高め。だけどRawなストイック的な展開でじっくりと盛り上げていくトラックで◯

04. Nuke / Hyperdrummer

ハードグルーヴとRawなハードテクノの中間的なトラック。ブレイク1回で淡々と引っ張っていくツール的トラックでめちゃつかいやすい。(▶2023/8/15にて紹介)

05. Hertz / Go Back

そして再びトライバル的なRaw Hard Techno、Hertzのこのトラック今年の4月にリリースされてからめちゃ使ってますし今回も使います。2024年これ使い倒す気満載です。去年リリースされた「Timballe」も良かったけど今年のこれもナイスグルーヴでGood。Blogで紹介してなかったのマジか。

06. Sandro Mure / Chord Six

07. Hedha / Samba

途中のシンセリフが某months offのコードと似ていると(個人的に)評価しているHedhaの2016年リリースのトラック。Hertz当たりからこの後の流れ的にキックが重い曲を避けようと思った時に、何がいいかなと悩んでた時にこれだということで久しぶりに引っ張ってきました。この曲結構好きなので久々に使えて嬉しい。(▶2016/12/13にて紹介)

08. Doctor Jeep / Mecha (Ploy’s On The Podium Mix)

ブラジル系アメリカ人プロデューサーDoctor Jeepの「Mecha」のリミックス。原曲のもつ土着的な雰囲気とヴォイスサンプリングをうまく生かしたトラック。テクノ的にはPeder Mannerfeltのリミックスを使いたい気持ちもあってけど今回の流れ的にはあえてこっちを。

手前までがだいたいBPM138ぐらいの流れなのでBPM+10%ぐらいで使ってます。

09. Ricardo Alcantara / Muy Loco (Extended Mix)

ハードテクノの文脈で語るファンキーとは若干別の方向性でファンキーなテックハウス。しゃべくり倒すヴォイスサンプリングと時たま挿入されるトライバル的なサウンドがナイスなトラック。

10. Symon, Usai / Lento Violento (Teko Remix)

BeatportのTech Houseの中にサブジャンルでLatin Techっていうジャンルがあるのを最近知りました、ということでここまでの流れを引っ張ってトライバル要素のあるテックハウストラック。ちょっとヴォイスサンプリング続きだったかな~と思いつつクセのあるトラックで続けていきたかった気持ちもあります。

11. Lincoln (BR) / Hot Creation

もうちょっとこの流れを引っ張ってもよかったかなーーーと後から思い返したw このトラックも早回しするといい感じでRaw側のテクノと通じるものがあるので良い感じ。

12. Fixon, PUSHMANN / Tribalism 03

13. David Moleon / In Love with You

アーバンな雰囲気ただようハードグルーヴチューン。しっとりとした感じもありますがDaviod Moleon節も漂ってくるナイスハードグルーヴ。(▶2020/7/2にて紹介)

14. Andy Bsk / Vodka Killer

15. Almir Ljusa / Fancy Dance

The Greatest Dancerネタハードグルーヴ、原曲も大好きすぎ。(▶2022年のハードテクノ10選にて紹介)

16. Duty Paid / Earl Grey (Féin-Ghràdh)

UKを中心としたアンダーグラウンドシーンのハードテクノからDuty Paidの2023年リリーストラック。このあたりのアングラテクノ&レイヴシーンのアーティストは全くと言っていいほどBeatportにいないのでBandcampでディグるしかないため、効率よく今後も探していきたい所存。

17. David Moleon / Summer

夏なので。

以上、今週のおすすめハードテクノ(もとい前回プレイリストプレイバック特集)でした!
次回更新は木曜日、担当はTAKくんです。


今週のオススメハードテクノ - Resident’s Recommend 2024/08/08 【#47プレイバック】

 

はいこんにちは、こんばんは。さんごです。

 

808の日にブログ更新!808の話をします!(本当)

 

御礼とか色々

先週末は47回目のHardonizeでございました。多数の方々にご来場頂きありがとうございました。表は灼熱レベルで暑かったけど、それ以上に熱いナイスパーティに仕上がってしまいましたね!

終わりの挨拶でも申し上げましたが、15年以上同じパーティをやり続けている中で頭からケツまで正解を引き続けるのってまあまあ難しいんですが、今回はかなりハマった感があります。

 

ゲストのぐちょんさん、チェリボさんがこれまたパーティに対する解像度が本当に高くて、結果的にスキの無い6時間になったと思います。やったぜ。

 

次回開催について

実は日程自体はかなり確定ベースに近い所まで来ているので、また近々発表出来るのではないかなーと思います。2025年の足音がヒタリヒタリと聞こえてくる頃…かな?

 

出演情報

今年はHardonize47に加えてもう一本!

こっちはツインオーガナイザということで長い付き合いをしておりますここうさんとわたくし(誕生日が同じ!)によるバースデーバッシュ的なやつでして。こちらも楽しいパーティにしていきたい。場所はお馴染み茶箱でございます。よろしくお願いいたします。

 

 

 

さて。
恒例ですが、Hardonize#47のセット振り返りをやっていきましょう。

 

Hardonize #47 / 20240803 15:00-16:00 / Sango

01. Olympic (Euro Bass Mix) / 808 State

テクノパーティの立ち上がり、序盤も序盤の最初の曲ですから130前後で回せる奴を、とインテリジェンステクノみがある808 Stateのこの曲。いい曲ですし丁度オリンピックもやっていますし、ということでチョイス。808なTシャツ着て掛けました。

02. Aero Dynamik (Francois K Aero Mix) / Kraftwerk

大御所繋がりで、なんか最近フジロックとかで色々あったみたいですけどツールドフランス2003のアルバムは大好きで、その中でもAero Dynamikのスピード感ね。いいよね。

03. Jupiter Sunset (Original Mix) / Maurice Hunsinger

徐々に熱を入れていくこの感じ。雰囲気重視。

04. First Mode / Paul Mac

今回は手持ちのアナログから取り込んだ音源を意識的に入れております。IngomaのLP002番よりPaul Macのこれまた序盤戦によさそうな曲。

05. Variation 1 (Original mix) / Gary Beck

以前の当ブログで紹介していますね。元は140BPMですが132くらいに落として使用。

06. PNW Represent (Original mix) / 92Groovz

イーブンキックな曲なんですがそこにブレイクビーツみもあって、92Groovz特有のグログロビキビキ音が特徴的な、つまりちょっと変な曲。これは145なので10以上落としてますね。

07. Doodie / Pratap & Petter B

こちらもアナログ取り込み音源から。HzTRAXの06番かな。

08. Kandies / Rumenige

AudioAssaltから、内角低めを攻める地味テクノ。

09. Sao Paulo (Original mix) / Sonic Rain

この辺から少し展開を付け始めていくところ。派手さは押さえてしっかりと。

10. Drumcode 22.5 Untitled (Gaetano Parisio Remix) / Henrik B

こちらもアナログ取り込み音源から。調整が甘いとグリッドの揺れがあって途中からズレ始めるから大変。DRUMCODEの音源であっても。

11. Reactance Probe Session #01 / Fumiaki Kobayashi

重くて硬めのテクノを並べていく。ここらへんは「ゆっくりハードミニマルゾーン」のつもり。

12. Drumcode 17 (B2) / Adam Beyer

展開そんなに無いけど楽しいのがハードミニマルなのだ。

13. Joga Funk (Original mix) / Stanz Amor

中盤戦もいい時間になって来たので少しファンキー路線に移行。

14. Midnight Cakes (Original Mix) / ATT

ファンキーみに加えてトライバルみも出していく。

15. The Big Babu (Ray Marshall mix) / D’Mike

トライバルっぽさとファンキーっぽさは残しつつ少し声ネタテクノをば。

16. INDX_1 (Original mix) / Cristian Varela

一回ここで硬くて格好いい方面に振っておく。クリスチャンバレラはいつでも硬くて格好いいトラックを作ってくれる。

17. Time To Rock / Eyeone

https://www.decks.de/track/eye_one-the_rockin_samba_ep/ad3-5m

ちょっと試聴できるいいサイトがあまりなかったのでこちらを貼っておきますが、硬めのテクノでありつつギターが延々と鳴り続けるCUBA16番。アナログ取り込み音源ですがレコードの内側、A3~A7、AA1~AA6までサンプリングやらループやら収録した妙に親切なレコード。結構そういうのあったよね。

18. Los Hijos Del Sol (Zzino & Guss Carver Fhon V.A. Remix) / Tomaz vs. Filterheadz

トライバルテクノアンセムの一つLos Hijos Del Solですが、同EP内のこちらのリミックスを。2:20~辺りのボイスを聞くと「ああ、アレか!」ってなるやつ。

19. Tribal Kaoru 3 / 本間本願寺

トライバル繋がりで。本間さんのこの「トライバルかおる!」は名前通りの、トライバルテクノにおいてロングミックスツールとして重宝するやつで、ケミカルブラザーズのElectronic Battle Weaponみがある。

20. Watch Me Now (Secret Cinema Mix) / Grooveyard

原曲に無いサックスがやたらめったら格好いいこちらのSecret Cinema MixですがGrooveyard=Secret Cinemaなのにわざわざ分けた謎。1995年リリースからもう30年近くが経とうとしているのに未だに擦られている大アンセム。

21. The Waltz Of The Immortals (Original Mix) / F.Tek

トライバルの流れをそのままに次のゆづき君へ。最後くらいはドガシャカにしておきましょう。BPM130でスタートして136で終わりましたとさ。

 

まとめ

トップバッターはちょっと久しぶりだった気がしますが、やっぱりパーティの立ち上がりの所ですからどのくらいの熱量を放って行くのかの匙加減を確認しつつ、というのはそれはそれで楽しいですね。炭火の遠赤外線効果でじっくり中まで火を通す感じ。レアよりもウェルダンで。意味わかんないけど。

まだ録画などを確認してはいませんが、いい感じに仕上がったのでないでしょうか。

 

 

 

というわけで本日はここまで。
次回更新は8月13日です!