はい、3月になりました。
先週末はHardonizeも26回目を行いまして、レジデント勢もちょっとびっくりするくらいの大盛況となりました。フリー餅も沢山振る舞われまして、海苔持参でやって来た餅ジョッキーも「みんな進んで焼いちゃうから出番が少ない…」と言っていましたので、またこの季節にやる事があれば前向きに焼いていきたいと思います。
さてさて、こちらは淡々とやって行きましょう。ハードグルーヴの良さを知らしめていく連載ですから、今回も新しめの楽曲を中心に紹介していきたいと思います。
1986 (Original Mix) by Peetboy, Furrier Bros
おお…なんということだ…ちょっと懐かしいトライバル風味の、かと言ってベッタベタのトライバルというわけではなく軽めのシャキシャキ感だけ、いい感じの食感だけ残したハードミニマル的な楽曲。ツールとしても良いと思います!
Unos Por Otros (Homma Honganji Remix) by Mr. Rog
Hardonizeイチオシのハードグルーヴトラックメーカーと言えば、もう何度も言わなくてもそれは「本間本願寺である」というのは、わかり哲也という寸法なのですが、今回はMr.Rog楽曲のリミックスワーク。これまた厚みのあるハードグルーヴなリズム隊にトライバル風味を乗せつつのナイスツールと言えますな。真っ直ぐな4つ打ちでなく変速リズムなのも面白さポイントプラス。
Ruzina (Original Mix) by DJ Ogi
このテラーな感じ、ちょっと懐かしいな?ということでよく見たら25曲入りコンピの中でのリリースとなっておりました。そのコンピにはEric SneoやSandy Warez、Tom Hadesなんかの名前もありますね。テラー感そして疾走感。勢いのつく中盤戦トラックになるでしょう。
Unidirectional (Original Mix) by Goncalo M
さてハードグルーヴ四天王が居るとしたらその一角を確実に担うのは間違いないGoncalo Mですが1997年から2017年前の20年を振り返るマイベスト盤みたいなアルバムを出しましてその中からこれです。淡々と続くミニマル的ハードグルーヴ。道中もブレイクも大きな派手さはないので2枚がけ3枚がけの中でグッと厚みを作れる一品。
Artificial Gravity (Original Mix) by Goncalo M
同アルバムからもう1曲。これなんつうか、Spastikネタって言っていいのかなあ。まぁ違うよ?って言われたらそれまでですが、意識はしているでしょう確実に。ただしそこを極端にクローズアップするわけではなくて添え物的にSpastik的な音が入っている感じです。ねぎしの添え物にある野沢菜刻んだやつや、青唐辛子の味噌漬けみたいなもんです。主役じゃないんだけど、無いと寂しいしそれだけでも美味いやつ。
さて次回の更新は火曜日!Yudukiくんです。